てぃーだブログ › こころとからだ › 2011年05月

2011年05月19日

その肩もみで肩こりが緩和しない理由


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

今朝はUSTREAMをお休みしてしまい、
全国2万5千人の「こころとからだ早朝USTREAMファン」の皆様、
ごめんなさい。

今朝ゆっくり寝たおかげで、だいぶ疲労回復しました♪

で、今日のテーマは「リラクゼーション」

ボディケアでの「リラクゼーション」への、
僕の価値観を書いていきたいと思います。

あくまでも僕の価値観です。

僕の印象では、
ボディケアのリラクゼーションは

「気持ちいい筋肉のほぐし」

のことを指していることが多い気がします。

「気持ちいい=リラックス」みたいな。

でも、僕はまずそこで「?」です。

本当に「気持ちいい=リラックス」なのでしょうか?

そもそも、リラックスってなんでしょうか?

リラックスって、気持ちがいいことなのでしょうか?

率直に感じていることを書くと、
多くのリラクゼーション系ボディケアは、
「刺激量過多」
になっているように感じています。

例えば、圧が強すぎるとか、時間をかけすぎるとか。

たぶんそれは「リラックス」に対する価値観の違いからくるものだと思います。

僕は「表面的な気持ちよさ」が真のリラックスにつながるとは感じません。

僕の思うリラックスとは、心身が安定し、呼吸が深くなり、生命力が上がること。

心身が安定するので、軸が出来ます。

リラクゼーションのボディケアを受けるお客様は、
多かれ少なかれストレス状態になっています。

ストレスが全くないのにボディケアは受けませんよね。

で、ストレス状態って、五感が鈍るんですね。

逆にいうと、リラックスとは五感が冴えている状態と言い換えることもできます。

で、そのストレス状態で五感が鈍っているお客様。

そういうお客様にとって「ちょうど気持ちいい圧」を筋肉にかけてあげたところで、
本当に身体は喜んでいるのでしょうか?

僕は整体・マッサージにおける圧の強さを、
よく料理の味付けに例えます。

ストレスフルな状態での味覚って、麻痺していませんか?

本来身体にとってちょうどいいはずの量や味をオーバーしてしまっていることが多いと思うんです。

そして、身体にとって負担になるようなものを求めてしまう傾向にあると思うんです。

糖分・塩分・油・化学調味料・・・そういったものへの味覚が鈍ってしまい、
身体に負担になるものも「おいしい」といってどんどん食べてしまう。

ストレス状態では、それが顕著になる傾向があると思います。

それが、マッサージでも似たような傾向があるのです。

慢性的に筋肉がかたくなっている状態=慢性的なストレス状態では、
身体感覚が鈍っています。

なので、本来身体にとってちょうどいい圧の強さよりも、
強い圧を求める傾向にあるのです。

その通りの圧でほぐしてしまうと、
表面的(顕在意識)には気持ちいいかもしれませんが、
身体反応(潜在意識)では拒否反応が出ます。

リラクゼーションのボディケアを「サービス」として考えるのであれば、
そういうお客様のニーズに応えていく必要もあると思います。

ですが、本来の意味でお客様をリラックス状態に導くためには、
身体反応(潜在意識)の方にアプローチできなくてはいけないのです。

僕はブログやUSTREAMなどでスポーツコンディショニングのことばかり発信していますが、
場合によってはリラクゼーションの施術をおこなうこともあります。

ですが、そのときに僕が施すリラクゼーション系ボディケアは、
表面的な気持ちよさじゃなくて、
身体反応を感じ、潜在意識が「快」と感じる刺激を入れるようにしています。

ほぐしに入る前に、お客様に両者の違いを体感していただきます。

まずは、お客様が気持ちいいと感じる強さで刺激を入れ、
その後に軸をチェックしてみる。

ほとんどの場合、ブレます。

僕の価値観では、身体がブレる=心もブレる=ストレス状態、なのです。

なので、心身がブレるような圧は、
いくら表面的に気持ちいいと感じていても、
僕の中ではリラクゼーションではありません。

そしてその後、僕がお客様の身体反応を察知し、
潜在意識レベルで身体が喜んでいると感じる圧で刺激を入れてみます。

ほとんどのお客様は「え?こんなに弱い圧?」というリアクションです。

ですが、その後に軸をチェックしてみると、ビシッと安定するのです。

お客様は、びっくりされます。

で、僕はこう訊きます。

「お客様が気持ちいいと感じる圧と、本当に身体が喜ぶ圧、どっちで施術しますか?」

そうすると9割以上のお客様は、「身体が喜ぶ方で」と答えます。

ごくたまに「気持ちいい方でいい」という方もいますが、
そういう場合はサービスに専念して、お客様のニーズ通りにします。

なんで潜在意識レベルでアプローチする必要があるのか?

それは、身体の慢性的な不調は、潜在意識によってつくられているものだからです。

例えば「肩こり」

肩こりって、自分の意志でつくったものじゃないですよね?

「あー最近ストレスがたまっているから、肩を緊張させよう」

とか、

「自分は姿勢が悪いから、肩に力を入れておこう」

とか、ないですよね。

肩こりって、無意識に、潜在意識レベルでつくられたものなのです。

その潜在意識レベルでつくられた肩こりを、
表面的な感覚の気持ちよさで癒すことは不可能・・・と言い切ることはできませんが、
難しいと思うのです。

肩こりは、潜在意識が引き起こした身体反応なんです。

潜在意識レベルでストレスを感じたとき、
潜在意識が「不快」を感じたときに、
自然に起こる身体反応なんです。

心身のバランスが崩れたときに起こる、
自然の調整機能と言いかえることもできます。

なので、それを緩和するのなら、
逆に潜在意識が「快」と感じる刺激を入れてあげる必要があります。

潜在意識レベルでバランスの整う刺激を入れてあげる必要があります。

でも、ストレスが強ければ強いほど、
顕在意識(自覚)と潜在意識(無自覚)の差が広がっています。

頭で感じることと、身体が感じていることに、大きな差が出来ているのです。

「頭でっかちで、身体のサインを感じにくい状態」です。

その「頭でっかち状態」になってしまっているストレスフルなお客様の頭で気持ちいいと感じる圧でマッサージをして、
肩こりが緩和するのか?
ということです。

また食に置き換えます。

ストレスがたまっていて、ケーキをむさぼるように食べてしまった。

お酒を呑みすぎたでもなんでもいいです。

それってその場は一瞬ストレスから解放されたような感じになりますが、
それは本当に「リラックス」なのでしょうか?

ケーキをむさぼるように食べているそのときは、確かに幸せかもしれません。

でもその後の身体は、どういう状態ですか?

健康になっていますか?元気になりますか?

ストレスがたまっているときに頭の言うとおりにしていたら、
どんどんストレスの悪循環にはまってしまいます。

圧の強すぎるマッサージもこれと同じで、
マッサージを受けているときや受け終わった直後は気持ちよくて楽になったように感じても、
結局翌日になったら元に戻っているのです。

元に戻るだけならいいですが、もっとストレスが強くなる場合もあります。

人の身体には、なんでも「適量」というものがあります。

で、その適量には個人差もあれば状況による差もあります。

で、その「適量」は、頭で考えてわかるものではなく、
感覚的に気づくものです。

ですが、ストレスフルなときは、その感覚が鈍っているのです。

だからついつい余計なことをやりすぎてしまうんです。

昔から「腹八分」が健康にいいと言われますが、
マッサージの圧も一緒なのです。

「ちょっと物足りない」くらいが、実は身体に良いのです。

満腹で胃がはちきれんばかりの量を食べるのは幸せかもしれませんが、
それはリラックスではなくて欲を満たしているだけで、
新たなストレスをつくっているだけなんです。

「(表面的に)気持ちいいマッサージ」もそれに似たようなところがあります。

で、こんなことをいくら理屈で説明されても、納得できないと思います。

頭で理解したとしても、感情で納得できないと思います。

だから僕は、施術の前にお客様に「体感」していただけます。

頭で気持ちいいと感じる圧と、
潜在意識レベルで「快」と感じる圧。

身体で感じていただければ、ほとんどの方は潜在意識の「快」を求めます。

それくらい、身体への効果は歴然としています。

ちょうどわかりやすい動画がありました。

去年7月の東京こころとからだ塾の一コマです。

40秒過ぎくらいから、
「頭で気持ちいいと感じる刺激」

「潜在意識で快を感じる刺激」
の反応の違いをやっています。

携帯の方は⇒身体が喜ぶ肩もみとは?




僕は、潜在意識で「快」と感じること、それが「リラックス」につながると思っています。

だからといって、頭で気持ちいいと感じるマッサージを否定しているわけではありません。

学校の授業では、そういうほぐしを教えていますし、僕も最初の3年くらいはそうでした。

入り口としては、必要だと思います。

サービスとしてお客様のニーズに応えらえる能力をまずは身に着けて、
そこから。

来月は同業者向けに「圧」をテーマにしたワークショップを沖縄でやりたいと思っています。

この記事を読んで興味を持たれた方はもちろん、
疑問に感じられた方、不快に感じた方も、
是非実際身体で感じてみてほしいです。

いかに「(表面的に)気持ちいい圧」が「(潜在意識レベルでは)不快な圧」なのかが、
身体反応で体感できます。

で、僕はお客様の身体に触れると、
その方の「潜在意識」が快を感じる刺激量が体感できるようになりました。

どうやったら、それが感じられるようになるのか?

そういうこともお伝えします。

ヒントは、「体軸」です。

「リラクゼーションへのこだわり」はまだまだたくさんあります。

また機会があれば記事にしたいと思います。

ありがとうございました。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:53

2011年05月16日

なぜピアノをならいはじめたのか


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

先程の記事で告知させていただいた「6/6(月)第8回大阪こころとからだ塾」は、
おかげさまで一部・二部ともに満席になりました!

ありがとうございます。

地元沖縄よりも大阪の方が数倍集客力があるという。

今後の課題は、地元沖縄の集客です。

ということで、本題です。

僕は1年半前くらいから、ピアノを習っています。

月に2回、1時間ずつの個人レッスンです。

なぜピアノを習っているのか、よく訊かれます。

めんどくさいので「モテたいから」と答えていましたが、
結婚をした今、その答えも微妙です。

ピアノを始めた理由。

理由はありません。

なんとなくやりたくなったからやっただけです。

僕の原動力は、ほとんどが「好奇心」です。

このブログを始めたのも、
個人でセミナー活動を始めたのも、
県外に進出したのも、
全部「好奇心」です。

とりあえず興味があるから、やってみたいからやってみて、
おもしろかったら続ける。

子供のような理由です。

だいたい僕は自分に甘く飽きっぽい性格なので、
使命感や信念で何かをやろうとしても、続きません。

ただ、好奇心ではじめたことをやり続けているうちに、
使命感や信念が後からついてくることはあります。

で、ピアノ。

ピアノも最初のきっかけは、なんとなく楽しそうだったからです。

でも続けていると、たくさんの気づきがあります。

やり続けているうちに「あーこれに気づくためにピアノを習っているんだな」と感じることが、
たくさんあります。

たくさんあるのですが、その中のひとつ。

「メリハリ」です。

音の強弱やスピードの変化などをつけずに、
ただ淡々と楽譜通り弾いていても、
あまり上手く聞こえません。

というか、感情が揺すぶられません。

ですが、楽譜を「感じ」、
その感性の元に強弱やスピードの変化などのメリハリをつけると、
その曲が生きてきます。

感情をこめる⇒自然にメリハリがつく⇒曲が生命として生きてくる

で、このメリハリって、理論的に考えてつくるものじゃないんです。

その曲を感じ、表現するものです。

これって整体のほぐしの手技にも共通しているんですね。

学生さんのほとんどは、この「メリハリ」が苦手です。

どうしても単調になってしまう。

メリハリをつけようと意識すると、ぎこちなくなってしまう。

それは受けている人と「同調」できていないからです。

ピアノ演奏が曲によってメリハリのつけ方が違うように、
筋肉のほぐしも受ける人によってメリハリのつけ方が違うんです。

それは理論的にどうということではなく、感覚の世界です。

その人に触れて、「この人はこういう刺激が心地よいだろうな」というのを感覚で感じ、表現する。

筋肉のほぐしって、施術者の「表現」なんです。

もっというと、セミナー講師も受講者に対する表現です。

同じテーマでも、受講者や場所などが違えば、表現は変わってきます。

僕の授業は同じテーマでもいつも内容が違うと言われるのですが、
それは環境が毎回違うのだから当然です。

その場、その人に合わせた「表現」があるのです。

これは理屈で身に着けるものではありません。

で、そういう感覚を養うのに、楽器の練習はすごく役立つと思うのです。

例えば歌でも「Aメロ」「Bメロ」「サビ」というのがあって、
それぞれの表現は違うはずです。

そしてその歌が情熱的な歌なのか、寂しい歌なのか、愛なのか、孤独なのか。

そういうことで、声の出し方や表情などまで変わってくると思うんですね。

これも施術やセミナーでも同じことが言えます。

施術者は、表現者なんです。

もちろん楽譜通りに弾けない段階で表現もなにもありません。

でも楽譜通りに弾けるようになってきたら、
その次は表現者として感性を磨いていく必要があります。

このブログでは整体の施術について、
リラクゼーション系よりもコンディショニング系を中心に書いていますが、
実は僕はリラクゼーションの施術にもすごくこだわりがあります。

次回の記事では「リラクゼーション施術へのこだわり」について書きたいと思います。

ただ僕は好奇心優先なので、気が変わったら別の内容になるかもしれませんが。

最後に。

「なんでピアノをならいはじめたのか?」

なんて訊かないでください。

立派な答えがないので。

やりたいからやっているだけです。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:04

2011年05月16日

2011/06/06[大阪]第8回大阪こころとからだ塾


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

6/5(日)ヴィオラトリコロール主催ワークショップの翌日6/6(月)は、
第8回大阪こころとからだ塾です!

午前・午後の2部制になっております。

:::::::::::::::::::

一昨年の9月よりスタートしました「大阪こころとからだ塾」も、
おかげさまで8回目を迎えます。

これまでの「こころとからだ塾」は主に自分を整えるための「セルフケア」をテーマにしていましたが、
8回目のテーマは「家庭での癒し」

プロとしてお金をいただいての施術ではなく、
セルフケアでもなく、
御家族や御友人など身近の大切な方を癒すためのスキルを実技中心に学んでいきます。

肩がこっている、腰が痛い、眠りが浅い・・・

このような慢性的な不調を持ちながら日々過ごされている方は、非常に多いと思います。

身体の不調は心の不調にもつながり、
そのような心身の元気が失われた状態で生活・仕事をしていては、
何をやるにしてもなかなか良い流れがつくりにくい思うんですね。

逆に心身の調子が良くなってくると、
自然に明るく・楽しく・前向きになってくるものです。

なので、
心身の調子を整えるということは何をするにしても一番のベースになる部分だと思うのですが、
ほとんどの方は、
日常生活にかなりの支障が出たり、
病気にでもならないと、
具体策を講じようとしないのが現実だと思います。

具体策というのは、
食事や運動、その他生活習慣の改善などです。

仕事や生活に大きな支障が出ないから、
そこにわざわざお金と時間を投資したり、
慣れ親しんだ生活習慣を変えたり、
そういうことまで踏み込まない。

だって、なんかめんどくさいから。

そういう方は、かなり多いと思います。

でも、身体はケアをしてあげることで、確実に変わるんです。

身体は変われば、心も変わるんです。

中には、御家族間でマッサージをしてあげたり、、、などをされてるご家庭もあると思います。

それによって得られることは、
心身の疲労が癒されることはもちろんですが、
何よりスキンシップというものは、
それだけで心まで通じ合うことができることにあります。

ご家族やご友人・恋人同士などで、
お互いの心身を癒すことができるって、
とてもステキなことだと思いませんか?

そしてそれがお互いの繋がりを深めることにもなると思います。

思ってるだけではなく、言葉だけでもなく、手で癒してあげることで想いを伝えてみたくないですか?

そして、どうせやるなら、しっかり効果が出る方法でやった方が良いと思うんです。

僕は、その方法をお伝えしていきたいと思いました。

身体のことは全く知らない、
マッサージの方法も全く知らない。

そういう方に向けた、今回の講座です。

プロのセラピストになろうというほどではないけど、
ご家族やご友人など身近に癒してあげたい人がいる。

そういう方に、オススメの講座です。

専門的な技術以前の、根本的な部分をしっかり身につけたいプロのセラピストの方にもオススメです。

その日からすぐに使える効果的・実践的な「癒し術」をお教えします。

身近の大切な人を癒す術を身につけましょう!

自らの手によって大切な人が癒されたとき、あなたはそれ以上に癒さると思います。

では、講座詳細です。

:::::::::::::::::::

第一部 「家庭の癒しⅠ 肩こり解消ボディケア」

日程:2011年6月6日(月)10:00~12:30

参加費:4,000円

定員:20名様 残席7

第二部 「家庭の癒しⅡ 深い睡眠に誘うためのボディケア」

日時:2011年6月6日(月)13:30~16:00

参加費:4,000円

定員:20名様 残席8

会場:一部・二部ともに、難波市民学習センター(JR難波駅上4F)

※今回は平日特典として、Ⅰ部・Ⅱ部ダブル受講の方は、1,000円引きの計7,000円でご案内します。

お問い合わせ・お申込み:hi-ko-@kokoro-to-karada.jp

:::::::::::::::::::::::

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Posted by 照喜名 弘彦 at 18:31

2011年05月13日

言葉にならない情報


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

先日の関西合宿セミナーについて、書きたいと思います。

昨日のUSTREAM配信でも感想はお話ししたのですが、
改めて。

5/8(日)から5/10(火)の2泊3日で、
初めての合宿セミナーを開催しました!

会場は京都の「関西セミナーハウス」

このわかりやすいネーミングが決め手となりました。

やっぱりわかりやすさって大事ですね。

で、今回の合宿セミナー、個人的には「大成功!」でした。

一番大きいのは、参加者の皆様に恵まれたこと。

初めての合宿が素晴らしい皆様と共に開催できたことを、感謝します。

合宿と普段のセミナーとの違い。

それは、「距離感」だと思います。

たった2泊3日とはいえ、
ずっと同じ場所で同じ時間を過ごし同じ釜の飯を食べる。

これだけで一気に距離が近くなるんですね。

そして今回は講座以外にも比叡山延暦寺ツアーも盛り込み、
みんなで山道をたくさん歩きました。



この比叡山ツアーは、
ずっとセミナーハウスに籠りっきりだとさすがに息苦しいかなと思いリフレッシュ用にスケジューリングしたのですが、
これが予想以上に大成功。

山道を2時間以上も歩いたのでさすがに皆さんお疲れ気味でしたが、
きつい経験ほど共有した仲間とは一体感が生まれますよね。

それは合宿以外でも、最近では水曜や金曜の早朝勉強会で体験していたことでした。

早朝の勉強会に参加するために、
みんな超早起きをするという。

生活する場所は違えど、
超早起きというきつい経験を毎週共有する。

そうやって集まった仲間は、意図せずとも一体感がうまれるものなんだなと思います。

それなので、早朝勉強会はエネルギーが高い「場」になっています。

今回の合宿は、それがさらに短期間で凝縮されていた。

みんなで同じご飯を食べ、同じ道を歩き、同じネタで大笑いする。

2日とも夜10時まで講座をやってあと、
缶ビール片手に皆で談笑タイム。

これがまたよかったですね。

普段の講座ではなかなか出来ないことです。



そうやって一体感がうまれてくると、
伝わる情報量が何倍にもなることを体感しました。

情報って、言葉・文字だけじゃないんですよね。

むしろ、言葉・文字以外の「見えない情報」の方が、圧倒的に多い。

今回の合宿では、固定化されたスキルというよりも、
ボディケアへの価値観・感性などをお伝えしていきたいというのが目標でした。

感覚・感性というのは、全て言葉にして表現することは出来ません。

文字通り、感じることなので。

思考ではなく五感を通して潜在意識にインプットしていくものだと思います。

潜在意識にインプットするためには信頼関係を築くことが必須で、
信頼関係を築くために必要なことは、一体感です。

その一体感が築かれたとき、文字・言葉で発信している情報以外の、
想い・感性などの目に見えない情報も伝わっていきます。

僕は、むしろその「言葉にならない情報」の方が、大事だと思っています。

言葉の奥に潜む情報を、どう汲み取ってもらうか。

それは常に意識していることなんですが、
合宿という形でそれがとてもスムーズにできたことが、
僕にとってとても大きな気づきとなりました。

こんなに伝えたいことが伝わった感触を得たのは、初めての経験でした。

癖になりそうです(笑)

最後の感想で何人かの方が話してくれましたが、
僕も含めた今回のメンバー全員が、
本当に家族のようになっていました。

たった2泊3日でしたけど、
本当に充実した中身の詰まった時間を過ごすことが出来ました。

今回合宿の良さを身体中で体感できたので、
また第2回目も是非開催したいと思っています。

機が熟せば関西以外の地域でも開催したいです。

改めて、合宿セミナーに御参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回の経験は、僕にとって大きな宝物になりました。

感謝感謝感謝!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:27

2011年05月12日

帰ってきました。


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

日曜からの2泊3日関西合宿セミナー&名古屋こころとからだ塾を終え、
先程帰宅しました!

いろいろと書きたいことがあるんですが、
今日は4泊5日の濃厚な旅から帰ってきて、少々お疲れ気味です。

なので、明日以降にまたしっかり更新していきますので!

毎週木曜朝は早朝USTREAM配信をしているのですが、
今朝は名古屋のホテルから放送しましたよ!

昨日は名古屋こころとからだ塾終了後夕方5時くらいから12時頃まで懇親会で呑んでまして、
二日酔いの状態での放送でした。

そこで今回の旅についての感想も話していますので、
よかったらご覧ください♪



ではまた明日!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:44

2011年05月06日

過去の自分に学ぶ


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

みなさんはスランプ対処法をお持ちですか?

僕はいろいろあるんですが、
その中のひとつに「過去の自分に学ぶ」があります。

行き詰ったときに、このブログの過去記事を読むんです。

キネシオロジーのセルフチェックで今の自分に合っている(必要としている)記事を探します。

ちなみに今日は、この記事でした。

2008年11月28日「気と姿勢」

2年半も前の記事なんですが、
今の僕に必要な内容が書いてありました。

今読むとわけのわからない恥ずかしくなるようなことも書いているんですが、
でも本質的な部分の価値観は、今も変わっていません。

過去の自分から学ぶというのは、
「自分の中に答えがある」
という価値観からのものです。

意外と過去の自分に教えられることって、多いですよ。

ブログをされている方は、何気なく過去記事を読んでみるのもいいと思います。

その記事で、一昨日の「愚痴」という記事にコメントをいただいた日夏先生のことも出てきます。

なんという偶然!

それでは!

::::::::::::::::::::

2008年11月28日「気と姿勢」

こんばんは。

昨日の記事では最後の方で姿勢についてなんだかんだ書きましたが、
本当にね、大事なんです。

おそらくみなさんがイメージしている重要性より5倍ぐらい重要です。


まず、「気」について。

気というと、非科学的とかうさんくさいとかなんとかかんとか・・・言う方もいますが、
そんな方でも出してるんです。気。

誰でも出してます。

だからそういう意味では、誰でも常に気功を使ってるんです。

その「気」の法則を書きます。

非常にシンプル。単純明快です。

簡単に分けると、「良い気」と「悪い気」があります。

自らが良い気を発していると、それだけ良い気が受けやすい状態になります。

そしてその発する良い気が強ければ強いほど、良い気がドンドン受けやすくなります。

良い気を受け入れる扉がドンドン開いていくんですね、自分が良い気を強く発すれば発するほど。

そして、良い気を受け入れる扉がドンドン開くと、悪い気を受ける扉は反比例してドンドン閉じていきます。

だから、良い気をドンドン発すれば、悪い気の影響はドンドン受けにくくなります。

砕いて説明しすぎてまわりくどいですか?(笑)


続きいきます。

で、逆も起こるんですね。

自らが悪い気を発すれば発するほど、悪い気を受けやすい状態になります。

悪い気を強く発するほど、悪い気を受ける扉が開いていくんですね。

そしてそれと反比例して、良い気を受け入れる扉が閉まっていきます。


非常にシンプルですね。これが気の法則のうちの1つです。

肯定的な言葉を発すること・肯定的なイメージをすること・・・などで良い気は発することができます。

だから、肯定的な人には肯定的な出来事が起こりやすい。

良い気を引き込む扉を開いてるからです。

逆に否定的な言葉を発する・否定的なイメージばかりしている人には、良いことは起こりにくくなります。

良い気を引き込む扉を閉ざしてしまうからです。


この気の法則を知ってると、例えば心霊スポットなどに行っても何も怖くありませんよ。

「幽霊がいたらどうしよう」というイメージは、自ら悪い気を引き寄せていますよね。

「成仏して私たちを見守っていてください。ありがとう。ありがとう。ありがとう・・・」
こういうイメージを持つと心霊スポットに行っても呪われにくくなります。

特に普段から良い気を多く発している人ならなおさらです。

(そもそも良い気を発する人はわざわざ心霊スポットなんか行かないと思いますが)


では本題です。

例えば講演を聴くとき。

話というのは、表面上の言葉だけではなく、
そこに込められている「気」を感じるものだと思うんです。

ここでいう「気」とは、想い・表情・身振り手振り・声のトーンなども含まれます。

全く同じ言葉でも、発する人の想いや表情や声のトーンなどによって、大きく印象が変わりますよね。

料理もそうだと思います。

その料理が身体に及ぼす影響を考える指標として、
タンパク質が何gとかビタミンCがどうとかカロリーがどうとか現代栄養学的な要素ももちろんあるのですが、
それ以上に重要なのは、その料理に込められている「気」だと思うんです。

その食材がどういう想いでつくられたか。どういう想いで運ばれたか。どういう想いで売られたか。
その料理をどういう想いでつくったか。どういう想いで食べるのか。

こっちの方が大事ではないですか?

話でも料理でも、表面的な言葉や栄養素よりも、その奥にある「気」が与える影響の方が強いと思います。

で、講演に話を戻します。

講師の方も、もちろん気を発しています。

その気が良い気なのか悪い気なのか、そしてその気のエネルギーがどのくらい強いのかで、響き方が大きく変わります。

もちろん、言葉の言い回しやテクニックも「上手い話」には必要かもしれません。

でも「上手い話」が必ずしも心を動かすかというと、そうではありませんよね。


昨日講演を聴いた関野さんは、良い気を強く発していました。

法則からいうと、関野さんが発する良い気を出来るだけ多くキャッチするためには何をすればいいと思いますか?

簡単ですね!

こちらも出来るだけ多くの良い気を発すればいいんです。


じゃあこちらからたくさんの良い気を発するにはどうすればいいんでしょうか?

熱心に聴くとか、良い話を聴かせてくれる関野さんに感謝の気持ちを常に送りながら聴くとか、
話しやすいように表情や相槌などでしっかりこちらの意思も表示するとか、

姿勢をキレイにして聴くとか!!!

ついに出ました。

姿勢です。

姿勢がキレイだと、良い気が出ます。

2日前くらいの記事にも書きましたが、これはもう間違いないです。確信です(科学的根拠はナシ!)

同じ話を聴くなら、良い姿勢の方がもっと心の奥まで響くということです。

良い気を出せば出すほど、受ける扉も比例して開いていくのですから・・・。


僕は話を聴きながら、関野さんの骨盤や背骨を整えたりしていました。

やりすぎですか?

だって、せっかくの機会ですから、出来るだけ多く吸収して潜在意識に植えつけて帰りたいじゃないですか。

関野さんのお話の8カ条の6つ目が「まずは、自分を最優先」だったんですね。

だから僕は、自分のために、関野さんの身体が整うように気を送っていました(笑)


あの人の話は難しいとか、この人の話はつまらないとか、そんなネガティブなことを言ったり思ったりする前に、
まずはどうやったらその人から良い話を引き出せるか、自分が努力してみましょうよ。

これは何も講演などを聴く場合に限らないですよ。

家族や友達や上司の話を聴くときもそうです。

依存しちゃダメです。

自分から動くことが大事なんです。

というか、自分から動くしかないんです。

依存しちゃダメです。(2回目)

自分が話す側の立場のときもそうですよ。

相手がちゃんと話を聞いてくれないとネガティブになる前に、
自分が改善出来るポイントはたくさんあるはずです。
(特にこれは自分自身に言い聞かせています)

確かに周りの人や環境の影響も少なからずあるかと思いますが、
それを受け入れるも断ち切るも自分次第なんです。

だからね、まず自分が変わりましょうということなんです。

他人が変わるのを愚痴りながら待ってるよりは、自分が変わった方が早いんですよね。

効率がいいんです。

なかなかポジティブでいるのは難しい状況もありますけどね、出来るだけポジティブでいましょう。

そして、姿勢をキレイにしましょう!


・・・僕が最近お会いした方たちの中で、圧倒的に強い「良い気」を発していた方がいます。

その強い良いエネルギーを発していると感じたのは、9月に受けたウォーキングの先生です。

http://okiteru.ti-da.net/e2249686.html

歩き方がキレイ・姿勢がキレイということが、こんなにもヒトを美しくするんだと、圧倒されました。


こころも変える。からだも変える。

これが健全だと思います。


こころとからだはつながっています。


どっちかだけ追求しても足りないはずだと、強く感じています。


::::::::::::::::::::


今読み返すと意味不明なことも結構書いてますが、
良いことも言ってるね!

そう、変われるのは自分しかいない。

他人を変えようとするのは、苦しいだけです。

自分に出来ることを心を込めてやればいいだけ。

エゴが強くなると、そんな当たり前のことも忘れてしまいます。

でも、それでいいんだ。

人間だもの。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:30

2011年05月05日

反動


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

昨日はネガティブ全開の記事で申し訳ありませんでした。

その反動なのか、
今朝のUSTREAM配信では、
アホ全開でした。
(内容はまともだと思います)





テーマは「むくみ解消エクササイイズ」だったのですが、
たった3分ほどの簡単なエクササイズで、
嫁のふくらはぎが2センチも細くなっていました。

たぶんウエストなら5分くらいのエクササイズで5センチくらいは細くできます。

細くするのはちゃんとしたやり方でやれば割と簡単なんですが、
問題はその状態をいかに長持ちさせるか・維持するかってことなんですね。

それに、僕が目指すのは脚やウエストが細くなることではなくて、
身体機能を高めることです。

身体機能を高めていく過程で細く引き締まったのならそれはそれで良いことなのかもしれませんが、
それは結果であり目的ではありません。

ちなみに身体機能は上がらないのに細くする方法もあります。

でもそれじゃあ意味ないですよねー。

ちなみに今、
毎週水曜日の6:00~7:30で早朝スポーツコンディショニング勉強会なるものをやっているのですが、
全20回が終わったら第2クールもやりたいと思っています。

8月頭に終わるので、
キリよく9月の第1週の水曜からスタートします。

同じ時間帯です。

今は「スポーツコンディショニング」という広いテーマでやっていますが、
2回目はテーマを「ダイエット・シェイプアップ」に絞って、
「ダイエット・シェイプアップのためのスポーツコンディショニング」というテーマで全20回やろうと思います。

てか、やります。

今は全20回で1万円(しかもDVD付き)という超破格値でやっていますが、
次回からは3万円にしようと思います。

1万円って、1回500円なんですよ。

3万円でも、1回1500円です。

全20回でダイエット・シェイプアップのためのアプローチをがっつりやろうと思います。

興味のある方は、是非御参加ください!

今からお金貯めておいてくださいね☆

9月スタートなので、7月くらいから正式に募集開始します。

ちなみに今月21日(土)のホームセラピスト講座ですが、
現在のところⅠ部・Ⅱ部ともに定員12名様のところ、
Ⅰ部が3人、Ⅱ部が4人です。

まだまだ募集中ですよ!

なんか後半は宣伝ばっかりで申し訳ありません。

ちなみに来週木曜の朝は名古屋にいるのですが、
モチベーションがあれば名古屋から早朝USTREAM配信をします。

いよいよ今週日曜からは、初の合宿セミナー@関西です。

その後は初の名古屋こころとからだ塾

あ、名古屋こころとからだ塾の方はまだ募集中ですので、よろしくお願いいたします。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:11

2011年05月04日

愚痴


※明日6:30より早朝USTREAM配信です!!!


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

愚痴るのはあまり好きじゃないのですが、
溜まってきてちょっとヤバいので、ここで吐き出します。

ネガティブなエネルギーをもらいたくない方は、この先は読まない方がいいです。

::::::::::::::::::::::

最近悩んでいます。

プライベートは至って平和なのですが、
仕事のこと、学校の仕事のことで。

僕は現場で役に立つ、お客様に喜んでいただくためのノウハウを伝えているつもりなんですが、
受け手の学生の方は、そこまで求めてない感じの人の方が多い。

もっと目線を下げて、学生のニーズに応えてあげた方がいいのだろうか。

気持ちよく筋肉をほぐしてあげることに一生懸命で、
そしてそれが出来れば満足で、
それ以上のことは今は求めてない人の方が圧倒的に多い。

最近学科の講義をやっていると、
なんか自分だけ一生懸命で熱くなってバカみたいだなと感じることが多々あります。

僕が伝えているのは僕自身が施術で使ってお客様に喜ばれていることばかりですし、
同じことを個人セミナーで伝えると、受講者の方にもすごく喜ばれます。

でも、学校の授業はそうじゃない。

価値観の押し付けになっちゃっている気がしています。

ものすごく砕いて説明しているつもりなんだけど、
難しいと言われる。

毎日何時間くらい勉強した上で難しいと言っているのかはわかりませんが、
あれで難しいなら、どうすればいいのか。



学校での自分の立ち位置が、わからなくなっています。

まぁ7年も講師をやっていると、
こういう波が定期的に必ずやってきます。

今日の講義では、
背筋を伸ばすことの重要性をわかりやすく伝えていたつもりなんですが、
一番前で聴いていた20歳くらいのコはその話を聴きながらもずっと思いっきり猫背でした。

そういう学生に対する自分の立ち位置が、自分でもわからなくなっています。

僕は本気で整体の仕事をやっているし、学科も手を抜きたくありません。

でもそれを学生に求めるのは、単なる押し付けのような気がします。

僕は不器用だから、割り切ることが出来ない。

割り切ろうとすると、手抜きになってしまう。

悪循環に、はまっています。

明日も朝から担当講座が2つ。

まぁ考えてもしょうがないことなので、
軸をとって、その時のベストが出せるようにします。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:32

2011年05月03日

炭水化物ダイエット4


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

前回の「炭水化物ダイエット3」の続編です。

炭水化物ダイエット1の方で、
「血糖値のコントロール(安定)に膵臓が大きな役割を担っているような気がする」
と書きました。

血糖値の安定は心身の安定につながります。

脳の機能が血糖値に大きく左右されるのですから。

ということは、膵臓のストレス反応を軽減させることで、
心身の安定にもつながってくる可能性があります。

※僕は医者じゃないので、病気を治すとかそういう話をしているわけではありません。

そして、もうひとつ。

前回、糖質の貯蔵が減ってきたら「糖新生」を行うと書きましたが、
それを行う臓器は、肝臓です。

なので、糖質の摂取を制限している人は、肝臓の疲労が可能性として考えられます。

肝臓が疲れると、全身の倦怠感につながります。

朝起きるのが苦痛になってきたり、
目が疲れやすくなってきたり、
些細なことでイライラしやすくなったり。

ということは、膵臓や肝臓のコンディショニングは、
ダイエットに不可欠ということです。

かなりざっくりまとめましたが。

膵臓や肝臓に限らず、
内臓機能が低下している状態は身体が(メンタルも)うまく機能してくれません。

なので僕は、
心身のコンディショニングでは内臓へのアプローチが非常に重要だと思っています。

もちろん、運動や身体の使い方、意識の持ち方などで身体機能が改善されることもあります。

ただ、内臓にアプローチしちゃったほうが「早い」ことが多いように感じているんです。

内臓の働きを頭に入れ、
そして内臓と筋肉と感情などの関係を頭に入れた上で、
コンディショニングを行う。

これはとても役立つと思います。

なので僕の場合は、
ボディケアや運動指導をする上で、
内臓のコンディショニングは非常に重要な位置づけになっています。

(それが絶対だなんて思わないですよ)

これまでの記事の流れとしては、

・糖質制限は体重減に効果的だが、マイナス面も考慮する必要がある

・その主なマイナス面とは、筋量の減少と肝臓の疲労

これは逆にいうと、筋量の減少と肝臓の疲労さえケアしていれば、
糖質制限はダイエットに非常に効果的だという意味でもあります。

もちろん正確にはもっと複雑なメカニズムがあるのですが、
大雑把にいうと、そういっていいと思います。


では、具体的にどうすればいいのか?

・まず、糖質の摂取量を減らす

・筋量を維持するためのエクササイズを継続する

・筋量を維持するための栄養素(タンパク質)を補給する

・タンパク質の吸収率を高めるために、胃や膵臓をケアする
(胃や膵臓はタンパク質分解酵素を出しています)

・血糖値を安定させるために、膵臓のケアをする

・糖質不足で起こる糖新生によって使われる肝臓のケアをする

・糖質制限によるストレス耐性を高めるために、
抗ストレスホルモンを分泌する副腎をケアする

ほかにもいろいろありますが、代表的にはこんなところでしょうか。

以前に体重を落としたいというお客様に、
こういう方法でコンディショニングを継続的に行ったことがありました。

週1ペースで3か月。

そうしたら、3か月で10kgほどの減量に成功しました。

ですが、ダイエットって、体重が落ちて終わりじゃないんです。

「それをどう維持するか」が大事だし、そっちの方が大変です。


ダイエットにしても何にしても、
「変化」を起こすのは難しい。

いや、「変化」を起こすのは割と簡単なんだけど、
「変化」の状態を「維持」して「安定」させるのが難しいんです。

だからリバウンドが起こる。

頭では変化した状態を望んでいて、
そしてその状態を維持することを望んでいるのに、
身体はなかなか変化しないし、
変化したとしても維持することが難しい。

頭(顕在意識)で望んでいるだけでは、難しいんです。

潜在意識から変えないと。

脂肪を蓄えることって、頭で望んでやったことではないですよね。

脂肪を蓄えることが頭で望んだ結果じゃないなら、
脂肪を減らすことも頭で望むだけじゃ無理なんです。

脂肪を蓄えたのは、潜在意識(無意識)です。

潜在意識でそれをやったのなら、元に戻すのも潜在意識です。

なので、潜在意識にアプローチして、
潜在意識から変化させていかないと、
なかなか身体って変えられないんです。

自分の意思(意識)で動かす・変えることが出来るのは、ごくごくわずかです。

これまでの記事で、
ダイエットは(僕のやり方では)内臓機能やホルモン分泌などをケアしていかなくてはならないことがなんとなく伝わったと思いますが、
内臓の働きやホルモン分泌って、意識的に出来ることじゃないですよね。

全部無意識(潜在意識)がやっていることです。

なので、ボディケアや運動指導をする上で、
潜在意識のメカニズムを知ることは、
非常に重要だと思います。

次回はそれについて書いてみたいと思います。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:38

2011年05月02日

炭水化物ダイエット3


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

結婚式の打ち合わせをしてきました。

披露宴はやらずに、こじんまりとアットホームにやります。

教会での式&パーティーみたいな感じで。

最初やろうと思った日が仏滅だったんです。

僕も嫁も仏滅とか気にしないんですが、
周りには反対されました。

御祝い事なので、周りの人がいやな気分になるなら避けた方が無難ですよね。

ということで、本題です。

炭水化物ダイエット2の続きです。

おさらいはしません!

気になる方は、1と2の方からお読みください!

というか、そこを読んでいただかないとこれから書くことの意味がわかりづらいと思います。

「じゃあ貯蔵庫が空になりそうだったら、そうなるのか?」

ということです。

筋グリコーゲンも肝グリコーゲンも、
溢れたら脂肪に変換されます。

では、逆に足りなくなったら?

極端な糖質制限をすると、
当然ながらグリコーゲン貯蔵量が減ってきます。

まずは、筋グリコーゲン貯蔵量が減ってきたらどうなるのか?

筋肉のパフォーマンスが落ちます。

特にパワー系の。

強い力を発揮したり、速いスピードで動いたり。

そういうときに特に筋グリコーゲンが多く使われるんですが、
そういう運動のパフォーマンスが特に低下します。

ちなみにスタミナ系の運動は、脂肪もエネルギーとして使われます。

燃料が減ってくると、使うのをセーブするようにできているんですね。

なので、筋グリコーゲンが減ってくると、筋肉の働きが自動的に抑制されます。

逆にいうと、
筋トレなどの運動後は筋グリコーゲンが減っている状態なので、
速やかに糖質を摂取した方が疲労回復に良いと言われています。

なので、運動後は適度に糖質を補給した方がいいですよ。

では、肝グリコーゲンが減ってくると、どうなるのか。

前回の記事で書きましたが、
肝グリコーゲンは、主に血糖値の維持に使われます。

そして、血糖は脳のエネルギー源として重要なものです。

ということは、
肝グリコーゲンが減ってくると血糖が維持しづらくなるということなので、
脳の働きをセーブしはじめます。

血糖が維持できないのに脳を活発に働かせていたらまずいですから。

お金がないのに買い物しまくったらヤバいのと一緒です。

お金がないときには買い物を控えるように、
肝グリコーゲンが減ってきたらそれを使う脳の働きを抑制します。

具体的には、
・集中力の低下
・ダルい
・情緒不安定

などです。

こうやって、
体内(筋肉と肝臓)の糖質貯蔵量が減ってくると、
身体機能が低下してきます。

で、そういう状態は心身にとってとてもまずい状況なので、
なんとかそういう状況を立て直そうとします。

適度に糖質が入ってきてくれればベストなのですが、
それを制限してしまっているとき。

そういうとき、身体は、
自ら糖質をつくりだそうとします。

糖分がなくなったら筋肉が、
何より脳の機能が低下してしまう。

それは困る。

だから、そんな状況でも糖分が入ってこなければ、
体内で糖質をつくりだそうとするんです。

その働きのことを、「糖新生(とうしんせい)」といいます。

読んで字のごとく。

糖を新しく生み出す。

で、糖を新しく生み出すには、材料が必要です。

では、その材料とは?

糖をつくるのに糖を材料にしても意味がありません(笑)

材料は、脂質とタンパク質を使います。

体内の糖質が減ってくると、
脂質とタンパク質を材料に、
糖質をつくるんです。

なので、糖質制限をすると体脂肪が減るんです。

「ワーイ!じゃあ糖質どんどん制限しちゃおう♪」

・・・そうじゃありません。

タンパク質も減るんです。

この、タンパク質が減るのが、問題なんです。

身体のどこのタンパク質を使うのか?

タンパク質がたくさん蓄えられているのは、筋肉です。

筋肉のタンパク質を分解して、糖質をつくるんです。

ということは、
糖質が不足してくると体脂肪が分解されるのと同時に、
筋肉も分解される(筋肉量が減る)んです。

なので、こういう体重の落とし方をしていると、
確かに体重は減りやすいんです。

脂肪も筋肉も落ちていくんですから。

なので、体重を落とすことだけを考えるなら、
糖質摂取を控えることはかなり有効です。

でも、筋量が減ってしまったら意味がないどころか、逆効果です。

筋量が落ちると、基礎代謝が落ちます。

基礎代謝が落ちるということは消費カロリーが落ちるということなので、
「痩せにくい身体(太りやすい身体)」になってしまいます。

糖質制限で脂肪量も筋量も落としてしまうと、
元の食生活に戻した時には「太りやすい身体」になっているのです。

なので、大切なのは

「筋量を維持しつつ余分な脂肪を落とす」

ということです。

運動指導者は常識として、
そして経験上も知っていることなんですが、

「脂肪を落とすよりも筋量を増やす(維持する)ことが何倍も難しい」

のです。

実は、脂肪を落とすだけなら、
ちゃんとしたやり方を知っていれば、
そんなに難しいことではありません。

ですが、
脂肪を落とそうとするとどうしても筋量まで減ってしまいがちです。

これは炭水化物ダイエットに限らず、
どんなダイエットでもそうなんですが、
短期間でガッツリ体重を落とすのは、
長い目で見ると身体に負担になることが多いんです。

筋量まで落としてしまっては、意味がない。

筋肉って、身体を支え・動かす上で絶対になくてはならないものですから。

身体を支え動かすことは、生きることです。

ということは、筋量の低下は、生命力の低下といってもいいかもしれません。

ちょっと極端かもしれませんが、でもそういうことです。

筋量の低下に限定しなくても、
ダイエットをして体重が落ちることで、
心身の調子を落としてしまうのは本末転倒です。

体重を落としたい。

その目標(願望)を持った時に、

「なんのために体重を落としたいのか?」

ということを、突き詰めてみるといいかもしれません。

体重を落としたいことには、必ず理由があります。

その理由はなんですか?

脚やウエストを細くしたいから。

ではなんのために細くしたいのでしょうか?

まぁこの辺の価値観は人それぞれなので、
人それぞれの答えがあると思います。

ただ、僕は目先の身体の変化だけではなくて、
身体機能を根本から立て直すお手伝いがしたいし、
そのための情報を提供していきたいということです。

なので、

「楽に身体を変えたい。」

「馴染んだ生活習慣を変えたくない。」

そういう方は、僕のやり方には合わないと思います。

というか、そういう方は既にここまで読むことなく閉じてると思いますが(笑)

ただ、

「自分の身体と向き合いたい」

「身体のサインを感じて、本当に身体が喜ぶことをしてあげたい」

そういう方には、僕のやり方はすごく合うと思います。

まとめみたいになりましたが、まだ続きがあります(笑)

炭水化物ダイエット続編は、また次回以降に書きます。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:26

2011年05月01日

すいません。


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

今日は仕事後にジムに行って、
筋トレで追い込んだあとに50分くらいウォーキングしたんですよ。

それで帰ってきてから、
早朝勉強会のメンバーからいただいた結婚祝いのワインで、
嫁と乾杯したんですよ。

このワイン、すごいんです。

瓶に、絵とメッセージが彫ってある(削ってある)んです。

超キレイ。



2人で、15分くらいで空けちゃったのでほろ酔いで、
まともな記事を更新できません。

すいません。。。

明日こそは、炭水化物ダイエットの続きを書きます!ので、
ランキングの応援をください!

甘いですか?

そこを何とか。。。

おかげさまでにほんブログ村整体ランキング1位なんですが、
2位の方に猛追されていまして、
そろそろ抜かれそうです。

でも、2位の方のブログ、とてもためになるブログなんですよ。

最近は、福島原発のことを詳しく書かれています。

その他の記事も、とても良いです。

そのブログは⇒ コチラ

そのほかにもブロク村の整体ランキングには整体師の先生方のブログが並んでおり(当たり前)、
とても勉強になりますよ。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:53