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2013年07月23日
生理痛を軽減するショルダープレス
こんばんは。
元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。
先日kokokaraで開催した東洋医学セミナーに、
講師としてお招きした大阪の谷田先生。
その谷田先生の仕事着である作務衣。
「いいなぁ」と思って羨望の眼差しで見ていたんですが、
その眼差しに気づいたのでしょうか。
なんと作務衣のプレゼントをいただいちゃいました!
谷田先生、ありがとうございます。
早速、週末の福岡出張でデビューさせます。
ということで、本題です。
酷い生理痛に悩まされているお客様。
いちばんきつい日は、痛み止めを飲んでもほとんど効かず、
仕事どころか起き上がることも困難な状態だそうです。
カラダの状態をチェックしてみると、
子宮が下垂していて、
骨盤帯がグラグラ、かなり不安定な状態。
骨盤底筋群や腹横筋などのインナーユニットはもちろん、
特に顕著だったのが、中臀筋の弱化。
女性で、特に婦人科系にトラブルがあるかたは、
この中臀筋の弱化がみられることが非常に多いです。
中臀筋がしっかり働いてくれないと、
しっかり骨盤を安定させることが出来ません。
女性の骨盤は生理周期によって動いていると言われています。
排卵期の骨盤は閉まって、月経期は開く・・・と。
で、排卵期はエストロゲン(女性ホルモン)の分泌が多くなると言われています。
中臀筋が弱ると、骨盤をしっかり閉めることが出来なくなります。
骨盤が閉まらないということは、エストロゲンの分泌・・・ホルモンバランスにも影響する可能性が。
で、開きっぱなしで閉められない骨盤は、結局うまく開くこともできなくなるのです。
意味不明ですか(笑)
開きっぱなしが普通になって、動きがなくなっていくってことです。
正しい解釈かどうかは、わかりません。
ただ、この考え方を元にしたアプローチで生理痛をはじめ婦人科系のトラブルに結果が出ています。
だから中臀筋がしっかり機能するようにしましょうということなんです。
手技のアプローチで、ある程度機能を引き出すことも出来ます。
骨盤や脊柱の調整、経絡、内臓マニュピレーションなど。
が、僕の考え方としては、手技である程度機能が引き出せたら、
最終的にはご自身で筋肉の使い方を学習していただくことが必要だと思っています。
簡単にいうと、中臀筋のエクササイズをやってほしいんです。
そうじゃないと、自分で使えるようにならないと、
手技だけ機能を引き出すだけでは本当の意味で
「中臀筋が働くようになった」
と言えないと思う。
で、中臀筋のエクササイズなんですが。
こういう股関節外転のエクササイズが一般的だと思います。
これもちゃんと中臀筋に効かせるやり方でやれば、効果的です。
が、骨盤を安定させるために中臀筋を使いたいのであれば、
僕はこのエクササイズは選択しません。
じゃあ何をやるかというと、
タイトルにある「ショルダープレス」です。
え!肩のトレーニングじゃないか!
・・・と思った方もいるかもしれません。
正解です。
これは、肩の「三角筋」という筋肉をメインで鍛えるトレーニングです。
が、僕はこれを「骨盤帯を安定させるための中臀筋トレーニング」として使っています。
表面的な動きにとらわれては、本質がみえなくなります。
ショルダープレスの動きで中臀筋に効かせることは充分可能です。
というよりは、中臀筋で骨盤を閉めた状態でやった方が、このトレーニングは機能的だと思います。
で、それをやるには、画像のように座ってやるより、立ってやった方が良いと思います。
実際にしっかりイメージが出来て慣れてくると、
肩のトレーニングなはずのショルダープレスで中臀筋がヒクヒクするようになります。
中臀筋を意識したショルダープレスで、骨盤帯はかなり安定します。
もちろん、インナーユニットもしっかり働かせることは大前提です。
というか!
「インナーマッスル好き」の方がよく言うことに、
「アウターばっかり使って、インナーを使えてない」
というのがあります。
この言葉は、僕は違和感を覚えます。
本当にアウターを機能的に使うなら、インナーが使えてないと無理です。
だから、しっかりアウターが使えているなら、必ずインナーも使えています。
「アウターばかり使ってインナーは使えてない」
というのは、結局アウターも機能的に使えてません。
極端な話としては
「筋トレでアウターばっかり使ってると、インナーが弱る」
とかっていう人もいます。
それも、しっかり身体機能を考慮した筋トレが出来ていないだけです。
骨盤を安定させるために中臀筋を使う。
中臀筋を機能的に使うためには、インナーユニットも絶対必要です。
例えば骨盤底筋群は、確かにメッチャ大事な筋肉です。
メッチャ大事ですが、あくまでも補佐的な役割であって、
やはり最終的にはアウターがしっかり機能してる状態をつくりたい・・・と僕は思っています。
インナーを使うとか、緩めるとか。
確かに大事ですけど。
でも、同じ筋肉の収縮でも、
過緊張で無意識に過収縮する(硬くなる)のと、
意識的に収縮できるのとは、別の問題ですからね。
無意識的な過緊張は緩んだ方がいいですけど、
意識的に収縮させる練習は別の問題として、必要です。
この違いがわからなくてとにかく緩める一辺倒なのは、危険だと思います。
あくまでも、僕個人の価値観ですけどね。
生理痛はじめ婦人科系のトラブルでお悩みの方、
よかったら1度「中臀筋ショルダープレス」を体験しにいらしてください。
あ、ちなみに冒頭で例に出したお客様は、
「中臀筋ショルダープレス」
を続けて痛み止めが要らないほどに改善しました。
めっちゃいいですよ!
ではでは。
元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。
先日kokokaraで開催した東洋医学セミナーに、
講師としてお招きした大阪の谷田先生。
その谷田先生の仕事着である作務衣。
「いいなぁ」と思って羨望の眼差しで見ていたんですが、
その眼差しに気づいたのでしょうか。
なんと作務衣のプレゼントをいただいちゃいました!
谷田先生、ありがとうございます。
早速、週末の福岡出張でデビューさせます。
ということで、本題です。
酷い生理痛に悩まされているお客様。
いちばんきつい日は、痛み止めを飲んでもほとんど効かず、
仕事どころか起き上がることも困難な状態だそうです。
カラダの状態をチェックしてみると、
子宮が下垂していて、
骨盤帯がグラグラ、かなり不安定な状態。
骨盤底筋群や腹横筋などのインナーユニットはもちろん、
特に顕著だったのが、中臀筋の弱化。
女性で、特に婦人科系にトラブルがあるかたは、
この中臀筋の弱化がみられることが非常に多いです。
中臀筋がしっかり働いてくれないと、
しっかり骨盤を安定させることが出来ません。
女性の骨盤は生理周期によって動いていると言われています。
排卵期の骨盤は閉まって、月経期は開く・・・と。
で、排卵期はエストロゲン(女性ホルモン)の分泌が多くなると言われています。
中臀筋が弱ると、骨盤をしっかり閉めることが出来なくなります。
骨盤が閉まらないということは、エストロゲンの分泌・・・ホルモンバランスにも影響する可能性が。
で、開きっぱなしで閉められない骨盤は、結局うまく開くこともできなくなるのです。
意味不明ですか(笑)
開きっぱなしが普通になって、動きがなくなっていくってことです。
正しい解釈かどうかは、わかりません。
ただ、この考え方を元にしたアプローチで生理痛をはじめ婦人科系のトラブルに結果が出ています。
だから中臀筋がしっかり機能するようにしましょうということなんです。
手技のアプローチで、ある程度機能を引き出すことも出来ます。
骨盤や脊柱の調整、経絡、内臓マニュピレーションなど。
が、僕の考え方としては、手技である程度機能が引き出せたら、
最終的にはご自身で筋肉の使い方を学習していただくことが必要だと思っています。
簡単にいうと、中臀筋のエクササイズをやってほしいんです。
そうじゃないと、自分で使えるようにならないと、
手技だけ機能を引き出すだけでは本当の意味で
「中臀筋が働くようになった」
と言えないと思う。
で、中臀筋のエクササイズなんですが。
こういう股関節外転のエクササイズが一般的だと思います。
これもちゃんと中臀筋に効かせるやり方でやれば、効果的です。
が、骨盤を安定させるために中臀筋を使いたいのであれば、
僕はこのエクササイズは選択しません。
じゃあ何をやるかというと、
タイトルにある「ショルダープレス」です。
え!肩のトレーニングじゃないか!
・・・と思った方もいるかもしれません。
正解です。
これは、肩の「三角筋」という筋肉をメインで鍛えるトレーニングです。
が、僕はこれを「骨盤帯を安定させるための中臀筋トレーニング」として使っています。
表面的な動きにとらわれては、本質がみえなくなります。
ショルダープレスの動きで中臀筋に効かせることは充分可能です。
というよりは、中臀筋で骨盤を閉めた状態でやった方が、このトレーニングは機能的だと思います。
で、それをやるには、画像のように座ってやるより、立ってやった方が良いと思います。
実際にしっかりイメージが出来て慣れてくると、
肩のトレーニングなはずのショルダープレスで中臀筋がヒクヒクするようになります。
中臀筋を意識したショルダープレスで、骨盤帯はかなり安定します。
もちろん、インナーユニットもしっかり働かせることは大前提です。
というか!
「インナーマッスル好き」の方がよく言うことに、
「アウターばっかり使って、インナーを使えてない」
というのがあります。
この言葉は、僕は違和感を覚えます。
本当にアウターを機能的に使うなら、インナーが使えてないと無理です。
だから、しっかりアウターが使えているなら、必ずインナーも使えています。
「アウターばかり使ってインナーは使えてない」
というのは、結局アウターも機能的に使えてません。
極端な話としては
「筋トレでアウターばっかり使ってると、インナーが弱る」
とかっていう人もいます。
それも、しっかり身体機能を考慮した筋トレが出来ていないだけです。
骨盤を安定させるために中臀筋を使う。
中臀筋を機能的に使うためには、インナーユニットも絶対必要です。
例えば骨盤底筋群は、確かにメッチャ大事な筋肉です。
メッチャ大事ですが、あくまでも補佐的な役割であって、
やはり最終的にはアウターがしっかり機能してる状態をつくりたい・・・と僕は思っています。
インナーを使うとか、緩めるとか。
確かに大事ですけど。
でも、同じ筋肉の収縮でも、
過緊張で無意識に過収縮する(硬くなる)のと、
意識的に収縮できるのとは、別の問題ですからね。
無意識的な過緊張は緩んだ方がいいですけど、
意識的に収縮させる練習は別の問題として、必要です。
この違いがわからなくてとにかく緩める一辺倒なのは、危険だと思います。
あくまでも、僕個人の価値観ですけどね。
生理痛はじめ婦人科系のトラブルでお悩みの方、
よかったら1度「中臀筋ショルダープレス」を体験しにいらしてください。
あ、ちなみに冒頭で例に出したお客様は、
「中臀筋ショルダープレス」
を続けて痛み止めが要らないほどに改善しました。
めっちゃいいですよ!
ではでは。
Posted by 照喜名 弘彦 at 19:09