› こころとからだ › ストレスには「強さ」だけではなく「深さ」もある。
2018年04月10日
ストレスには「強さ」だけではなく「深さ」もある。
最近、「ある図」を使って説明することで、
僕がセッション時にカラダを観る感覚が、
劇的に伝わりやすくなりました。
その図とは、コレです↓
10層の円です。
もっとも表層にあるのが1層で、
2層→3層と深まっていき、
もっとも深層にあるのが10層です。
これはあくまでもイメージなので、
10層じゃなくても100層でも1,000層でもいいのですが、
わかりやすく10層にしています。
僕はストレスを立体的に観ているのですが、
個人セッションの際にこの図を使って説明することで、
その立体的なストレスの感覚を伝えやすくなりました。
個人セッションでは言葉と図だけで説明が難しければ、
体感を伴っての説明もできるので、
伝わりやすいんですね。
が、
それをブログで文字だけで説明しても伝わるのかどうかは、
わかりません。
が、チャレンジしてみます。
ストレスって、
一般的に「強弱」だけで評価されがちだと思うんですね。
ですが、
僕は「強い・弱い」に合わせて、
「深い・浅い」もあると感じているんです。
その「深い・浅い」を図にしたのが、
さっきのアレです。
1層がもっとも浅くて、
10層がもっとも深い。
1層ってもっとも表面にあるので、
1層にあるストレスは表面化しやすい=自覚しやすいんですね。
そして、1層のストレスはわりと改善もしやすいんです。
表面的なストレスなので。
でも、1層のストレスの原因が2層にある場合、
1層に対処しているだけでは根本解決にならず、
2層のストレスへのアプローチをしなくてはいけないんですね。
2層のストレスを放置したままで1層のストレスだけに対処し改善したとしても、
またぶり返してしまいやすくなります。
整体などに行って、
「受けた直後は楽になるけど、しばらくすると元に戻る」
ということがよくありますが、
それはより深い層にある根本ストレスまで改善できていないからなんですね。
では、最近あった実例を挙げて説明します。
数日前に来られた新規のお客さんだったのですが、
その方はいろいろな不調を抱えられていました。
首肩コリ、手首の痛み、股関節の詰まり感、足首の緩さ、生理痛、生理不順など。
挙げただけで6種類ありますね。
それぞれに感じているストレスの強さも違うと思いますし、
それぞれのストレスの層の深さも違うんです。
その方の場合だと、
首肩コリ→2層
手首の痛み→2層
股関節の詰まり感→3層
足首の緩さ→3層
生理痛→4層
生理不順→4層
という感じでした。
層が深い方がより根深い問題なので、
根深いところからアプローチをしていきます。
ということは、
生理痛・生理不順の4層からアプローチ!
といきたいところですが、
そうはしませんでした。
実は自覚できていない「5層より深い層のストレス」があるかもしれません。
それがないか、掘り下げてチェックしていきました。
すると、あったんです、深いところに。
その時僕が感じたストレス反応だと、
もっとも深いところで7層にストレス反応がありました。
7層のストレスが具体的になんだったのかは省略しますが、
そこのストレスを癒していかないと、
根本的な改善には繋がらないだろうなと感じました。
7層って結構深いところにあるので、
本人でさえも自覚がないこともあります。
が、僕が感じた7層のストレスの内容をお伝えすると、
心当たりはあるような感じでした。
で、その7層のストレス反応が出ているポイントが、
右の卵巣でした。
7層にストレス反応があること。
それが右の卵巣に出ていること。
そこまで掘り下げて改善していかないと、
根本的な解決にならないかもしれないこと。
それをお伝えすると、
7層のストレスをヒーリングしていくことを、
受け容れてもらえました。
ということで、右の卵巣に手当てをします。
7層のストレスをヒーリングする前に、
7層まで入るのに時間がかかります。
深いところにいけばいくほど強力なバリアがかけられていることが多いので、
そのバリアが解けていくのに時間がかかるのです。
バリアが解けるのにかかる時間は、
人によって(バリアの強さによって)違います。
場合によっては、
7層目まで到達する前に時間切れとなる場合もあります。
例えば、
7層目にもっとも根深いストレスがあったとして。
1回目の施術では3層目までしか入れなかった。
2回目の施術で5層目まで入れた。
3回目の施術でやっと7層目まで入れた。
そういうパターンもありえます。
でも、7層目まで入れたら終わりではなくて、
むしろ7層目に入ってからがスタートなのです。
7層目まで入れたら、
やっとそこから7層目のストレスにヒーリングをかけられるのです。
でも、その方の場合は、
初回の施術で7層目まで入れました。
7層目まで入るのに30分くらいかかりましたが。。。
右卵巣の7層目にストレスの根本があって、
そこに到達するまでに30分かかったのです。
そこからがやっとスタート。
30分ずっと右卵巣に手当てしているだけなんですよ。
それでやっと7層まで入れたのです。
でも、これまでの経験上、
新規のお客さんで、
7層までを30分で入れてくれる方は、
いませんでした。
その方はヨガの先生をされているので、
バリアを解くのが上手だったのかなと思っています。
あるいは、僕のことを信頼してくれていたとか。
あるいは、僕の深く入る感覚が上達したとか。
わかりませんが、
とにかく7層という深いところまで、
30分くらいで入れました。
そこから7層のストレスのヒーリングがはじまります。
引き続き卵巣の手当てをしたり、
あとはアタマや骨盤帯や手足のツボなど、
関連する部位の調整もしました。
が、
7層にあるストレスの3割くらいがヒーリングできたところで、
時間切れになってしまいました。
まだ7割残っているんですね。
それでも、
施術後のその方の表情は、
穏やか&晴れやかになっていました。
精神的ににとても辛い出来事があったようで、
施術前はとても沈んだ表情をされていたのですが。
施術後は自然に笑顔が出るようになっていました。
「あ、笑えるようになった」
と、ご自身でもおっしゃっていました。
その方が最初に訴えられた自覚症状に、
直接アプローチしたわけではありません。
コレですね↓
首肩コリ→2層
手首の痛み→2層
股関節の詰まり感→3層
足首の緩さ→3層
生理痛→4層
生理不順→4層
でも、
もっと深い7層のストレスを軽減していくことで、
それらの自覚症状は自然に緩和してくるはずだと思います。
ただ、7層にはまだあと7割のストレスが残っています。
それは2週間後の施術で、
再トライです。
たぶん2回目は、
7層まで到達する時間も短くなるでしょうし、
到達してからのヒーリングもより効果的にできるようになると思います。
という感じの施術を、
最近は行っています。
この図で説明しながら↓
もちろん、
「7層とか8層とか自覚のないストレスはどうでもいいから、
自覚症状のあるストレスを軽減してほしい。」
そういうご要望であれば、
それにお応えする施術をします。
僕の意識を深い層まで入れずに、
自覚症状のある層で止めて、
その上でその層にあるストレスに対処していきます。
すごく短い時間で痛みをとる整体も流行っているようですが、
その手法だとたぶん、
深く入れて3層くらいだと思います。
なので、
3層くらいまでのストレスをパパっと改善したいのなら、
そういうゴッドハンド的な整体もいいと思います。
表層のストレスを一時的に消すことは、
そんなに難しいことではありません。
ただ、
その手法だけだと、
より根本にストレスがある場合、
根本的な解決にはなっていかないような気がします。
たぶん、ですけど。
テクニックだけでは、
強いストレスには対応できても、
深いストレスには対応できないはずなんです。
深いストレスに向き合うには、
ある程度時間をかけていくことが必要だと感じています。
どんなに酒造りのテクニックを磨いても、
3か月で3年熟成した古酒と全く同じものをつくることは、
できないでしょう。
そんな感じです。
時間をかけないと出せない深みって、
テクニックだけでは到達できない深みって、
あるはずなんですよ。
ということで、
今回の記事は照喜名ワールド全開でお伝えしました。
文章だけでどこまで伝わるか心配ですが。。。
興味のある方は、
3層のタッチと7層のタッチの違いを体感にいらしてくださいね。
体感できると、
この記事で書いたことも感覚的にわかるはずだと思います。
ではでは、ありがとうございました。
**********
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僕がセッション時にカラダを観る感覚が、
劇的に伝わりやすくなりました。
その図とは、コレです↓
10層の円です。
もっとも表層にあるのが1層で、
2層→3層と深まっていき、
もっとも深層にあるのが10層です。
これはあくまでもイメージなので、
10層じゃなくても100層でも1,000層でもいいのですが、
わかりやすく10層にしています。
僕はストレスを立体的に観ているのですが、
個人セッションの際にこの図を使って説明することで、
その立体的なストレスの感覚を伝えやすくなりました。
個人セッションでは言葉と図だけで説明が難しければ、
体感を伴っての説明もできるので、
伝わりやすいんですね。
が、
それをブログで文字だけで説明しても伝わるのかどうかは、
わかりません。
が、チャレンジしてみます。
ストレスって、
一般的に「強弱」だけで評価されがちだと思うんですね。
ですが、
僕は「強い・弱い」に合わせて、
「深い・浅い」もあると感じているんです。
その「深い・浅い」を図にしたのが、
さっきのアレです。
1層がもっとも浅くて、
10層がもっとも深い。
1層ってもっとも表面にあるので、
1層にあるストレスは表面化しやすい=自覚しやすいんですね。
そして、1層のストレスはわりと改善もしやすいんです。
表面的なストレスなので。
でも、1層のストレスの原因が2層にある場合、
1層に対処しているだけでは根本解決にならず、
2層のストレスへのアプローチをしなくてはいけないんですね。
2層のストレスを放置したままで1層のストレスだけに対処し改善したとしても、
またぶり返してしまいやすくなります。
整体などに行って、
「受けた直後は楽になるけど、しばらくすると元に戻る」
ということがよくありますが、
それはより深い層にある根本ストレスまで改善できていないからなんですね。
では、最近あった実例を挙げて説明します。
数日前に来られた新規のお客さんだったのですが、
その方はいろいろな不調を抱えられていました。
首肩コリ、手首の痛み、股関節の詰まり感、足首の緩さ、生理痛、生理不順など。
挙げただけで6種類ありますね。
それぞれに感じているストレスの強さも違うと思いますし、
それぞれのストレスの層の深さも違うんです。
その方の場合だと、
首肩コリ→2層
手首の痛み→2層
股関節の詰まり感→3層
足首の緩さ→3層
生理痛→4層
生理不順→4層
という感じでした。
層が深い方がより根深い問題なので、
根深いところからアプローチをしていきます。
ということは、
生理痛・生理不順の4層からアプローチ!
といきたいところですが、
そうはしませんでした。
実は自覚できていない「5層より深い層のストレス」があるかもしれません。
それがないか、掘り下げてチェックしていきました。
すると、あったんです、深いところに。
その時僕が感じたストレス反応だと、
もっとも深いところで7層にストレス反応がありました。
7層のストレスが具体的になんだったのかは省略しますが、
そこのストレスを癒していかないと、
根本的な改善には繋がらないだろうなと感じました。
7層って結構深いところにあるので、
本人でさえも自覚がないこともあります。
が、僕が感じた7層のストレスの内容をお伝えすると、
心当たりはあるような感じでした。
で、その7層のストレス反応が出ているポイントが、
右の卵巣でした。
7層にストレス反応があること。
それが右の卵巣に出ていること。
そこまで掘り下げて改善していかないと、
根本的な解決にならないかもしれないこと。
それをお伝えすると、
7層のストレスをヒーリングしていくことを、
受け容れてもらえました。
ということで、右の卵巣に手当てをします。
7層のストレスをヒーリングする前に、
7層まで入るのに時間がかかります。
深いところにいけばいくほど強力なバリアがかけられていることが多いので、
そのバリアが解けていくのに時間がかかるのです。
バリアが解けるのにかかる時間は、
人によって(バリアの強さによって)違います。
場合によっては、
7層目まで到達する前に時間切れとなる場合もあります。
例えば、
7層目にもっとも根深いストレスがあったとして。
1回目の施術では3層目までしか入れなかった。
2回目の施術で5層目まで入れた。
3回目の施術でやっと7層目まで入れた。
そういうパターンもありえます。
でも、7層目まで入れたら終わりではなくて、
むしろ7層目に入ってからがスタートなのです。
7層目まで入れたら、
やっとそこから7層目のストレスにヒーリングをかけられるのです。
でも、その方の場合は、
初回の施術で7層目まで入れました。
7層目まで入るのに30分くらいかかりましたが。。。
右卵巣の7層目にストレスの根本があって、
そこに到達するまでに30分かかったのです。
そこからがやっとスタート。
30分ずっと右卵巣に手当てしているだけなんですよ。
それでやっと7層まで入れたのです。
でも、これまでの経験上、
新規のお客さんで、
7層までを30分で入れてくれる方は、
いませんでした。
その方はヨガの先生をされているので、
バリアを解くのが上手だったのかなと思っています。
あるいは、僕のことを信頼してくれていたとか。
あるいは、僕の深く入る感覚が上達したとか。
わかりませんが、
とにかく7層という深いところまで、
30分くらいで入れました。
そこから7層のストレスのヒーリングがはじまります。
引き続き卵巣の手当てをしたり、
あとはアタマや骨盤帯や手足のツボなど、
関連する部位の調整もしました。
が、
7層にあるストレスの3割くらいがヒーリングできたところで、
時間切れになってしまいました。
まだ7割残っているんですね。
それでも、
施術後のその方の表情は、
穏やか&晴れやかになっていました。
精神的ににとても辛い出来事があったようで、
施術前はとても沈んだ表情をされていたのですが。
施術後は自然に笑顔が出るようになっていました。
「あ、笑えるようになった」
と、ご自身でもおっしゃっていました。
その方が最初に訴えられた自覚症状に、
直接アプローチしたわけではありません。
コレですね↓
首肩コリ→2層
手首の痛み→2層
股関節の詰まり感→3層
足首の緩さ→3層
生理痛→4層
生理不順→4層
でも、
もっと深い7層のストレスを軽減していくことで、
それらの自覚症状は自然に緩和してくるはずだと思います。
ただ、7層にはまだあと7割のストレスが残っています。
それは2週間後の施術で、
再トライです。
たぶん2回目は、
7層まで到達する時間も短くなるでしょうし、
到達してからのヒーリングもより効果的にできるようになると思います。
という感じの施術を、
最近は行っています。
この図で説明しながら↓
もちろん、
「7層とか8層とか自覚のないストレスはどうでもいいから、
自覚症状のあるストレスを軽減してほしい。」
そういうご要望であれば、
それにお応えする施術をします。
僕の意識を深い層まで入れずに、
自覚症状のある層で止めて、
その上でその層にあるストレスに対処していきます。
すごく短い時間で痛みをとる整体も流行っているようですが、
その手法だとたぶん、
深く入れて3層くらいだと思います。
なので、
3層くらいまでのストレスをパパっと改善したいのなら、
そういうゴッドハンド的な整体もいいと思います。
表層のストレスを一時的に消すことは、
そんなに難しいことではありません。
ただ、
その手法だけだと、
より根本にストレスがある場合、
根本的な解決にはなっていかないような気がします。
たぶん、ですけど。
テクニックだけでは、
強いストレスには対応できても、
深いストレスには対応できないはずなんです。
深いストレスに向き合うには、
ある程度時間をかけていくことが必要だと感じています。
どんなに酒造りのテクニックを磨いても、
3か月で3年熟成した古酒と全く同じものをつくることは、
できないでしょう。
そんな感じです。
時間をかけないと出せない深みって、
テクニックだけでは到達できない深みって、
あるはずなんですよ。
ということで、
今回の記事は照喜名ワールド全開でお伝えしました。
文章だけでどこまで伝わるか心配ですが。。。
興味のある方は、
3層のタッチと7層のタッチの違いを体感にいらしてくださいね。
体感できると、
この記事で書いたことも感覚的にわかるはずだと思います。
ではでは、ありがとうございました。
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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:51