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2016年10月25日

外反母趾と婦人科系の不調

去る土日は、鹿児島での講座でした。

今月からの3か月で月に2日ずつの、
計6日間のセミナーです。

初日の土曜日は14:30スタート。

ということで、朝の便で当日入りすることに。

が!

やってしまいました。

寝坊(二度寝)で乗り遅れてしまうという。。

飛行機に乗り遅れるのは初めてです。

むしろいつもは出発の1時間前には空港に着くようにしているのに。。

まぁ落ち込んでいてもしょうがないので、
違う手を探すことに。

次の鹿児島便は夜しかありません。

乗り遅れた便の40分後くらいの福岡便を当日購入。

これもあと2席しか空いてなくて、ギリギリでした。

福岡経由鹿児島行。

なんて遠回り(笑)

が、なんとか講座開始時間5分前に会場到着。

滑り込みセーフ。

間に合えばネタで済みます。

参加者の皆さんに迷惑がかからなくてよかった。

今回のコースセミナーは、リクエストをいただいての開催。

テーマもリクエストの内容が元になっています。

初日のテーマは「独立開業体験談」

これまでの僕の経験や学びによって得たもの。

大切にしていること。

を、お伝えしました。

前半はメンタル的なこと。

後半は戦略戦術的なことを。

普段から開業に関して個人的に相談を受ける機会もあるのですが、
僕は開業に関してはどちらかというと慎重派で、
開業することのメリット・デメリットはありますし、
向き・不向きももちろんあると思います。

それを見極めた上で、
それでも開業したい!というならチャレンジすることはアリだと思います。

事業主・経営者ではなく、
組織で勤務しているからこそ出来ることもありますしね。

自分が何をしたいのか、
自分にはどういう働き方が向いているのかを、
深いところから知ることが大切。

初日はそんな感じの3時間でした。

夜は懇親会へ。

外反母趾と婦人科系の不調

いつも鹿児島の夜は飲み過ぎてしまう傾向があるので、
今回は意識的に酒量をセーブしました。

が、ホテルに戻ったのは1時頃。

飛行機乗り遅れからはじまった、
長い1日でした(笑)

2日目の日曜は、10:00-17:00の1日セミナー。

「婦人科系不定愁訴へのアプローチ法」

がテーマです。

婦人科系といえばダイレクトには子宮・卵巣を連想しますし、
子宮・卵巣への直接的なアプローチも可能なのですが、
今回は、
「全身のバランスの崩れが子宮・卵巣にどう影響するか?」
という視点でお伝えしました。

まずは全身の過緊張状態を緩和し、
リラックスしカラダの軸をつくるためのサポート法を。

その後は女性に多い「食いしばり」のケア。

寝ているときに無意識に食いしばりのある方って、
少なくないんですよね。

「食いしばり」=「顎関節」という単純なものでもなく、
もちろん顎関節のケアも大事なんですが、
やはり全身のバランスです。

僕の経験上ですが、
食いしばりがある方は上肢屈筋に過緊張があったり、
上部胸椎にストレスがかかっている方が多いです。

そして上肢屈筋や上部胸椎のストレスの影響から、
呼吸が浅くなっている。

それが食いしばりにつながり、
そしてそれが婦人科系の不調にもつながっていきます。

婦人科系に不調のある方は、
肩こりや頭痛、眼精疲労など、
上半身のトラブルも併発していることが多いですからね。

逆に上半身のトラブルが解消するだけで、
婦人科系にも好影響があることが多いんです。

その辺のメカニズムをお伝えしながら、
具体的なサポート法もお伝えしていきました。

次に、外反母趾と婦人科系の不調との関連。

外反母趾と婦人科系の不調

外反母趾も、多いですよね。

成人女性で外反母趾が全く見られないという方の方が、
少ないのではないでしょうか。

外反母趾だから必ず婦人科系に不調が出るということではないですが、
少なからず影響はあります。

ということは、外反母趾と肩こりも繋がってくるということです。

まずは外反母趾の構造的な原因から。

足裏にどういう重心のかけ方をしていると、
あるいはどういう足の使い方をしていると、
外反母趾になっていくのか。

そのメカニズムを体感を交えてお伝えしていきました。

インソール、サポーター、テーピング、ソックスなど、
外反母趾改善用のグッズはたくさんあります。

もちろんそれらのグッズの「サポート」により改善していくことも、
効果的だと思います。

が、根本的には、
外反母趾になってしまった原因となる習慣・カラダの癖を変えていくことが、
大事だと思います。

外反母趾は足まわりだけではなく、
膝や股関節、骨盤、腰そして上半身へと、
全身に影響することもあります。

更年期になってくると、
ホルモンバランスの崩れと合わせて膝痛が出てくることも少なくないですが、
そこにも外反母趾が関係していることもあります。

外反母趾-膝痛(変形性膝関節症とか)-自律神経失調(更年期障害)

これが関連していることもあるのです。

ということで、
まずは外反母趾になってしまう構造的原因と、
それを改善するためのアプローチを。

構造的原因のあとは、経絡と外反母趾を絡めます。

いろんな要素がありすぎるので、

「この経絡にエラーがあると外反母趾になる」

などと単純に言い切れるものでもないですが、
シンプルに観ると、
外反母趾と関係が深い経絡は「脾経」かなと感じています。

外反母趾と婦人科系の不調

経験上脾経は内臓でいうと小腸や膵臓などと関係が深いと感じていますが、
逆にいうと小腸や膵臓などの消化器系のストレスが外反母趾の一因になっている可能性もあるのです。

特に小腸と子宮はご近所さんなので、
小腸のストレスは子宮にも悪影響を及ぼすことも多いんですね。

生理のときに出血量が多いとか、
不正出血があるとか、
妊娠中でいうと切迫早産とか。

ほかにもいろいろありますが、
外反母趾→脾経のストレスによって、
そういう原因になってくる可能性があります。

うちのお客さんの実例だと、
妊娠中に外反母趾改善のワークを実践していただいたことで、
逆子が改善されたケースも何例もあります。

という感じで、
外反母趾と消化器系・婦人科系の関係性を、
経絡(脾経)をベースにお伝えしました。

その後は、反り腰・冷え・むくみなどへのアプローチをご紹介。

来月からはまたテーマが変わりますが、
婦人科系に特化して6日間でもよかったかも、
とちょっと思いました(笑)

が、人間のカラダなので、
男性でも女性でも若い人も高齢者も、
アスリートでも運動嫌いな人でも、
関連する要素はたくさんありますので、
テーマが変わってもアプローチの本質は同じです。

いつもならこの2日間で終わりで、また半年後!
という感じだったのですが、
今回は来月再来月と同じメンバーで、
情報・価値観を共有しながら進めることが出来るので、
どんどん深めていけます。

男性5人・女性2人の7人の参加者。

女性2人は佐賀県・長崎県と遠方からのご参加です。

男性5人は理学療法士や鍼灸師などの、
皆さん医療系国家資格保持者の先生方です。

素晴らしい参加者に恵まれ、
有意義な2日間でした。

残りの4日間も非常に楽しみです。

外反母趾と婦人科系の不調

この画像はふざけているわけではなく(笑)、
骨盤底に刺激を入れています。

ちなみに鹿児島からの帰りの飛行機は乗り遅れませんでした(笑)

最後にお知らせを失礼します。

今回2日目の婦人科系アプローチと同じような内容のワークショップを、
11/12(土)に愛媛松山でも開催します。

◆2016/11/12(土)[愛媛松山]
しなやかなカラダを手に入れるための女性向けボディワーク

受付中

まだまだ受付中ですので、宜しくお願い致します。

ではでは、ありがとうございました。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 17:07