水分代謝 続編

照喜名 弘彦

2009年03月28日 22:31

こんばんは。

3日前の記事「若返り水」に続く、
水分代謝の続編です。

その記事にも書きましたが、水分代謝は美容・健康を維持増進する上で、2番目に大事です。

いつまでも若々しくいたい方は、しっかりやったほうがいいですよ!

水分代謝は「補給」「循環」「排泄」の3つを全て高めることが必要なのですが、
「若返り水(経口補水塩)」は「補給」にベストだと思います。

次に補給した水分をしっかり体内で循環させ、
要らなくなった水分は排泄する必要があります。

循環を促すには、温めたり、運動をしたり、マッサージなどで筋肉をほぐしたり・・・
みなさんがよくご存知のことをしっかり行います。

そして排泄。

水分の排泄は、大きく「尿・汗・呼気」があります。

尿を出すのは泌尿器、腎臓や膀胱です。

腎臓や膀胱の働きを高めることが、不要な水分の排泄を促す一番大切なポイントです。

そこでセミナーでは腎臓や膀胱と対応する反射区に、
それぞれに対応するカラーシールやお灸による刺激で働きを高めるということをやりました。

あとはそれぞれに対応する筋肉を活性化させる!

腎臓は腸腰筋という筋肉と関わっているのですが、この筋肉、ヒジョーに重要なんです。
ヒジョーに重要なんですが、ほとんどの方がしっかり使えていなくて不活性状態になっています。

甲状腺は代謝を促すホルモンを分泌する器官なので、
ここが不活性だと代謝が低下し汗による不要な水分(老廃物)の排泄を促すことが出来ません。

甲状腺が不活性だと汗で老廃物が出せない分、尿によって出そうとするので、腎・膀胱に負担がかかります。

逆に、腎・膀胱が弱いと尿からの排泄力が弱いので、
甲状腺機能を亢進させ泌尿器の働きが弱い分を汗で補おうとします。

なので、甲状腺機能亢進(バセドウ氏病や多汗症など)は、腎機能が弱い方に多くみられます。

腎機能も甲状腺機能も弱い方は・・・老廃物の排泄力が弱く、体内に毒素がたまりやすくなります。
(この両方弱いパターンが一番多いと思います)

むくみなどは、この両方弱いパターンが多いです。

むくみを改善するには、とにかく腎・膀胱と甲状腺機能を高める必要があります。

最適なエクササイズが・・・スクワット!

あ、尿と汗と、もう1つ・・・呼気。

呼気を深くするのも、余分な水分・老廃物を排泄するのに重要なポイントになっています。

とにかく長~く息を吐くんです。

吐ききるんです。

そしたらどんどん老廃物が排泄されていきます。

肩の力が抜けていくようなイメージで、出来るだけ長~く息を吐き続けてみてください。

これが習慣になれば、肩こりはかなり緩和します。

本気で肩こりを楽にしたい方は続けてみてください。

深呼吸は植物を目の前にしてあるコツを使ってやると効果が倍増しますよ。

それについてはまた今度。