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2008年09月30日

ウォーキングレッスン!

今日は前々から楽しみにしていたウォーキングのレッスンを受けてきました!

日夏先生の発する美のオーラに最初からテンションが上がってしまいました♪

エステとか、美容室とか、ネイルとか、アクセサリーとか、ファッションとか・・・

「外からの美」

を追求するのも自分を高める上で必要不可欠だとは思いますが、
やはりその人を輝かせるのは、「内からの美」

日夏先生は、内側からの美があふれ出していました。

女性なら誰でも憧れると思います。

すごく輝いていて、衝撃を受けました。

からだの健康がこころの健康をつくるということは、
このブログでも何度もお話させていただいているのですが、
日夏先生はまさにそれを体現されていました!

とにかく、一挙手一投足に強く惹きつけられる魅力があるのです。

歩き方の習得どうこうではなく(笑)、
日夏先生にお会いできただけでも、
レッスンを受けた価値がありました。

レッスンを受けるよりも、
日夏先生が歩いているのをビールを飲みながら眺めていたい感じです( ̄□ ̄;)!!

・・・で、ウォーキングなんですが・・・普段偉そうに骨盤の歪みがどうだとか、
スクワットのフォームがどうだとか言ってる割に、
まともに歩けない自分がいて・・・

すごく情けなく思ったわけなんですが、
最初からキレイに出来ていればそもそもレッスンを受ける必要はないわけで、
日夏先生に教わったことを自分なりに工夫してなんとか少しずつ形になっていきました。

「キレイに正しく歩く」ということに、
こんなにも人を輝かせるエネルギーがあるなんて・・・ということを、
日夏先生を見て、また自分のからだを通して、再確認できました。

・・・僕の興奮は、読んでるみなさんには伝わらないかもしれません。

結論としては、みなさんにも是非レッスンを受けていただきたいのです!
(特にいつまでも輝いていたい女性には強くオススメします。)

僕もタイミングが合えば是非また受講したいと思っています。

姿勢をキレイにしていると、
美しく歩いていると、
クヨクヨ悩むことも少なくなると思います。

僕はいつも言うのですが、
姿勢が整った状態・体軸がブレていない状態というのは、
ストレスを受けにくい状態なのです。

逆に、姿勢が崩れ軸がブレていると、
ストレスを感じやすい、キャッチしやすい状態になってしまうのです。

本来であれば、
全ての人が日夏先生のようにキレイな姿勢でキレイな歩き方が出来るはずなのです。

それが、小さな悪い癖の積み重ねで、出来なくなっていく・・・。

ということは、本来であれば、
人間はみんな日夏先生のように輝いていられる存在なのだと思います。

2時間という短い時間でしたが、とても有意義な時間でした!!

日夏先生、本当にありがとうございました。

惚れそうになりました(笑)



やっぱりからだを動かさないと!

動いてナンボですよ、やっぱり。

忙しくて運動する時間が無いという方もいますが、
いくら忙しくても歩きますからね。

そういう意味で、歩き方を整えるのは、
運動の基本中の基本だし、1番大切なことなのかな・・・と思います。
  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:13

2008年09月26日

kokokara代表 照喜名弘彦のプロフィール

元氣サポートルームkokokara
照喜名 弘彦 (てるきな ひろひこ)



・1980年(昭和55年)3月7日生まれ
魚座のB型です

◆沖縄市立島袋小学校 卒業

アトピーは大変でしたが、
友人に恵まれ楽しかったです。

◆沖縄市立美東中学校 卒業

中学生活はほとんどいい思い出がありません。。
人生の第1暗黒期

◆沖縄県立球陽高校 卒業

高校は友人に恵まれ、
割と楽しく過ごせました。

◆筑波大学体育専門学群 中退(残念!)

憧れの大学に入学できたところまでは良かったのですが、
入学後に目的を見失ってしまい、
(そもそも入学自体が目的でその後の目的がなかった)
授業に出なくなっていきました。

それと共にアトピーが悪化し、
心身共に大学の卒業を目指すのが困難になりました。

途中約2年間の休学を挟みましたが、
それでも心身のコンディションとモチベーションは回復せず、
中退しました。

◆2003年~2005年:自宅療養という名目の引きこもり

心身共にボロボロになって帰ってきた僕を受け入れてくれた家族には、
本当に感謝しています。

先の見えない不安というか絶望の2年間でしたが、
それでも前を向いて歩けるようになったのは、
家族の支えがあってこそでした。


◆2005年4月:沖縄整体専門学院入社

アルバイトからスタートし、
最終的には整体科・スポーツトレーナー科主任講師になりました。

ここで社会人としての師である、
小林学院長と出会うことが出来ました。

小林先生が拾ってくれたおかげで、
今の僕があります。

そのご恩を返せたかどうかはわかりません。

返せなかったかもしれません。

ですが、
どうしても進みたい道に進むために、
2012年7月に退社しました。

◆2012年8月:元氣サポートルームkokokara開業

◆2014年4月:(株)ここから設立


◆生い立ち~現在の活動に至るまで

生後半年くらいからアトピーの症状が出るようになり、
ステロイド軟膏での治療を続けていました。

が、一向に治る気配がなく、
病院での標準治療に限界を感じた母が、
自然療法の情報を集めるようになりました。

まず本格的に取り組んだのが、
あるマクロビオティックの先生が提唱する食事法でした。

そしてその先生の指導によってステロイドは禁止、
学校給食も禁止となり、
脱ステロイド&小学校に玄米菜食弁当を持参する生活が始まりました。

それが小学校3年生の頃。

今思えばその食事法は陰陽のバランスや個人の体質を無視した、
乱暴な玄米菜食でした。

が、その頃は知識がありませんので、
先生の言うことを信じ、実践していました。

脱ステロイド&偏った食生活のせいで皮膚の症状は悪化し、
顔以外は全身包帯を巻いた状態で通学していました。

全身がただれ、
全身から浸出液が出ている状態。

そんな生活を中学3年まで続けましたが、
一向に改善の気配はなく、
ついに心が折れて、
ステロイド使用に戻ることになりました。

自然療法の先生には
「ステロイドを使うと早死にする」と脅されましたが、
こんなに辛い状態で長生きするくらいなら楽になって早く死んだ方がマシだと言って、
母を泣かせたこともあります。

ステロイドを使うと驚くほど症状は落ち着き、
快適になりました。

中学3年の途中からステロイドに戻り、
高校・大学とステロイドを使い続ける生活。

高校までは良かったんです。

ただ大学で初めて親元を離れ1人暮らしをすることになり、
開放感が悪い意味で出てしまい、
食生活を始め生活習慣はすぐに乱れていきました。

そのせいでアトピーはみるみる悪化。

自業自得ですが。

ステロイドを使っても抑えられないようになり、
ついには最強ランクのステロイドを使っても抑えられない、
ボロボロの状態になっていきました。

全身真っ赤に腫れあがり傷だらけ浸出液だらけ。

微熱の状態が半年以上続き、
精神的にも鬱状態。

重度の自律神経失調状態でした。

大学にも行けなくなり、
休学もして様子をみたのですがやはりダメで、
中退することになりました。

幸いなことに家族がそんな僕を受け入れてくれて、
実家で静養することを認めてくれました。

もしあの時家族から突き放されていたら、
生きていけなかったかもしれません。

実家に戻ると、
ある方の指導により、
分子栄養学を元にした栄養療法をスタートしました。

それと共に2度目の脱ステロイドも開始。

そこからの約2年間は人生の中でも最も悲惨な時期で、
ほぼ寝たきりの状態でした。

全身の皮膚がなくなったような状態で、
常に浸出液が出てきます。

ジクジク・ヒリヒリ。

関節も傷と固まった浸出液によって動きません。

一晩で敷布団が底の方までビチョビチョになるくらいの浸出液が出ていました。

痛みが辛すぎて、
毎日泣きながら風呂に入っていました。

栄養療法はとにかく必要な栄養素をサプリメントで補うという考え方で、
高価なサプリメントを通常の何倍~何十倍と摂るように言われていたので、
月のサプリ代だけで10万円を超えるような状態でした。

それでもなかなか良くならない。

そんな生活が2年ほど続き、
なんとかやっと外出できるレベルになって。

そこで、整体に出会いました。

ある整体スクールがアルバイトを募集していました。

まだまだアトピー症状はきつい状態でしたが、
カラダのことに興味があったので、
ダメ元で申し込んでみました。

面接では、
それまでの経験を包み隠さず全て話しました。

その面接で、
そのスクールの学院長に言われた一言が、
僕の人生が変わるきっかけになりました。

「あなたのような経験をしてきた人こそ、この業界には必要なんです。」

この言葉に衝撃を受け、
そして涙が出ました。

当時の僕は未来への希望なんかなくて、
自分の存在価値は無い、
周りに迷惑をかけてしまっているだけの存在だと思い込んでいました。

そんな状態のときに、
「あなたのような人こそ必要なんだ」と言葉をかけていただき、
そしてアトピーの症状がきつい僕を、
アルバイトとはいえ採用してくれた。

その恩を返そうと、
自分なりに必死で働きました。

そして働いている中で整体について学ぶ機会まで与えていただき、
カラダの仕組みを詳しく学び実践しているうちに、
自然にアトピーは落ち着いていきました。


アトピーを治そうすることを止めたら、
アトピーが落ち着いてきたのです。


自己分析だと、理由は2つあります。

1つ目。

カラダのことを学び実践しているうちに、
カラダ全身のバランスが調ったことにより、
自然治癒力が高まった。


自然治癒力が高まったことにより、
結果としてアトピーも落ち着いた。

「アトピーを治すために」ではなく、
「カラダ全体が良くなるため」に、
いろいろなことを実践した
のです。

カラダは全て繋がっています。

皮膚は皮膚、内臓は内臓、筋肉は筋肉、メンタルはメンタル・・・ではなく、
すべてのバランスで成り立っています。

そのことが整体を深く学んでいくにつれ、
腑に落ちてきました。

そして、2つ目。

アルバイトとして入ったスクールでしたが、
チャンスを与えていただき、
そのうちに講師補助、
そして講師の仕事もさせてもらえるようになりました。

そして講師として働いていると
「どうすればもっとカラダのことをわかりやすく伝えられるだろう」
「どうすればもっと学生に興味を持ってもらえるおもしろい授業ができるだろう」

と常に考えるようになりました。

思考が「アトピーを治したい」ではなく、
違うところにフォーカスされた
のです。

アトピーへの執着が外れてきた。

それも精神的な要因として、
大きかった
のではないかと思います。

「アトピーを治す」というのは、
あくまでも「手段」であって「目的」ではないはずなんです。

「アトピー」を「他の疾患や心身の不調」に置き換えても、
同じです。


不調を治すことを目的にしてしまうと、
その不調に固執してしまいます。

不調を治すことを目的にするのではなく、
不調が治ったら何がしたいのか?

そこを具体的に掘り下げ、明確にし、
それを目標に、出来ることから行動する。

僕でいうと、

「アトピーが治ったら、講師としてバリバリ活動する」

という順番ではなく、

「講師としてバリバリ活動するために必要だったからアトピーが落ち着いた」

という感じなのです。

もしかしたら、
これはキレイごとに感じるかもしれません。

僕が最もアトピー症状が辛い時に同じことを言われても、
聞く耳を持てたかどうかわかりません。

僕はたまたま人との縁に恵まれて、
運が良かったから、
そうなったと思われるかもしれません。

そして実際にそうかもしれません。

ただ、
不運を嘆いているだけでは、
現実は何も変わらないのです。

まずは、
不調が治ったら何をしたいのか?

それをゆっくりイメージしてみる。

そのイメージさえ湧かなければ、
まずはカラダのこわばりを解放し、
心に余裕をつくる
こと。

つまりリラックスすることです。

余裕のないところに前向きな発想は入ってきません。

なので、まず大切なのは、リラックス。

言うのは簡単で、
でも実際にするのが難しいのが、
リラックス。

そのリラックスの方法を、
個人セッションやセミナーなどでお伝えしています。

知識を集めるよりも、
考えるよりも、
まず大事なのは、
リラックスです。


パーソナルセッションでは、
心身の不調を改善するだけではなく、
その先にあるお客様の夢・目標を共有し、
それに近づいていくためのココロとカラダづくりをサポートします。

痛みや症状を取り除くだけの対症療法ではなく、
カラダに眠っている潜在能力を引き出し、
お客さん本来の魅力・才能を発揮するためのサポートをします。

カラダが本来の状態に調うことで、
自然にココロも本来の状態が発揮されてきます。


お客さんが「本来の自分らしさ」を発揮するサポートのために、
日々勉強し、感性を磨く努力をしています。

関わらせていただく方が、
より自分らしさを発揮して自分らしい人生を歩んでいけるように、
全力でサポートいたします。


※もっと詳しい自己紹介⇒3万字の自己紹介


◆連絡先

Mailinfo@kokoro-to-karada.jp

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:58

2008年09月25日

アツイ奴

基礎代謝とか消費カロリーとかなんとかありますが、
人間は熱がないとエネルギーを作り出せないんですね。

だから、体温があるわけです。

だから、身体が冷えると色々問題があるわけです。


エネルギーに満ち溢れている人を、

「熱いなぁ」

とか、

「燃えてるなぁ」

とか言いますが、、

「冷めてるなぁ」

とは言わないですよね。

身体も心も、冷えてるとエネルギーを生み出せないんですね。

そんな熱い奴が、うちの生徒さんにもいます。



僕は知識とスキルはイコールではないと思ってます。

知識は身に付ければ身に付けるほど増えていきますが、
それが即実践に活かせるスキルになるかというと、そうではないんですね。

いくら知識を身に付けても、「それをどう活かすか」ということを「自分で」考えようとしない人はそれをスキルとして発揮するのは難しいと思います。

授業を聴いたり本を読んだりして「ふーん」で終わってしまうと、それはスキルにはならないんですね。

僕は出来るだけ知識だけではなくスキルに直結するように教えている「つもり」ですが、
僕の経験や僕が考えたことによって得たスキルを聞いた所で、それはそのままその人のスキルにはならないんですね。

なったとしても、僕のコピーしか出来ない人になってしまうんです。

最初はコピーでもいいかもしれませんよ。

でも、コピーにばかり頼っていると、いざ現場に出たときに「例外」が起こったときに対処出来なくなってしまうんです。

本当は、そんなことまで授業で言いたくないんです。

そんなこと言う時間があれば、もっと教えたい知識やスキルがいくらでもあるんです。

そのために、僕は日々勉強したり、考えたりして、引き出しを増やしています。

その引き出しは、生徒さんたちをより高い所に導くために増やしているのですから。

でも、たまに言います。最終的には「自分で」努力して気付くしかないんだということを、少しでもわかってほしいのです。

そういうことをわかった上で必死にスキルを身に付けようと意気込んで授業を受けてる男が、います。

タイトルの「アツイ奴」です。

授業を受ける態度を見るだけで、周りとの違いがわかります。

オーラが違います。(ごめんなさい、ホントはオーラは見えません笑)


シンザト君は、僕が教えた1の内容を、「自分で」2にも3にも10にも膨らませようと努力しています。

中には、10教えても2とか3しか自分のものになってない人もいるのに。


僕の授業を難しいという人がいます。

当たり前なんです。

僕より勉強してないからです。自分で努力しないで、受身だからです。

授業を一生懸命受けるのは「当たり前」なんです。

その「当たり前」をこなした上で、そしてあとはどうなの?ってことです。

当たり前のことを当たり前に出来ない人は、論外です。

ここでいう努力というのは、知識を増やす努力ではなくて、スキルに変える努力です。

もちろん難しいなら噛み砕いて教えてあげることも必要なんですが、今以上に砕いてしまうと、授業時間が足りなくなってしまうのです。

というか、今以上にどう噛み砕いていいのかわからないくらい、砕いてしまっています。

みなさん、僕のブログの文章は、難しいですか?

結構噛み砕いて書いているつもりです。

そして、授業では、このブログの文章以上に砕いているつもりです。

それでも難しいなら、聞いてる側の努力不足か、
僕の講師としての能力が不足しているのでしょう←これも多々あるかもしれません(苦笑)

それに、こちらで噛み砕きすぎてしまうと、その人自身の「噛む力」を奪ってしまう可能性があるのです。

おかゆばかり食べていると、噛むことを忘れてしまいますよね。

だから、たまには固いご飯を与えようとすることもあります。

難しいから、「専門」知識というし、それを使いこなせるから「プロ」なんです。

それに、「難しい」といって学校以外で努力していない人にばかり合わせてしまうと、シンザト君のような「自分で頑張れる人」の足を引っ張ってしまうのです。

もっと上に行ける人材の芽を摘んでしまいかねないのです。

そこが、今の僕の最大のジレンマでもあります。


シンザト君はもう現場に出ているので、週に1度の休日にしか授業に出られません。

彼が休みの金曜日は那覇校での授業なんですが、週に6日働いて、疲れを癒したいであろう、遊びに行きたいであろう、たった週に1日の貴重な休みの日に、読谷から那覇までくるのです。

照れるので本人には直接言いませんが、彼の存在は僕の励みだし、誇りです。


教える立場なのに、教えられています。

彼が出てくれる授業は、教えるモチベーションが変わります。

だけど、全員が彼のようなモチベーションでこられたら、すごく楽しいかもしれませんが、プレッシャーで潰れてしまうかもしれません(笑)

これを読んでいる生徒のみなさん、僕をプレッシャーで潰してください。

そんなストレスなら大歓迎です。

より向上したいという建設的なクレームならいつでも受け付けます。

そんなアツイ奴のブログを「勝手に」紹介します。

http://shinzato.jugem.jp/


みなさんも、熱い想いを感じて、エネルギーの元にしてください。



  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:19

2008年09月24日

「家庭で出来る!からだセラピー」参加者の声

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今まで誰かのマッサージをすると、
自分が疲れるのでやりたくない・・・と思うことが多かったです。

でも、今日のセミナーを受けて、
される側はもちろん、する側も眠たくなってしまうくらい気持ち良かったのが驚きました。

やっていても辛くないと「早く終わらせよう。。。」という今までのような気持ちにはならず、
相手の体に触れさせてもらって自分も気持ちよくて、
マッサージをさせてくれてありがとうという気持ちになりました。

これから家族、友だち、自分自身に使っていこうと思います。
今回ひとりで参加でしたが、
是非パートナーとも参加したいと思ったので、またこのセミナー宜しくお願いします。


************

受講して本当に良かったです!
パートナーを組んだ方が初対面でしたが、
どんどん同調していくのが感じられ心身ともに癒されましたし、
スッキリしました。

今月妻の誕生日なので、プレゼントの1つとして今回習った事を実践して夫婦一緒に癒されたいと思います。
より深い絆で結ばれると思います!


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最近お疲れ気味の旦那さんに是非やってあげたいなと思います。

指圧が嫌いでマッサージしにくい人なのですが、
今日のセミナーでの手技なら気持ちよく受けてくれるのではないかと♪♪♪

セミナーでは上から目線で相手をほぐすのではなく、
まず自分が「ハラモード」であることの大切さ、
同調・一体感の大切さを学べ、有意義な時間になりました。

早速帰宅したら1日子供達とすごし疲れているであろう旦那さんに実践してみようと思います。

揉まずに触れるだけでもこんなに気持ちよいものだと、
触れてる自分も一緒に気持ちよく感じるなんて、ステキですネ☆

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とても良い内容でした。
最近レイキの伝授を受けたので、それと組み合わせて施術をすると効果がもっと出ると思いました。
本当に家庭でも即実践できるのでとても楽しみです。

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皮ふ感覚はつかめませんでしたが、元氣が出るツボは仕事に行く前に取り入れたいと思います。
全身の血流が良くなった気がします。
ヒーコーさんの説明もわかりやすかったです。

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ぼくはこの内容のことをやりたいと思っていたなと気づきました。

カウンセリングを勉強したり、心のアプローチを勉強したりしたけど、
体のアプローチで心もゆるめるということが1番しっくりくるなと感じました。

これを自分の子ども・親・妻、また中学生・高校生の多感な時期の子に使って、
心をととのえるサポートをしたいです。

丹田意識でいるととても気持ちがよく、
施術をしている人も癒されていくのがとてもいいなと思いました。

もっとハラモードを鍛えていき、
皮膚チェックもどんどん実践してうまくなりたいです。
今日は1日ありがとうございました。

心も体もゆるみました。
こういう感覚を常にもっていたいです。


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「家庭で出来る!」というテーマに魅かれて参加しました。
自分の体は自分で整える事を第一目標にしている事はかわらないのですが、家族はもちろん、職場などお疲れ気味な人を少しでも元氣づけてあげられればと思います。
今回はすぐにでも簡単に実践できそうな内容なので今晩からでも始めたいと思います。
何より嬉しいのはDVDで繰り返し勉強できる事!!
力を入れてのマッサージは肩がこってしまい出来なかったのですが、
これなら私にでも出来る内容ばかりで、良かったです。


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ハラモードが出来ているかどうかわかりにくいのですが、
セミナー途中からお腹があたたかく感じられたのは、
少しは出来ているという事でしょうか?
ハラモードの説明をされている時思ったのは、
妊娠中赤ちゃんがお腹にいるのを意識するのと似てるかなと思い、
自分の子供がお腹にいたときを思い出しながらハラモードにトライしていました。
皮ふチェックとゆるむ感覚は未だにつかんでませんが、これは練習を積んで感じられる事なのでしょうか?
この2点をもう少しセミナー中に練習できれば良かったです。
初めての受講に際し、緊張して臨みましたが、途中で自分がリラックスするのがわかりました。
素人には長い講座かと思いましたが、あっという間で楽しく過ごすことが出来ました。
このセミナーの経験を無駄にせず、活用していきたいと思います。


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期待していた通りの大変楽しくわかりやすいためになる内容でした。
丹田にしっかりと意識が置かれた状態なのかどうかを確認するワークがとてもよかったです。
これからも今日のセミナーで学んだことを家族に実践していきたいと思います。

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内容全ては覚えられませんが、とても身体がゆるみました。
する側もされる側も気持ちよく、これからゆっくり夫婦でやっていきたいと思います。
DVD助かります。
また、丹田について、
どうも入らない感じがあり考えていましたが、あたたかく感じられました。
それから、自我のない感覚も、感じることができました。
このあたたかい感覚を常に感じられるようにしたいと思いました。
身体ありきですねぇ。ありがとうございました。
感謝です♡


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昨日はありがとうございましたm(_ _)m
四回目だったからか少人数だったからか、
今回が一番体感出来たような気がします。

これまでは「講座内では出来てたのに一歩外に出ると元に戻って上手くいかない~(ToT)」
と苦戦していたのですが、
今回意識の在り方を教えていただいて何かがストンときたような気がします。

なんだかよく分からないけど、凄くすっきりしたんです。
具体的に、と言われるとよく分からないんですが(笑)

今後は少しずつですが、上手くいきそうな気がします♪

ヨガの時や身近な人のケアなど、
ありとあらゆる場で活用していきたいと思います!

本当にありがとうございました!


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昨日は楽しい時間をありがとうございました。

予想以上に充実した1日を過ごせました♪

相手との関わりや自分のあり方、そして「待つ」こと大事ですね。←これが一番足りてない。

相手との関わり方で、今までは「これかな?」という曖昧な感覚が、
「あ、これか~」というゆるーい確信に変わりつつあります。

なんだかトリートメントが楽しみになってきました♪

また次回お会いできるのを楽しみにしてます!


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照喜名先生の講座は毎回そうなのですが、
今回は特にカラダに落とし込めた感じがします。

”待つ”というのはいつも意識していましたが、
頭で理解してるだけだったな、と今はよくわかります。
疑いが強かった(笑)

頭でなくカラダで体現できると、動きが全く変わるのが面白かったです♪

カラダがその感覚を覚えるまで、何度もワークを繰り返しさせてもらったおかげで、
いつでもふっと思い出せる感じがします。

施術でも日常でも、できるだけこのあり方でいられるように、
気付いたら戻す、という感じでやっていきたいと思います。

また次回も楽しみにしています(^^)/

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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:51

2008年09月23日

とれーにんぐ

今日は休み。

朝から自宅にてパソコンとにらめっこの1日でした。

資料つくってブログ書いて、インターネットと読書で一休み・・・。

頭を使うのがあまり得意ではない僕は、ちょっと無い頭を使うとすぐオーバーヒートしそうになります。

そんなときは、トレーニング!

ジムに行って、今度はからだを使ってきました。

週に2回ほどウエイトトレーニングをしています。

忙しいと自分に言い訳をして、サボってしまうこともありますが・・・。

忙しい忙しいって、「自分は時間をつくるのが下手ですよ!」って自分で認めてしまうようなもんですよね・・・。


人間の生理現象として、「順応」というのが起こります。

同じ刺激ばかり与えてると、慣れてしまうということです。

良い意味でいうと、「適応」

悪い意味でいうと、「飽きる」

まぁ、悪い適応もあるし、良い飽きもありますが・・・。

それは、トレーニングでも一緒です。

同じトレーニングばかりしてると、身体がそれに順応してしまいます。

ウエイトトレーニングとは身体に刺激を与えて変化を起こそうということですが、
その刺激に慣れてしまっては、効果が落ちてしまう可能性があるんですね。

なので、週に2回のトレーニングでは、それぞれ違うテーマで刺激を入れるようにしています。

だいたい月曜と木曜(あるいは金曜)にトレーニングを行っているのですが、

月曜日は軽い負荷で多い回数。

木曜日は重い負荷で少ない回数。

細かくいうと方法も変えているのですが、大まかに言うとこういった感じで行っています。

今日は低負荷高回数の日。

僕はどっちかというと、性格的にこっちの方が苦手です。

例えばスクワットでいうと、高負荷低回数の日は120~130キロを担いで8回~10回を2~3セット。

今日のような低負荷高回数の日は、その半分ぐらいの重量で20回前後を同じく2~3セット。

どっちもきついのですが、きつさのジャンルが違います。

僕は短時間でバーっと集中することが得意なので、ジワジワきつい方が精神的に「クル」のです。

ですが、苦手なこともしっかりやっておかないと、どうしても偏った身体が出来上がってしまうのですね。

精神的にも弱くなってしまいます。

きついトレーニングですが、終わったあとのサウナと水風呂の気持ちよさったらありません。

ジェットコースターと一緒で、アップダウンがあるから楽しいのです。

身体をいじめないでサウナと水風呂に入っても、あの気持ち良さは味わえない気がします。

頭を使うと身体がうずき、身体を使うと頭を使いたくなります。

良い循環です。

どっちかに偏ってしまうと、やっぱり良くない気がします。

何事もバランスなんです。


で、何で鍛えてるかということなんですが、
もちろん自分の心身を鍛えたいとか、ストレスをリセットしたいとか、トレーニング後の心地よさを味わいたいとか、
「自分のため」という目的も少なからずありますが、

それ以上に、仕事として「やらなきゃいけない」という思いもあります。

鍛えてなくてブヨブヨのスポーツトレーナーなんて、説得力ないですもんね。

そして、説得力よりももっと重要なこと。

それは、「経験」です。

本に書いてある理論を教えることなんて、誰でも出来る。

何なら、その人さえヤル気があれば、自分で勉強していくらでも理論・学問は自力で身に付けることは、出来ます。

でも、人様を教え導く立場の人は、それに合わせて「本に載ってないこと」も伝える力が求められると思うのです。

それが「経験」や「考え方」。むしろそっちの方が重要な気がします。

それを伝えるには、自ら実践して、感じて、考えなければいけません。

実践してるからこそ伝えられることがある。

それが出来ない講師の話を高いお金を払って聞くぐらいなら、自分で本を買って勉強した方が早いのです。

もちろん、理論・学問を噛み砕いて教えてあげることも必要です。

ですが、経験や価値観が付加されてこそ、「噛み砕く」という作業が可能になると思うのです。


・・・と、熱く能書きを垂れてしまいましたが、

僕がトレーニングを行うのは、やっぱり自分のためでもあります。

男として、「いざという時戦える」身体と心を維持していたいのです。

それは「力」や「暴力」を肯定しているということではありません。

いざというときに、生物としての「オス」の役割を果たせるように、準備だけはしていたいのです。

人間は他の動物と比べて「賢い」ので、理性に頼る部分がかなり大きくなっていると思うのですが、
それによって、生物として必要な「感覚」や「役割」が失われている気がするのです。

重いものを持ち上げてぎっくり腰になったり、全力疾走して肉離れしたり・・・そんなオスではいたくない。

あ、すべての男性がそうであるべきとは思ってませんよ。

「自分が」そうありたいと思っているのです。


僕はまだ独身の身なのですが、将来結婚して娘が出来たとして、
その愛情込めて育てた自分の分身である娘が結婚したいという男を連れてきたとき・・・

僕に腕相撲で勝てないような男に、娘は渡せません!

オッサンに負けるようなか弱い腕で、どうやって娘を守るんだ!ってことです。


・・・最後はちょっと妄想が入ってしまいましたが、
身体のことを理解する上で「感覚」というのは絶対に必要です。

実践しないで、本から得た知識だけで、人間の身体を理解することは、僕には出来ません。


そして、こうやって夜更かししてまでパソコンをいじっている僕のからだとこころにどのような悪影響が及ぶのかも、
実際夜更かししてみないとわからないということです(笑)


いや、最後は言い訳ですね。


僕がやりたいのは、理論だけを伝えることじゃない。

そんなことは、頭が良い人がやればいいことです。

僕のような「脳力レベル」の低い人間は、身体を張らなきゃいけません。


人間の身体とはなんなのか・・・それを、身体を張って、たまには頭も使って、研究していきたいと思っています。




  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 02:27

2008年09月22日

筋の活性化と休息

みなさん、マッサージを受けて、逆に身体がダルくなった・重くなった経験はありませんか?


マッサージの施術法には、大雑把に分けると2種類あって、

1つ目が、リラクゼーションマッサージ。
これは、文字通り筋肉をリラックスさせる、休息させる・寝かせる施術。

そしてもう1つが、筋肉を活性化させるマッサージ。
これも文字通り、筋肉を起こす施術です。


この2つをどう使い分けるかというのは受ける人の状況によって異なってくるのですが、
筋肉には、緊張しているので緩めてあげた方が良い部分と、
うまく使えてない、働いていない状態なので活性化させた方が良い部分とがあります。

リラクゼーションのマッサージを行うとその筋出力(発揮できる筋力)は低下し、
活性化させるマッサージを行うとその筋出力はアップし、力が入りやすくなります


緊張している筋肉に対してリラクゼーションの施術をすると緊張がほぐれ身体が楽になった感じになるのですが、
うまく働けていない筋肉に対して同じくリラクゼーションの施術をすると、
怠け者をさらに休ませてしまうということにつながってしまう可能性があり、
そうなると「重だるくなる」ということが起こってしまう場合もあります。

マッサージを受けたあとに、身体が軽くなって爽快な気分になるわけではなくなんとなくダルくなってしまった・・・という場合は、
もしかしたら、ホントは緩めない方がいい部分まで緩んでしまっているのかもしれません。


疲れている部分はしっかり休ませてあげてあまり働いてない部分は活性化させることで身体のバランスは整うはずなので、
しっかりそれを見極められる知識と経験を持ったセラピストに身体を預ける方が、
より身体にとって効果的な施術が受けられるのかもしれません。


例えば、こういう考え方があります。

骨盤が、右が前傾・左が後傾という風にバランスが崩れていて、
これをハムストリングス(大腿裏の筋肉)をほぐすことでバランスを整えようという場合。

ハムストリングは骨盤の後ろについてる筋肉なので、緊張する(かたくなる)と骨盤を後傾の方へ引っ張ってしまいます。

なので、骨盤後傾側の左のハムストリングが緊張で、前傾側の右は、左に比べたら働き(筋力)が弱い可能性があります。

その場合、後傾側の左はリラクゼーションの施術、前傾側の右は活性化させる施術を行うことによって、骨盤のバランスが整い、重心が安定する場合が多いです。

これはあくまでもマニュアル例ですが、授業で生徒さんにやってもらうと、ほとんどの方に良い結果が出ていました。


マッサージだけではなくストレッチにも、
「リラックスさせる伸ばし方」と「活性化させる伸ばし方」というのがあります。

例えば運動前にリラックスさせる伸ばし方をすると筋出力が落ちてしまう可能性があるので、
パフォーマンスの低下に結びつく恐れがあります。


あとは、こういう考え方もあります。

とりあえず全身にリラクゼーションの施術を行って筋肉の緊張を充分とってあげて、
最後に活性化させる施術を行い、元気になって帰ってもらう。

この施術法、個人的には好きですね。

たかがマッサージ、たかがストレッチじゃないんです。

ちゃんと考えてやらないと、身体に良いどころか、悪影響を及ぼす恐れもあるんですね。

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 01:37

2008年09月20日

借金で首がまわらない?

首を左右に回す(解剖学用語だと、頚部の回旋)筋肉の代表に、

「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」

というのがあります。





この筋肉の、右が縮むと顔は左に、左が縮むと顔は右に向きます。

ということは、左よりも右に向きにくいという人は、左よりも右の胸鎖乳突筋がかたいということかもしれません。

顔を左に向きやすくするなら、左の胸鎖乳突筋にストレッチやマッサージを行うといいということですね。

で、この胸鎖乳突筋なんですが、ストレスの影響を受けやすい代表的な筋肉だと言われています。

僕の臨床経験上でも、ストレスがたまっている方や、不眠がちの方などは特にかたくなってることが多いです。

なんでこの筋肉がストレスを受けやすいのか・・・

僕の考察だと、

「胸鎖乳突筋は脳神経の支配を受けているから」

ほとんどの骨格筋は脊髄神経といって背骨の間から出てくる神経の命令を受けて動いているのですが、
胸鎖乳突筋と僧帽筋は、「副神経」という脳の神経に支配されているんですね。

その影響もあって、脳ストレスの影響を強く受けやすいのかな?・・・と感じています。

姿勢や呼吸の影響もあると思いますが。

首を斜めに縦断している筋肉である胸鎖乳突筋ですが、
この斜めについている筋肉がかたくなると、首がまわりにくくなるんですね。

斜めについている筋がかたいと、首がまわらない

斜筋がかたいと、首がまわらない

斜筋⇒首がまわらない

借金⇒首がまわらない・・・

この斜筋と借金のゴロ合わせは、尊敬する脳神経外科のドクターのお話から盗みました♪

つまり、

借金を抱える⇒ストレスがかかる⇒胸鎖乳突筋がかたくなる⇒首がまわらない・・・とつながっている可能性があるんですね。

いやぁ・・・ホントに日本語ってよく出来ていますよね・・・

恐るべし、先人の知恵・・・です。
  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 19:47

2008年09月18日

セラピストたる者・・・

セラピストに求められるのは、技術や知識だけではありません。

安心感だったり、信頼感だったり・・・
いろいろあると思いますが、その中でも特に重要なのが、


「心くばり」

だと思います。

まぁそれはどの職種でも同じだと思いますが、
特にセラピストが相手にするのは「こころ」と「からだ」が疲れている方たちであり、
そういう方たちが元気をもらいにきたり、安らぎをもらいにきたり、癒しをもらいにきてくれるわけです。

心身が疲れている方を相手にするときには、特に「心くばり」が重要だと思うのです。


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先日、ラーメンを食べに行きました。

ランチタイムサービスということでラーメンに小ライスがついたのですが、
そのついでに(どのついでだよ)餃子も頼んだんですね。


そして待ってると・・・

店員さんが先に運んできたのは、小ライスでした。


みなさん、どう思いますか?

僕はその小ライスをどうすればいいんでしょうか。

ふりかけなどがあるわけでもなかったので、持ってきてくれた店員さんに優しく聞いてみました。


「なんでご飯を1番先にもってくるの?」


優しくですよ。(強調)


そしたらその店員さん、「え?」っていう顔をしました。

ラーメンよりも、餃子よりも先に、ご飯を持ってくるのは、普通なんですかね?


焼肉食べに行っても、何より先にサンチュを持って来られたことがありますが、

僕はその葉っぱで何をはさめばいいんですかね?


股間を葉っぱで隠して「ふぅ~セクスィー♪」とか言ってればいいんですかね?



・・・という話を今日の学科の授業で生徒さんたちに向けて話したのですが、

みんな笑っていました。


笑ってくれて安心した・・・


この話を聞いて「え?」って顔をされたらどうしようと心配したのですが、安心しました。


技術や知識以外の「本当は1番大切なこと」も伝えられるように、もっともっと人間力を高めなきゃいけませんね。  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:29

2008年09月18日

徒手検査法

今日の最終コマは、「徒手検査法」でした。

手技を行う前にお客様の状態をチェックして、より安全で効果的な施術を行うために、必須です。
そして施術後に再チェックして、悪い反応がなくなっていれば「OK♪」というわけです。

今回は首から腕にかけての検査法です。




首がコリかたまっている方は多いと思います。
またそれが原因で、痺れなどが出てしまう方も。

首の筋肉がこってしまうと、まぁいろいろ、問題があるわけです。

最初にしっかりチェックすることで
ただ筋肉をほぐして「あー気持ち良かった。なんとなく楽になったかな」より、
効果がわかりやすく確認できます。




腕の痺れには、頚椎から来るタイプの他に、胸郭出口(鎖骨の上の方)が原因で起こるタイプもあります。

その胸郭出口の斜角筋(しゃかくきん)という筋肉の間から腕に向かう神経や血管が通っているのですが、
その通り道が圧迫されてしまうことによって、腕に向かう神経や血液の通りを悪くしてしまうことがあるのです。


実際その胸郭出口のチェックをしてみると(アドソンテストといいます)、
脈が弱くなったり、止まってしまう生徒さんもいました。





男同士で見つめあって怪しいですが、一応ちゃんとした検査法の練習です。


で、その胸郭出口の症状をどうするかということなんですが、
斜角筋は「呼吸を補助する」筋肉です。
息を吸うときに収縮し、吐くときに弛緩します。

その斜角筋が緊張していることが胸郭出口でよくみられる症状なのですが、
深呼吸してもらいながら、息を吐いてるときにしっかりストレッチをしてあげるということを繰り返すと、
斜角筋が緩んでくれて、神経や動脈の圧迫という症状もだいぶ軽減されてきます。





最初の検査では橈骨動脈の血流がかなり制限されていたのが、
修正後はしっかり血が流れるようになっていました!



首というのは非常に重要な場所で、
ここをしっかり良い状態にしてあげると、全身にかなり良い影響が出ます。

首がこるからといって首だけに原因があるわけでなく、全身の様々なアンバランスが必ず連動して起こっています。


みなさん、首、こっていませんか?

首を整えてあげることで、
脳への血流がよくなり脳が活性化しストレスが軽減したり、
呼吸が深くなり代謝がUPしたり、
全身の姿勢・バランスが改善されたり・・・

首の筋肉をほぐすだけで、腹筋に力が入りやすくなります。
ということは、首の筋肉がこってると、腹筋に力が入りにくくなるということです。
力が入りにくいということは、たるみます( ̄□ ̄;)!!


「ロベット・リアクター」という考え方では、
頚椎と腰椎が関係しています。

首が悪い人は腰も悪いし、腰が悪い人は首も悪いことが多いのです。

大事ですよ、首。

定期的にケアしましょうね♪


  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 01:35

2008年09月17日

依存体質

昨日・今日と2連休だったのですが、この連休はかなりスピリチュアルな2日間でした♪

さて、今回のテーマなのですが、「依存体質」の方が多いなぁ・・・と感じることが、よくあります。

一般の方々のニーズを知るために、よく健康・美容系の掲示板などを覗きにいくのですが、
そこにも「依存体質」の方は多く存在します。

例えばダイエットをするにも、人に頼ったり、物に頼ったりして、自分で努力するという概念が抜けている方が非常に多いように感じられるのです。

結論から言うと、最終的には自分で努力しないと、身体は変わりません。

もし何かモノ(サプリメントや機械など)だけで確実にダイエットが出来るのなら、
大ベストセラーになって肥満で悩む方なんていなくなっているはずです。

僕も仕事としてダイエット指導を行う立場なのですが、
僕が出来ることは、

「正しく安全で効果的なダイエット法をお伝えする。そして僕の話を聴いたり施術を受けることによってその方法の意義・重要性をしっかりと理解し、それを楽しくヤル気を持って継続できるようにモチベーションを高める」

「正しい方法(その人に合った方法)」を、「しっかり効果を理解」した上で、「楽しんで」、「継続して」行う。

このどれか1つでも欠けてしまうと、効果はなかなか出ないように思います。

本人の努力は必須なのです。

その努力を苦しいと思わずに、自分に必要なものだという自覚を持って積極的に取り組む。

その状態に持っていくのが、プロの仕事だと思っています。

ですが、どんなにこちらで正しい方法論をお伝えしても、それを実行・継続していただけないことには、効果は出ないのです。

例えば歯医者で虫歯の治療をしてもらったとします。

そして虫歯が完治したとします。

でも、歯磨きを怠れば、また再発してしまいますよね?

自分の努力とは、今の例でいう「歯磨き」です。

とにかく、「依存」だけのダイエットはうまくいかないことが多いです。

「機械の上に乗ってブルブル揺らされてるだけでジョギング●●分のカロリー消費!」

とか

「お腹の上に張って電気を流すだけで腹筋●●回分の筋収縮!」

とか・・・そんなの・・・

機械もサプリメントも、「補助」としては良い働きをしてくれるかもしれませんよ?

だけど、それだけでは、努力なしに「依存しているだけ」では、やっぱり難しいのです。

依存といえば、僕が教えている学校の生徒さんに対しても感じている部分でもあります。

例えば、学科の授業をやっていても、リアクションがない人が多いのです。

仮面をかぶった人たちに話している気分になるときも、多々あります。

まぁ、僕の授業がつまらないのかもしれませんが・・・。

僕の授業がつまらないとして、「つまらないからリアクションをしない」というのも、依存なのです。

完全に受身で、自分から良い授業をつくろうという意識が感じられない(人が多い)。

例えば僕はスキルアップのために県外のセミナーを受講することが多いのですが、
そこでは講師の方に

「あなたの話を一生懸命聴いていますよ!」

という猛アピールをします。

その方が話しやすいことを知っているからです。

しっかり目を見て、いちいち相槌を打ち、つまらないギャグにも愛想笑い(笑)・・・

そうすると、気分が乗ってくるんですよね。(先生が)

良い授業が出来るかどうかは、もちろん講師の資質が重要なのは間違いないのですが、

聴き手側が良い話を「引き出す」ということもかなり大切だと思うのです。

話す方も人間なので(特に僕は気分屋なので)、聴いてる人が一生懸命な方が気分が乗るわけです。

でも残念ながら「自分が盛り上げよう!良い話を引き出そう!」という意気込みを持った生徒さんはなかなかいないですね(ゼロとは言いませんが)

そして「言霊」という言葉がありますね。

文字通り、言葉には霊、魂が宿るという意味です。

例えば、そっくりそのまま同じ言葉を発していたとしても、

講師の側が、

「この人は一生懸命だから頑張ってほしいな」

と思いながらの言葉と、

「この人ヤル気ねーなー。ボーっとしてるし肘ついてるし・・・」

と思いながらの言葉では、「響き方」が変わってくるような気がするんですよね。

・・・と偉そうなことを書いてきましたが、「依存体質」僕にもまだまだあります。

生徒さんの薄いリアクションを生徒さんのせいにするのも、僕の依存なんですよね(苦笑)

僕にも修正すべき点は多々あります。

極端な例ですけど、例えば北島康介の講演を、僕の話と同じように退屈そうに聴くかっていったら、そうじゃないでしょうしね(笑)

まだまだ僕の人間力が足りないのでしょう。

結局変わらなきゃいけないのは自分なんですよね。

うまくいかないのを周りの人のせいにしたり、環境のせいにしたり・・・。

確かに依存すれば楽なんですよ。

自分で考えなくていいし、努力しなくていいし、いざとなったら他人のせいにすればいいし。

だけど・・・それじゃあ「改革」は出来ませんよね。

すいません、何か愚痴っぽい記事になってしまいましたが・・・

最近強く感じていることでした。












  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:25

2008年09月15日

ポスチュアウォーキング

今月29日(月)に「歩き方」を習ってきます。

http://www.posture.co.jp/lesson/detail.php?id_lesson=135


正しくキレイな歩き方・立ち方って、身体活動の基本ですよね。

「ポスチュア」とは「姿勢」のことらしいです。

姿勢は、心身の活動を活発にする上で、非常に大事です。

姿勢が悪いと、
どうしてもストレスがたまりやすいし、
バランスが悪いということなので腰痛や肩こりの原因にもなり、
呼吸が浅くなることで疲れやすく代謝の悪いからだになってしまいます。

いくら前向きな「こころ」を持とうとしても、「からだ」のバランスが崩れていれば、難しくなってくるんですね。

「キレイな歩き方」・・・しっかり盗んで身に付けてきます。

ポスチュアウォーキング協会 http://www.posture.co.jp/

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 11:01

2008年09月14日

コラーゲンの摂り方

前回の日記に、すみれさんから

「コラーゲンの上手な摂り方があったら、教えて下さい。
てびちとか軟骨とか、苦手です・・・」

というコメントをいただきました。

今回はそれをネタにしたいと思います(笑)

みなさんも、美容・健康のことで聞いてみたいことがあればご質問下さい。

「答えられる範囲で」答えます(笑)


コラーゲンとは何か・・・というのは前回の日記にも書きましたが、復習です。

コラーゲンは細胞間物質とも呼ばれており、細胞と細胞をしっかりつなぎ合わせる働きをします。

なので、コラーゲンが不足すると組織がもろくなってしまうんですね。

あとは細胞に栄養を届けたり、逆に老廃物を回収してくれる役割もあるのですが、

コラーゲンの生成がうまくいかなくなってくるとその働きが低下して、細胞の老化につながってしまう恐れもあるんですね。

細胞・組織の脆弱化・老朽化につながっていくということです。

美容・健康にとても重要なのがわかります。


さて、そのコラーゲンなのですが、たんぱく質の1種なので、アミノ酸からつくられます。

生成の際にビタミンCも必要みたいなので、それを摂取することも大事かもしれませんね。


で、アミノ酸やビタミンCさえしっかり摂取できてそれを肝臓に届けることが出来れば、あとは肝臓が頑張ってつくってくれます。


そこで、肝機能が低下している状態・肝臓が疲れている状態だと、まずいですよね。


肝臓が疲れてしまう状態とは何か・・・細かく挙げると色々出てきますが、根本原因はストレスです。


ストレスが原因で肝臓が疲れてしまうメカニズムを、筋肉と色を使って説明することが出来ます。

そこには、免疫力の低下や大腸の機能低下も含まれてきます。


詳しく知りたい方は・・・セミナーを受講してください(また宣伝かよ)

いや、リクエストがあれば、そのメカニズムもブログネタで書いてもいいですけど?

・・・ちょっと偉そうでしたね、すいません。



僕は「こころ」のスペシャリストではないので、カウンセリングのみでこころの状態を改善することは出来ません。

ですが、「からだ」の状態を整えることによって、「こころ」にも良い影響を与えることは、出来ます。


コラーゲンの生成を増やすために、

豚足を食べたり、軟骨を食べたり、アミノ酸を摂ったり、ビタミンCを摂ったりすることも、重要かもしれません。


でも「そもそも根本的に、肝臓が疲れていては意味が薄れるのです



優先順位を間違えないで下さい。

人間の身体は、その機能さえしっかり働いていれば、必要最小限の栄養でまかなえるようにできています。

そして、栄養を入れるより、しっかり老廃物を排泄する方が重要なのです。


臓器が疲れているのに豚足ばっかり食べていると、それこそ豚みたいになっちゃいますよ。

肌はプルプルになるかもしれませんが、二の腕もプルプルになっちゃいますよ(脂肪で)


それより先にやらなきゃいけないことがある、ということです。

それが僕の「からだ」に対する、価値観です。


内臓が元気になった状態で栄養価の高いモノを食べれば・・・最高ですね。



  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 20:08

2008年09月13日

千島学説

前回のブログのコメントに、
ローズさんが

「コラーゲンは腸また、血液の多くは小腸でつくられるんだよ…と聞いて、びっくりしました!ホント?」

というコメントを書いてくれたのですが、それについて僕の見解を書きたいと思います。


まずは、コラーゲン。

コラーゲンは「細胞間物質」とも言われ、細胞と細胞をつなぐ大切な役割をしています。

細胞が1つの島だとすると、コラーゲンは島の周りの海のようなものです。

細胞という島は、コラーゲンという海から栄養を受け取るのですが、
コラーゲンの生成がうまくいかなくなくなると、海が封鎖されて島に必要な物資(栄養)が届けにくくなってきます。

それが、細胞の老化です。

コラーゲンはたんぱく質の1種なので、原料はアミノ酸です(ビタミンCもコラーゲン生成に関わっているようですね)

アミノ酸をたんぱく質に合成してくれるのは「肝臓」です。

肝臓は「人体の化学工場」とも呼ばれていて、
小腸で吸収されて「原料」として運ばれてきた栄養素を、
身体に必要な「製品」として作り上げる働きを担っています。

肝機能が低下すると、良い製品の供給が難しくなってしまうんですね。

現代人は肝機能が疲れています。

肝臓は「工場」のほかに、「解毒」の働きもあるのですが、その「毒」がすごく多く入ってきてしまうのが現状です。

食品添加物、薬、アルコール・・・

若々しい身体を保つには、肝臓を疲れさせないことも重要な要素の1つですね。


・・・と話が大きくそれてしまいましたが、
最終的にアミノ酸からコラーゲンを生成するのは、肝臓だと思います。僕は。



そして、血液が小腸でつくられるということに関してですが、
現代医学では、

「血液は骨髄で造られる」

というのが定説になっています。


ですが、腸で血液を造っているという「腸管造血説」を唱えた学者がいます。

それがタイトルの「千島学説」で有名な、千島博士です。

ちなみにこの千島学説は、現代医学の定説を覆す理論で、
医学的・科学的根拠はないというのが定説になっていて、
「まともな」医師・科学者には相手にされていないようです。


医学的には、「血液は骨髄で造られている」のです。


この件に関して自分の想いを書き綴るとものすごく深い所まで行ってしまうので、
今回は千島学説のご紹介のみとします。

ネットで検索してみればわかることですが、賛否両論あります。

先にも書いたように、科学的には「絶対にありえない」学説のようです。

ですが、僕個人としては、千島学説は「アリ」です。

千島学説を通して、科学で推し量ることのできない、「生命体としての人間の本質」が見えるように思えるからです。

科学で全て解決できるなら・・・そんな楽なことはありません。

人間はロボットではないのですから・・・。


ぜひ、検索してみて、「ひとのからだ」について想いをめぐらせてみてください。

千島学説について書いてあるページ、肯定・否定、両方を載せてみます。

みなさんは、自分の身体をあずけるなら、どちらを選びますか?


肯定派⇒http://members.at.infoseek.co.jp/akyonn/tisima1.htm


否定派⇒http://blackshadow.seesaa.net/article/84566461.html




  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:47

2008年09月12日

水分補給

前回の記事を読んでいただいた方から水分補給についてご質問があったので、
僕がわかる範囲でお答えします。

まず前回の復習。

水分補給は大切だが、身体が冷えてる状態・血液やリンパ液などの循環が悪い状態・腎機能が低下してる状態・・・などの状態での水分補給は逆効果になる恐れがある。

逆に、身体を温めて循環を良くして腎機能を高めても水分が不足していれば意味が薄れる。

という内容でした。

では水分補給はどのような形で行った方がよいのかということなんですが、
「身体が温まっていて循環が良い」状態を前提として話します。

水分補給なので、やっぱりシンプルに水がいいと思います。

茶分補給とは言わないですから。

ただ水は身体を冷やしてしまう作用もあるので、あまりキンキンに冷えたものは、出来れば避けた方がベターだと思います。

あと、理想的な補給のペースは「点滴のように」と言われています。

一気にたくさん飲むより、出来るだけこまめに補給した方がよいということです。

必要量は気温や活動状況、体調などにもよりますが、
例えば1時間ごとにコップ1杯を飲むよりは、30分ごとにコップ半分飲んだ方が良いかもしれないということです。

あと、お茶でも良いのかということですが、お茶の問題として「カフェイン」があります。

カフェインには交感神経を刺激して身体を活性化させるという作用のほかに、
代表的な作用として「利尿作用」があります。

おしっこが出やすくなるということです。

ということは、カフェインを含む飲み物を多くとると、体内水分量が少なくなるかもしれないということです。

で、カフェインを含む飲み物としては・・・

代表的なものは、コーヒーですね。コーラもですか。

お茶では・・・紅茶、ウーロン茶、緑茶、さんぴん茶、などはカフェインを含んでいます。

なので、これらのものを常飲する習慣のある方は、カフェインを含まない飲み物も積極的に補給した方がいいように思います。

カフェインを含むのみものは嗜好品としては良いのですが、水分補給にはむかないと思います。

ではカフェインを含まないお茶は・・・

うっちん茶、麦茶、ルイボス茶、などです。

どうしても水を飲むのが苦手な方は、これらのお茶を飲むといいかもしれませんね。

僕は家では麦茶を飲んでいます。

そして共通することとしては「冷やす」ことは良くないことが多いので、
あまり冷たい飲み物を飲まないように・・・せめて氷は使わないようにした方がいいかもしれません。

でも運動中・直後や暑さや発熱などで身体がほてっているときは別ですよ。

大量の発汗がある場合には、糖質や電解質(ミネラル)の補給も必要です(今回は詳細は省きます)

「基本的には」冷やさない方が良いということです。

先にも書いたように、水分補給はあくまでも体液の循環が良い状態でこそ効果を発揮します。

身体が冷え切っている人は、身体を積極的に温めて、冷えの元となっている体内の余分な水分を排泄することの方を優先すべきだと思います。

あとは「梅醤番茶」

番茶に梅干と醤油を入れます(そのままですね)

生姜を入れるのもいいです。

詳しくは調べてみてください

東洋医学では「水毒」という言葉もあるくらい、余分な水分は身体に悪影響を与える恐れがあるのですね。

現代人は男女問わず身体が冷えてる方が多いので、もしかしたら大量の水分摂取が逆に身体に悪影響を及ぼしている可能性も否定できません。

よっぽどしっかり運動している方とか発汗量が多いときでない限り、
「1日2リットル以上水を飲もう!」なんてあえて意識しなくてもいいと思いますよ。

自分の身体がどういう状態なのかをしっかり見極めた上で、適切な水分補給(排泄)をしたいですね。

あ、アルコールにも「利尿作用」があります。  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:44

2008年09月11日

むくみ

今日の最終コマは、「むくみ」についての授業でした。

「むくみ」で悩んでる方は多いと思いますが、そもそも「むくみ」とはなんでしょうか?


むくみとは、本来排泄されるべき老廃物を含む体液が停滞してしまっている状態です(僕の定義)

病的なことが原因で起こるむくみもあるようですが、多くの場合「生活習慣」からくるものの方が多いように見受けられます。


まずむくみが起こりやすい状態の代表として、「冷え」や「筋ポンプ作用の不足」が挙げられます。

筋肉や血管は、冷えると収縮します。

寒いところでブルブルしてると、全身の筋肉が硬直してしまいますよね?

冷えは、筋肉の緊張につながります。

筋肉が緊張すると、当然体液の循環に悪影響をもたらし、停滞してしまいます。

温めるとその筋肉の緊張がとけます。



ではもう1つの「筋ポンプ作用」とは。

筋肉は「収縮」と「弛緩」を繰り返します。

縮んだり緩んだりして、関節を動かすことによって、運動を行います。

筋ポンプ作用とは、その名の通り筋肉が縮んだり緩んだりすることによってポンプの役割をこなし、内部を循環している体液の循環を促すのです。

そのポンプ作用が不足している状態、要は運動不足の状態だと、どうしても体液の循環は滞ってしまいます。

ポンプ作用は自分で筋肉を縮めたり緩めたりすることでも起こりますが、マッサージなど外部からの刺激によっても代用することが出来ます。

循環が滞るのは末梢から中枢に向かう「帰ってくる流れ」の方で起こりやすいので、例えば足がむくんでいるなら、足を心臓より高い位置に持ち上げた状態でポンプを働かせると効果が上がる可能性があります。


では、温めてポンプを働かせれば、それだけでむくみは改善するのでしょうか?

先に書いたように、むくみとは「老廃物を含む」体液なのですが、循環を良くするだけでは不十分な可能性があります。

循環を良くしたら、次にそれを「排泄」しなければいけないのです。


老廃物の排泄として代表的なのは、尿や便、汗や呼吸(吐く方)などがありますが、特にむくみに関しては「尿」が占める割合が大きいと考えています。

尿として老廃物を排泄できなければ、いくら循環をよくしたところで、体内にとどまったままになってしまう可能性があるのです。

尿をつくる臓器は、「腎臓」です。

腎臓は体内を循環している体液の中から老廃物をキャッチして、それを尿として排泄します。

老廃物をキャッチする「ろ過フィルター」のような役割をしているのです。

その腎臓の機能が低下していると、そのろ過フィルターの働きが不十分になり、体内に老廃物が停滞しやすくなってしまうのです。

腎臓で作られた尿は「膀胱」にたくわえられるのですが、腎機能低下が起こっている方は連動して膀胱も機能低下を起こしている例が多く見受けられます。

その腎臓や膀胱などの、西洋医学でいう「泌尿器」の働きを高めないことには、いくら循環をよくしても根本的な解決に結びつかないのかもしれません。

ではその腎臓や膀胱の働きを高めるためにどうすればいいのかということですが、代表的でわかりやすい所でいえば「反射区への刺激」が挙げられます。

手足には「反射区」と呼ばれる各臓器・器官に対応した部分(一般的には「足ツボ」などど言われてます)がありますが、その腎臓や膀胱の部分を刺激してあげるのです。

むくみのあるなしに関わらず、特に「膀胱」の反射区はとても痛がる人が多い場所です。

あとは、胸椎の11番・12番といったところが腎機能と対応してるので、そこを修正する。

腎臓は「大腰筋」という筋肉と、膀胱は「前脛骨筋」という筋肉と関わりが強いので、その筋肉を活性化させる。

あとは色でいうと腎臓や膀胱などの泌尿器系は黄色と対応してるので、それぞれの反射区に黄色の紙やシールなどを貼る。

(ちなみにこのカラーセラピーは完全に僕の理論です。科学的根拠はありませんが、何故か結果は出ます笑)


などなどの処置が必要になります。

これらの処置を施すと、腎臓や膀胱の機能が高まるようです。

詳細をお知りになりたい方は、是非僕のセミナーを受けにきてください(宣伝かよ)


そして最後に、重要なこと。

体液の循環を促すためには、やはり水分の補給が重要になってきます。

腎臓は「体内水分量」をコントロールする働きもあるのですが、尿として水分を排泄するためには、それだけ新たに水分を補給しなければならないのです。

水分を補給しなければ、体内水分量をキープしておく必要があるため、尿として排泄できなくなってしまいます。

なので、積極的な水分補給は重要です。

「1日に水を●リットル飲もう!」

みたいな健康法、流行ってましたよね(今も流行ってるのかな?)

その健康法は、そういう意味で理にかなっているのです。

ですが、落とし穴が・・・。

もううすうすお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。

いくら水分を補給しても、体液が滞っている状態や、泌尿器の機能が低下している状態では、意味が薄れるということです。

腎機能が低下していて筋肉が固く弱い状態で、水だけ何リットルも飲んでも、あまり意味がないのでは・・・?と感じます。


逆に、いくら体液の循環を促して泌尿器の機能を高めても、水分が不足していれば意味がないということにもなります。


なので、どっちも必要なんですね。

どっちかだけじゃダメだということですね。

愛とお金のようなもんですね(ちょっと違いますか)


・・・ちまたで流行っている健康法というのは、完全に間違えてるわけではないのですが、悪い言い方をすると「浅い」ものが多いです。

炭水化物ダイエットなどはその代表です。

浅いです。

引き潮です。

海は海なんですが、浅いんです。

泳いでも楽しくないということです(ここまでくると意味がわかりません)



基本的には、人間の身体には「絶対」はありません。

個人差もありますし、色々な要素が関わりすぎているので。

なので、僕は断言する書き方・言い方はあまりしません。


ですが、これだけは断言できます。


「人間の身体は、劇的には変化しません」


劇的に変化したとすれば、必ず反動がきます。

これが、自然の摂理です。

地球も劇的に環境が変わったせいで、反動がきはじめていますよね。

人間のこころとからだも同じだということです。

ですが、地道に正しいこと、自分に合ったことを続けていれば、必ず良い変化が起こってきます。

地道に間違えたこと、自分に合わないことを続けていれば、必ず悪い変化が起こってきます。


みなさん、少しずつ、こころとからだに良い変化を起こしませんか?

僕にそのお手伝いが出来るなら、こんなに幸せなことはありません。




















  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:26

2008年09月09日

昇級試験

またまた「こころ」についての話です。




心身には、どうしてもバイオリズムというか、波のようなものはあります。

「いつも絶好調!」というのはなかなか難しいですよね。

全くストレスを感じないというのは、なんていうか、もう神の領域だと思います。


で、そのストレス。

なんの為にストレスを感じる出来事が起こるんですかね?

そんなの無い方が幸せなのに。


僕は、ストレスとは人格を磨くための「昇級試験」だと思っています。

あなたの人格を磨くために、神が時々試験を与えるんですね。

それをクリアすれば、あなたの人格が高まるということです。



・・・学生時代のことを思い出してください。

試験前にならないと、なかなか勉強しなかったですよね?

僕はそうでした(笑)

だから、あえてストレスとなる出来事が「与えられる」ことによって、勉強の機会が与えられているのです。

神様が、

「あ、この人は試験をつくらないと勉強しない人だな」

と思ったら、試験(ストレス)が与えられるのです。


逆に、

「この人はわざわざ試験を課さなくても、勉強(人格を磨く努力)が出来るな」

と思った人には、試験は課せられません。


だから、ストレスを回避する方法。


常日頃から人格を磨く努力をしておくということです。

人格を磨くとは、常に謙虚で、周りの人・起こる出来事に感謝し、不平不満愚痴泣き言を言わないということです。


そんなキレイ事言っても、周りには不愉快な人、出来事が多いんだもん・・・


という人は、


「勉強しろっていったって、見たいテレビもあるし遊びに行きたいんだもん」

とダダをこねる子供と一緒です。


そんな人には、やっぱり試験が課せられます。


出来れば試験は受けたくないですよね。

でも、完璧な人格が備わった神のような人にはなかなかなれません。


だから、試験が与えられたときは、
普段勉強してない自分への試練だと思って、
他人のせいにしないで「自己責任」で乗り越えていくしかないのです。

ストレスは自分でつくってるんですよ。

試験をクリアできなければ、当然ですが追試が待っています。


当然高校入試より大学入試の方が難しいですよね(学校にもよりますが笑)


だから、試験のレベルが上がっているということは、自分のレベルもそれだけ上がっているということです。

強いストレスが与えられたということは、それだけの人間になったということです。


でも、全く勉強しない人にとっては、レベルの低い試験でも、いつまでも難しいままかもしれません。


常にストレスを抱えてる人は、追試を受けまくっている人なんでしょうね。

頑張って受かってください(笑)


  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 03:51

2008年09月08日

人生は・・・

人生はドライブ、運転のようなものです。

基本的に前(未来)を向いて、前に向かって走ります。

後ろ(過去)ばかり見ていたら、危ないです。事故ります。

たまに後続車との車間距離(置かれている現状)を把握するためにバックミラーを見たり、
車線変更したいときにサイドミラーで隣の車線(周りとの兼ね合い)を気にすればいいのです。

周りを見ないで暴走するのはサイドミラーを確認しないで車線変更するようなもので大変危険ですが、
だからといってサイドミラーばっかり気にしていたらなかなか前に進めないのです。

周りの車がトロトロ走ってるからといってそれに合わせる必要もないし、
逆に周りがガンガン飛ばしているからといって、無理にそれに付いていく必要もありません。

みなさんはみなさんのペースで安全で楽しく走っていればいいのです。


そして、周りと同じ目的地に向かう必要もありません。

みんなと同じ所を目指せば、安心感はあるかもしれませんが、渋滞してますよ。

みんなが行かない、自分だけの秘密スポットであれば、道も空いてて快適かもしれません。

でも共通するのは、基本的には前を向いて前に進まないと、目的地には到達できません。

長いドライブであれば、
目的地の途中でカフェに寄って一休みすることも大切だし、
もちろんガソリンスタンドで燃料を補給することも必要ですね。

オーバーヒートを起こしたら車を休ませてあげなきゃいけないし、
整備不良が見つかったら、修理してあげることも考えなきゃいけませんね。

みなさん、エンジンや車体はさび付いていませんか?

車が壊れたら、ドライブは中止になっちゃいますよ?

車のパーツは交換がきくけど、身体のパーツはなかなか交換できませんよ。

日々しっかりメンテナンスを行って、快適なドライブを楽しみましょうね。

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 15:40

2008年09月08日

オメガ3系脂肪酸

食の欧米化、
特に脂質の過剰摂取が、
肥満や生活習慣病、アレルギーなどの大きな原因とされています。 


実際、現代人はよっぽど食生活に気を配っていない限り、 
脂質を『摂り過ぎて』しまっている傾向にあります。

みんなダイエットというと炭水化物を控えようとするけど、
個人的な見解としてそれは違うんじゃないかと思っています。


確かに炭水化物、
というか炭水化物を摂取したときに分泌されるインスリンは脂肪をためやすくする働きもありますが、
それ以上にとても大切な働きの方が多いんです。

インスリンの働きをちゃんと説明すると、
みんなわかってくれます。

砂糖は減らした方がいいけど、
穀物を減らしちゃだめだと思います。
もちろん摂りすぎはダメですが。

特に日本人はお米を食べてきた民族です。

お米の消費量は、半減していて、
逆に動物性食品の消費量が倍増しているようです。

炭水化物カットは確かに痩せます。

げっそり。

短期間で体重を落としたいなら、炭水化物カットもいいかもしれません。

リバウンドしますけど( ̄□ ̄;)!!


脂質を摂りすぎなんです。

なので、脂質の摂取をなるべく控える方が良いのですが、
中には積極的に摂った方が良い油もあります。 


それがタイトルの『オメガ3系脂肪酸』


この油は、
多くの現代人に不足しています。 


普段摂ってる油はほぼ100%減らした方がいい油ですが。

特に外食が多いとか、動物性食品をたくさん食べる人は。

僕はこの「オメガ3系脂肪酸」を摂りはじめて2ヶ月くらいで、 
明らかに体調が良くなってきたのが感じられました。 

朝の目覚めがよくなり、
トレーニングでも疲れにくくなったし、
肌や便通の調子も良いです。 

ちなみに体脂肪率5%ダウンしました( ̄□ ̄;)!!


夕食時に小さじ5杯くらいを料理に混ぜて摂っています。 

外食したときは、 
帰宅してから直接飲みます(笑) 


ちなみに僕が摂っているのは『アマニ油』と言って、100グラムで約700円します。




サ●エーで売ってます。


では、もう少し詳しく・・・ 

まず、脂肪(油)には大きく2種類あります。 

動物性と植物性。 

動物性の油は控えた方がいい代表です。 

特徴としては、常温だと固まります。 

豚や牛などは人間より体温が高いので、
より体温の低い人間の身体に入ると固まるのです。 

冷めたラーメンは白い油の固まりが浮いてますよね? 

あれです。 

ラードも固形です。


ああやって人間の身体の中でも固まるから、消化が大変です。

胃腸に負担がかかるのです。

欧米人に多かった大腸癌が、日本人にも激増しているようです。 


植物性の油は温度が低くなっても固まりません。
 
で、植物性の油にも種類があって、 

オメガ9系(オリーブ油とか)、
オメガ6系(これが日常使ってる油。サラダ油とか)、
オメガ3系(αリノレン酸)
に分けられます。 


問題はオメガ6とオメガ3の割合。 


オメガ6:オメガ3が、
3:1から4:1の割合で摂取されるのが理想のようなんですが、
現代人の平均的な食生活だと、
8:1から10:1の割合になってしまってると言われます。(もっとひどいというデータもあります) 


オメガ3は血液の流れを良くして、
心筋梗塞や脳梗塞、高血圧や高脂血症などを予防・改善するほか、 
炎症を抑える働きがあるので、 
アトピーやぜんそく、花粉症などのアレルギー疾患、リウマチなどの自己免疫疾患にも効果的です。 


あとは、細胞膜を柔らかくしてくれるので、 
細胞への栄養の吸収を促進したり、 
逆に老廃物の排泄(デトックス)を促してくれたりします。 

なので、美容にも効果大なんですね! 

シワ、シミ、くすみ、乾燥にも改善効果があるようですし、
炎症を抑えてくれるのでニキビにも良いかもしれません! 


で、良いことずくめのオメガ3ですが、 
欠点もあります。 

まず、高い!

先にも書いたように、
僕が摂ってるアマニ油は、
1本100グラムで700円します。

小さじ1杯で約5グラムだから、
毎晩小さじ5杯ほど摂ってる僕は、
4日でなくなってしまいます。
4日で700円。
1ヶ月で5千円くらいですか。


でもそれで美容と健康が増進されると思ったら、ね。


代表的なオメガ3系脂肪酸には『シソ油』『えごま油』『アマニ油』などがありますが、
個人的にはアマニ油がオススメです。 

魚の油であるDHAやEPAもオメガ3ですが、
魚を食べるだけじゃ充分量が摂取できないのが現状です。 

あとはDHAやEPAのサプリメントも売ってるけど粗悪品が多いので(もちろんいいのもあるけど高い)、 
普通にスーパーに売ってるアマニ油とかえごま油でいいと思います。 


欠点2、加熱に弱い。 

加熱するとすぐ酸化します。 
だから加熱中の料理には入れないで、完成品にかけるなり、直接飲むなりしてください。 

ちなみに味噌汁に入れるとコクが出てすごくおいしくなります。

油なのにサラサラしていて、直接飲んでも違和感ない感じです。 


欠点3、体内で蓄積できない。 

オメガ3は、
他の脂肪と違って蓄積することが出来ないようです。 

なので、少量ずつでもいいから、毎日続けることが大事です。


と、ざっと挙げましたが、もちろんオメガ3を増やすだけじゃなくて、 
オメガ6(普段使ってる油)や動物性の油を減らす努力も必要です。 


いろんな健康法とかサプリメントを試してきましたが、
1番効果的なのが油のコントロールだと感じてます。 

それだけ油が身体に与える影響って強いのかもしれません。


中国語では「頑張れ!」を「加油!」というみたいですよね。


あとは、出来るだけ冷たい飲み物を飲まないでお腹を冷やさないように心がけてください。 


みんなで健康になってステキな年齢の重ね方をしましょう♪


ちなみに… 
植物性の油は固まらないと書きましたど、 
例外で植物性のなのに液体ではないものがあります。 

なんでしょう? 


マー●●ンです。


油の話題で避けては通れないのが、「トランス脂肪酸」

この話は、また今度!

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 01:21

2008年09月06日

体軸

人間の身体には、ストレスチェックセンサーがついています。

瞳孔とか、心拍数とか、脳波とか、いろいろあると思いますが、
僕が施術でよく使うのは、筋力と骨格の歪みです。

ストレスを感じる、心身が不快感を察知する、合わないものに触れると、「反射的に」筋力が低下します。

そして同じくストレスを感じたときに、骨格も「反応として」歪みます。

反応というのは、一時的にという意味です。

そして人間は、自分以外の人間がストレスを抱えていることを察知する能力があります。

実際の例としては、骨格が整った状態の人に、遠くにいる「サンポールを飲もうとしている人」を見せるだけで、歪んでしまいました。

あとは、姿勢を正した状態で肩を揉んでも整ったままだったのが、
猫背の状態で肩もみをすると、歪んでしまったり。

でも、揉まれてる方は、どっちも同じように揉んでるので、どっちも気持ち良いのです(ストレスの自覚がないということです)

でも、一方では骨格が歪む反応が起こりました。

身体にどのような影響があるのかはわかりませんが、歪むという反応が確実に起こりました。


ストレスを抱えている人を見るだけで、触れられるだけで、
ストレスに感じてしまう可能性があるということです。

ストレスは伝染するのかもしれません。


ストレスを抱えている人は、「体軸」が崩れています。

わかりやすく言うと姿勢が崩れているということです。

なので、姿勢が悪い人に触れられるだけで、潜在意識の部分でストレスを感じる可能性があるということです。


スポーツトレーナー、セラピスト、人の身体に触れる仕事をする上で、姿勢はものすごく大事です。








上下の画像は同じ筋肉をストレッチしていますが、
与える影響は変わってくるはずです。

みなさんなら上下どっちのトレーナーのストレッチを受けたいですか?


姿勢はとても大事です。

相手の「潜在意識に」影響を与えるかもしれないということです。


疲れてる人の話を聞けば、それがどんなに良い話でも、疲れてしまうし、
輝いている人の話は、その人が輝いているというただそれだけで、元気をもらえるんです。


他人を変えたいのなら、自分が変わることです。

あなたがイライラしてるあの人は、実はあなたにイライラしているかもしれません。




  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 19:22

2008年09月02日

えびぞり






この画像のような「えびぞり」出来ますか?

結構苦手な人が多いです。

手足をしっかり床からある程度の高さまで持ち上げて、
最低10秒ぐらいはキープ出来るようにしていたいですね。


1、手足を床から持ち上げられない⇒完全に筋力不足です

2、手足を床から持ち上げることは出来るが、数秒しか持たない⇒やはり筋力不足です

3、この姿勢をすると腰に痛み・違和感がある⇒現在、または将来腰痛持ちになる恐れ


この姿勢が苦手な人は、筋肉の原因でいうと、
身体の後面の筋力が弱っているのと、
前面の筋肉が柔軟性を失っている可能性があります。

後面の筋力低下なのですが、
特に「大臀筋」というお尻の筋肉と、
前々回の日記で話題に出した「中・下部僧帽筋」が弱っている人が多いです。

そしてこの2つの筋肉が弱い結果、その分腰の筋肉への負担が増し腰に違和感が出る
・・・という風につながっている人も結構多く見られます。


その場合はやっぱり負担のかかっている腰を揉むだけでは不十分で、
働いていない筋肉をしっかり活動させるために起こしてあげる作業が必要です。

本来3人でこなすべき仕事量を、
2人がサボって1人だけで頑張っていれば、
その1人は潰れてしまいますよね。

結構そういう感じで腰に負担がきている人が多いのですよ。

頑張っている1人を休ませてあげる(負担がきてる腰をマッサージする)のも重要なんですが、
サボっている2人を起こしてあげることもかなり重要ですよね。

ちなみにこの画像は僕なんですが、
こんな偉そうな文を書いてる割に突っ込みどころ満載ですね。

1番目立つ所だと、肩が固いですね。

本来は左腕が耳を隠す所くらいまでは上がっててほしいんですが。

トレーニング&ストレッチングは僕にも必要です。


よく現代はストレス社会だから癒しが必要だと言われますが、
根本的な解決を目指すなら、
より良いボディメイキングを行うなら、
緩めるとこは緩めて、鍛えるとこは鍛えないといけませんよ♪


1番やっちゃいけないのは、
この姿勢をつくると腰に負担がきてしまうような状態なのに、
そのままの状態で背筋運動をしちゃうこと。

もっともっと腰に負担がきてしまいますよ。

先にも書いたように、
どこかに負担が集中するということは、どこかが怠けているということです。



  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:56

2008年09月02日

科学的根拠

からだに関する「科学的根拠」というのは医療の世界になると思うんですが、

本当に人間のからだとこころを、科学の力だけで知ることが出来るのでしょうか?


例えばある人が体重計に乗っています。

50kgだとします。

で、その体重計に乗っているAさんを、Bさんが後ろから持ち上げようとします。

そのときに・・・

Aさんが

「自分の足が床から強く引っ張られているイメージ」

を持つと何も考えてないときよりも重く感じ、

「頭のてっぺんにひもをくくりつけられて、天井に向かって引っ張られているイメージ」

を持つと逆に軽く感じる。

・・・ということが起こってしまいます。


じゃあAさんが
「床から強く引っ張られているイメージ」

「天井から引っ張られてるイメージ」
両方で体重を量ったとき、
体重計の表示の差は出るでしょうか?

出ないでしょう。


この例で重要なのは、
「重くなった・軽くなった」のではなく、「重く感じた・軽く感じた」のです。

人間は、目の前の人間の「イメージの変化」を「察する」ことが出来るのです。

機械には出来ないことです。


体重計で出る数値は「科学」です。

すごく大きな指標にはなります。

人が人を持って正確な重さを判定することは出来ませんから。


ですが、体重計という「科学」には、
その人の「気」のもちよう、イメージの変化、もっている感覚の違い・・・などを読み取る力はありません。

逆に、そこを読み取れるのが人間の「生命体」としての力、感覚、潜在意識です。


どっちが優れているというわけではありません。

どっちにも長所と短所があるのです。

そこをうまくバランスのとれた使い方ができていればいいのですが、
現代の医療はどうしても「科学」の方に偏ってしまっています。

科学で人間のことが全てわかるのなら、こんなに苦しんでいる人はいません。

「クスリ」という科学で全ての病気が治ってしまうなら・・・。


現代人が抱えている病・苦悩は、科学の力だけではどうしようもないものが多いです。

これから医療が日進月歩で発展していっても、
それでも生活習慣病や鬱などの患者は増えていく一方だと思います。

そもそも医療で使う「治療」という用語が好きではありません。

治療の治、「治める」は、

「国を治める」とか、「暴動を治める」とか、「支配」のような意味あいがありますよね。

だから、「治療」って、自分以外のナニモノかによって(多くの場合はクスリ)、
自分の身体が「変化させられている」状態なんですよ。


ただ、科学が不必要だと言いたいのではありません。

体重計の例でも出したように、大きな指標としてはとても必要だし、クスリによって強制的に変化を起こさなければならない状況もあります。

ただ、外からの変化・支配(治療)に頼っていると、
内から変化する力(自分で自分を改善する力)を、
失ってしまうかもしれないですよ。

僕は科学と非科学をその人に合ったバランスで融合させたボディケア・メンタルケアを目指しています。


「病は気から」

です。

「病は血液検査から」

ん?

うーん・・・。


多くの現代人が求めているのは、「医療」ではなく「癒療」なのではないでしょうか?










  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 11:33

2008年09月01日

猫背とストレス

みなさん、猫背だけどキラキラ輝いている人と会った事がありますか?

逆に、背筋がピンと伸びているのにストレスを溜め込んでいる人と会った事がありますか?

全くいないとは言わないですが、そういう人は少ないんじゃないですかね?


姿勢が猫背だとストレスをためやすい、
いや、
ストレスをためてる人は猫背になりやすい?


どっちでもいいです。


とにかく深い関連があります。


※科学的根拠を含まない、僕の臨床上の経験からくる考察も含みます。


まず猫背とは何か・・・なのですが、
全身の関連を書くと長くなってしまうので、今回は肩の周りだけで考えてみます。


実際姿勢をとってみるとわかると思うのですが、
猫背になると、まっすぐ背筋を伸ばしているときに比べると肩甲骨が外側に開きます。

肩甲骨が背骨から離れていくということです。

それは、肩甲骨を内側に引き付けておく筋肉が弱っているのが、大きな原因の1つです。

その、「肩甲骨を内側に引き付ける筋肉」が今回のテーマです。


その筋肉は、首から背中の真ん中ぐらいにかけてでっかく付いている「僧帽筋」という筋肉の、「真ん中の方」と「下の方」です。

ではその「中部・下部僧帽筋」が弱くなると身体にどのような悪影響があるのでしょうか・・・。


筋肉と臓器というのは深い関連があります。

例えば「腎臓」と骨盤の前側にある「大腰筋」という筋肉は関連が強く、
腎機能が低下していると大腰筋が弱くなります。

一般的には「足ツボ」などどいわれている足裏の「反射区」というのがありますが、
腎臓の反射区を刺激することで、大腰筋に力が入りやすくなるということが起こります。
(反射区は手にもあります)


腎臓は腎臓で非常に重要なんですが、その話はまた今度・・・


そういう関連でいうと、今回のテーマである「中部・下部僧帽筋」は「脾臓」という臓器と関わっています。


なので、猫背⇒中・下部僧帽筋が弱い⇒脾臓の機能低下

と結びついている可能性があるんですね。



あまり馴染みがないであろう脾臓は、
西洋医学的にはあまり重要視されていませんが、
東洋医学的には非常に重要な位置づけにある臓器なんですね。

「五臓六腑」の「五臓」の中に入っています。


脾臓は免疫や血液の代謝などと関わっています。


私たちの体を外部の敵から守ってくれている「免疫」ですが、
その役割をしている「白血球」の中に「リンパ球」というものがあります。

その「リンパ球」をつくってくれているのが脾臓なんですね。

私たちの身体をコントロールしている自律神経には交感神経(ストレスの神経)と副交感神経(リラックスの神経)がありますが、
血中のリンパ球が増えるのは副交感神経が優位な状態だといわれています。

なので、

ストレスがたまっている⇒交感神経優位⇒リンパ球がつくりにくい⇒免疫力低下 

という図式が出来てしまいます。

そして、

リンパ球がつくりにくい⇒リンパ球をつくる脾臓の働きが悪い⇒脾臓と関わる中・下部僧帽筋が弱い

という風につながっている可能性があるのです。


これを逆に書くと、

中部・下部僧帽筋を強くする⇒脾臓の働きが高まる⇒リンパ球の生成が活発に⇒リンパ球をつくる状態の副交感神経が優位になる⇒リラックスする⇒ストレス解消

と良い循環になる可能性もあります。


中部・下部僧帽筋が弱い、弱いというか上手く使えない状態になっている人はかなり多くいます。

そういう状態で運動をしてしまうと、例えば腕を持ち上げる運動をするとどうなるでしょうか。

腕をもちあげるときは、もちろん肩の筋肉も使いますが、肩甲骨を内側に引き付けなければいけないので、中部・下部僧帽筋も使います。

その引き付ける筋肉が弱いと、肩の筋肉の負担が増えてしまうのです!

スポーツなどで肩を痛めてしまう人には、この中部・下部僧帽筋の弱化が多く見られます。

そして、肩こりもそうです!

肩に負担がかかるということは、肩がこるということです。

なので、

ストレス⇒猫背⇒肩こり 

という図式につながる可能性があります。


だから、肩こりだからって肩を揉んでるだけでは根本的な解決にならない場合が多いんですよ。


そして、

肩がこる⇒不快⇒もっとストレスがたまる

っていう負の無限ループに突入してしまうわけです。


じゃあどうすればいいの?ってことなんですが、
この中部・下部僧帽筋を鍛えるのはなかなか難しいんですよ。

普段使えてない弱っている筋肉を使うためには、まず悪い癖を修正しないといけないから。

その悪い癖の修正が、なかなか難しいということです。


僕にパーソナルトレーニングを依頼するしかないということです( ̄□ ̄;)!!


中・下部僧帽筋をしっかりトレーニングさせると、

「あ!肩が軽くなった!!」

と皆さんおっしゃいます。

だから、筋肉を鍛えるというのは、ムキムキになりたい人だけがやることじゃないんですよ。

筋力は歳と共に衰えていくので、「維持のためにも」トレーニングは必要なんです。


ちなみに僕はカラーセラピー的なものも施術に取り入れているのですが、
脾臓の反射区に緑色の何かを張るだけで、
中・下部僧帽筋に力が入りやすくなります。

脾臓は緑と対応してるんですね。


観葉植物を見ると癒されるのもわかりますよね。


いやぁ、身体って神秘だなぁ。



まぁとにかく、胸を張って生きていればいいのです。

さぁ胸を張って!

そしたら猫背とも肩こりともストレスともおさらばさ!


※身体を変えるにはそれ相応の時間と、たゆまぬ(正しい)努力が必要です。




  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 18:48