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2019年07月12日

「自分で病気を選んで生まれてきた」という仮説を立ててみた結果。

僕は幼少期からかなりきつめのアトピーでした。

そんな体質で生まれたことを恨んでいたし、
強烈なコンプレックスでもあり、
人格形成にもかなり大きな影響を与えたと思います。

そんな僕でしたが、
今では自分のことが好きです。

ダメなところもたくさんあるけど、
そういうところも含めて、
総合的には好きです。

劣等感の塊だった僕が、
なぜそう思えるようになったのか。

それは、ある仮説を立てたことがきっかけだと思います。

その仮説とは、

「自分でアトピーを選んで生まれたきた」

ということ。

どうせアトピーに生まれてきてしまった。

その境遇を恨んだところで、改善するわけでもない。

だったら、前に進むために、受け容れようと。

受け容れるために、どうすればいいのか?

いろんな本を読んだり、自分で考えたりした結果、
出した結論。

それが、

「自分で選んだ」という仮説を立て、
それを元に生きていくことでした。

「自分でアトピーを選んで生まれてきたのだとしたら、
そこでなにを感じ、思い、経験したかったのだろう?
そしてそれはなんのために?」

日々自問自答しながら、過ごしてきました。

そうやって問い続けてきた結果が、
今の仕事にすべて繋がっています。

僕がアトピーで生まれていなくて、
あんな経験をしてこなければ、
確実に今の感性はありません。

自分で言うのもアレなのですが、
僕は今の感性で仕事をしている自分が、
好きです。

そしてその感性に共鳴してくださる方々との出逢いも数多くいただき、
さらに幸せです。


自分が自分で病気を選んで生まれてきた。

もちろん、最初は受け容れ難かったです。

でも、どうせ起こってしまったことなんだから、
前に進むには、その仮説が正しいと信じて、
その意味を解明していくしかない。

そこに人生をかけてみよう

と覚悟をきめました。

大袈裟だと思われるかもしれませんが、
僕にとってはアトピーが人生全般に深く関わっていたので。

そこをクリアにしていかないと、
自分が自分の人生を歩めない、
と本気で思ったのです。


自分の境遇を、誰のせいにもしない。

自分で受け容れ、責任をもち、前進するためのエネルギーに変える。

自分で病気を選んで生まれてきた、
その仮説を真実だと証明するために、
10年以上自問自答を続けて、
出た答えを実践に移す、
ということを続けてきました。


その結果、その仮説は、
もちろん僕自身の中では、ですが、
真実になりました。

そしてその結果、
病気や病気によって体験した無数の出来事に、
やっと感謝できるようになってきました。


人生には、
病気以外にも、
いろいろな苦難があると思います。

まったくない人なんて、いないかもしれません。

その苦難と、
能動的に関わるか、
受動的に関わるか。

それによって、
そこから起こる結果は変わるのかもしれません。

いきなりその苦難に感謝しろって言われても、
難しいと思います。

僕の場合は、
その苦難を「自分で選んだ」と仮説を立て、
その仮説を証明するために過ごしてきました。

で、
その結果、
その仮説が立証できて、
その先に「感謝」がありました。

この記事は、
今現在苦難の真っ只中にいる人にとっては、
受け容れ難い、きつい内容だったかもしれません。

そういう方は、この記事を読んだことを忘れてください。

この記事は、
そういう時期を過ぎて、
少し前に進んでみようかな?
という段階に差し掛かっている方に向けて、
書きました。

「もし自分が自分でそれを選んだのだとしたら、
そこにはどういう意味があるのだろう?」


その仮説に自問自答を続けていくと、
自分の進むべき方向性がみえてくるかもしれませんよ。

という話でした。

ではでは、ありがとうございました。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:54