› こころとからだ › 78対22の法則
2009年02月24日
78対22の法則
こんばんは。
何かと忙しくて、久しぶりの更新です。
今日のテーマは「78対22の法則」
検索すればいろいろ出てきますが、これは宇宙的なバランスなんですね。
宇宙法則。
例えば・・・東洋医学の五行論というのがあります。
木・火・土・金・水(もく・か・ど・こん・すい)に五臓六腑などを当てはめるんですけど、
木は「肝・胆嚢系」
火は「心・小腸系」
土は「脾・胃系」
金は「肺・大腸系」
水は「腎・膀胱系」
最近五行論を改めて勉強しなおしてるんですけど、
とても楽しいですよ!
これを突き詰めていけば、「こころとからだ」の理解がかなり深まりそうです。
今回は「肺・大腸系」と「78対22の法則」を絡めます。
まず、肺は呼吸器なので息を吸ったり吐いたりしますが、
空気中の窒素と酸素(その他)の割合が、78:22。
そして肺以外にも呼吸をするところが・・・皮膚です。
皮膚呼吸です。
肺呼吸:皮膚呼吸の割合も、78:22
(東洋医学では腸と皮膚の状態は連動すると考えます。)
そして、汗。
汗は体温調節と同時に、体内の余分な水分や老廃物・毒素などを排泄します。
もちろん汗は皮膚から出ますが・・・
ガラスに息をハーッと吐くと、曇りますよね。
呼気にも水分が含まれていて、
その水分も汗と同じように体内の余分な水分や老廃物・毒素などを排泄してくれます。
皮膚から出す水分(汗):呼気で出す水分の比も、これまた78:22なんですね。
呼気はリラックス効果だけではなく、デトックス効果もあるんですね。
汗はかかない、呼気も浅い・・・こういう状態だと泌尿器に負担がかかります。
水分の排泄に働く臓器・器官は・・・尿をつくり排泄する、腎・膀胱系です。
ここから考察できることを挙げると、
例えば「多汗症」の人は、腎・膀胱系が弱いということも可能性の一つとしてありそうです。
腎・膀胱が弱くて尿で水分を排泄できない分、汗で出そうとする。
じゃあ多汗症を治すにはどうしたらいいでしょうか・・・?
腎・膀胱系を強くして、呼気を深くしてみるといいかもしれません。
腎が弱くて汗もかけない、ついでに呼気が浅い人は、水分の排泄がうまくいかないため、
むくみが起こる可能性があります。
こうやって体内に余分な水分がたまってくると・・・無理にでも排泄しようとする場合があります。
それが「咳」や「鼻炎」など、呼吸器系のトラブル。
咳がなかなか治らないときは・・・たまりにたまった余分な水分を排泄しようとしている状態なのかもしれません。
だから、咳を長引かせたくなかったら・・・とにかく汗をいっぱい出して、腎・膀胱の働きを高めること。
個人的には、花粉症もそうなんじゃないかと思ってるんですよね。
本当はスギ花粉がどうとかではなくて、
涙やくしゃみや鼻水などを使って、
体内の余分な水分を排泄したがっているだけなのではないかと。
あとは花粉症をはじめとしたアレルギー疾患は、胃が弱いことも多いです。
胃はたんぱく質を分解してくれる働きがあるのですが、
アレルギーというのは異種タンパクをしっかり分解できないということですから。
あ、すいません、話がそれました。
先週の「いまここ塾」で阿部さんが「ブログのテーマは1つに絞った方がいい」と仰ってたんですが、
僕の記事はあっちにいったりこっちにいったりしますね。
78:22の話に戻します。
腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスも・・・実は78:22が理想的なんですね。
簡単にいうと、善玉菌は穀物(でんぷん)を処理します。
悪玉菌は、タンパク質や脂肪を処理します。
だから「悪玉」って名がついてますけど、必要なんですよね。
悪玉菌がないと、タンパク質(特に動物性)や脂肪(油)を処理できないってことですから。
ただ、悪玉菌は有害毒素(発ガン性物質やアンモニアなど)を発生させるので、
多くなりすぎるとよくないんですね。
その有害毒素は肝臓で解毒されるのですが、
そこで肝機能まで弱ってしまっていると処理できずに全身を巡り、
脳にまで悪影響を及ぼす可能性があります。
医学的根拠はありませんが、
僕の経験上、偏頭痛持ちの方は大腸が悪い(悪玉菌が多い)ことがほとんどです。
(ついでに肩こりも)
悪玉菌が増える食生活とは、高タンパク高脂肪です。
典型的な「欧米化」の食生活です。
肉・乳製品。
個人的には、肉はもちろん、チーズやヨーグルトなどの乳製品は「嗜好品」として摂るのはアリだと思いますが、
「身体に良いから」と思って摂っているのなら、今すぐ控えた方がいいと思います。
また話がそれました。
善玉菌:悪玉菌=78:22
この「宇宙的なバランス」にするためには、
単純に穀物を78%、タンパク質脂質を22%にすればいいってことです。
伝統的な和食は、この比に限りなく近づきます。
「ごはんを食べると太る」とか「牛乳がカラダにいい」とか・・・
こんなことを言い出したのは、どこの誰なんですかね?
日本人を陥れるための策略なんじゃないかとさえ感じます。
そしてもっと重要なのが、善玉と悪玉の比率が、100:0ではなく、あくまでも78:22だということ。
悪玉もないと困るんですよ。
わたしたちもきっとそうなんですよ。
100点を目指す必要はない。
78点を目指せばいい。
それが宇宙的に優れたバランスなんですから。
22点分は、欠点があってもいいんです。
いや、欠点があったほうがいいんです。
宇宙の一部である私達は、78点が完璧なんです。
だから、100点を目指さないで、抜くところは抜きましょう。
でも出来れば抜くのは「手」じゃなくて「息」にした方がいいですね。
手抜きじゃなくて、息抜き。
「フーッ」と深く息を吐き出せば、それがリラックスであり、デトックス。
腎の負担も減らします♪
テーマが絞れなくてすいません・・・。
こういう話を、セミナーや「こころとからだ塾」でお話していければと思っています。
あ、「こころとからだ塾」ついに来週から復活です!
宜しくお願いします。
では、おやすみなさい。
何かと忙しくて、久しぶりの更新です。
今日のテーマは「78対22の法則」
検索すればいろいろ出てきますが、これは宇宙的なバランスなんですね。
宇宙法則。
例えば・・・東洋医学の五行論というのがあります。
木・火・土・金・水(もく・か・ど・こん・すい)に五臓六腑などを当てはめるんですけど、
木は「肝・胆嚢系」
火は「心・小腸系」
土は「脾・胃系」
金は「肺・大腸系」
水は「腎・膀胱系」
最近五行論を改めて勉強しなおしてるんですけど、
とても楽しいですよ!
これを突き詰めていけば、「こころとからだ」の理解がかなり深まりそうです。
今回は「肺・大腸系」と「78対22の法則」を絡めます。
まず、肺は呼吸器なので息を吸ったり吐いたりしますが、
空気中の窒素と酸素(その他)の割合が、78:22。
そして肺以外にも呼吸をするところが・・・皮膚です。
皮膚呼吸です。
肺呼吸:皮膚呼吸の割合も、78:22
(東洋医学では腸と皮膚の状態は連動すると考えます。)
そして、汗。
汗は体温調節と同時に、体内の余分な水分や老廃物・毒素などを排泄します。
もちろん汗は皮膚から出ますが・・・
ガラスに息をハーッと吐くと、曇りますよね。
呼気にも水分が含まれていて、
その水分も汗と同じように体内の余分な水分や老廃物・毒素などを排泄してくれます。
皮膚から出す水分(汗):呼気で出す水分の比も、これまた78:22なんですね。
呼気はリラックス効果だけではなく、デトックス効果もあるんですね。
汗はかかない、呼気も浅い・・・こういう状態だと泌尿器に負担がかかります。
水分の排泄に働く臓器・器官は・・・尿をつくり排泄する、腎・膀胱系です。
ここから考察できることを挙げると、
例えば「多汗症」の人は、腎・膀胱系が弱いということも可能性の一つとしてありそうです。
腎・膀胱が弱くて尿で水分を排泄できない分、汗で出そうとする。
じゃあ多汗症を治すにはどうしたらいいでしょうか・・・?
腎・膀胱系を強くして、呼気を深くしてみるといいかもしれません。
腎が弱くて汗もかけない、ついでに呼気が浅い人は、水分の排泄がうまくいかないため、
むくみが起こる可能性があります。
こうやって体内に余分な水分がたまってくると・・・無理にでも排泄しようとする場合があります。
それが「咳」や「鼻炎」など、呼吸器系のトラブル。
咳がなかなか治らないときは・・・たまりにたまった余分な水分を排泄しようとしている状態なのかもしれません。
だから、咳を長引かせたくなかったら・・・とにかく汗をいっぱい出して、腎・膀胱の働きを高めること。
個人的には、花粉症もそうなんじゃないかと思ってるんですよね。
本当はスギ花粉がどうとかではなくて、
涙やくしゃみや鼻水などを使って、
体内の余分な水分を排泄したがっているだけなのではないかと。
あとは花粉症をはじめとしたアレルギー疾患は、胃が弱いことも多いです。
胃はたんぱく質を分解してくれる働きがあるのですが、
アレルギーというのは異種タンパクをしっかり分解できないということですから。
あ、すいません、話がそれました。
先週の「いまここ塾」で阿部さんが「ブログのテーマは1つに絞った方がいい」と仰ってたんですが、
僕の記事はあっちにいったりこっちにいったりしますね。
78:22の話に戻します。
腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスも・・・実は78:22が理想的なんですね。
簡単にいうと、善玉菌は穀物(でんぷん)を処理します。
悪玉菌は、タンパク質や脂肪を処理します。
だから「悪玉」って名がついてますけど、必要なんですよね。
悪玉菌がないと、タンパク質(特に動物性)や脂肪(油)を処理できないってことですから。
ただ、悪玉菌は有害毒素(発ガン性物質やアンモニアなど)を発生させるので、
多くなりすぎるとよくないんですね。
その有害毒素は肝臓で解毒されるのですが、
そこで肝機能まで弱ってしまっていると処理できずに全身を巡り、
脳にまで悪影響を及ぼす可能性があります。
医学的根拠はありませんが、
僕の経験上、偏頭痛持ちの方は大腸が悪い(悪玉菌が多い)ことがほとんどです。
(ついでに肩こりも)
悪玉菌が増える食生活とは、高タンパク高脂肪です。
典型的な「欧米化」の食生活です。
肉・乳製品。
個人的には、肉はもちろん、チーズやヨーグルトなどの乳製品は「嗜好品」として摂るのはアリだと思いますが、
「身体に良いから」と思って摂っているのなら、今すぐ控えた方がいいと思います。
また話がそれました。
善玉菌:悪玉菌=78:22
この「宇宙的なバランス」にするためには、
単純に穀物を78%、タンパク質脂質を22%にすればいいってことです。
伝統的な和食は、この比に限りなく近づきます。
「ごはんを食べると太る」とか「牛乳がカラダにいい」とか・・・
こんなことを言い出したのは、どこの誰なんですかね?
日本人を陥れるための策略なんじゃないかとさえ感じます。
そしてもっと重要なのが、善玉と悪玉の比率が、100:0ではなく、あくまでも78:22だということ。
悪玉もないと困るんですよ。
わたしたちもきっとそうなんですよ。
100点を目指す必要はない。
78点を目指せばいい。
それが宇宙的に優れたバランスなんですから。
22点分は、欠点があってもいいんです。
いや、欠点があったほうがいいんです。
宇宙の一部である私達は、78点が完璧なんです。
だから、100点を目指さないで、抜くところは抜きましょう。
でも出来れば抜くのは「手」じゃなくて「息」にした方がいいですね。
手抜きじゃなくて、息抜き。
「フーッ」と深く息を吐き出せば、それがリラックスであり、デトックス。
腎の負担も減らします♪
テーマが絞れなくてすいません・・・。
こういう話を、セミナーや「こころとからだ塾」でお話していければと思っています。
あ、「こころとからだ塾」ついに来週から復活です!
宜しくお願いします。
では、おやすみなさい。
Posted by 照喜名 弘彦 at 02:43