こころとからだ

名古屋出張に来ています。

一昨日は個人セッション、
昨日は講座でした。

昨日の6時間講座、
テーマは「自律神経」でした。

その中でも特にお伝えしたかったのが、
「ニュートラル」な状態について。

ほとんどの場合、
「頑張るか、頑張らないか」
という「どちらか」で過ごしていますが、
そのどちらでもあり、どちらでもないのが、
「ニュートラル」な在り方です。

陰と陽、主観と客観の共存。

その中でひとつのテーマになったのが、
「セロトニン」の働きです。

検索すればいろいろ情報は出てきますが、
検索では出てこない僕のオリジナルなセロトニン理論を。

セロトニンは、
心身ともにニュートラルな状態をつくる、
あるいは保ちやすくする、
乱れても調える物質だと解釈しています。

逆にセロトニンが減る（活性度が落ちる）ことで、
心身のニュートラルが崩れてしまいやすくなります。

で、そのセロトニン。

エストロゲン（女性ホルモンの一種）とも相関関係があり、
エストロゲンの分泌量がセロトニンの活性度と関わるとも言われています。

なので、
エストロゲンの分泌量が減ってくる月経前や更年期などに、
心身が不安定になる（ニュートラルが崩れる）のは、
セロトニンの活性度低下が1つの原因にあるのではないかと思います。



だとしたら、
逆に普段からセロトニンを活性化させるような生活習慣を取り入れていけば、
エストロゲン分泌量の増減による心身の不安定さを軽減できる可能性があります。

セロトニンが活性化すれば心身がニュートラルに調い、
逆に心身をニュートラルに調えればセロトニンが活性化する。

かもしれません。

ということで、

「心身をニュートラルに調える方法＝セロトニンを活性化する方法」

を6時間かけてお伝えしました。

長時間セミナーの良さは、

「なぜそうなのか」という根本的なところから、
じっくりお伝えできることにあります。

個人セッションはセミナーに比べて時間が短いので、
どうしても「こうすればいいですよ」という「やり方」の説明が主になってしまいます。

が、時間がたっぷりあると、
「なぜそうしたほうがいいのか」
という「理由」までちゃんとお伝えできます。

「やり方」だけではなく、
「理由」までしっかり腑に落とした上で実践することで、
同じことをやっていても「深み」が出て、
結果も出やすくなるのではないかと思います。


昨日ご参加いただいた皆さん。

こんなご時世にありがとうございました！

「知る」だけではなく「やる」こと。

そしてそれ以上に「継続」することが大切です。

なにかひとつでもいいので、
ぜひ「継続」してみてくださいね！

「ニュートラル」を深めていくことは、
心身のコンディションを調える土台になると思いますので！

ではでは。

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時間が許す限りテレビ観戦していた東京オリンピックも、
昨日で閉幕しました。

沖縄県勢初の金メダルを獲得した空手の喜友名選手はじめ、
地元出身選手への応援は特に力が入りました。

そのほかたくさんの競技・選手の皆さんからも、
勇気と感動をもらいました。

その中でも特に心にズンと響いたのが、
陸上男子4×100mリレーでした。



決勝でバトンミスにより途中棄権となってしまったのですが。

その後のインタビュー。

つらくて観ていられないとも思ったのですが、
そんな状態の選手たちへのインタビューなんて酷なことをするなぁとメディアへの怒りも少しわいたのですが、
でもなぜか観なきゃいけないような気がして、
テレビの音量を大きくしました。


「攻めた結果なので」

と。

目標とする金メダルのために、
リスクをおかしてギリギリを攻めた。

もちろんミスは悔しいけど、
その選択に後悔はないし、
誰も悪くない。


たくさんの競技・選手、そしてインタビューも含めて観てきた中で、
1番涙腺が崩壊しそうになりました。

1番勇気をもらいました。

たぶん、今の僕に必要な言葉だったのだと思います。

心に響いて、今もまだ強く残っています。


僕はいつからか「攻めの気持ち」を忘れていて、
つい無難な方を選ぶことが多くなってしまったようです。

特に、ここ数年。

もちろんそれが悪いわけではないのですが、
そんな生き方では芯の部分から充実感を感じられない。

結果を恐れずに、攻める。

それでたくさん失敗もしてきて、
多くの人に迷惑をかけてきて、
自分自身も傷ついたこともありましたが、
それでもそんな生き方をしている自分が嫌いではなかった。


昨日、8/8はうちの店の9周年で、
10年目に入りました。

僕にとっては大きな節目となる「10周年」に向けて、
もう1度開業前～開業当初のような「攻めの気持ち」を思い出して、
行動に移していこうと決心しました。

まずはゆっくり水面下で動き出します。

もう動き出しました。

結果がどうなるかはわかりませんが、
リレーメンバーからもらった勇気を、
自分なりに育てていこうと思っています。



話は変わり。

9周年の昨日、
＜「頑張るけど、頑張らない」
ニュートラルな在り方を身につけるオンライン講座＞
を開始しました。

沖縄・九州・四国・関西・東海・関東・北海道、そしてアメリカからも。

オンラインならではのメンバーで、
18名もの方にご参加いただきました。




「頑張る」でも「頑張らない」でもなく、
「頑張るけど頑張らない」というニュートラルな在り方。

主観と客観が共存した在り方。

陰と陽が調和した在り方。

オンライン上とはいえ「場の空気」というものは感覚的に存在していて、
昨日も参加者の皆さんのお陰様で、
とても「心地よい場」で話をさせていただきました。

ありがとうございました。

その講座を録画した動画も販売開始しました。

＜動画販売＞
「頑張るけど、頑張らない」
ニュートラルな在り方を身につけるオンライン講座


10年目に突入。

自分で言うのもなんですが、
よくここまで続いたなぁと思います。

特に、開業当初の悲惨な状況からすると。

もちろん、
なんとか続けてくることができたのは、
うちのサービスを利用してくださったお客さん皆さんのお陰で、
そしてサポート・応援してくれた家族はじめ周りの方々のお陰です。

ほんとうに感謝しています。

整体業界に入って17年目、開業して10年目。

ゆっくり少しずつですが、でも確実に、
自分が大切にしていきたい軸のようなものがみえてきました。

10年目も引き続きそれを深めていきつつ、
さらに「攻めの気持ち」も思い出しながら、
日々を大切に過ごしていきたいと思います。

ではでは、ありがとうございました。


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セミナー講師は、大きく2つのタイプに分けられると思います。

「おれか、おれ以外か。」

・・・ではなく。

①内容や時間をしっかり決めて、
それを元に進行していくタイプ

②その場の空気感に合わせて、
アドリブで進めていくタイプ


僕は完全に②です。

だいたいの流れはなんとなくイメージしますが、
いざ開始したらほぼアドリブで進めていきます。

そして、
乗ってくると起こる現象として、

「なにかに喋らされている感覚」

が出てきます。

自分で考えて喋っている感じじゃなくて、
なにかに喋らされているかのように、
勝手に言葉がどんどん出てくるのです。

それをもう1人の自分は、
受講者として聴いている感じ。

意図して喋っているわけではないので、
自分でもどんな言葉が出てくるかわからないんですね。

言葉が降ってくるのを待っている。

降臨待ち、なのです。

なので、自分から出た言葉に感動することもあります(笑)

それが楽しいから、
10年以上も講師業を続けられているのだと思います。


その言葉は、どこから降臨してくるのか。

「宇宙」とか言えばカッコいいのかもしれませんが（いや怪しい）、
僕の感覚ではそうではなくて。


「自分の無意識領域にストックされている情報」

から、その時に必要な言葉がダウンロードされているような感じがしています。

これまで培ってきた知識や経験、そして感性。

それが無意識の引き出しにストックされていて、
それが使われる感じです。

趣味のひとつに読書があるのですが、
僕にとっての読書は、
その無意識のストックを増やす手段のひとつです。

本に書いてある情報をアタマで理解して覚えようとするのではなく、
情報をエネルギーとして全身の細胞でキャッチする感覚。

すると無意識領域にダウンロードされて、
講座などのときに降臨してくれるのです。

そんな感覚で読書をしているので、

「この本のこの部分を覚えて、講座のネタに使おう！」

などという読み方はしません。

意図的に喋る内容を決めてしまうと、

「降臨感」

が出なくなるからです。

意図的に喋る内容を決めているときは、
アタマがフル回転するので、
終わった後にグッタリ疲れます。

が、無意識にお任せして喋ることができると、
流れに乗れたような心地よい感覚で、
充実感に満たされます。

最近読んだ本たち↓



この本たちの情報も無意識領域にストックされて、
きっと今後の講座で必要なときに降臨してくれると思います。


ちなみに施術の際に質問や相談を受けたときの返答も、
基本的には「降臨感」を使っています。

その時は僕ではなくてお客さんの無意識領域にアクセスし、
そこから感じたエネルギーを言語化してお伝えしているような感じです。

なので施術中、
お客さんは僕と喋っているつもりかもしれませんが、
僕の感覚では、
お客さんは自分の無意識と会話をしているのです。

僕はあくまでも通訳をしているだけで。

たまに僕のエゴが入ってしまい、
僕の意識で返事をしてしまう時がありますが、
そういう関わり方をしてしまうと、
お客さんも僕も疲れます。

そういうエゴでの関わりを少なくしていくのが、
僕のテーマでもあります。

そのためには、
まず自分自身の心身をなるべくニュートラルに保ち、
余裕がある状態でお客さんと関わることが必要だと思っています。

もちろん雑談などは僕個人として会話をしていますが、
真剣な相談事やカラダに関することは、
お客さんの無意識領域からの答えを引き出すようにしています。


ということで、
講座でも施術でも、
喋るときは基本的に「降臨待ち」だという話でした。

次の降臨予定は今度の日曜日です。

◆8/8（日）＜「頑張るけど、頑張らない」
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※受付中

ではでは、ありがとうございました。


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東京オリンピック関連で某絵本作家の方がネット上で叩かれていました。

僕はその方のことを知らなかったのですが、
「胎内記憶」についてのことも絵本にして出版されているそうです。


個人的には、
胎内記憶については、
否定も肯定もしていません。

「前世」などと同じで、
人によっては存在することが「真実」なのだろうし、
その存在を信じることで人生にポジティブな影響を与えるのであれば、
信じるのもアリだと思います。

ただ、
それを「自分にとっての真実」ではなく「一般的事実」として捉え発信していくことには、
違和感をおぼえます。

それによって傷つく人もいるので。


昨年、谷田先生をうちの店にお招きして開催した講座の中で。

「『事実』と『真実』の違い」

について話されていました。

事実とは、客観的であると。

真実とは、主観的であると。

その違いを明確にせずに、
（自分にとっての）真実を（一般的な）事実だと捉えてしまうから、
摩擦が起こってしまうと。


なるほど！


時間で例えると。

プロ野球観戦が趣味な僕と、
野球に全く興味がないAさんが、
一緒に野球を観たとします。

僕にとっては試合の3時間が楽しくて短い時間に感じるし、
Aさんにとっては同じ3時間が退屈で長い時間に感じる。

ストップウォッチで計った3時間は同じ長さ（客観的事実）ですが、
その野球観戦をしていた同じ3時間は、
僕にとっては短いことが真実であり、
Aさんにとっては長いことが真実なのです。


胎内記憶や前世なども、
「真実」のジャンルなのだと思うのです。

「真実」を「事実」のように発信すると、
受け入れられない人も出てくるし、
叩かれやすくなりますね。

事実は1つしかないですが、
真実は人の数だけ存在します。


僕が

「野球観戦をしていると時間は短く感じる」

ということを、
「誰にでも当てはまる一般論」として発信していたら、
ちょっと痛い人ですよね。


ですが、
スピリチュアル業界もそうですし、
健康産業でも、

「真実を事実のように発信している人」

が、少なくないように感じます。

コロナ対策についても、
人によって捉えている真実が違うから、
衝突や分断を生んでしまいますね。

真実を事実だと思い込んでいる人ほど、
主張が強く、
自分の主張と違う人に対して攻撃的ですね。


真実と事実の違いを腑に落とせば、
ネット上でもリアルでも、
人間関係はもっと円滑になるはずなのになぁ、
と思います。


「胎内記憶思想」の中に、
「病気も自分で選んで生まれてきた」
というようなものもあるようですが、
それについては2年前に記事にしています。

◆2019年07月12日
「自分で病気を選んで生まれてきた」という仮説を立ててみた結果。

自分で病気を選んだ。

この仮説は、
ある人（タイミング）にとっては自分の人生を前向きに捉えるきっかけにもなるし、
ある人（タイミング）にとっては絶望を増し傷つくことにもなります。

だからといって事実のみを発信しろと言うつもりもありません。

そもそも何が事実かなんてわからないことの方が多いわけですから。


発信するときも、情報を受け取るときも、

「事実と真実の見極め」

は大切だなぁと思います。


ではでは、ありがとうございました。


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