てぃーだブログ › こころとからだ › <陰>が過小評価されすぎている件について。

2019年12月04日

<陰>が過小評価されすぎている件について。

陰と陽。

陽は過大評価されていて、
陰は過小評価されていると感じます。

「陽子」という名前はあっても、
「陰子」という名前はきいたことがありません。

「陽」はポジティブで、「陰」はネガティブ。

確かに、そういう側面もあります。

が、陰は忌み嫌うものではありません。

むしろ、「陰があってこその、陽」なのです。

陰がしっかりしてないと、
陽はその能力を発揮できないのです。

陰陽のエネルギーの違い。

<陰⇔陽>
みえない⇔みえる
目立たない⇔目立つ


陰陽の対比をしようと思えば、
例えは無数にありますが、
あえてこの2つだけで。

セミナーの時によく出す例えなのですが。

紙に字を書くとします。

この場合、
「字を書く手」が、
「目立つ方」の役割なので「陽」

「紙がズレないようにおさえている手」が、
「目立たない方」の役割なので「陰」

です。

イメージ図↓

<陰>が過小評価されすぎている件について。

絵が上手ですねぇ。

これは先日の福岡こころとからだ塾で、
僕がこの例え話をしていた時に、
受講者の方がメモをされていたものです。

で、一般的に。

「字がうまいね!」って褒められることはあっても、
「紙のおさえが安定してるね!」って褒められることはありません。

でも!

しっかり紙をおさえてくれているから、
字が書けるわけであって。

いくら字が上手くても、
紙がブレっぱなしだと書くのは大変なのです。

だから、
評価されるのは陽だとしても、
その陽を輝かせているのは陰なのです。

むしろ、
陰がちゃんと発揮されているからこそ、
陽は本来の能力が発揮できるのです。

そう考えると、
陰と陽は対等な関係でもありません。

「陰があってこその陽」

なのです。

もう1つ、同じような例えを。

<陰>が過小評価されすぎている件について。

包丁できゅうりを切っています。

包丁を持つ手が「陽」
きゅうりをおさえている手が「陰」

です。

いくら包丁の使い方が達人クラスでも。

しっかりきゅうりをおさえておかないと、
その能力は発揮できませんよね。

「陰があってこその、陽」なのです。


もちろんですね、陰だけでも、なにも起こりませんよ。

ただ、紙をおさえているだけ。

ただ、きゅうりをおさえているだけ。

なにも起こりません。

だから、陽が要らないって言いたいわけではなくて。

陽は実際に目に見える変化を起こすためには、
必要なエネルギーです。

が!

だからといって、
陽だけでなにかができるかというと、
それも難しいのです。

「陰があってこその、陽(4回目)」なのです。


「陰があってこその、陽(5回目)」なのに、
やっぱり陰って、評価されないんですよね。


「やり方」と「あり方」

この2つでは、
どちらが陰でどちらが陽だと思いますか?

そうです。

「やり方」が「陽」で、
「あり方」が「陰」です。

「やり方」は「目に見える」方で、
「あり方」は「目に見えない」方ですよね。


僕が働いている業界、
整体業界でいうと、
知識や技術などの専門スキルを学ぶのは、
「やり方」の学びです。

で、どうしても「やり方(陽)」の方に価値を感じることが多いので、
特定の技術を教えるセミナーは人気があります。

一方で、「あり方」を伝えるセミナーは、
あまり人気がありません。

みえないですからね。

得られるものもイメージしづらいし。

わかります。

わかるんですけど。

僕は、気づいてしまったんですよ!

「陰があってこその、陽(6回目)」だと!

陰(あり方)も構築されていないのに、
陽(やり方)だけ増やしても、
たいしたことはできないのではないかと!

紙がブレたままでキレイの字を書く練習をしている、
みたいな。

きゅうりをちゃんとおさえずに、
包丁の使い方だけ練習している、
みたいな。

それでいいんですか。


ちなみに。

「陰」を違う表現にすると「女性性」になります。

「陽」は「男性性」です。

「男性性優位のこんな世の中じゃ・・・ポイズン」

「もっと女性性を大切に!」

と叫ばれている皆さん。

ほんとうの意味で「陰」を大切にしていますか?


世の中に溢れている健康法・美容法も、
ほとんどが

「こうすればこうなる」

みたいな「やり方」だけを伝えている内容なんです。

が!

同じことをやるにしても、
「どういうあり方(意識)でやるか」
によって、結果が変わるんです。

あり方なんて、
気にも留めないか、
あるいはとっくにクリアできた気になっているかもしれません。

が、あり方って、一生かけて深めていくものなんですよ。

そんな簡単に構築できないです。

だから僕は、
やり方だけではなくあり方も伝えていきたいのです。

が!

あり方を伝える講座って、ほんとに集客に苦労するんです。。。


僕が数年前から軸にしている「インナーモード」も「あり方」ですが、
直近の例だと、「瞑想」ですね。

「瞑想」って、
まさに「あり方」を深めていくための、
ど真ん中のテーマなんです。

が、あり方ど真ん中すぎて、
なかなか興味をもってもらえない。

もちろん僕の伝え方の問題もあると思いますが。

瞑想で「あり方」を深めていくということは、
きゅうりをおさえる手がどんどん安定していく、
という感じなんです、イメージとしては。

同じことをやるにしても、
瞑想であり方を深めた人がやるのと、
そうじゃない人がやるのとでは、
自ずと結果も変わってくるのですよ。


ちなみに最近だと、
「やり方」がテーマになっている、
「おっぱいセラピー」や「小顔セラピー」は、
割と人気があります。

が、
その中でもまずは「あり方」についてお伝えしています。

ほんのりと、ですが。

僕が伝えたいことは「あり方」ありきなんです。

その前提というか土台がないと、
なにをやっても充分な効果が出ないと感じているからです。

技術(やり方)だけではなく、
あり方も深めていただきたいなぁと、
そう感じる日々なのであります。

という感じで、
今日は僕が最近思っていることを、
書かせていただきました。

ではでは、ありがとうございました。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:00