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2009年06月30日

コンプレックスは武器

いまの自分を受け入れられない理由はいくらでもつくることができます。

「もし●●になったら自分を受け入れられるのに」

とか、

「いまの自分は●●だから受け入れられない」

とか、

まぁこの2つは同じ意味なんですけど、そういう思考になっちゃうんですね。


別に短所やコンプレックスが改善されるのを待つ必要はないんです。

短所やコンプレックスを抱えている自分をそのままで受け入れるんです。


無条件で今の自分を受け入れることができたときに、
短所やコンプレックスや過去の苦しい・悲しい・つらい思い出が、
その瞬間から全て宝物に変わります。

その瞬間に実は欠点や汚点だと思っていた部分の方がむしろ自分にとって必要な経験だったことを知り、
それが「いまの自分」を生きる上でかけがえのない「武器」になります。


いまを受け入れている人は
「あのつらい出来事があったからこそ、いまの自分がある」
と言います。

これは心からの本音だと思います。


いまを受け入れることができれば、
スピリチュアルの名のもとにエゴを強烈に刺激するヒーラーやカウンセラーに依存しなくなります。

いまを受け入れることができれば、
「パワーストーン」や「お守り」を遥かに超えた力が自分の内側に備わっていることに気付きます。


短所やコンプレックスは、「自分らしさ」のために必要不可欠なんですね。


まぁ、「必要不可欠だ」と思えた瞬間に、それは短所でもコンプレックスでもなくなるのですが・・・。



ある方からメールが届きました。

随分長いメールでしたが、要約すると、

「あなたは仕事にも人にも恵まれて状況が良いから「いまの自分を受け入れる」なんて軽々しく言えるんだ」

って。

僕は

「いまのあなたがいまの僕と同じ条件で生活したとしても、素早くそこに不平不満を見つけ出し、きっと幸せを感じることは出来ないと思いますよ」

と返しました。


結局そういうことなんですよ。

いまの自分ではない何かになれれば幸せになれると思っている人は、
実際そうなっても幸せを感じることはできません。

断言します。

いまの自分を受け入れない限り、必ず新たな問題を見つけ出し、苦しみ始めます。

キリがないんです。

本当はちょっとシンプルに考えれば誰でもわかることなんですが、
思考のループにはまるとなかなか抜けきれません。


でも、大丈夫です。

いまの苦しみも「必要不可欠だったんだ」と気づいて感謝できるときが、そのうちきます。


こんなブログを定期的に読みに来てくれるということは、
うすうすそのことに気づいているはずからです。


いまの自分で充分だということを、さっさと認めましょう!(笑)


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「こころとからだ塾」
毎週月曜夜8時~10時 沖縄整体専門学院コザ校⇒ ※7/6は休みます
毎週日曜朝10時~12時 沖縄整体専門学院那覇校⇒※7/5と7/19は休みます
毎週木曜夜8時半~10時 かんなタラソ沖縄 


7月18日(土) サンビスカス沖縄スポーツベーシックセミナー 「水分代謝」

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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:29

2009年06月30日

決意表明

僕は、スポーツトレーナーです。

やっぱり職業柄身体は鍛えてなきゃいけないし、
恥ずかしくない身体を保ってなきゃいけないと思っています。


別にいまの自分がダメだから変わろうと思っているわけじゃないですよ。

いまの自分を卑下していて、身体を変えることで自信がつくんじゃないか・・・と思っているわけではないです。


僕は、自分の仕事に誇りを持っています。

とても好きです。

その好きな仕事をもっとよりよくするために必要な努力なのです。

自分がトレーニングをすることで伝えられる表現法、出てくる言い回しがあるし、
自分がある程度の身体をつくることで、説得力も増します。

要は、僕がトレーニングをすることで、仕事の効果があがり、それだけ喜ぶ人も増えるのです。

多くの人をより喜ばせるために僕はトレーニングをした方がいいし、結果的にそれが僕の喜びにもなるのです。

だから、自分の幸せのために必要なのです。

と、ちょっとかっこいいことを書いてみましたが、2か月近くサボっていました・・・。


トレーニング記録用のブログもあるのですが、更新も滞りがち♪


で!ついに先週からトレーニングを再開しましたよ!


で!決意表明として、今の状態の身体を晒しました(笑)

これから毎月末に身体の状態を晒していきます。

いやーこれはかなりのプレッシャーですよ。

言葉ではいくらでも飾ることができますが、生身の身体は飾りようがないですからね。


ってことで興味のある方はトレーニング用ブログをクリック⇒ 「からだとこころ」 


あえて白昼に晒すことで、意識を高めたいと思います。

さあ1ヶ月後にはどう変わっているでしょうか。

肉体改造に興味のある方は、「からだとこころ」にも遊びにきてくださいね。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 09:33

2009年06月30日

レス

昨日の記事「見破る」にいただいたコメントへのレスです。



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こんにちは
最近特に、自分に足りないものを補おうとして、いろんな本を買いあさり、いろんな場に出向き、人との出会いを、刺激(ワクワク)を求め、、、結果→すごく疲れてしまいました。

本も買うだけ買って、手付かずのものばかりだし、いろんなひとやものに出会うことも素敵なことだけど、自分を信頼し受け入れている状態じゃないから、外からの影響をもろに受けて疲れちゃうんです。

ひーこー先生のブログ見て、今おかれてる状態に気付きました。

ここ最近、自分を受け入れてる、信頼出来てる、自分好きって思ってたのに…
自分の発言や行動に、見返りを求めていることがわかり、嫌われたくないって思いが強いことがわかり、でも本当の自然体の自分でいたいという思いも強く、その間で葛藤してます。

でもたくさん考えてると、本当の私って何?誰?ってなってしまい、わけがわかんない

仕事やプライベートでも、私はエゴの固まりでみんなに接してるんだと思うと哀しくなります。結局はひとの役に立ちたいって言いつつも、全部がエゴで自分の利益になるように無意識に考えているのかな

ごめんなさい、どんどんはまっていってますね

Posted by スー at 2009年06月29日 19:36

****************************************


スーさん、コメントありがとうございました。

>>自分に足りないものを補おうとして、いろんな本を買いあさり、いろんな場に出向き、人との出会いを、刺激(ワクワク)を求め、、、結果→すごく疲れてしまいました。

「こういうことをすると疲れる」ということを知るのは、すごく重要なことだと思います。
意外とそういう「こころの声」を聴くことの出来ない人の方が多いのです。
それに気づくことの出来ている自分、サインを出してくれた自分を褒めてみることはできませんか?


>>自分の発言や行動に、見返りを求めていることがわかり、嫌われたくないって思いが強いことがわかり、でも本当の自然体の自分でいたいという思いも強く、その間で葛藤してます。


見返りを求めていて、
他人に嫌われたくないという強い思いを持っている自分を、
そのままで受け入れるのです。

それでいいんですよ。

「自然体の自分でいたい」というのは「いまの自分は自然体じゃない」と思っているわけですね。

自然体っていうのは、なろうと思ってなるものではありません。

自然体じゃない自分を受け入れた状態が、自然体です。

スーさんは今のスーさんで充分なのです。

何も変えようとしなくていいんです。


エゴは、あって当たり前です。

エゴがあるから人間なのです。

「自分はエゴがあるからダメだ」っていう思考は、エゴの大好物です。

それこそがエゴの仕業なのです。

「人間なんだからエゴがあって当たり前だ」と開き直り、
それを含めた自分を無条件で受け入れることができたとき、エゴが消えます。

「~~だからダメだ」・・・条件付きの自己否定がエゴの得意技です。

逆に無条件の肯定には、エゴの入り込む隙はありません。

スーさんの短所(スーさんが自分の短所だと思っている部分)も、
スーさんという1人の人間を構成するために必要不可欠な要素なのです。

短所やコンプレックスは、自分を無条件に受け入れた瞬間に、大切な宝物になります。

それがあったから今の自分があるということに気づき、
長所や良い思い出よりも、
むしろ短所やコンプレックスや悪い思い出の方に感謝したくなります。


どうか、ご自分を卑下しないでください。

スーさんはスーさんで実はもう完璧なのです。

あとは勇気を持って、それを「いま」ご自身で受け入れるだけです。

楽ですよーとても。

文字情報だけではどうしても限界があるので、
もしよかったら「こころとからだ塾」にお気軽に遊びにきてください♪



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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:13

2009年06月29日

温かさと縁

突然ですが、「こころとからだ塾」がついに県外に進出することになりました!

9月に大阪で。(詳細は後日改めて)

しかも、呼ばれたわけじゃなくて、自ら進出(笑)

僕らしくていいなと思います。

9月と10月に大阪でスポーツトレーナーの研修を受けるんですね。


で、いい機会なので1日早めに入ってセミナーやっちゃおうかなとひらめいちゃったわけですよ!

「とりあえずやってみよう精神」が旺盛なので(笑)

僕の発想には「自信がついたらやってみよう」とか、そういうものはあまりありません。(少しはあります)


「自信がついたらやる」んじゃなくて、「やるから自信がつく」のではないでしょうか?



・・・と勢いで決めたものの、まず土地勘がないので会場探しが大変。

それで大阪在住のポスチュアウォーキングスタイリストの日夏先生に相談してみました。


そしたらすごく親身になっていろいろ教えてくださって、
そのおかげでアクセスが便利でキレイで格安の会場を知ることができました!


で、早速その会場に問い合わせてみると、利用料を事前に直接窓口に支払わないとダメなんだと。

がびーん。

沖縄からわざわざ支払いにいくわけにいかないですもんね(笑)

それで諦めようと思ったら・・・日夏先生が代わりに支払いに行ってくれると!

しかも会場にはチラシも置けるみたいで、チラシもついでに持っていっていただけることになりました♪

感謝感激です。

その温かさがすごくうれしくて、
もうその温かさを受け取っただけで、
大阪でセミナーをやろうと決めた意味を満たしてしまいました。

もう満足(笑)


日夏先生、
そして日夏先生の沖縄レッスンに毎回同行されている奥谷先生
お2人ともすごく素敵な女性です♪

飾った美しさではなく、自然体で柔らかな美って感じ♪

初めてお2人のレッスンを受けたときの感動はこの記事⇒2008年9月30日「ポスチュアウォーキング!」に書いています。

まさかそのご縁がこんな形で続いていくとは、その時は想像もできませんでした。

それも「参加者はたぶん女性ばかりだろうな」と少し躊躇しながらもレッスンに行ってみたことが、結果こうなったのです。

とにかく動いてみる、やってみるって、とっても大事ですね。


前回の「腹式呼吸」の記事に登場した藤田さんも、
ポスチュアウォーキングの先生です。


とても素直で前向きで、でも肩に力が入っていない、自然な感じなんです。

3人の先生に共通している部分ですね。

自然なんです。すごく。


こうなってくると、
この3人の素晴らしい先生方の師匠KIMIKOさんってどんな方なんだろう・・・ってのが気になります♪

HPにあったこの文⇒ 「コラム 心と身体の話」を読むと、
納得です。

自然体で本質をとらえていますよね。

こういう肩肘張っていない文章、好きです。


姿勢とか歩くとか、そういうシンプルな部分に本質があるし、
小難しいことを知ってエゴを満足させるよりもシンプルを追求したほうが、
そのひと本来の輝きが引き出てくるように思います。

わたしたちは、誰に頼らなくても自分で幸せを創造する能力を、すでに与えられています。

その能力を引き起こすのは、シンプルなことの追求だと思います。

本質は、真理は、突き詰めていけばいくほど、シンプルです。


あ、語りになっちゃいました。

今夜は「こころとからだ塾inコザ」です。




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Posted by 照喜名 弘彦 at 15:10

2009年06月28日

腹式呼吸

今日の「こころとからだ塾in那覇」は1人でした!

コザは少ないときでも5人くらいはいるのですが、
那覇はこういうことがチラホラあります。

1人とか2人とか。

ゼロも一回ありました。

「日曜の朝は無理。那覇も夜にやってくれ」という声を数名の方からいただいたんですが、
そうしましょうかね?

やるとしたら日曜の夜になりますけど。

そうしようかな。どうしようかな。

ま、しばらくは朝で様子みます。

「夜がいい!」という強い要望があればいきなり変更する可能性もなきにしもあらず。

日曜の朝10時~12時と夜8時~10時だと、どっちの方がいいですか?

ご意見求む。


で、本題。

今日の唯一の参加者Fさんはウォーキングの先生♪

ボイトレにも通われているらしくて、
以前の記事に腹式呼吸のことをちょろっと書いたらすごく興味を持ってくれたみたいで、
2週間前から今日は「腹式呼吸」をテーマにするとFさんと約束していました。

で、来たのが結局Fさんだけという(笑)

たかが呼吸、されど呼吸なんですよ。

すごく奥が深いんですね。

全身の動きが関わっています。

マッサージベッドに寝てもらって体を使ってもらいながらの腹式呼吸プライベートレッスン90分でした。

腹式呼吸も腹筋運動も効果的な方法で出来ていない人がすごく多いんですよね。

鍛えるはずが逆に腰とか首を痛めちゃったり・・・。

肩こりの人は腹筋が弱いです。

肩に力が入っていると、おなかの力抜けちゃいますから。

逆にしっかりおなかに力を入れるには、肩の力が抜けてないといけないんですね。

だから、肩こりは正しい腹筋運動や腹式呼吸を続ければ緩和してきます。

興味のある方は、ぜひ僕のスポーツセミナーへ(笑)


・・・当たり前ですが、呼吸が深くなると、酸素摂取量が増えます。


僕はよく人体を「焚き火」で例えるんですね。

「火の強さ」が生命力。

で、燃料である薪が、食事や飲み物から摂取するカロリー。

そして火を燃やすために大切なもの・・・それが酸素です。

で、火=熱なので、体温です。

火の強さが生命力なので、冷えはダイレクトに生命力を落とすのです。

熱を発生させるには、筋肉を活性化させるのが手っ取り早いです。

だから、あれこれ考えるよりも「適度な運動」が生命力を高めるもっとも手っ取り早い手段です。


元気がないとき=生命力が弱っているとき・・・なんですね。

で、原因を簡単に挙げると・・・


原因1⇒薪が不足してきた。

薪がないとどんなに火を強くしようとしても酸素を濃くしても燃えません。
ごはんを食べましょう。



原因2⇒薪はあるけど火が弱い。


この状態は「冷え」か「酸素不足」が原因です。

冷えと酸素不足は火のエネルギーを弱めてしまうんですね。

だから冷え性で呼吸が浅い人は、せっかくご飯をいっぱい食べてもエネルギーに変換しづらいんです。

肩こりは呼吸を浅くするので、生命力を落とします。


逆にちょっと食べ過ぎても身体が温かくて呼吸が深ければ、
エネルギーを燃焼しやすくしてくれます。

この「薪はあるけど火が弱い」という生命力の低下が、現代人には多い気がします。


とにかく身体を温めて、筋肉を起こして、呼吸を深くするんです。


正しいスクワットやウォーキングと、腹式呼吸のコラボレーション。

生命力あがりまくり。

生命力=生殖器の働き・・・なので、ホルモンバランスも整ってきますよ。


昨日はサンビスカススポーツセミナーでスクワットを中心に教えたのですが、
2時間での参加者のみなさんの変わりようは目を見張るものがありましたよ!

わたしたちは生命力が落ちているんじゃなくて、眠らせているだけなんですね。


また近いうちに腹式呼吸の具体的な方法と効能について書きますね。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:37

2009年06月28日

見破る

自我(エゴ)というのは、とても巧妙です。


それがエゴだということを、出来るだけバレないように巧妙に巧妙に演出します。


エゴからくる感情なのに、

「これが本来のわたし♪」

だと思っちゃうようにできてるんですね。

でも実はそれがエゴを刺激してるだけっていうことも、多々あります。


でも、それがエゴかどうか見破ることは、意外と簡単です。

その条件は、最近の記事で何回も書いていますが、復習です。


1.無条件

2.飽きない

3.いまを受け入れる


簡単に挙げると、そんな感じです。

この3つがクリアできていないなら、それはエゴです。

エゴは何か問題を探し、何か足りないと言い聞かせ、焦燥感を駆り立てます。


「いまの自分は●●●●●●の理由で満たされていない(幸せじゃない)」


これはエゴの仕業です。

そしてこれはいつまでも続きます。


たとえあなたが、
今の自分が思う理想の自分になったとしても、
その理想の自分はそのときまた新たな問題を抱えます。

結局「そのとき」になってしまえば「いま」だからです。

人間の欲望にはキリがありません。

なので、やっぱり「いま」を受け入れることが、永遠のテーマなのです。

「じゃあ目標を達成したら、そのときは自分を受け入れよう」

それがエゴです(笑)

●●になったらっていうのは、今の自分には●●が足りないと同義ですから。

前回の記事に書いた「いまの自分には何か足りない教」です。


外的な成功・・・ちっちゃなことでも・・・

例えば、自己顕示欲が満たされたとか、収入が増えたとか・・・

それはやっぱり「その時」はうれしいんですけど、じきに慣れてしまうんですね。

当たり前になってしまうんです。飽きるんです。


でも「自己信頼感」に飽きはきません。


逆に、自己信頼感がない限り、年収が何億円になっても、焦りと不満と自己嫌悪を持ちづつけると思います。


最近亡くなったスーパースターがいい例です。


そこにはゴールがないのです。


どんなに周りの人に尊敬されて称賛されても、
自分が満たされていなければ逆に空虚感が増すだけなのです。


もちろん僕は年収●億円になったことも多くの人に称賛されたこともないですが、
ちょっと想像すればわかることです。

だいたい人の目なんて、
ちょっとした出来事で軽々しく評価が変わります。

政治家や芸能人やスポーツ選手のバッシングを見ればよくわかります。

でも、結果を残せばすぐ称賛に変わるんですから。


だからそんなもののために自分を苦しめることも、意味がないことです。


収入を増やすために月に向かって財布をどうにかするとか、
そういうエゴを喜ばせるだけのことは、もうやめていきましょうよ。


ゴールから遠ざかります。



それがエゴを刺激するだけなのか、
自分の内側から湧き出る喜びなのか、
見極めましょう?



信頼・安心・癒し・無条件・永遠・・・これがキーワードです。


特別な自分になる必要なんてありません。

特別は、飽きますから。

特別は、疲れますから。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 08:28

2009年06月26日

違和感

僕はコーチングやNLPなどを学んだことがありません。

初心者向けの2~3時間のNLPセミナーなら2度ほどありますが・・・。

最近特に「こころ」について書いてますが、
それは「からだ」の部分を突き詰めた結果自分の内側で起こった気づきであって、
もしかしたら本格的に心理学を学んでいる方からすれば的外れなことを書いているかもしれません。


で、そのセミナーでなんかとても違和感を感じたことが多々あったんですよね。

なんか最近の流れだとイメージしやすいかなと思ったので、書いてみますね。

ちょっときつい書き方になるかもしれませんが・・・。

単なる僕の感想ですから、正しいとか間違えてるとか良いとか悪いとかじゃないですからね。



例えば「タイムライン」っていうワーク(?)

あんまり覚えてませんが、過去といまと未来の自分を行ったり来たりするんです。

そして未来の自分にかけてほしい言葉を、周りの参加者の人にかけてもらうんですね。

実はちょっと鳥肌立ってたんですが(悪い意味で)、
喜ばないといけない空気だと思ってしまったので喜んだフリをしてみたり。


過去ー現在ー未来っていう時間軸を設定する時点で、エゴを刺激しまくりです。

なんで「いまの自分」じゃなくて「未来の自分」を褒めてもらう必要があるのでしょうか???

なんとなく希望が湧いたような気分になるからでしょうか?

よくわかりません。


あとよくわからないのが、過去のトラウマを癒す系のやつ。

今の自分のわだかまりの元になっている原因を探って、それを解消するみたいな。

ごめんなさい。全然意味がわかりません。



僕は、こころのしこり(トラウマ)もからだのコリも、解消法は同じだと思ってます。

こころとからだはひとつですから。

こころのしこり(トラウマ)を過去にさかのぼって原因を突き止めて解決しようとするというのは、
肩の筋肉にできたコリを過去にさかのぼって原因を突き止めてほぐそうとするのと一緒です。


おかしくないですか?


僕がおかしいんですかね。

なんかとっても不自然て言うか、エゴを満足させているだけな気がしてしょうがないんですけど。


僕は、肩のコリをほぐすときに、それが何が原因で出来たかなんて考えたことは1度もありません。

施術を受ける人が「いま」どういう状態なのかは、チェックします。

お客さんの「いま」の状態をチェックしてあと、「いま」の僕にできることを心をこめてやります。


心のコリのほぐし方も、それでいいんじゃないですか?


だって、「いま」癒された瞬間に、
過去の全ての出来事は「いまの満たされた自分」にとって必要な出来事になるんですから。

必要どころか、宝物ですよ。全部。

なんでわざわざ事を難しくするんでしょうか。

なんか大変なことに仕立て上げたほうが喜びが大きいからでしょうか。

それってエゴが喜ぶだけですよ、たぶん。

不自然だと思うんですよ。



・・・よーく考えてみてください。


肩がつらくてマッサージを受けに行ったときに、

「この肩のコリは●年前のあの出来事が原因で云々・・・」

って言われたら、どう感じますか?


何度も書きますが、こころとからだはひとつです。

対処法が違うわけがありません。


もしかしたら僕にも過去のトラウマがあるかもしれません。

いや、あるでしょう。

そしてそれが元で不安になったり怒りが湧いたりすることもあるかもしれません。


別にそれでいいじゃないですか。


そういう自分も含めて受け入れるんです。


そっちの方が遥かに現実的だし、シンプルだし、自然です。


真理というのは、シンプルでごく自然なものなんです。


でもわたしたちは「そんなに簡単に幸せになんてなれるはずがない」とすっかり信じ込んでしまっているので、
「いまの自分を受け入れるだけでいい」というたったそれだけのことなのに、躊躇してしまうのです。

何かと理由をつけて、今の自分が幸せなはずがないと自分に言い聞かせます。

自分だけじゃなくて、周りにアピールする人もいます。


「いまの自分は何かが足りない教」の熱狂的な信者の多いこと多いこと。


「いまの自分は何かが足りない教」を妄信しているので、
「自分にはこれが足りないあれが足りない」と念仏を唱えるんですね(笑)

いやー本当に熱心な信者ですよ。毎日飽きずに唱えてるんですから。


「いまの自分は何かが足りない教」を信じ切っているから、
経済的に成功している人や社会的地位のある人、容姿端麗な人などに憧れるんですね。

自分にはないものを持っている人に憧れ、自分もそうなりたいと強く願うことで、
「いまの自分はそれが足りない」と自分に強く言い聞かせることができるからです。


伝統宗教や新興宗教、いろんな宗教がありますけど、一番熱心な信者が多いのは、これじゃないですか?

「いまの自分は何かが足りない教」

しかも教祖は自分。

笑うに笑えない。

もう脱退しませんか?

教祖は自分なので、脱退しようと思えばいますぐ可能です。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:51

2009年06月26日

癒しの4段階

ヒトが癒しに向かっていく過程は、4段階にわけられます。
(完全に僕の感性です)


1.あきらめ

2.依存

3.成長

4.信頼


適当な分類ですいません(笑)

もっとそれらしい用語を使えばいいんでしょうが、完全に「オレ理論」なもので。


まず1の「あきらめ」

この段階は、あきらめています。

で、そのあきらめ方も2種類あります。

自分のせいにするタイプと、自分以外のせいにするタイプ。

共通する思考パターンは「どうせ」です。

「どうせオレ(ワタシ)なんか」

「どうせ●●だから」


自分のせいにするタイプは、
学歴がないから・才能がないから・コネがないから・容姿が悪いから・・・・

自分以外のせいにするタイプは、
同僚がウザい・上司が使えない・不景気でどうしようもない・政治が腐ってる・・・


幸せになることをあきらめてるんですね。

あれこれ理由をつけて。

こういう人と飲む酒ほど不味いものはないですよね。






2の「依存」は、もっと幸せになりたいという想いが出現します。

ですが、文字通り他人やモノなどに依存します。


恋人が出来れば幸せになれるとか、
神頼みをすれば受験に受かるとか、
パワーストーンをつければ浄化されるとか、
占い師の言う通りにしてれば道が開けるとか・・・

もっと幸せになりたいけど、自分の力じゃどうにもならないという段階。

この段階の根底には「恐れ」があります。




3の「成長」は、自分で幸せをつかみとろうという段階。

自分が成長すれば幸せになれる・・・という状態です。

もっと知識が増えれば、もっと有名になれば、もっと痩せれば、もっといい車に乗れば・・・

自分磨きに奮闘します。

一見前向きでエネルギッシュで理想的な生き方に見えます。

でもここはゴールではありません。

根底に「いまの自分の否定」があるからです。

いまの自分を受け入れない限り、
幸せの条件を外に求めている限り、
絶対に満たされることはありません。絶対です。

キリがないです。




4の「信頼」は、いまの自分をありのままで受け入れ信頼している状態です。

この段階で初めて癒しが訪れます。

愛と感謝に包まれます。

ここが人間の本質です。



で、1~4までを行ったりきたりしてます。

4の時間が長ければ長いほど幸せ度は高いと思います。


でも、3が幸せの道だと思っている人があまりに多いんですよね。

そこにゴールはありません。キリがないです。


人間なので、2の状態になるときもあります。

そんなときは他人の力を借りることも必要だと思います。


僕は、1の状態になることはめっきりなくなってきました。

そして、1の状態の人との縁もなくなってきました。


自分が変わると環境まで変わるってのは、本当かもしれません。


4の状態は、成長しないという意味ではありません。

自分を信頼したときに、自分の努力ではなく、何か大きな存在に導かれるように事が運ぶようになるのです。

なので、4の状態の人は「成功法則」を学ぶ必要もないし、「願望実現セミナー」に行く必要もありません。

それは4の状態を体感すれば誰でも感じることだと思います。


3の状態は、あくまでも自分の努力なんですね。

自分の努力だし、結果に対する執着もあるので、時に苦しくなります。

で、自分が変われば幸せになれると思っているので、成功するためのノウハウを知りたがります。

それでその方法を教えてくれる高いセミナーに金を払っちゃったりするわけです。

まぁそれが楽しいって人はそれでいいんでしょうけど。


・・・やっぱり「いまの自分を受け入れ信頼すること」以上に大切なことって、この世に存在しないと思います。


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毎週日曜朝10時~12時 沖縄整体専門学院那覇校⇒※7/5と7/19は休みます
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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:38

2009年06月25日

総集編

実はここ1週間の記事の反響がすごく大きくてびっくりしています。

20人以上の方からメールをいただきました。

こんな細々とやっているブログでは、
短期間に多くの方からメールをいただくのは初めてのことです。

反響が多かった記事を改めて載せるので、まだ読んでいない方はよかったら全部目を通してみてください。


6月16日「恐れと癒し」


6月17日「レス」


6月20日「いい人」


6月21日「いまの自分と向上心」


6月22日「ワクワク」


6月23日「神様はケチじゃない。」


これらの記事を読んでの感想が多かったんですが、
共通していたのは「わたしのことを言われているようだった」

おそらく多くの方が似たような重荷を抱えてしまっているのでしょうね。

でも、大丈夫です。

もしあなたが大丈夫だと思えないとしても、大丈夫なもんは大丈夫なんです。

大丈夫な理由は上に紹介した記事に書いています。

あとはそれを受け入れられるかどうかです。

ちなみに、
こういうことを書くと怪しいと思われる方もいるかもしれませんが、
今回紹介した記事は、僕が書こうと思って考えて書いた感じではなく、
ほとんど衝動に突き動かされる感じでノンストップで書いたものばかりです。

自分で読んでもすごく勉強になります(笑)

というか、結局自分のために書いたメッセージのような気がします。


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6月27日(土) サンビスカス沖縄スポーツベーシックセミナー 「キレイに立つ~歩く」 

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Posted by 照喜名 弘彦 at 09:32

2009年06月23日

慰霊の日

戦争のない平和な世の中・・・理想ですね。

どうすれば、実現すると思いますか?


言い尽くされていますが、やっぱりまずは自分から変わるしかないと思います。

外側の問題は全て、実はとことん、自分の内側の問題なのです。


戦争の根底には、正義感があります。

自分たちの正義を守るために、悪である相手を攻撃します。

自分の正義を貫くためなら、それに反する相手を苦しめてもかまわないのです。


そういう部分、みなさんの中にもありませんか?

「絶対自分が正しくて、相手が間違えている」

それで相手に不満を持っている。

「なんでアイツはこうなんだ!!!」

実はそれが戦争の種なんです。

1人1人がそういうジャッジをやめない限り、この世から争いは消えないかもしれません。

「そんなこと言っても、実際悪いのは相手だし・・・」

善いとか悪いとか、正しいとか間違えているとか、誰が決めているんですか?

相手だって自分が正しいと思ってそういう言動をとっているのかもしれません。


少しずつでいいから、自分と違う価値観の人、納得できない言動をする人を、受け入れてみませんか。

そこに理由は要りません。

「無条件」でいいのです。

ジャッジをやめて、無条件でありのままの相手を認めてあげる。

いきなり完璧にそれをこなすのは難しいです。

わたしたちは神じゃないので、それを完璧にこなすことは不可能だと思います。

だから、少しずつ出来る範囲でいいのです。

無条件に受け入れ、信頼してあげる。

それは負けではありません。

逆に神は、それを無条件でやってくれているのです。

罪を犯した人間の周りだけ酸素がうすいとか、
道徳に反することをした人間にだけ太陽の光が当たらないようにするとか、
そんなことはしませんよね。

まーわたしたちは人間なのでそんな「神業」は不可能ですが。


どんな人でも無条件で受け入れ信頼する・・・かなり難しいですよね。

でも、自分ならどうですか?

自分を無条件で受け入れ信頼する。

無条件ですよ。

もっと優しくなったら、もっと収入が増えたら、彼氏ができたら、成功したら、もっと痩せたら・・・

もっとこうなったら自分を好きになるんじゃなくて、「今の自分」を無条件で受け入れるんです。

「いまの自分を受け入れること」以上に大切なことは、この世にありません。

それができたら、少しずつ周りの人も同じように信頼することができるようになってきます。

世の中から争いをなくすための第一歩だと思います。


エゴは「無条件」を受け入れることができません。

エゴが絡むと、必ずそこには損得や正誤や善悪という条件が絡んできます。

逆に、「無条件に受け入れる」ということは、エゴがなくなるということです。



戦争の種、平和の種。

小さな種を一人一人が日々撒いているんだということを、忘れないようにしたい。


そういうことを感じた、慰霊の日でした。  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:28

2009年06月23日

施術の方針

僕が施術で身体を整えるときの、軸となっている部分です。


生きることとは、「自分で」気づき、「自分で」行動することだと思ってます。


「こうしたほうがいい」と正解を教えてあげるのは簡単ですが、それはゴールにはならない。

あくまでも、本人が自分で気づいて、それを元に行動に移す・・・これが依存のない「自立した生き方」です。


たとえその気づきや行動の選択が間違えているものに見えたとしても、
それを本人が自分で選んだものであれば、僕はそれを尊重してあげたい。

「それ違うよ」 「もっとこうすれば?」

アドバイスをするのは簡単です。

それによって、結果も改善されるかもしれません。

でも、他人に言われた正しいことをやるよりも、
自分で選んだ間違えたことをやるほうが、「その人を生きている」と思うのです。

他人に言われたことや世間の常識に縛られる人生は、自分のための人生ではありません。



セラピストとして重要な要素に「待つ」があります。

信頼がないと、待てません。

信頼というのは、相手に対してだけではなく、自分への信頼も。

待てない人は、相手の話をちゃんと聴けません。

自分への信頼がないと、自分と違う意見を言う人の話を、穏やかに聴けません。

すぐ反論したくなります。

「そういう考え方もあるよね」って穏やかに受け止めることができません。

そして「自己主張」が始まります。

セラピストは「こころとからだの専門家」なので、やはりそれ相応の知識やテクニックを知っています。

だから、間違えた選択をしている人には、教えてあげたくなるのです。

でも、
何度も書いているように、
一番重要なのは「正しいか間違えているか」じゃなくて、
「自分で」気づき、選択し、行動するということなのです。


全ての人間は自分自身の力で問題を解決し、そして自己を癒す力を備えています。

でも、弱っているときは、どうしてもそれができない。

それを助けてあげるのが、セラピスト。

セラピストの力によって癒してあげるのではなくて、
「あなたはあなた自身で自分をコントロールできるんだ」
ということを気づかせてあげることが大切な仕事なんじゃないかと思います。



だから僕は「ああしろ、こうしろ」ということを、出来るだけ言わないようにしています。

本人がやりたいと思ったら自発的に質問してくるので、そのときはやり方を教えますけど。


で、絶対に言っちゃいけないと思っているのが、

「あれをするな、これをするな」

禁止令です。

禁止令は恐れを植え付けます。

何かを禁止されて癒される人いますか?(笑)


あとは、
今の自分や過去の自分を否定するようなことを言ってくる人、
また自分を否定したくなるようなことを掘り起こそうとしてくる人の話は間に受けない方がいいです。

あ、禁止令ですねこれ(笑)


ボディケアでも占いでもカウンセリングでも、
受ける前より受け終わった後の方が
「今の自分をより好きになっている」かどうか。


これ、シンプルでわかりやすい基準になると思います。


次回は具体的に僕なりのボディケアの価値観を書きたいと思います。  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 10:57

2009年06月23日

神様はケチじゃない。

今回はちょっとぶっ飛んだ話を書きますね。


僕の身体には約60兆個もの細胞があり、
その1つ1つが生死を繰り返すことによって、
僕という一つの大きな命をはぐくんでいる。

だから、僕は細胞だし、細胞は僕。

同じように、
この世の全ての生命は「宇宙」という大きな命(意識)の一部として生死を繰り返している。

だから、宇宙は僕だし、僕は宇宙。


そして僕の身体の細胞1つからこの宇宙すべてまでをコントロールする存在(意識)がある。

からだの働きを突き詰めて追求していくと、
イヤでも「偶然ではなく完璧にコントロールされている」ということに気付かされます。

偶然でも奇跡でもなくて、間違いなく、コントロールされているのです。

まぁそのとてつもない存在を、この記事では「神」と呼ぶことにしますね。


僕が神の存在を感じたのは、去年の9月でした。

ある神社に行って、そこのおばあちゃんの話を聴いて。

「大自然の生命の根源となる神が存在していて、その神が私に降臨している」

あーそういうことか!・・・と思いました。

全ての生命の根源、大自然をコントロールしている存在が、確かにいる。

もちろんそれは僕を生かしている存在であり、宇宙を動かしている存在でもある。

だから、すべての生命は、同じ存在によって生かされている。

神社に行く前から、なんとなくそんなイメージは出来ていました。

でもそれを言葉としてはっきり聴くことで、はっきり確信することができたのです。

頭で理解したのではなく、感覚としての確信です。

その存在を確信することは、
僕にとっては人生が大きく変わるような、
とても貴重な経験でした。


そして、
その存在がそのおばあちゃんに本当に降臨しているかどうかは重要なことではなく、
全く興味がありませんでした(笑)


でも、大切なことに気付かせてくれたおばあちゃんなのは間違いないし、
その神社が大切なことに気づくことの出来た場所なのは間違いないので、
それから毎週参拝にいきました。


(その「あーそうだったのか!」っていう経験を言葉でわかりやすく説明してくれたのが阿部さんでした。)


毎週月曜日行ってたんですけど、
それもついに先週で終止符を打ちました(笑)


話を9月に戻して・・・。


毎週通ってるとおばあちゃんがいろんな話を聴かせてくれるのはありがたいんですけど、
儀式を受けろって勧めてくるんですね。

「天命を開く儀式」らしいんですけど。

有料だったので(しかも結構高い金額)ちょっと迷ったのですが、
大切なことに気づいた場所で、ずっと毎週来る場所だと思っていたので、受けました。


でもその儀式を受けたあとに、気づきました。

わざわざそんなの受けなくてもよかったなって。

天命は、誰に、何に頼らなくても、自分の力だけで開くことができるって。

だって、自分も神に生かされているし、神はいつでも自分の味方なんだから。

ま、それに気づくきっかけになったと思えばいいかな・・・と思ってました。

で、それからも大切な場所として毎週行ってたんですけど、
おばあちゃんがおかしなことを言うんですね。

毎月ある儀式を受けないと、神をつなぎとめておけないって。

んなアホな。

んなアホなって思いながら、適当に流していました。

そしたら、先週行った時もまた言われたんです。

んなアホな。

それ聞いたときに思いました。

もうここに来るのも最後だなって。

確かにとても大切なことに気付かせてくれた人・場所なのは事実だし、
そこに毎週行きつづけることで、確信を深めることができたのも事実です。

でも逆に、確信が深まったからこそ、わかるのです。

神様はそんなケチじゃないって(笑)

特別な儀式や拝みやお布施を出さないと幸せにしてあげない・・・

神様がそんなケチなわけないじゃないですか。

だって、神様ですよ?神様。

ちょっと拝み忘れたからって呪ったりしないですって。

なにやったって罰なんか与えないですって。

地獄になんて落ちないですって。

そんな器のちっちゃい存在が「神」であるわけないじゃないですか。

そもそもそんな「神の仕事」に過不足や善悪はなく、
そこに勝手に人間の思考が意味を見出しているだけです。


「神」がどういう仕事をしてくれているかをちょっと考えればわかることですよ。

わたしたちの身体の60兆個の細胞の代謝をコントロールしてくれているんですよ。

1日だけ自分の身体を自分の意思でコントロールしなきゃいけなくなったとしたら、どうですか?

常に心臓に命令を送り続けて、
呼吸のときは肺が膨らんだりしぼんだりしやすいように周りの筋肉を動かして、
食べ物が入ってきたら胃腸を動かし、
必要なものは肝臓に運び不要なものは大腸で便にしあげ、
必要なホルモンを分泌し熱がこもったら汗をだし、
老化した細胞を老廃物として排泄し、その代わりの新しい細胞をつくり・・・


あーキリがない!!

そんなの絶対自分の意思でコントロールできないですよね。

自分1人でもできないのに、
それを60億人の人間だけじゃなくて、
全ての動物・植物・大地・海・空・空気・・・

地球だけじゃなくて、太陽も、月も、宇宙全部・・・


全部コントロールしてるんですよ?

ここまで出来るから「神」なんですよ。

しかもその人知を超えた想像を絶する働きを、損得でやってると思いますか?

損得なんか考えないですよ。だって神ですから(笑)

無償の愛。

無償ですべてを与え、無償ですべてを受け入れ許してくれる・・・それが神です。

そんな人間の思考レベルではありえないことができるから、神なんですよ。


それを・・・毎月の儀式をこなさないとつなぎとめられないなんて・・・ありえないッスヨ。


神社にも教会にも行く必要はないし、宗教も必要ないと思います。(あくまでも僕の価値観です)


だって、いつも自分とともにいて、自分を生かしてくれている存在ですから。


だから、そんな自分を信頼し、好きになるだけでいいんですよ。

僕が「いまの自分で充分だ」としつこく書いているのは、こういう理由です。

神に生かされているのに、何が足りないんですかってことです。

あなたはあなたのままでいいんですよ。

だって、神に生かされているんですから。

何も恐れることはありません。

自分を信頼し、自分を好きになるってことは、神を信頼し、神を愛することと同じです。


表面的な文字情報としてではなく、感性でとらえてもらえると嬉しいです。

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:21

2009年06月22日

ワクワク

最近「恐れ」について書いてますが、
今までにない反響です。

たくさんメールをいただきました。


なんでこんなに「恐れ」を植え付けられてしまったのでしょうか。

まぁ考えられることはたくさんありますが。

以前にも書きましたが、
自覚できている恐れっていうのは、救いようがあります。

恐れを克服するには、恐れを持っている自分を自覚する・・・
自分で気づくことがスタートなのですが、
自覚できてない人、気づいていない人の方が圧倒的に多いと思います。

このブログや「こころとからだ塾」で、抱えてきた恐れに気付けた人は、ラッキーです。

もう「恐れの解放」に向かって動き始めています。

でも、問題は自覚できていない人。

さぁどうしたもんか。


たくさんいただいたメールで、
ほぼ全員の方に共通していたキーワードがありました。

「ワクワク感」についてです。

ワクワクする毎日を送ろうとしなくていい・・・って言葉に、安心したと。

このワクワクって、悪気はないけど罪深いと思いますね。

「ワクワクする日々を」っていうメッセージは、
こんなにも恐れの感情を刺激するもんなのかと、
メールを読んでいて、強烈に感じました。

自己啓発系のセミナーや本やブログに多いですよね。「ワクワク」

そういうのって場合によっては恐れを刺激するだけなんですよ。


もう1度書きますが、「ワクワク」は私たちの本質ではありません。

だって、いくらワクワクしても、同じ刺激がずっと続いたら飽きるでしょ。

飽きるってことは結局より強いインパクトか変化を求めることにつながり、
結局それってキリがないんですよ。

「飽きる」「インパクト」「変化」・・・これを求めるのは、自我ですよ。

ワクワク感って、自我なんですよ。

で、ワクワクしていたい人は、
自分では気づいてないけど、
自我が強くて潜在的に強い恐れを抱えています。

自分では気づいてないけど。

肩に力が入ってますもんね。地に足がついてないですもんね。

なんていうか、フワフワしてます。悪い意味で。

たぶんワクワクしていたい人に
「あなたのそのワクワクしてる感じは周りに恐れをまき散らすだけだからやめた方がいいよ」
って言ったら、怒りそうですよね。

やったことないからわかんないけど(笑)


わたしたちの本質は「安心」や「信頼」だし、
そこには強いインパクトも要らないし、飽きもありません。

ワクワク感を育てるのが「変化」なのに対して、
安心感を育むのは「継続」です。


別にワクワク感が悪いとは思いませんが、
本質ではない以上、そんなに大事にしなくてもいいと思います。

ワクワクしたい人はすればいいけど・・・そうですね、酒みたいなもんです。

酒っておいしいし酔って気持ち良くなるし、仲間で共有すればさらに楽しいですよね!

そんなもんですよ、ワクワク感て。

でもわたしたちの心身を育んでいるのは、嗜好品の酒ではなくて、日々の食卓ですよね。

日々の食生活が「安心感・信頼感・癒し」で、ワクワク感は嗜好品です。

食生活が安定している人がたまに嗜好品をとるのは、生きる楽しみとしては、いいですよね。

でも食生活が不安定な人が、嗜好品ばっかりに走ってしまったら、どうですか?

ごはんはろくに食べないで、酒やタバコ・・・。

身体壊しますよね。

だから、自己信頼感がある上でのワクワク感は、生きる楽しみとしていいと思うんです。

でも恐れが強い状態でワクワク感を求めるっていうのは・・・こころが悲鳴をあげます。



で、
何が言いたいかというと、
自我を刺激するワクワク感が得られるセミナーに高いお金を払って酔っぱらいに行くんだったら、
500円払って阿部さんの話を聴きに行った方がいいんじゃないかと思うんです。


ちょっときつい書き方になってしまったかもしれませんが、
僕が書いた「ワクワクしなくてもいい」という言葉に安心したという方が数多くいるということは、事実です。


ワクワクが続かない自分を責めてしまっている人たちがいるのです。

いいんですよ、ワクワクしなくても。

酒が飲めないってのと同じことですから。

たいしたことじゃありません。

「よく魂が喜ぶ」とか「魂がワクワクする」とかって言う人がいますけど、
魂は別に喜ばないし苦しみもしないしワクワクもシクシクもしないですよ。

太陽と一緒です。

喜んでたり苦しんでたりワクワクしてたりシクシク泣いている太陽を見たことがありますか?(笑)

太陽はひたすら「いまここ」で働きを全うしているだけです。

太陽が「飽きた」って言ってやめちゃったらどうしますか(笑)

ワクワクは自我です。嗜好品です。
依存症にならないように気を付けてくださいね。


で、最後に。

この記事の最初の方で「恐れを克服する」とか「恐れを解放する」って書いたと思いますが、
人間である以上、常に恐れを100%なくした状態でいるなんて無理だと思います。

でも、自分を信頼して安心しているときは、恐れは消えています。

このブログや「こころとからだ塾」がそういう状態をつくりだすことができれば嬉しく思います。  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 09:38

2009年06月21日

笑い

前々回の記事へのローズさんの「たまにはお笑い系をよろしく」とのコメントへの返しが前回の記事になったんですが、
自分的に納得がいかなかったので、もう1度チャレンジします。


正統派の「お笑い系」です。


最近の記事で書いているように、
僕が伝えたいのは「いまの自分を受け入れること」
そしてそのためには「自分を恐れから解放してあげること」

恐れからの解放には、癒しが必要です。

笑いって癒し効果大ですよね。

腹から笑っているときって、恐れなんて感じてませんもんね。

なんか小難しいことをごちゃごちゃ考えるのに疲れたときは、
とりあえず腹から笑ってみましょう。





こうやって。

ちなみに、これ僕です。



どうですか、ローズさん。


明日は「こころとからだ塾inコザ」です。

こんな顔で話し・・・ません。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:00

2009年06月21日

洗濯と掃除

最初に書いておきますが、今回の記事は何のメッセージもありません。


今日は朝10時からの「こころとからだ塾」に始まり、
夜9時までの「卒業生フォローアップセミナー」まで、
朝から晩まで喋りまくりでした。

全部ずっと楽しかったんですけど、さすがにちょっと疲れました。

ま、1週間の疲れがね。

明日月曜日は僕にとって週に1日の休日。

学校が休みなだけで、個人的な施術や「こころとからだ塾」はあるんですけどね。

「こころとからだ塾」や個人的な施術タイムも含めると、
週に60時間以上働いています。

まぁまぁ働いてますね。

ブログも合わせて、今週は出し切った感があります。

「休みの前の日だから飲みに行こう」なんて勢いはありません(笑)


で、明日はお昼前からウチでしんぴるちゃんの治療があるので、
こんな散らかった部屋に招くわけにもいかず、
ためてしまった洗濯と掃除をしなければなりません。



いやーもうめんどくさいから明日の朝やろうかなー。







ローズさん、こんな画像で笑いになりますか?

この画像を貼るために書いた記事です。  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:40

2009年06月21日

いまの自分と向上心

今日の「こころとからだ塾in那覇」で話した内容を、
忘れないうちに(笑)、記事にしたいと思います。

前回の記事の補足です。



このブログではずっと「いまの自分でいい」ってことを書き続けていますが、
それは成長を諦め向上心を捨て怠惰な生活でいいって意味ではありません。


でも、成長を願い向上心を持ち日々前向きに生きよう!って意味でも、もちろんありません。

それは「いまの自分でいい」とはつながりませんから。


どっちだよ!

って感じですが、どっちでもないのです。


「成長」とか「向上心」とか「前向きな生き方」っていうのは、
自分を奮い起こして、頑張ってそうしようとする質のものではありません。


「前向きに生きる」ということを言い換えて、
それが俗に言う「プラス思考」や「努力の実践」だとすると、
それはやろうと思ってそうするようなものではなくて、
「いまの自分でいい」と自分を受け入れることができたときに、
自然にそういう生き方になっているのです。


自分を受け入れることができたときに他人を受け入れることができ、
自分に感謝できたときに他人や起こる出来事に感謝でき、
自分を信頼できたときに他人や日々の流れを信頼できます。

自分や他人や日々の流れを受け入れ感謝し信頼できている状態って、
自然に「プラス思考」になっています。
(そもそもそこにプラスもマイナスもないですが)

それって幸せですよね。

で、その状態では、自分の幸せ=他人の幸せ・・・とごくごく自然に感じられるようになります。

自分の幸せ=他人の幸せという発想が「普通」になります。

そして、自分が幸せであるために、他人の幸せを追求するようになります。

自分が周りの幸せに貢献するために、何が出来るか・・・そういうことを真剣に考え始め、そして実践します。

もしかしたらその先に「成功」や「達成」があるんじゃないですかね。

幸せになるために成功したり何かを達成するのではなくて、
幸せな人が結果的に成功したり何かを達成する…という方が、自然な気がするのです。

しかもそこには「結果への執着」がないので、そのために自分を苦しめることもありません。


幸せを感じるためになくてはならない条件は、「いまの自分を受け入れる」

そこがスタートでありゴールです。


「幸せになりたいですか?」って質問は、愚問です。

幸せは「なるもの」ではなくて、「感じるもの」だからです。

「幸せになる」という言い方は、
今の自分は幸せではなく、何かを達成したらそうなる・・・というのが奥に隠れています。

「幸せになりたい」という状態は、外的条件が幸せをもたらすという価値観です。

順番が違うような気がするんですよね。


だから、まず自分を受け入れることが先です。

それが出来ていない人に「頑張れ」「向上心を持て」「プラス思考になれ」というのは、残酷です。

確かにそれで一時的に発奮することにつながる場合もあるかもしれませんが、
それはある意味麻薬と同じで、
自己信頼が伴わない努力は効果が永続することはありません。

そして麻薬の効能が切れたときに、自己嫌悪に陥るのです。

頑張れない自分、向上心を持てない自分を責めるのです。


そういうことを当たり前に繰り返しているから、
どんどんどんどん肩の荷ばかりが増えます。


いいんですよ無理に頑張らなくても。

自分を受け入れることが出来れば、自然に動き始めますから。


自分が好きではない、
でも何かを達成すれば自分を好きになれるかもしれない、
じゃあそのために頑張ろう・・・


もうやめませんか、こういうの。


自分を好きになるために、生き甲斐を感じるために、自分がやりたいことを探し頑張ろう・・・

ではなくて、

自分が好きで、何をやっても幸せを感じられる・・・
こういう状態をつくる方が楽だし、目標として遥かに現実的です。


なんか「成功」するために2日間で20万近くするセミナーがあるようですが、
これまたすごく高い麻薬ですね。

20万もする麻薬ならさぞかし気持ちいいでしょうね。自我も満たされて。

でも、遅かれ早かれ消えますから、その効果は。


20万あれば亜麻仁油が何本買えるんですか。


今の自分でいいんですよ。

何も卑下することはありません。

外的条件に執着する必要はありません。


「自分は●●だから幸せに値しない人間だ」という●●は、だいたい外的条件です。

自分の内側とは何の関係もありません。

もう諦めて、今の自分が充分幸せだということを認めましょうよ。

仮に社会的な成功をおさめて自分以外のすべての人から幸せそうに見られても、
自分がそう感じていなければ無意味で空虚感しかありません。

本当に幸せな人はあなたも幸せなことを知っています。

だから人の目を気にする必要もありません。

今日の「こころとからだ塾」ではこういう話をしていました。



・・・と、ノンストップでキーボードを打ち続けてここまで書いたのですが、
改めて読み返してみると、
これはほかでもない、僕自身に向けられたメッセージのような気がします。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 13:09

2009年06月20日

いい人

なぜ「いい人」ほど「こころの重荷」を抱えやすいのでしょうか。

それはその「いい人」の言動の根底に「恐れ」があるからです。

親切にする、優しくすることの根底に「相手に嫌われたくない」という恐れがある。

過去の僕はそれが強かったし、今でもそういう部分はあります。

でも、以前に比べたらだいぶ減ってきました。

優しくなくなったわけではありません(笑)

「恐れ」が根底にある気遣いをしなくなってきました。

そして根底に恐れがある場合は、それを自覚できるようになってきました。

自分自身のことを、少しずつ受け入れることができるようになってきたようです。

恐れは、こころとからだの動きや柔軟性を奪います。


恐怖を感じると、全身が硬直しますよね。

こころも感じることができなくなり、思考から抜け出せなくなり、動けなくなってきます。

感じて動くとかいて、感動です。

以前の記事「恐れと癒し」にも書いたように、
恐れと癒しは共存できません。

同じように、恐れと感動も共存できないのです。

よく「自分を好きになるために自分がワクワクすることをやろう」などといわれますが、
僕は「ワクワクすること」については肯定派ではありません。

僕の感性では、「感動」=「癒し(安心感)」だからです。


ワクワクするって、「興奮」じゃないですか。

興奮って、最高の「自我の栄養源」だと思うんですよね(あくまでも僕の感性です)


ワクワクするんじゃなくて、「自分はいまの自分のままでいいんだ」という深い安心感。

それこそが多くの人に必要なんじゃないかと思うんです。


もうちょっと突っ込みます。

「ワクワク」という感情は、長続きしません。

ずっと「ワクワク」してたら、疲れるし、飽きます。

長続きしない、疲れるということは、本質ではないと思うんです。

本質は永遠ですから。


「ワクワク」という感情には依存性があります。

楽しいですもんね。自我が刺激されて。

だからたまにはいいと思うんです。

でも「ワクワクしてる自分」は「自分の本質」ではありません。

自分の本質は、
深い安心感に包まれて、
静かに今の自分を深く信頼し愛せている状態・・・だと思います。



その状態はいくら続いても疲れませんもんね。

その状態に到達することがゴールだと思います。



現に「ワクワクしてる輝いている自分が好き!」って言ってる人は、
無自覚のうちに肩に力が入っちゃってる人が多いですからね。


別に輝かなくていいじゃないですか。

今の自分のままでいいじゃないですか。


・・・で、「今の自分のままでいい」っていうのは、「向上心のない惰性の状態」とイコールではないですよ。


長くなったので、それはまた今度。


あ、
ちなみに僕も人間なので「もっと輝きたい」「ワクワクしたい」という願望もありますが、
それがエゴであることも自覚しています。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:15

2009年06月20日

50回記念(お知らせ)

小林正観さんの講演会ですが、申込をしました。

だいぶ前に本は数冊読んだことがあるのですが、
文字情報だけではどうしても表面的になりがちで、
その奥にあるメッセージを感じることがどうしても難しい。

同じ空間でいろいろ感じてきたいと思います。

なので、7月6日(月)の「こころとからだ塾inコザ」はお休みさせてください。

最近トイレ掃除の話なども僕なりの感性で話す機会があったので、
「元祖トイレ掃除(?)」の小林さんの感性を感じてみたいと思います。


で、もう一つお知らせ。


「こころとからだ塾」は今のペースでいくと8月10日のコザで50回を迎えます。

キリがいいので50回記念でもやろうかと・・・。

で、オファーを出したらOKをもらいました。

最近登場した、Aさんです。

姉です(笑)

8月10日のコザは50回記念として、僕の代わりに姉に語ってもらいます。

どうですか、この身内で済ませるお手軽感(笑)

でも姉にお願いしたのは、身内だからって理由じゃないですよ。

姉としてではなく1人のカウンセラーとして、尊敬できると感じたからです。

姉のブログですね、全部は読んでないですけど、なんていうか、いいブログです。

こういうの「親バカ」ならぬ「弟バカ」というんでしょうか。

でも弟という立場を抜きにしても、本当にいいブログだと思います。

是非読んでみてください。

特に僕が気に入った記事は ⇒ コレです

なんかやっぱり似てますね。

同じ親から生まれてきて同じ経験を共有してきたってのは、大きいかもしれないですね。

8月10日も楽しみにしていてくださいね。


**************************************
6月27日 サンビスカス沖縄主催スポーツベーシックセミナー 「キレイに立つ~歩く」


「こころとからだ塾」
毎週月曜夜8時~10時 沖縄整体専門学院コザ校⇒ ※7/6は休みます毎週日曜朝10時~12時 沖縄整体専門学院那覇校⇒※7/5と7/19は休みます
毎週木曜夜8時半~10時 かんなタラソ沖縄 

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Posted by 照喜名 弘彦 at 10:08

2009年06月19日

小林正観さん

来月沖縄で講演があるようです。

1度生で話を聴いてみたいと密かに思っていたのですが、
実行にうつすべきなんでしょうか。

たぶんただのミーハー心だと思うんですが・・・。

スケジュール的に6日(月)じゃないと行けないのですが、
行くとしたら「こころとからだ塾」を休まなければいけません。

でもこういうことを書いてる時点で、たぶん僕は行くんだと思います。

迷ったら9割方「やってみる」方を選ぶのが僕なので。

なんか興味があるんです。

小林正観さんにもそうですが、
3時間5千円という金額に。

「こころとからだ塾」を休むのはちょっと心苦しいんですが、
興味があるんです!

どんな人なのか!

そして、3時間5千円に!(しつこい)

行くのが決まったらちゃんとお知らせしますね。



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6月27日 サンビスカス沖縄主催スポーツベーシックセミナー 「キレイに立つ~歩く」


「こころとからだ塾」
毎週月曜夜8時~10時 沖縄整体専門学院コザ校
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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:58

2009年06月19日

プレゼント

前回の記事に対して温かいコメントやメールをいただきました。

ありがとうございます。

心配させてしまったようで、申し訳ないです。

こうやって心優しい人たちに支えられて生かされているんだと思うと、
それだけであの記事を書いた甲斐がありました。

でも、大丈夫ですよ!

あんな(僕にとっては)どん底の過去がありながらも、
今の僕はそれが全部必要で、しかも完璧なタイミングで訪れていたことに気づかされています。

それぞれそのタイミングで経験しなかったら、今の僕は存在しないのですから。

あのタイミングで沖縄に帰ってこなかったら、今の職場に出会えてなかった。

今の職場で働くことができて、本当にたくさんの素晴らしいご縁に恵まれています。

そして心身を蝕んで絶望の淵にいた経験があったからこそ、
そこから今この仕事をやる上での気づきがたくさんもたらされています。

僕がもしずっと健康体で今まで過ごしてきていたのなら、培われなかったであろう感性を与えられました。

あんな最悪だと思っていた時期の経験が、今少しずつ人様のお役に立てるようになってきているんです。

姉からの手紙を読んで思い出して感傷にひたっていたのは事実ですが(笑)、
それは自責の念でも自分を卑下しているわけでもなく、
ただただ家族に対する感謝の気持ちが涙として溢れ出してきたのでした。


全部が愛のこめられたプレゼントだったんだなって思います。

今も、そしてこれからもずっと、そのプレゼントは続きます。

あとは、それをどういう気持ちで受け取るかなんですよね。


例えばどんなに価値のあるプレゼントでも、
受け取る気持ちがなければ意味がないし(意味がないどころかただの押し付けに感じてしまうことも)、
そしてその価値がわからなければ、無意味なものになってしまいます。


例えば宝石の価値がわからない人にそれをプレゼントしても、
ただの石ころにしか感じないと思います。

「別に石ころなんてもらっても嬉しくないし、むしろ邪魔だ」って。

でもある時気づくときがくるんですね。

宝石の価値に。

そのときに
「あー今まで要らないと思っていた石ころたちは、実はこんなに価値のあるものだったんだ!」
って。

そして
「いつも石ころばかりくれる余計な邪魔な存在」

「いつも宝石をくれるいくら感謝しても足りないありがたい存在」
に変わります。

僕なんかの苦労は苦労のうちに入らないかもしれません。

でもどっちの方が大変かなんて関係ないんです。

大切なのはそれが宝石なんだということに気づけるかどうかです。

不幸の渦中にいるときは、なかなかそう思おうとしても思えないのも充分わかります。

でもこればっかりは思うものではなくて、感じるものなんです。

きっかけもなくある日突然気づくかもしれません。


でもこのブログを定期的に読みにきていただいている皆さんは、
既にそれに気づいているか、
気づく一歩手前なんだと思います。

じゃなきゃわざわざこんなブログ読みに来ないでしょ♪


僕が気づくきっかけになったのは、阿部さんの話を聴いて・・・です。

「あーそうだったのか!」という大きな感激ではなく、
「なーんだそういうことか」って感じでした。

「やっぱりね」って感じ。

でもそれは、深い安心感とともにやってきました。

阿部さんの話は頭で考えて理解するような質のものではありません。

ただ感じるだけです。


僕は「宝石」に気づくきっかけを与えようと思って、
こんなことをブログに書いたり「こころとからだ塾」で話しているわけではありません。

むしろ、それに気づいた仲間と同じ空間を共有したいのです。


人生に息苦しさを感じているときは、たくさんの石ころを抱えているときです。

価値のない石ころだと思っているから、重荷に感じるのです。

そんな人が僕の話を聴いても、不信感を感じるだけでしょう。

だってただの石ころを「これは実は宝石なんだ!」って熱く語ってるようなもんですからね。ただのバカですよね(笑)

でもバカはバカでも、愛すべきバカですね(笑)

自分で言うなって感じですが。

でも、それが宝石だったんだという気づきが起こった瞬間に一変します。


無価値な紙切ればかり入った重いカバンを持つのは苦痛以外の何物でもないですが、
同じ重さでも中身が一万円札ぎっしりだったらどうですか(笑)

重いカバンを持っているという事実は同じなのに、中身の価値で変わるんですねぇ。

で、その価値っていうのは、結局全部自分で決めているものなんですよ。

人生もそんなもんなんじゃないかなって思います。

すいません。

わかったようなこと言って。

でも、わかったんだもん♪  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 05:00

2009年06月18日

大切な人のブログ

さて。

これまでもオススメブログの紹介をしてきましたが、
今回は僕がとてもお世話になった、
いや今もお世話になっている、
いや一生お世話になるであろう、
大切な人のブログです。

姉です。

姉は、「これでもか!」というくらい、スピリチュアルの旅人でした。

当時そういう世界に全く興味のなかった僕は、正直呆れてみていたものです。

僕なんて今でこそこのブログや「こころとからだ塾」で見えない世界の話をしていますが、
僕がそういう世界に目覚めたのはここ2年以内の出来事なんです。

それまでは科学至上主義。

ガチガチなほどの左脳型人間でした。

信じられないかもしれないですが、本当にそうだったんです。

だから今僕が伝えてることを「ぁゃしぃ」と感じてしまう人の気持ちも痛いほどわかります(笑)

でもね、「人間」を追求していくと、遅かれ早かれそこに到達せざるを得ないんですよ。

・・・まぁ僕の話は置いといて、姉。

姉から長い手紙をもらいました。

スピリチュアルの世界で放浪の旅を続けていた姉が、
姉なりの答えをみつけたようです。

で!今その旅人の経験と自らの人生経験を元に、そういう仕事を始めたようです。

僕もついさっき初めてブログを読みました。

同じ価値観を持っているわけではないですが、
そこは同じ親から生まれた者同士、
相通じるところがあるのかもしれません。


僕が心身共に限界を迎えていた大学時代末期、
電話で子供のように泣きじゃくって辛い思いを吐き出す僕の話を、
ただ優しく受け止めてくれた姉。

沖縄に帰って来て全身の皮膚がドロドロで身動きもとれないほどだった僕のために、
CDや本を買ってきてくれた姉。

もちろん当時無職で収入のない僕の携帯電話料金を払ってくれていた姉。

沖縄に帰る前に自暴自棄になってつくってしまった借金を肩代わりしてくれた姉。

(借金まで・・・我ながら迷惑かけっぱなしだな・・・。)


僕ね、今でこそわかったようなことばかり書いてますけど、
荒れに荒れてケンカに明け暮れて酒を浴びるほど飲んでタバコも1日2箱吸って、
そんな僕を最後まで信じてくれた彼女を深く傷つけたあげくに借金までつくってしまうような、
絵に描いたような最低な男だったんですよ。


心身ともに蝕まれて借金まで抱えた行き場を失った甘ったれた最低な男が戻れる場所は、
沖縄の実家しかありませんでした。

当時の僕に残された選択肢は、2つしかありませんでした。

死ぬか、プライドを捨てて沖縄に帰るか。

最低な男には最低なりのプライドがあったんですよ。

「こんな惨めな姿で今更家族の元になんて帰れるか」って。

だからって自分1人の力では、どうにもできない。

何年も死ぬことばかり考えていました。

いかに家族を悲しませないで死ねるかって。


両親と姉は、そんな僕を何も言わず迎え入れてくれました。


やばい・・・涙が出てきた・・・。


そんな姉のブログです。


http://trinityplace1578.ti-da.net/


ごめんなさい。こんな記事で。

明日からいつもの僕に戻ります。  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:59

2009年06月17日

お知らせ(こころとからだ塾)

7月の「こころとからだ塾in那覇」ですが、都合により2週お休みさせていただきます。

5日と19日です。

5日は阿部敏郎さんオススメの瞑想会に参加。

19日は学校業務のシフトの都合です。

宜しくお願いします。

基本的には毎週やっていく予定ですが、休む場合は出来るだけ早く連絡します。

とりあえず1000回達成を目指しています!

今のペースだと7~8年後になると思いますが。

一昨日のコザが31回目でした。

年内には100回に到達しそうですが、100回記念は特別ゲストをお呼びする予定です。

まだ誰にお願いするかは決めてないですが(笑)

そして「こころとからだ塾Inかんなタラソ」の来月各週のテーマが決まりました。

7/2「肩こり解消法」

7/9「膝痛解消法」

7/16「食~糖質のはたらき」

7/23「食~脂質(油)のはたらき」

7/30「食~たんぱく質のはたらき」

そして明日の6/18は「ストレッチ(下半身)」

来週の6/25は「ストレッチ(上半身)」です。

初めての方もお気軽にお越しください。

ストレッチなので、動きやすい格好でお願いします。


コザと那覇はフリーテーマで主に「こころ」の話を、
タラソはテーマを決めて「からだ」の話をメインにしています。

いつもありがとうございます。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:56

2009年06月17日

レス

前々回の記事(6月15日「役割」)にいただいたコメントに、
記事を使ってレスをしたいと思います。

*******************************

先生が思う、てる先生の役割ってなんですか?
「心と体の健康」を多くの方に広める!?、お知らせする!? ことですか?


私はいまだに自分の役割が見つけられなくて、もがいています。
人はひとりひとりに役割を持って生れてくる・・・と聞いたことがありますが、ほんとでしょうか??

それよりも、どうしたら今の自分がより幸せに、快適に暮らせるかを考えた方がいいのかなぁ・・・
今の自分もそこそこいいんじゃない。と思えればいいのでしょうが・・・

わからぬ毎日。 学院にもかんばっていかなくては・・・。

Posted by ぷりん

*******************************************

僕の役割ですか。

この記事にも書きましたが、
「人は役割を持って生まれてくる」ということではなく、
「人は役割を自分で決めることが出来る」・・・がニュアンスとしては近いかなと思います。

自分で決めることが出来るんですけど、
というかもう既に世間の常識や自分の思い込みから自分に役割を与えていて、
その役割をこなすために人は必死に生きています。

その「自分で決めることが出来る」という前提からあえて与えられた役割を挙げるとすれば、
全ての人に与えられた役割は「幸せになる」ということだと思います。

あ、「幸せになる」だと今が幸せじゃないみたいな言い方なので、
「幸せであることに気づく」ということですかね。

僕の役割も「自分が幸せであること」で、
僕が幸せであるために、自分以外の人の役に立ちたいのです。

その手段が「こころとからだの健康」を広める仕事であって、
それは役割をこなすための一つの手段にすぎませんし、
そのために生きているわけでもありません。

何のために生きているかといえば、幸せであるために生きています。

仕事をしていれば幸せを感じることができるので、まぁ方向性としては悪くないかなと思っています。

「今の自分が幸せでない」という前提でその理由づけすることもいくらでもできますが、
「今の自分は十分幸せだ」という前提でその理由づけをすることも、同じくいくらでもできます。

ぷりんさん自身にはできないとしても、
僕はぷりんさんが幸せである理由を何時間でも語ることができますよ。

それを語っているのが「こころとからだ塾」です。

でもそれを僕が語るだけじゃ意味がないんです。

自分で感じられるかどうかなので。

「幸せな自分」という役割を自分で自分に与えるだけでいいんですよ。

学校に通うこともぷりんさんが幸せであるために必要なことであれば通えばいいと思うんです。

在籍期間とか現実的な問題は置いといて(笑)、
自分が幸せになるために必要だと思えて時間があるときに来ればいいんじゃないですかね?

心から自分を受け入れることができたとき、人は自分以外の人の役に立ちたいと自然に思い始め、行動を始めます。

別にその手段は仕事という形じゃなくてもいいと思いますが、
その手段がぷりんさんにとって癒しの仕事であり、
さらにそのスキルを磨くための手段がうちの学校に通うことであれば、
こんなに嬉しいことはありません。


あ、僕の仕事上の役割として、
今月から学院長に代わり卒業認定証を授与する役割を与えられました。

なので、ぷりんさんが卒業するときに認定証を渡すのは、僕です(笑)

そのときはぷりんさんの正体を明かしてくださいね♪


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Posted by 照喜名 弘彦 at 09:24

2009年06月16日

恐れと癒し

恐れと癒しは、対極にあります。

恐れ=不安。

癒し=安心。

不安と安心が対極だと言い換えた方がわかりやすいでしょうか。

恐れと癒しが共存することは、ありえないのです。

「痛み」も恐れを感じさせるひとつです。

僕が痛いマッサージが好きではない理由は、そこにあります。

恐れを感じている人に癒しは絶対に訪れないのです。

そして、恐れは依存をつくります。

「人を支配するには相手に恐怖感を植え付けることだ」とは、
よく言われていることです。

でも、ただ恐怖感を植え付けるだけでは依存は生まれません。

恐怖感のあとにその恐れから解放される方法を提示すると、
人はその方法に依存したくなります。

わかりやすい例を挙げます。

むくみを改善するという名目でマッサージをして、痛がらせます。

「痛いってことは悪いことなんだ」といって、客を不安がらせます。

そのあとに、この施術を定期的に受けないと治らないと伝えます。

そして「●●回コース」の申し込みをさせる・・・。

これは大げさではなく、支配と依存の関係です。

こんなの癒しでもなんでもありません。

でもそんなやり方をしている治療院、サロンの多いこと多いこと・・・。

そしてそれはボディケアのみならず、メンタルの世界でも数多く起こっていることです。

「いまのままのあなたではダメだよ。でもこうすれば幸せになるよ」

いまのままの自分ではダメ・・・自分を否定されることに、人は強い恐怖感を感じます。

その恐怖感が怒りに変換されて出てくる人もいます。


先週から施術に入っている友人に起こった実例を紹介します。

彼女の身体を整えるための方向性として、「腎」の働きを高めることが最優先課題です。

(というか女性の心身の不調は「腎の弱り」が強く影響していることが多いです)

ここでいう「腎」とは西洋医学の「腎臓」のことではなく、東洋医学的な意味合いです。

以前の記事(6月5日「腎虚」)にも書きましたが、
「恐れ」は「腎」の働きを弱めます。

特に彼女は潜在的な「恐れ」の感情が強く、そこから解放することが1番のポイントなのです。

・・・「潜在的な」というのがポイントです。

実は自覚できていない恐れというものを多くの人は抱えていて(たぶん僕も)、
本当にそれがやっかいなのです。

そんな彼女が施術2回目の昨日、ひどい肩こりに悩まされていました。

1回目の先週より状態が悪化しています。

原因は、1冊の本にありました。

その本の著者は、
自己啓発系の本やセミナーですごく人気があり、
「知る人ぞ知る」の御方です。

昨日の「こころとからだ塾」で実名を出したら、やはり有名な御方のようでした。

僕は知らなかったけど(笑)

その御方の著書から、もんのすごい「恐れ」の波動が放出されているのです。

彼女はそれをお友達から借りて、
借りた手前ちゃんと読まなきゃと思ったらしく、
でも読んでてめまいが起こることもあったそうです。

そしてその本を枕もとに置いて寝ていた・・・。

めまいや肩こりは、からだからのサインなのです。

特に今の彼女のからだは「恐れからの解放」に向かって治癒反応が進んでいるので、
かなり敏感になっているのです。

でも、頭じゃわからないんですよ。

上にも書いたように、そういった「自覚できない恐れ」の方がやっかいなのです。

でも、自覚はできなくても、彼女のからだはそれをサインとして出してくれていた。

そのサインが「肩こり」や「めまい」だったわけですが、
彼女はそのあまりにもひどい肩こりを癒そうとマッサージにかかり、
そのマッサージ店が痛い圧をかけてくるという恐れのダブルパンチ!

まぁ確かに痛いマッサージ・効くマッサージには依存性があるので(その根底には恐れがあるのですが)、
ボディケアを「ビジネスの手段」として使っているのであれば、それはそれでアリなのかもしれませんが・・・。

で、その「恐怖のサイン」の元になっていた、自己啓発の本。

売れているくらいだから、素晴らしいことが書いてあるんでしょう。

でもたぶん、
その本には「いまのあなたじゃダメなんだよ」という目に見えないメッセージが込められているような気がします。

どんなに素晴らしい本も、素晴らしいセミナーも、
それが「いまのあなた」を否定するものであれば、
それはメッセージの中に「恐れ」が組み込まれています。

これがまた巧妙なんですよね。

「恐れ」と「解決法」がセットになっているから、人はそこに依存したくなるわけです。

そして、その発信者の側も、自分が「恐れ」を植え付けていることに気づいていません。

自覚していれば、まだ救いはありますが、そうではありません。

そこがこの問題の根深いところです。

某鍼灸院もその手法でリピーターという名の依存者を多く支配しています。


こんな偉そうなことを書いている僕も、
聴いてくれている方たちを自分の価値観に引き込みたいと思う気持ちが出てくるときもあります。

自制しないと無意識に「支配欲」が出てきてしまうのです。

でも、僕自身が安心感に包まれているときには、その「支配欲」は出てきません。

恐怖感を克服するには、安心感を得るしかないのです。

安心感や信頼感が「光」なら、恐怖感や不安感は「闇」です。

闇をなくすには、光を当てればいいのです。

どんなに深い闇も、光を当てれば一瞬で消え去ります。

闇は光に抵抗できないからです。


人を癒すのに「恐れ」は必要ありません。

ただただ「安心」と「信頼」を取り戻せばいいのです。

どうか自分を卑下しないでください。

あなたは今のあなたで充分なのですから。

どうか、自分を卑下しないでください。

そして
「いまの自分じゃいけない」
と感じさせるような本やセミナーやカウンセラーやセラピストに依存することを、
手放してみませんか。


・・・このようなことを、昨日の「こころとからだ塾」では話しました。

話すとあっという間なんですけど、文字にまとめると長いですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:15

2009年06月15日

役割

今日の「こころとからだ塾」は、
Sさんが美味しいチーズケーキの差し入れをくださいました。

糖質を補給したおかげで疲労も感じず2時間しゃべりたいことをしゃべり通しました!

Sさんご夫妻、ありがとうございます!


で、役割。

私たちは、自分にも、他人にも、そしてモノにも、役割を与えています。

例えば、ペンは文字を書く役割。

サッカーボールは、蹴る役割。

蹴る役割を与えているサッカーボールを蹴っても心は痛みませんが、
文字を書く役割のペンを蹴ったら、心が痛みます。

当たり前だと思うかもしれませんが、
極端な例えとして、
世界のどこかのある民族に、
サッカーボールを沖縄でいうシーサーのような守り神として役割を与えている文化があるとします。

その民族は、サッカーボールを守り神だと思い込んでいるのです。

その民族の前でサッカーボールを蹴ったなら、
ウチナーンチュの前でシーサーを蹴ることと同じことになるのです。

その民族は、そんなことをした人に対して憤りを感じるかもしれません。

このように、わたしたちは世間の常識や自らの価値観によってすべての人とモノに役割を与えていて、
役割と違うことをすると、痛みや苦しみ、違和感を感じるのです。

じゃあ私たちに与えられた役割は何でしょうか?

実はそれも、自分で決めることができます。

子供がいる女性は、母としての役割があるかもしれません。

学生には、勉強をする役割があります。

でもわたしたちは、
母になるために生まれてきたわけではないし、
勉強をするために生まれてきたわけではないのです。

母として子供に愛情を注ぐのも、勉強をするのも、「幸せ」という最終目的のための手段にすぎません。

もし私たちに「幸せである」という役割が与えられているとすれば、
ペンを蹴ることに違和感を感じるように、
幸せから遠ざかる行為をすると、違和感を感じるように出来ているはずです。

私たちがストレスを感じるのは、
「幸せである」という目的にそぐわないことをしたり考えたり感じたりするときです。


「わたしたちは幸せであるために存在する」
ということを
「ペンは文字を書くために存在する」
ということと同じくらいのレベルで確信することが出来れば、
何の疑問も感じずペンを「文字を書く道具」として使うように、
何の疑問も感じず幸せであるための生き方を自然に選択できるのかもしれません。


幸せを感じられない人は、必ず自分が不幸である理由を持っています。

お金がないとか、
学歴がないとか、
容姿が悪いとか、
体調が悪いとか、
・・・まぁ挙げればキリがないですが、いろいろ。

じゃあ本当にお金がないせいで不幸だとすれば、
その人よりお金を持っていない人は全員不幸ですか?

体調が悪くて不幸なのだとすれば、
もっと重い病気を患っている人は必ずより不幸でしょうか?

そんなことはないですよね。

外的条件って、やっぱりあまり関係がないような気がします。

自分が自分にどういう役割を与えているか。

人は、自分で自分に与えた役割通りの生き方を選択するように出来ているような気がします。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:39

2009年06月13日

腹式呼吸

昨日の記事を改めて読み返してみると、
随分恥ずかしいことを書いていますね(笑)

自分で自分のことを「優しくて温かい」とか( ̄□ ̄;)!!

・・・疲れてたんでしょうね


でも久しぶりに深い睡眠がとれたおかげで、復活のきざしです。

深い睡眠に勝てる疲労回復法はありませんね。

で、何をやったから深い睡眠がとれたかというと、
寝る前に腹式呼吸をやりました。

5分間。

本気で。

やればわかると思いますが、5分も本気で腹式呼吸をやると、結構ぐったりします。

「なんだそれだけか」と思われるかもしれないですが、
ぼくは「たったそれだけのこと」をやっていませんでした。

吸うときに腹を膨らませ、吐くときに腹を凹ませ息を出し切るというのは基本ですが、
僕がやっている方法で他にいくつかポイントがあるので紹介します。

1、リラックス

当たり前ですが、リラックス度が深いほど腹式呼吸はやりやすくなります。
なので、座っているよりは仰向けで寝てる方がやりやすいです。
肩の力を抜いてなるべく肩の上下動はないように意識します。

2、鼻から吸って鼻から吐く

鼻から吸うのは大原則ですが、吐くのは口から・・・という人が多いようです。
でも、吐くのも鼻からの方がいいです。
鼻から吐きだした方がより強く腹筋(あるいは丹田)を刺激できますし、
キネシオロジーテストによるチェックでも、鼻から吐く方が良いみたいです。
鼻で呼吸をする・・・というのが、人体にとって自然な行為なのかもしれません。

3、イメージ
吸うときは森林で植物に囲まれてキレイな浄化された空気を吸うイメージ、
吐くときは車の排気ガスや煙突からの煙のような、真っ黒な息を出し切るイメージ。
吐くのは「強く」ではなくて「長く」やります。


これだけで「こころとからだの掃除」が出来ます。

思い出した時だけでいいから、
普段自分のために全力で働いてくれている「こころとからだ」に感謝の気持ちを込めてメンテナンスをしてあげるといいかもしれませんね。


シンプル イズ ベスト♪


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Posted by 照喜名 弘彦 at 10:09

2009年06月13日

問い合わせ

こんばんは。

久しぶりの大雨ですね。


今日、学校にお電話で問い合わせがありました。

このブログの読者の方からです。

「こころとからだ塾」は一般の方でも参加できるのかということだったのですが、

「こころとからだ塾」はウチの学校の在校生以外ならどなたでも予約なしで参加OKです!

在校生がダメだというのは、
学校の授業とは線を引きたいからです。

スウィートボイスでご案内したところ、
早速明後日の那覇にお越しいただくということで、すごくうれしいです!

僕ね、電話の声だけはすごく甘いと評判なんですよ(数名からですが)

このブログを定期的に読んでいただいている方で、
「こころとからだ塾」にちょっと興味はあるけどなかなか行動に移せないという方が、
あと4~5人は、いるような気がします。

この4~5人というのはそんな気がするだけ、つまり勘です(笑)

冷やかしでもいいのでぜひ一度来てみてください!

ブログより実際の僕はかなり優しくて温かい印象だと思いますよ!

ホントに自分で言うなって感じですが、
たまにはこう、
思いっきり売り込んでみるのもいいかなと思って(笑)

「こころの栄養、ワンコインで売ってます」

いま思いついたキャッチフレーズです。

うーん・・・却下!


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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:17

2009年06月11日

続・ふくぞう

前回の記事「ふくぞう」の続き。


僕が「ふくぞう」に癒されていたのは、
「ふくぞう」が「無条件で受け入れてくれる」存在だったからです。

「ふくぞう」は僕に意見を言わなかったし、僕の評価をしなかった。

そして何より、「ふくぞう」は僕を癒そうとしていたわけではなかった。

癒してあげようとか、心に響く言葉を伝えてあげようとか、
そういうことを一切抜きに、いつも同じ顔で、ただそこにいた。

もしかしたら、カウンセリングってそういうことかもしれない。

気づくのはその人自身なんだから。

気付かせるために何かヒントをあげようとか、励ましてあげようとか。

そういうことよりも、ただすべてを受け入れる。

言葉にするととても簡単だけど、自我のある人間にとっては一番難しいことかもしれないですね。

自然界の・・・たとえば花や木や月や星・・・それが出来ていますよね。

癒そうとしているわけではないですもんねぇ。

「いまここ」で与えられた命を精いっぱい生きているだけ。

だから癒されるんだろうなぁ。

「癒し」っていうのは、もらうものではなく、自分で感じるものなのかもしれないですね。

「幸せ」もそうかもしれない。


で、・・・

ちょっと最近疲れているので、誰か、癒してください・・・。

僕の人生は矛盾だらけ(笑)


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6月27日 サンビスカス沖縄主催スポーツベーシックセミナー 「キレイに立つ~歩く」


「こころとからだ塾」
毎週月曜夜8時~10時 沖縄整体専門学院コザ校
毎週日曜朝10時~12時 沖縄整体専門学院那覇校
毎週木曜夜8時半~10時 かんなタラソ沖縄 ※6/11はお休みします

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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:30

2009年06月10日

ふくぞう

昨日の「こころとからだ塾inコザ」では、
前回の記事に書いたようなことを延々と2時間話したわけです。

「気をこめる」そして「気をうけとる」ということですね。

その中で、モノにも気が宿るんだということ。

そこで話したエピソードが参加者の女性陣のハートをわしづかみしたようなので、
ここにも書きます(笑)

僕の母は僕が高校を卒業するまで某動物園の事務職をしていたんですね。

いや、名前を伏せる意味がわからない。

こどもの国ですね。

小学校がこどもの国の近くだった僕は、
学校帰りにそこに寄って、母の仕事が終わるのを待っていたわけです。

待っている間は飼育係のおじさんと一緒に動物に餌をあげてまわったり小屋を掃除したり、
ゲームセンターで無料でゲームし放題だったり、
アトラクションの乗り物にもタダで乗り放題だったり。

まぁ小学生にとってはパラダイスのような日々だったわけです。

でも、そんなのすぐ飽きます。

動物園なんて、たまに行くからいいのです。

そんなある日、売店に行きました。

そこで一目ぼれをしてしまいました。

売店のお姉さんに・・・ではありません。

ゴリラのぬいぐるみに。

で、あまりに頻繁にゴリラのぬいぐるみを見に来るもんだから、
見かねた売店のお姉さんが、それをプレゼントしてくれたのです。

その日から、僕はゴリラのぬいぐるみが一番の親友になりました。

「ふくぞう」と名付けました。

来る日も来る日も「ふくぞう」に話しかけました。

なぜなら・・・

愛情を持って話しかけていたら、
いつか「ふくぞう」にも命が宿るはずだと本気で信じていたからです。

本気でですよ。本気で。

当時小学校2年生くらい。

まぁそれは姉の「何やってんのバカじゃないの」っていう一言で我に返り一気に冷めて終わったわけですが、
それでも「ふくぞう」に話しかけ続けた日々は半年くらいは続いたと思います。

その日一日にあったこと、思っていることを、なんでも「ふくぞう」に話しました。

悔しかったことを「ふくぞう」に話しているうちに泣いてしまったこともあります。

「ふくぞう」は何も言わず無条件に受け入れてくれました(当たり前だけど)

そんな「ふくぞう」は僕の中で、
ガミガミうるさいことをいうお母さんよりも大切な存在になっていったのです(笑)

モノに気を込めるという話をしている中で、ふとそんなことを思い出しました。

「ふくぞう」のことを思い出したのは、たぶん20年ぶりぐらいです。

なんでそれをいきなり思い出したかというと、
昨日の「こころとからだ塾」で話している感じが、
「ふくぞう」に話していたあの感じと似ていたからだと思います。

参加者は女性ばかり6人だったのですが、
その6人はみなさん10回以上は来ていただいているであろうリピーターの方ばかりで、
しかもコザでは結構深い話もしていて、
それで来なくなった人もいる中で、残った精鋭たちなのです(笑)

そんな感じなので完全に心を開いて信頼していて、
だから出てきたエピソードなんだと思います。

29歳の僕にとっての「こころとからだ塾」は、
7歳か8歳のころの僕にとっての「ふくぞう」に近い存在になってきているようです。

友達の前での僕、家族の前での僕、生徒の前での僕、同僚の前での僕・・・

それぞれ違う僕です。

でもたぶん一番ピュアな僕は、「こころとからだ塾(特にコザ)」での僕だと思います。

那覇も少しずつそうなりつつありますが。

いろんな僕がいる中で、
一番ピュアな、一番本来の自分に近い僕を知っているのは、
「ふくぞう」であり「こころとからだ塾」に来て僕なんかの話を熱心に聴いてくれるみなさんだと思います。

そういう場があるって、本当にラッキーだなと思います。

だってお金を払って「ふくぞう」の代わりになってくれる人たちがいてくれるんですよ?(笑)

そして「ふくぞう」との大きな違いは、
「こころとからだ塾」に来てくださるみなさんは、
ゴリラのぬいぐるみじゃなくて、僕と同じ人間だということです(笑)

「ふくぞう」は一貫してノーリアクションでしたが(それが癒しだったんですけど)、
みなさんはリアクションをくれるんです。

参加者の一人Yさんは、
「先生にカウンセリングをしてもらっているみたい」
とおっしゃってくれました。

「こころとからだ塾」に一番多く参加してくださっているみりいさんは、
「もくぞう萌え~」とわざわざメールまでくれました(笑)


僕が心の底から話したいことを聴いてくれるだけでもありがたいことなのに、
わざわざそこにお金を払って、しかもそれで癒されている人がいるんですよ!

いやーなんて幸せなんだろうオレって感じです。

で、今日阿部さんの「いまここ塾」での話を聴いて、決意したことがあります。

阿部さんの「いまここ塾」は200回を超えているわけですが、
そこには何十回も何百回も聴きにきてくれている人もいれば、
初めての人もいると。

で、
過去の阿部さんは初めての人とか話についてこれていない人がいればその人たちにもうまく伝わるように平均値をとった話をしてしまって、
話の中身というかレベルがあっちいったりこっちいったり・・・
それは結果的に誰のためにもなっていなかったと。

そりゃそうですよね。

阿部さんには伝えたいメッセージがあって、
リピーターの方はその阿部さんの心からの本音が聴きたくて通っていて、
でもレベルを下げてしまうと双方にとって不完全燃焼になってしまう。

片や初めて来た人にとっても、結局中途半端に終わってしまう。

ですよね。そうですよね。

この話を聴いて、僕は決めましたよ。

「こころとからだ塾」だけは、続けて来てくれている人向けに話そうと。

だからといって初めての人お断りという意味ではありません。

むしろ大歓迎です。とても嬉しいです。

でも、あまりにそこを意識してしまって、
続けてきてくれている人たちをがっかりさせたくないという想いの方が強いです。

ということで、コザだけじゃなくて、那覇でも、タラソでも。

リピーターの方たちを大切にしていこうと、決めました。

そういう感じでよければ、初めての方も大歓迎です。

むしろ来てくださいお願いします(笑)

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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:03

2009年06月09日

掃除で運が上がる?

掃除をすれば運気が上昇する。

これは本当だと思います。

では結果として部屋がキレイなだけで運気が上昇するのか・・・それはNOだと思います。

あくまでも自分自身で気を込めて掃除をすることに意味があるのだと思います。

そして、掃除という行為でさえも、あくまでも結果です。

まず前提としてあるのは、「気を込めて、手に触れるモノを丁寧に扱うこと」

丁寧に丁寧に気を込めて身の回りのものに触れていると、
自然にキレイにしておこうという気持ちになってくると思います。

その結果が掃除という行為だったりすると思うのです。

だからただ単に「掃除をすれば運が良くなる!」という「結果」だけをとらえて、
雑な荒い手つきで掃除をしても意味がないんじゃないかと。

大切なのは、あくまでも手に気をこめて、ものを扱うということ。

なので、いくら結果的に床がピカピカでも、
それが「ダルいなぁ」と思いながら足でぞうきんがけをした結果であれば、運気は上昇しないと思います。

大切なのは「キレイかどうか」ではなくて、
「掃除をしたかどうか」でもなくて、
あくまでもそこに至る過程なのです。

わたしたちの身の回りのモノも、人も、全部自分の投影です。

自分が発する気(波動)が周りのモノや人に投影されて写っているのです。

だから掃除をするというのは、
気を込めてモノに触れてモノを大切にするという延長にある行為であり、
その結果自分の気がこもったモノに囲まれて生活することで、運気が上昇するのかもしれません。

開運グッズや浄化グッズなるものが売られていますが、
そんな特別なものにお金を払わなくても、
普段から気を込めて丁寧に扱っていればそのモノに気が入り、
それが立派な開運グッズになるのです。

身の回りにあるすべてのものが扱い方次第では開運グッズになる可能性があるということです。

身の回りのものを丁寧に扱うことで、愛着が湧いてきます。

そして愛着が湧くものばかりに囲まれて生活している人が、運が悪いわけがありません。

わたしたちは自分の想い一つで運気を上昇することが出来るのです。

「掃除しなきゃキレイにしてなきゃ」って神経質的になっても、運は上がりませんよ。

それは健康法も一緒です。

「~~が身体にいいから」って感謝の気持ちも持たずに食べたり飲んだりするようなことはどうかと思うのです。

そして、掃除で運が上がるという本などには必ず書いてあること。

それは「特に水まわりをキレイにする」

風呂・トイレ・台所など。

なんで水まわりをキレイにすると特に運が良くなるのか、考えたことがありますか?

それは、水まわりは水を流すところだからです。

意味がわかりませんか?

「水に流す」という精神性を養うってことです。

水に流す=許すってことです。

自分を許すことで執着が消えます。

自分を許すというのは自分を受け入れるということですが、
自分を受け入れることで結果的に他人も受け入れられるようになります。

逆に他人を受け入れられないのは、どこかで自分を受け入れてないのです。

他人は全て自分の投影だからです。

トイレを手で磨きなさいというのも、
汚い所を手で磨くという精神修行的な意味合いではなく、
素手で磨くことによって結果的に丁寧になるし、気がこめられるからです。

だから「トイレを掃除すれば運が上がる」というのは結果としてあると思いますが、
それはあくまでも結果であって、それよりも過程の方が大事なのです。

手袋をはめて道具と薬品を使ってゴシゴシ強く磨くよりも、
愛着を込めて優しく素手でキュッキュッキュッと。

ま、素手がいやなら道具は使ってもいいと思いますが、
それでも急いで強くゴシゴシではなくて、
ゆっくり丁寧に丁寧に磨くのです。

繰り返しますが、結果的にキレイかどうかよりも、どれだけ気をこめたかどうかなんです。

昨日は久しぶりにうちにお客さんがくるということで床掃除をしたのですが(いつもやれよ)、
いつもはクイックルワイパーでやっている床掃除をぞうきんがけに変えたら、
それだけで全然違いましたよ。

その違いは汚れが落ちやすいとかそういう物理的なことではなく、
より気持ちを込めたことで結果的により居心地の良い空間になったのです。


話をまとめます。

掃除をしてキレイにすることは、大事だと思います。

でもそれはあくまでも結果であって、本当に大切なのは、気を込めて丁寧にものを扱うということなんです。

その延長に掃除があるわけで。

水まわりの掃除も、
台所やトイレなどをキレイにするというのはあくまでも方法論なのであって、
その奥にあるのは「自分を許す、受け入れる」ということ。

トイレは完璧にキレイだけど自分を受け入れられずどこかで自分を責めている人と、
トイレはあまりキレイじゃないけど自分を受け入れ自分を愛することが出来ている人。

どっちが幸せかってことです。

あまり方法論ばかりにとらわれると本質を見失ってしまう場合があります。

あくまでも僕の場合・・・ですが、
取りつかれるように義務的に掃除をしている人の部屋にいると、
それがたとえどんなにキレイな部屋でも落ち着きません。

逆に息が詰まります。

掃除は強迫観念でやるものではないのです。

いつも自分のために働いてくれている道具に感謝の気持ちを込めて、
丁寧に丁寧に扱うことの延長が、掃除です。

トイレ掃除を丁寧に気持ちをこめて続けることで、
結果として「水に流す」とか「謙虚さ」という精神性が養われるということは、あると思います。

トイレは特に汚物・・・いや、老廃物を流すところですからね。

他人のイヤな部分も水に流せるかどうか。

それは謙虚さがないとできません。

こころの部分で水に流せない人は、
からだの部分でも水に流せません。

水の流れが悪くなり、冷えやむくみにつながります。

逆にからだの水の流れをよくすることで、水に流す(許す)という精神性も培われるということです。

こころとからだはつながっていますから。

自分を受け入れることができてはじめて、他人を受け入れることができます。

まわりのモノに愛着を持ち、まわりの人を受け入れている。

そんな人の運気が上昇しないわけがありません。


自分の想い一つでいくらでも変えられるのが人生です。


そろそろ開運グッズに頼るのをやめてみませんか。

なんでもいいから普段使っているものに愛着を持って丁寧に触るということを心がけてみる。

開運グッズは何か特別なものを買わなくても、そうやって自分でつくりだすことができるのです。


こんなことを書くと「開運グッズ屋さん」からクレームがこないか心配ですが(笑)
今回の記事はあくまでも僕の感性なので科学的根拠もないし、
正しいとか間違えているでもないと思います。


いかに感謝の気持ちを込めてモノに触れ、人と接するか。

運が上昇するかどうかは、突き詰めるとそこなんだと思います。

その結果が、トイレ掃除であり、「ありがとう」だと思います。

小林正観さんは想いは込めなくていいとおっしゃってますけど、
最終的にはそういうことを伝えたいというか、
気づいてほしいと思っているんじゃないですかね?

僕の勝手な想像ですけど♪  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 10:50