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2019年09月30日

2020/07/19(日)第21回福岡こころとからだ塾のおしらせです。

2020/07/19(日)
第21回福岡こころとからだ塾


「ちゃんと触れる講座」

◆講座内容

皮ふ・筋膜・筋肉・骨・関節・内臓・ツボ・その他・・・

整体師は、
カラダのいろんなところに触れます。

どこかに触れる、という行為。

物理的に触れるだけなら、簡単です。

ただ、
その部位の芯というかコアに触れるって、
そう簡単ではないのです。

まず、
物理的に触れていたとしても、
エネルギー的には触れていない、
ということも起こります。

エネルギー的に触れていない、
というのは、
エネルギー(意識・氣)の交流が起こっていない、
と言い換えることもできます。

例えば、
職場のめっちゃ嫌いな上司に、
ポンと肩に手を乗せられたとき。

物理的には触れられていますが、
意識としては断固拒絶していますよね。

肩をはじめ全身が硬直し、全力の防御反応。

それは僕の感覚では、
ほんとうの意味で触れているとは言いません。

じゃあ、
カラダが受け入れてくれる触れ方なら、
いいのか。

そこにも実は、レベルがあります。

イメージとしては、
カラダの受け入れレベルは層のようになっていて。

仮に、
1層目が最も表面、
10層目が芯だとします。

カラダが受け入れてくれる触れ方にも、
レベル1からレベル10まである、
ということです。

僕の感覚だと、
10層目・レベル10で触れることができてはじめて、

「ちゃんと触れている」

という感覚になります。

今の僕は、
カラダのある部位を調整するときは、
まずその部位にちゃんと触れる(レベル10)ところから入ります。

ちゃんと触れたいのです。

ちゃんと触れた上で、調整をしたい。

なんなら、
ちゃんと触れることさえできれば、
調整は必要なくなることもあります。

なので、僕の感覚では。

調整・矯正・・・呼び方はなんでもいいですが、
まぁ一般的にいう「テクニック」ですね。

「テクニック」よりも「ちゃんと触れる」ことの方が大切、
だと思っているのです。

もちろんテクニックも、プロとしては必要です。

が!

テクニックだけでは出せない反応が、
ちゃんと触れるだけで出せることもあります。

むしろ、
いくらテクニックを使っても、
ちゃんと触れないと出ない反応もあります。

経験的に、
相手が心身に深いストレスを負っている人であればあるほど、
そうです。

ちゃんと触れることを追求せずにテクニックに走るのは、
なんというか、もったいないなぁという気がします。

で、「ちゃんと触れる」という感覚がわかってくると。

それは、

「ちゃんと伝える」

とか、

「ちゃんと聴く」

などとも繋がってくることがわかってきます。

例えば、こんな経験ないですか?

自分が話しているときに、
相手に対して、

「ちゃんと話聴いてくれてないな」

って感じたこと。

ちゃんと聴いてないって、
なんとなくわかるじゃないですか。

同じように、
ちゃんと触れてないことも、
感覚的にわかるんですよ。

でも、
相手がちゃんと聴いてくれないときって、
自分がちゃんと伝えてないときなんですよ。

ちゃんと伝えれば、
ちゃんと聴いてくれます。

逆の立場だと、
ちゃんと聴いていれば(ちゃんと聴こうとすれば)、
相手はちゃんと伝えてくれるようになります。

ちゃんと触れる・ちゃんと触れられる、は、
ちゃんと伝える・ちゃんと聴く、と、
根っこは同じです。

なので、
「ちゃんと触れる」は、
施術やカラダケアだけではなく、
身体接触のないコミュニケーションにも活きてくる、
はずです。

で、
ちゃんと触れるだけ、
あるいは、
ちゃんと触れられるだけ、
どちらかだけよりも、
どちらも体感として腑に落ちている方が、
より感覚的理解が深まります。

「(ちゃんと)触れる・触れられる」

両方を体感することで、
より深みが増すと思います。

あとは、
ちゃんと触れる・触れられるが体感できるようになってくると、
ちゃんと伝えるやちゃんと聴くができるようになってくるだけではなく、
料理の味とか、
絵や音楽などのアートとか、
モノや場のもつエネルギーとか、
そういうものも「ちゃんと感じられる」ようになってきます。

ちゃんと触れようというときに、
カラダの使い方が大事なのではないか?
と思われる方もいるかもしれません。

が、そういう身体操作性みたいなことで深められるレベルは、
せいぜいレベル6~7あたりまでだと、
僕は感じています。

レベル8以降になると、
そういう技術論を超えて、

「在り方」

だけになってくると思います。

「在り方」だけだと抽象的なので、
あえて言葉にすると、

「(無条件の)受容」

です。

触れる相手を無条件に受容できると、
「ちゃんと触れる(レベル10で触れる)」
ことが起こりやすいと思います。

言葉にすると抽象的になってしまうので、
だから体感していただきたいのです。

「無条件に受容するんだ!」

ってアタマで理解して実践しようとするより、

「ちゃんと触れる」

を体感から深めていった方が理解できると思うんです。

「受容したら、ちゃんと触れられるようになる」

という順番よりも、

「ちゃんと触れられるようになったら、受容が起こった」

の方が自然というか腑に落ちやすい気がします。

経験的に、
無条件の受容って、
意識的に到達するものではなく、
体感に伴って自然発生的に「起こる」ものだと思うのです。

「ただちゃんと触れるだけ」です。

「ただちゃんと触れるだけ」なのですが、
やることがシンプルなわりに、深いので。

しっかり感覚を定着させるには、
半日じゃ短いと思いまして。

時間は朝から夕方までになります。

症状の改善などを目指す講座ではなく、
ただシンプルに「ちゃんと触れる」だけを追求し、
ちゃんと触れた感覚・触れられた感覚を持ち帰っていただく、
そんな講座です。

「触れる」に興味のある方であれば、どなたでも受講可能です。

むしろテクニックを増やしたい同業者の方にとっては、
退屈な講座だと思います。

が、
テクニックの土台である「触れる」を深めたいという同業者の方がもしいれば、
ぜひ受けていただきたいです。

◆日時
2020/07/19(日)10:00~16:30

※13時前後のキリの良い時間から約1時間のランチ休憩が入ります。
その他適宜小休憩も入ります。

◆会場
:ももちパレス
 4F和室

◆受講費
一般:19,000円 
kokokara会員:15,000円

※新型コロナウイルスの件で、
開催日に「福岡県・沖縄県」に「緊急事態宣言・外出(渡航)自粛要請」などが出る状況の際は、
開催を中止する可能性があります。

開催1週間前までに開催の可否を決定します。

代金のお支払いについては、
開催可否の決定後に、
お申し込みいただいた方に改めて個別にご案内をお送りします。

郵便局振込・銀行振込・クレジット(PayPal)決済
のいずれかでお支払いが可能です。


◆お申込み
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◆お問い合わせ
info@kokoro-to-karada.jp
<株式会社ここから 照喜名>までお願いします。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:34