<やわらかい手のつくり方>
「眉間ゆるめ」と「こめかみトントン療法」をご紹介しました。
それは「やり方」です。
同じことをやるにしても、
「どういう意識でやるか」によって、
効果が変わってきます。
美容や健康に関する情報もネット上に溢れていますが、
ほとんどが「やり方」の紹介です。
なにを食べるといい。
なにを飲むといい。
なにを塗るといい。
この水がいい。
このサプリがいい。
みたいな。
でも、
いろんなことを試してきたけどなにをやっても変わらないから、
困っているのではないですか。
僕はそうでした。
もちろんその「やり方」が自分に合わなかったという「相性」の問題や、
「タイミング」の問題などもあったのかもしれません。
が、もしかしたらもっと根本的なところ、
「あり方」から変えていく必要がある、
ということなのかもしれません。
ただ、「あり方」の話を深掘りするとめちゃ長くなるというか、
究極には「生き方」の話になってしまうので。
今回は「手の意識」について、ご紹介します。
手を使ったケアをする場合、
「なにをやるか?」も大事ですが、
それ以上に「どんな手でやるか?」の方が大事です。
大事だと、僕は感じています。
眉間もこめかみも、
「こわばった手」
で触れるよりも、
「やわらかい手」
で触れた方がゆるみやすいです。
では、「こわばった手」と「やわらかい手」の違いは?
「やわらかい手」になるためのポイントは?
というところが、今回のテーマです。
「こわばった手」の特徴としては、
指先に余計な力が入っています。
「やわらかい手」の特徴は、
指先に余計な力が入っていないことです。
「じゃあ指先の力を抜こう」
とするのですが、
他に意識の向けどころをつくってあげないと、
指先に集まりすぎたエネルギーの行き場がありません。
そこで意識を向けていただきたいのが、
掌の真ん中。
水をすくうような手をつくったときに、
1番くぼむポイントです。
東洋医学では「労宮」というツボの名前がついています。
その「労宮」に意識を集める。
でも!
「意識を集めるぞ!」
と真面目に一生懸命やろうとすると、
かたい意識が入ってしまいます。
それでは本末転倒です。
やわらかく意識したいのです。
どうすれば?
ひとつの方法としては、視線です。
視線にも「気」が入っています。
そして視線にも「鋭い視線」や「優しい視線」がありますね。
「優しい視線」を、自分の手の労宮に注いであげるのです。
自分史上最高に優しい視線を笑
労宮に優しい視線(気・エネルギー)を送り続けると。
そのうち自然に労宮に優しく柔らかいエネルギーが集まり、
指先の過剰な力が抜けてきます。
すると、「優しくやわらかい手」になっていきます。
「こわばった手」で眉間やこめかみに触れるのか、
「やわらかい手」で触れるのか。
リラックスの深さが別物になります。
お試しあれ!
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