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2022年11月13日

<”胃”と”食いしばり”と”手”>

”食いしばり”は側頭部、
特に”こめかみ”にこわばりをつくります。


そして、こめかみは胃の経絡にも関わります。


「食いしばり→こめかみのこわばり→胃に関係する気の巡りの滞り→胃のストレス」



という風に連鎖していくことがあります。


なので食いしばりの癖を少しずつ軽くしていきたいのですが。
でも食いしばりって、ほぼ無意識ですよね。


無意識にやってしまっているものを変えるって、
なかなか難しいです。


なので、食いしばりによってこわばる部位を緩める習慣をつくる。


そうすることで、
少しずつ食いしばりも軽くなっていきます。


まずオススメなのが、こめかみを緩めること。


何度もご紹介している「こめかみトントン」や、
自然にその刺激が入る「咀嚼」、
リラックスできるアロマオイルなどをこめかみに塗る、
シンプルにこめかみに手あてをするのもオススメです。


強い圧でグイグイ刺激するのは、
個人的にはあまりオススメできません。


表面的・一時的にはスッキリするのですが、
深いところが緩まないのです。


こめかみのこわばりというのは根深いので、
表面的・一時的なスッキリ感を得るだけでは、
なかなか芯から緩んできません。


やはり以前つくりかたをご紹介した「やわらかい手」をつくって、
その手でただ手あてをする。


そんなシンプルなケアが、
深く染み込んだこわばりをゆっくり緩めてくれます。


そもそも、「やわらかい手」をつくるだけで、
食いしばりを軽減させる効果があるのです。


「かたい手」は「指先に力みが入った手」なのですが。
ギューッと食いしばったままで手の感覚を観察していると、
指先に少しずつ力みが入ってくるのがわかると思います。


逆に、指先が力んでいると食いしばりやすくなる。


ということは、
指先の力みが抜けて「やわらかい手」になると、
食いしばりにくくなるのです。


やわらかい手のまま食いしばるのは、難しいです。


できなくはないですが、不自然です。


食いしばると、自然の連鎖で手もかたくなってきます。


なので、
「やわらかい手でこめかみに手あてをする」というのは、
食いしばりを緩和していく上で非常に効果的。


そして、
食いしばり・こめかみのこわばりが緩和すると、
胃のストレスも軽減してきます。

<”胃”と”食いしばり”と”手”>

それが巡り巡って、
皮ふの状態にもいい影響を与えてきます。


「やわらかい手でこめかみに手あてをする」


地道に根気強く続けてみてください。


過去に投稿した
「蝶形骨の調整→下垂体ストレス軽減→副腎機能回復」
のきっかけにもなりますので♪


<”胃”と”食いしばり”と”手”>

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Posted by 照喜名 弘彦 at 13:11 │胃腸