<やわらかい手のつくり方>

照喜名 弘彦

2022年11月05日 17:11

「眉間ゆるめ」と「こめかみトントン療法」をご紹介しました。


それは「やり方」です。


同じことをやるにしても、
「どういう意識でやるか」によって、
効果が変わってきます。


美容や健康に関する情報もネット上に溢れていますが、
ほとんどが「やり方」の紹介です。


なにを食べるといい。

なにを飲むといい。

なにを塗るといい。

この水がいい。

このサプリがいい。

みたいな。


でも、
いろんなことを試してきたけどなにをやっても変わらないから、
困っているのではないですか。




僕はそうでした。


もちろんその「やり方」が自分に合わなかったという「相性」の問題や、
「タイミング」の問題などもあったのかもしれません。


が、もしかしたらもっと根本的なところ、
「あり方」から変えていく必要がある、
ということなのかもしれません。


ただ、「あり方」の話を深掘りするとめちゃ長くなるというか、
究極には「生き方」の話になってしまうので。


今回は「手の意識」について、ご紹介します。


手を使ったケアをする場合、
「なにをやるか?」も大事ですが、
それ以上に「どんな手でやるか?」の方が大事です。


大事だと、僕は感じています。


眉間もこめかみも、

「こわばった手」

で触れるよりも、

「やわらかい手」

で触れた方がゆるみやすいです。


では、「こわばった手」と「やわらかい手」の違いは?


「やわらかい手」になるためのポイントは?


というところが、今回のテーマです。


「こわばった手」の特徴としては、
指先に余計な力が入っています。


「やわらかい手」の特徴は、
指先に余計な力が入っていないことです。


「じゃあ指先の力を抜こう」

とするのですが、
他に意識の向けどころをつくってあげないと、
指先に集まりすぎたエネルギーの行き場がありません。


そこで意識を向けていただきたいのが、
掌の真ん中。


水をすくうような手をつくったときに、
1番くぼむポイントです。


東洋医学では「労宮」というツボの名前がついています。




その「労宮」に意識を集める。


でも!

「意識を集めるぞ!」

と真面目に一生懸命やろうとすると、
かたい意識が入ってしまいます。


それでは本末転倒です。


やわらかく意識したいのです。


どうすれば?


ひとつの方法としては、視線です。


視線にも「気」が入っています。


そして視線にも「鋭い視線」や「優しい視線」がありますね。


「優しい視線」を、自分の手の労宮に注いであげるのです。


自分史上最高に優しい視線を笑


労宮に優しい視線(気・エネルギー)を送り続けると。


そのうち自然に労宮に優しく柔らかいエネルギーが集まり、
指先の過剰な力が抜けてきます。


すると、「優しくやわらかい手」になっていきます。


「こわばった手」で眉間やこめかみに触れるのか、
「やわらかい手」で触れるのか。


リラックスの深さが別物になります。


お試しあれ!




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