<側頭部がこわばる原因>

照喜名 弘彦

2022年10月29日 12:45

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~前回のまとめ~

・副腎の働きに影響を与える脳下垂体は、
蝶形骨のトルコ鞍におさまっている

・蝶形骨の両端は側頭部にあり、
側頭部がこわばることによって、
蝶形骨の「自己調整能力」が抑制される

・蝶形骨の自己調整能力が抑制されることにより、
蝶形骨が「快適ではない状態」になり、
脳下垂体にもストレスが及ぶ


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なぜ側頭部がこわばってしまうのか?

多い原因としては「食いしばり」です。




側頭部に触れながら、
食いしばってみてください。

かたくなりますね。

食いしばりは、
側頭部をこわばらせるのです。

側頭部がこわばることで、
その内側にある蝶形骨の微細な可動性に抑制がかかり、
蝶形骨が「快適ではない状態」になります。

そしてそれが、
「脳下垂体⇒副腎」という風に影響してくると。

「皮ふの炎症が治まらない原因が、
食いしばりにもあった」

という可能性もあるんですね。

あと、
「耳」も側頭部についています。

なので、
側頭部のこわばりが耳をかたくするともいえるし、
耳がかたくなると付け根の側頭部もかたくなる、
ともいえます。

耳がかたくなるのは、
東洋医学的には「腎」のストレスです。

「腎」のストレスってなに?

という話になると長くなるので、
それはまたいずれ機会があれば。

今回の内容をまとめると。

「蝶形骨を快適な状態にするには、側頭部~耳を緩めた方がいい」

ということなのです。

どうやって緩めるか?

それはうちの店にお越しいただいて僕の手あてを受けるか、
オンラインセッションを受けるしかありません。

・・・と締めると怒られそうなので、
自分でもできる方法を、次回お伝えします。




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