てぃーだブログ › こころとからだ › 2012年02月

2012年02月29日

セルフメンテナンス講座「kokokara塾」の御案内

セルフメンテナンス講座“kokokara塾”

流行りに流されない、
本質的なココロとカラダのセルフメンテナンス法をお伝えします!


~お問い合わせはお気軽に!~
「元氣サポートルームkokokara」
TEL:098-943-1903
Mail:info@kokoro-to-karada.jp

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:03

2012年02月28日

[2013年12月]~陰陽がわかれば、理由がわかる~ 押さない、伸ばさない、あり得ないほど融けてゆるむ経絡ストレッチ

◆講座概要◆


(1)通常のストレッチとの違い

 ・動かず、待つ。

 ・伸ばさず、融かす。

 ・押さず、導く。

(2)カラダが変わるセルフストレッチ

 ・大きく吸わないフーセン呼吸

 ・集中せず、ボーッとする。

 ・頑張らず、手放す。

 ・弓なりの円弧をイメージする

 ・全く痛みを感じない姿勢から始める

(3)効果が飛躍的に高まるペアストレッチ

 ・頑張るほど、ゆるまない。

 ・融けるまで待つソフトタッチ

 ・ゆるんだ分だけ、皮膚のあそびを取る 

 ・左右の手を連動させる

 ・重心を近づけ、密着する。

(4)経絡ストレッチ実技<8つの基本ポーズ>

 ①任脈のポーズ

  ・「むすんで」 → 外から内へ、求心性の陰のエネルギーを高める。
 
  ・カラダの内深い気の滞りを解消し、慢性疾患に効く。

  ・抑圧された感情が胸を詰まらせる。

 ②督脈のポーズ

  ・「ひらいて」 → 内から外へ、遠心性の陽のエネルギーを高める。

  ・カラダの表面の気の滞りを解消し、急性疾患に効く。

  ・昂った気が背中を詰まらせる。

 ③肺・大腸のポーズ

  ・「きゅっ」 → 外から内へ、収斂のエネルギーを高める。

  ・排泄能力を高め、呼吸器疾患に効く。

  ・他人の目を気にし過ぎると猫背で肩が巻く。

 ④脾・胃のポーズ

  ・「ぴたっ」 → 変化を和らげる調和のエネルギーを高める。

  ・消化吸収を高め、胃腸疾患に効く。
      
  ・食べ過ぎ、甘党がみぞおちを固くする。

 ⑤心・小腸のポーズ

  ・「ぱあーっ」 → 内から外へ、全開のエネルギーを高める。

  ・統制力を高め、精神疾患に効く。

  ・心労が肩甲骨の間をこわばらせる。

 ⑥腎・膀胱のポーズ

  ・「ぎゅ~っ」 → 外から内へ、凝固・内燃のエネルギーを高める。

  ・水分代謝を高め、冷え、老化を抑制する。

  ・夜更かしが腰をだる重くする。

 ⑦心包・三焦のポーズ

  ・「ぱあーっ」 → 内から外へ、全開のエネルギーを補佐する。

  ・循環能力を高め、カラダを温める。

  ・頑張り過ぎて、自律神経を失調させる。

 ⑧肝・胆のポーズ

  ・「むくむく」 → 内から外へ、発動のエネルギーを高める。

  ・解毒能力を促し、運動能力を高める。

  ・イライラが脇をひきつらせる。

◆講師プロフィール◆

谷田 学(たにだ まなぶ)

1972年、大阪府堺市生まれ。
関西大学卒業後、NTTに入社。
30歳で同社を退職し、鍼灸師の道を目指す。
平成19年、堺市で谷田鍼灸院を開業。

脈の変化でカラダの声を訊く『脈ナビ』を主催し、
施術の傍ら、各地でセミナーを開催する。

谷田鍼灸院のホームページ
http://www.389navi.com/

「まなブログ」
http://ameblo.jp/389navi/


 

◆参加者へのメッセージ◆




これ、腎・膀胱のポーズです。
相当、カタイですよね(笑)
あなたは、いかがですか?

このポーズがとりにくい。
そこから、推測できる症状。
冷え、背中、腰がだる重い、精力減退、頻尿、こむらがえりなど。

また、老化が進みやすいですから、白髪が多い、歯、骨がもろい、老眼が早く始まるなど。

さらに、メンタル面でも。
集中力が続かない、根気がない、深く考えられないなど。

なぜ、そんなことがわかるの?

経絡だから、東洋医学に根ざしているんです。
すべて陰陽五行の理論をもとに。

腎・膀胱のポーズは、「水」のエネルギー。
「ぎゅ~っ」と外から内へ。
凝固内燃の陰のエネルギー。

そのエネルギーが滞ると、このポーズがとれない。
凝固できないから、集中力がない、深く考えられない。
内燃できないから、内から冷える。

単なるストレッチではありません。
そのまま、診断につながり、施術になるのです。

セミナーでは、すべてのポーズを詳しく解説。
セルフケアだけでなく、指導にもご活用頂けます。

陰陽五行とつながること。
それは、「見える世界」と「見えない世界」がつながること。


「ストレッチ」と名前がつけど、筋肉を伸ばしません。
伸ばさないけど、勝手にゆるむんです。



ほら、こんなかんじに。
ここまで20秒。

押してません。
皮膚のあそびをとっているだけ。

ご本人もサポートする人も。
頑張るほど、ゆるみません。

カラダは、本来、伸びやかにゆるみたがっています。
しかし、アタマが意識的にそれを制御しています。

仕事だから、立場だから、義務だから。
「ねばならない」が気を滞らせます。

それは、力では溶けないのです。

意識が気を導く。
呼吸とイメージでカラダと融合します。

すると、勝手にゆるみます。
経絡に気が通ります。

ペアで相手と意識を融合させる。
効果は倍増。
あり得ないほど、ゆるみます。

単にカラダをやわらかくされたい方には向いてません。
それは、結果であって、目的ではありません。

カラダのあるがままに。
カラダと仲良くなりたいあなたへ。
そのための道しるべをご案内致します。


日時:2013年12月7日(土)8日(日) 10:00~17:00

会場元氣サポートルームkokokara(中城村南上原750 カサグランデ21 101号室)

定員:12名様

参加費:kokokara会員24,000円 一般28,000円

お申込み・お問い合わせ:info@kokoro-to-karada.jp 098-943-1903 元氣サポートルームkokokara

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:30

2012年02月27日

kokokara同業者向けワークショップの御案内

元氣サポートルームkokokara、同業者向けワークショップの御案内です。

同業者とは、

「手技療法家・ボディケアセラピスト・運動指導者・パーソナルトレーナー」

といった方たちです。

「現場で使える=御客様に喜ばれ、効果も出る」超実践的な内容に厳選した勉強会を定期開催します。

残念ながら、

「御客様に喜ばれること」=「効果が出ているということ」

では、ありません。


「とっても気持ちよかったよ、ありがとう」という御言葉をいただいたとしても、
その御客様の身体が良くなったとは限らないということです。

kokokaraの目的は「元氣な人を増やすサポート」なので、
本質的な「元氣」につながらないようなことは、お伝えしません。

内容はもちろんテーマ毎に異なるのですが、
「超実践的」は全て共通です。

ただテーマ毎の知識や技術をお伝えするだけではなく、
より施術効果を引き出すためのコミュニケーション法やプログラミング法(流れのつくり方)なども交えて、
総合的なスキルアップにつながるような内容にします。

全ての講座は収録させていただきDVDとして販売もさせていただきます。

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 09:00

2012年02月25日

kokokara会員制度のご案内

~kokokara会員制度のご案内です~


※現在、新規入会は受け付けておりません。




~会員のメリット~

①沖縄県内外の個人セッション・主催セミナー、有料動画などを会員価格で受けられます(購入できます)

価格の詳細は、それぞれのご案内ページにてお知らせします。

kokokara店舗での個人セッションに関しては、
単発の会員価格に合わせて、
よりお得な会員限定回数パック(5回パック・10回パック)も提供しております。

②毎月の会員限定メルマガ発行

ほぼ月1ペースで、会員限定のメルマガを配信しております。

メルマガ内で県外セミナー・個人セッションなどの先行案内もいたします。

③kokokara講座の動画を無料で何度でも視聴できます

月1開催の90分講座「kokokara講座」を収録した動画を、
無料で何度でも視聴いただけます。

会員限定メルマガ内でシェアしております。

過去のkokokara講座動画も、
会員専用ページより全て視聴いただけます。

無料で視聴できる90分講座の動画は、
2019年3月現在で約30本あります。

今後も月1ペースで増えていく予定です。

:::::::::::::::::::

◆入会金

18,000円

年会費ではなく入会金です。
更新料などは一切かかりません。

今後kokokaraの各種サービスを継続的に受けていただける方には、
かなりお得です。

◆お申込み

※現在、新規入会は受け付けておりません。  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 19:00

2012年02月22日

明日がデビュー戦!


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

ついに!

自分用の「全身骨格模型」を購入しました!



だいぶ前に届いていたんですが、
つい先程ダンボールから出しました!

もちろん自宅用ではなく(笑)、お店用です。
(まだ店舗決まってないけど)

当然学校の講義ではさんざん使ってきたんですが、
自分用の等身大骨格模型を買ったのは初めてです。

その骨格模型、明日がデビュー戦です。

ジャザサイズインストラクターの皆様から勉強会の御依頼をいただきまして、
そこでデビューです。

それにしても明日のその勉強会、初めての形式かもしれません。

事前に内容が決まっていないんです。

「私たちの質問に答える、Q&A方式の勉強会にしてください。骨格模型があれば、持ってきていただけると嬉しいです」

こんな感じのオファー。

当然明日受ける質問内容に関する事前情報は、一切ありません。

レジュメなどの事前準備が要らない分、ある意味楽なんですけどね♪

こういう形式の勉強会って、いいなぁ。

目的意識や向上心があると、
常日頃から疑問に感じること、知りたいことが蓄積するのだと思います。お

それにお答え出来れば、本当の意味でその方たちのニーズに応えられたことになりますからね。

またブログで明日の勉強会の感想を書きますね。

楽しみです!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:50

2012年02月20日

突き抜けるということ


こんにちは。

「こころとからだ」の照喜名です。

最近ちょっとブログの更新意欲が湧いてきました。

セミナーを受講していただく方々などが、
たまにこういうことを言ってくださいます。

「照喜名さん、すごく勉強されているんですね」

そう感じていただけるのは悪い気はしませんが、
実は僕はそんなに勉強はしていません。

元々そんなに勉強が好きではありません。

が、学校の授業以外にも沖縄県内外で健康講座や同業者向けのセミナー講師などをやらせていただき、
それなりの評価をいただいております。

特に県外では、
明らかに僕よりも知識も経験も豊富な方にも受講していただいております。

知識量としては、専門家としては本当にたいしたことないと思います。

勉強の必要は感じています。

が、今の環境だと、これ以上勉強する必要性があまりないのです。

今の環境とは、「専門学校の専任講師」という立場のことです。

専門学校で教えられるレベルというのは、限られています。

特に僕の勤務先は学科講義の割合が少ないので、
本当に限られています。

学校の学科で教えてきた内容は、
人様の身体をケアする上で知っておかなきゃいけない本当に「最低限中最低限」という基礎的なレベルです。

僕はその「超基礎レベル」の講座を、数千時間も担当してきました。

自己分析では、それが僕の強みだと思っています。

超基礎レベルの講座を繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し教えてきた経験が、
僕よりも遥かに専門知識や経験のある方たちにも偉そうに講義が出来るようにしてくれたのだと思っています。

もちろん、その基礎的な内容をしっかり理解するところまでは、ちゃんと勉強しました。

が、ある一定のレベルに達すると、それ以上の知識は必要ない・・・

とまでは言いませんし、無いよりは絶対にあった方が良いのですが、
それよりも

「いかにその内容をわかりやすく伝えられるか」

のスキルの方が、
今の立場ではより重要なのです。

よく言われることに

「1を教えるなら10を知ってなきゃいけない」

というのがあります。

僕の感覚だと、ちょっと違います。

1を教えるなら、2か3くらい知っていればいいと思います。

その代わり、その2か3を徹底的に熟知し、わかりやすく伝える能力を磨きまくります。

今の僕がどのくらいわかりやすい講座が出来ているのかの客観的な評価はわかりませんが、
僕は僕自身の講座はおもしろいと思います。

あくまでも自己評価ですよ(笑)

でも、それくらい自信がないと、県外まで出てセミナー講師なんて出来ません。

とにかく、僕は基礎的なレベルをアウトプットし続ける機会に恵まれていたのです。

もう充分わかりきっていることなんですよ。

自分は充分わかりきっているんだけど、それを仕事として伝え続けるわけです。

「どうすればもっとわかりやすく伝えられるか」

「どうすればもっと関心を引き出せるか」

僕は何年もずっとそれを考え続けてきました。

その結果が、たぶん今の僕です。

知識量はたいしたことがなくても、それを活かす知恵が身に付いたのだと思います。

本当にここ数年くらいは、ろくに解剖学を勉強していません。

しつこいですが、まだまだ知識量としては足りないんですよ。

それは自覚しています。

でも学院の講師としての能力を高める上で、
もっと知識を増やすよりも、
今の知識のアウトプット能力を高める方がずっと優先順位が高いと判断しました。

たぶん解剖学の知識でいうと、
このブログをスタートした4年前からあまり変わっていないと思います。

むしろ勉強していないし、どんどん講義を後輩に引き継いでいっているので、
忘れていることも多いかもしれません。

が、4年前よりは今の方が確実に講師としての力量は上がっているし、
整体師・パーソナルトレーナーとしてもレベルが上がっています。

ここまで書いてきて、結局が何が言いたいのか。

別に自慢したいわけではありません。

むしろ「実はそんなに知識はない」という弱点を暴露しています。

が、そんなに知識はないのに講師として成り立っている理由。

それが、

「徹底的に基礎を熟知したこと。」

前回の記事とも繋がってきます。

繰り返し繰り返し基礎的な内容の講座を担当してきたことで、
強靭な根っこがつくられているのです。

僕は学校の授業でやっていること以上の内容は、実はあまり知りません。

が、量をこなし、内容を徹底的に掘り下げてきました。

当たり前ですが、僕は僕自身の講座を誰よりも多く聴いています。

そして日々考え抜いて掘り下げ、そしてシンプルにする作業を繰り返してきました。

わかったつもりにならないで、
今わかったつもりになっているものを、
もっと深く深く考察していく。

同じ内容の講座を何十百回と担当してきた中で、
毎回必ず「気づき」がありました。

「突き抜ける」ということは、
実は画期的なことを知ることではなく、
基礎的なことを徹底的に突き詰めた先にあるものかもしれません。

日々入ってくる浅くて表面的な情報に踊らされないで、
基礎的なものを徹底的に繰り返し学んでください。

その延長線上に「オリジナリティ」が構築され、
御客様に喜ばれる本物の実力が身に付きます。

芯のあるオリジナリティ・明確な価値観が構築されたあとにいろいろな情報に触れると、
情報に踊らされずに取捨選択が出来ますし、
情報の「良いとこどり」が出来るようになります。

と、偉そうにさんざん語った後は、僕の課題です。

これからまた解剖学をゼロから復習しなおしたうえで、
これまで勉強してこなかったレベルまで少しずつ深めていきます。

今の僕は、知識レベルがまだまだ浅いです。

専門学校の数千時間の講義で培った経験と知恵でカバーしているだけです。

おかげで知識がありそうに見せることは、得意になりました(笑)

でもそれでは、いずれ化けの皮が剥がれます。

新しい情報を得るのは、知的好奇心をくすぐります。

それはそれで大切なことだし、続けるべきだと思います。

が、その前に、しっかり足元を固めること。

地固め。

皆さんがこれまで勉強してきて「わかったつもり」になっている情報は、
皆さん次第でもっともっと深めることが出来ます。

そっちの方が、大事だと思います。

僕は

「勉強したつもりになるだけのセミナー」

は、もうやりたくありません。

今後は参加していただいた方の意識レベルが変わるようなセミナーをやります。

気合は入ってます。

とりあえず店舗物件を早く決めたいです。

まだ決まってないんですよ。

出逢うべきときに出逢えるのでしょうが、落ち着かないですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 12:00

2012年02月19日

「わかったつもり病」

おはようございます。

「こころとからだ」の照喜名です。

昨日facebookに↓のような書き込みをしました。

::::::::::::::::::::

今日は学院の授業で骨盤調整を担当しました。

骨盤が整ってちょっとドヤ顔をしはじめた学生たちに、

「この授業で調整が出来たからって勘違いしちゃダメだよ。
100​0人くらいの骨盤調整をしてやっと最低限の練習期間が終わりで、​そこからがやっと第一歩だよ。」

と釘を刺しておきました。

その先に「なぜ骨盤が歪んだか」を考察するという、次のステップ​があると思います。

構造的なアプローチもろくに出来ないのにエネルギーがどうとかメ​ジャーポイントがどうとか、
言っちゃダメ。

ちゃんと段階を踏んでいない人は、
危うい。

しっかり根をはらないと、
大木にはなれないですからね。

「わかったつもり病」・・・僕も一時期感染してましたが、怖い病​気です。

ほとんどの場合、病におかされているという自覚症状がないからで​す。

自覚症状なしに自分を特別な奴だと思い込み、
他人を上から目線で見下します。

恐ろしい病気です。

手技療法家・運動指導者、いろいろな方を見てきましたが、
「本物だ!」と思う方は例外なく基礎を徹底的に重要視していまし​た。

地道なことをいかに腐らず継続できるか。

当たり前のことを、当たり前じゃない量で訓練を積み重ねられるか​。

僕は自分が「わかったつもり病」におかされていたことに気づいた​とき、
1から自分の手技を見直しました。

マッサージのはじめに使う手技で「軽擦(けいさつ)」といって文​字通り軽く擦るだけのシンプルな手技があるのですが、
わかったつもり病から脱却するために、
軽擦を3カ月くらい徹底的に見直すことからはじめました。

その結果、ただ擦るだけの手技がとんでもなく奥が深いことがわか​りました。

たぶん軽擦だけで1DAYセミナーが出来ます。

学生に偉そうに語っていることが、実は一番僕自身に必要な言葉だ​ったりする。

学生に偉そうに語ることで、自分を追い込む作用がある。

頑張ろう。

:::::::::::::::::::

「こんな長文なら最初からブログに書けよ!」

とセルフ突っ込みをしたくなりますが、
ブログよりもfacebookやmixiの方が気楽に書けるんですよね。

僕にとってこのブログは、ちょっと重みがあるのです。

特に更新が滞っている今日この頃は、一歩を踏み出すのが結構大変です。

本題に戻りますか。

この

「わかったつもり病」

というのは、本当に厄介です。

例えば講義やセミナーなどを受講して講師の話を聴いて理解したり、
講師のガイドを元に手技・ワークなどを練習して、
その環境で「わかる・できる」のは、
本当の意味で「わかった」とは言えません。

本当の意味での「わかった」とは、
それを自分の言葉で説明出来ること。

わかりやすい例としては、英語。

日本の中学・高校の英語教育では、
英語を「読む」ことはある程度出来るようになります。

が、
英語の文章を読んで意味がわかるのと、
英語の文章が自分でつくれるのとでは、
レベルが全然違います。

会話でも一緒ですね。

英語を聴いて意味がわかるのと、
自分で言葉を発するのとでは、
レベルが全く違います。

でも、前者さえ出来れば、日本の英語の試験対策としてはバッチリですよね。

中学・高校レベルでは。

専門学校の学生を見ていると、
そういう「受け身」の勉強法が染みついてしまっているのかな?と感じてしまうことがあります。

講義を聴きました。

講義の内容が理解できました。

もう、わかった。

終わり。

でも、これで終わってしまうと、結局それを実践で活かすことは出来ないんですね。

“I know you’re busy, but I need your help.”

読むと、何となく意味はわかります。

が、

「お忙しいところ申し訳ないんですが、手を貸してもらいたいんです。」

これを英語で書けと言われると、難しい。



「この授業は前に一度受講したから、もういい」

・・・本当に、本当にわかってるの?


  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 09:00

2012年02月14日

物件探し


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

6/4(月)大阪こころとからだ塾が満席となりました!

平日にも関わらず多くのお申し込みをいただき、感謝しております!

6/2(土)の福岡こころとからだ塾はまだまだ受け付けております!

と、お知らせ(宣伝)からはじまりました、久しぶりの更新です。

今週月曜日から今日まで(5/7~5/11)、GW代わりの連休でした。

連休といっても学校業務が休みなだけで、
個人的にはいろいろ動いていました。

特に、物件探し。

専門学校をメインで働くのは7月いっぱいまでで、
8月からは個人事業がメインとなります。

(学校は週2~3の勤務になりそうです)

で、そのための店舗探しです。

まずは那覇市内に絞って探しました。

広さ・キレイさ・場所・駐車場・風の通り・日当たり・・・

キレイで広いと高いし、安くて広くと古いし・・・当たり前か。

家賃が手頃で広さは申し分ない!と思ったら、日当たりや風の通りが悪いし・・・。

元氣をサポートする仕事なので、部屋の居心地が悪いと台無しですからね。

10件以上まわった中で「これは!」という物件を1つ見つけましたが、
ネックとしては、ちょっと狭い・・・。

工夫次第でどうにでもなるのでしょうが。

あとは、講座・勉強会もバンバンやっていきたいので、駐車場の問題もあります。

というか、それが居心地の次に大事かもしれない・・・。

今後は浦添・宜野湾あたりまで範囲を拡大して探していくつもりです。

が、明日から学校業務がはじまり予定も結構パンパンなので、
嫁が物件探しを手伝ってくれるそうです。

ありがたい。。。

会計やその他事務手続きなどを手伝ってもらっている友人にもずっと一緒にまわってもらい、
今日は嫁も含めて3人でまわりました。

本当にありがたいです。

店舗を構えた上でやっていきたいこととしては・・・

・パーソナルセッションの時間を増やしたい

・一般向けの健康講座や同業者向けの勉強会を増やしたい

・県外の方やなかなか勉強会などに参加出来ない方にも、勉強を出来るようにしたい(動画配信やDVDなど)

そして、いままで出来なかった外での活動にもどんどんチャレンジしていきたいです。

目的は、世の中に元氣な人を増やすサポートをすること!

学校業務と個人業務、そして店舗づくりの準備。

やることがいっぱいで脳がパンクしそうにもなりますが、でも楽しく充実しています!

ブログも時間をつくって更新していきたいと思います。

頑張ります!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:11

2012年02月13日

「頑張ろう!」と「無理しないで」

こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。


「頑張ろう!」



「無理しないで」

この2つの言葉、
誰かに声をかけてあげるとして、
どちらが良い声かけでしょうか?

・・・これって、答えがないものだと思います。

その時の心理的状況によっても変わってきます。

誰に言われるかによっても違うとかもしれませんね。

この2つの言葉ですが、

「頑張ろう」は「交感神経」を刺激する

「無理しないで」は「副交感神経」を刺激する

ようなエネルギーです。

どっちが良い・悪いではなくて、
タイミングです。

では、今の自分はどちらの言葉を求めているのかを、簡易的にチェックする方法を御紹介します。

私たちのカラダは、エネルギーが上がると呼吸が深くなります。

ので、呼吸を使って自分に問いかけてみましょう。

「頑張ろう!」と自分に伝えたあとに、深呼吸。

「無理しないで」と自分に伝えたあとに、深呼吸。

出来れば声に出した方がいいですが、イメージでも良いです。

今の僕は、「頑張ろう!」の方が、呼吸が深くなります。

よく、

「リラックスすると呼吸が深くなる」

と言われます。

これを「リラックス」=「休息」という意味だとすると、ちょっと違うような気もします。

僕の感覚では、

「生命力が上がると呼吸が深くなる」

です。

カラダで例えると、良く言われるのが

「筋肉を緩めるとリラックスして呼吸が深くなる」

確かに緊張が強い筋肉であれば、適度に緩めることで呼吸が深くなります。

が、緩めすぎてしまうとか、緩める必要がない筋肉を緩めると、逆に呼吸は浅くなります。

逆にダンベルを持ってトレーニングをした方が呼吸が深くなることもあります。

カラダは、緩めること・休むことばかり求めているわけではありません。

もっと細かくいうと、カラダの部位によっても違ってきます。

ただ「気持ちいいから」という理由だけで全身の筋肉を緩めようというのは、
カラダの声をしっかり聴いてあげられていない状態なのでは・・・と感じます。

頑張るのが良いとか悪いとか、
無理をしない・休むのが良いとか悪いとか、
そういうことではなくて、
状況に応じて変化させていくことが大事なのではないかと思います。

その点、セミナーや、このブログもそうですが、
多数の方に同時に情報発信をするのはそこが難しいところです。

この記事を読んでいただいている方の中に、
「頑張ろう!」でエネルギーが上がる人と、
「無理しないで」でエネルギーが上がる人が混在しているからです。

僕のセミナーやブログでは、
「頑張ろう系」のエネルギーでメッセージを伝えていることが多いです。

なので「無理しないで系」のメッセージを求めている方には合わないかもしれません。

パーソナルセッションの良さは、個別に合わせられるところにあります。

完全に相手に合わせることが出来るので、
そのときにカラダがどっちを求めているのかをキャッチして、
それに合った施術を提供できます。

「頑張る」という言葉が「緊張」や「我慢」を連想させるとして、
好ましくない言葉だというような捉え方をされる方も少なくありません。

僕は、頑張るは頑張るで良い言葉だと思います。

タイミングなんですよね。


  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:46

2012年02月10日

続・バンザイ!


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

いやー最近ブログ更新頑張ってますね~。

明日から打ち合わせや接待などで4夜連続呑みなんですけど、
なんとか時間をつくって更新していこうと思っていますのでよろしくお願いします。

前回の記事「バンザイ!」の補足記事です。

今回は、「バンザイ!エクササイズ」のポイントを書いていきますね。

椅子に座ってエクササイズをするイメージで書いていきますが、
立ってやるときも基本的に同じです。

せっかくなので、この文章を読みながら一緒にやってみませんか?

画像などを貼ればイメージしやすいのでしょうが、
文字だけでいきます。

脳トレです(笑)

まずは、椅子に座りましょう。

そして、軸をつくります。

尾てい骨と頭頂を意識します。

尾てい骨の延長線を地球の中心まで深く掘り下げていきつつ、
頭頂部を天に伸ばしていくようなイメージをしてみましょう。

頭は上に上に伸びていきつつ、
尾てい骨は椅子をしっかり押している感じが出来ればOKです。

そうすると、自然に背筋が伸びてきませんか?

そして、肋骨が持ち上がってお腹が引き締まってきませんか?

その感じが出来たら、
足裏全体でバランスよく床を押します。

左右の足裏全体がバランスよく床を押してください。

それをやりつつ、頭は上に上に伸ばします。

お腹が凹んで力が入っていますか?

OKだったら、次です。

その状態をつくったら、その状態をキープしながら、
両腕でゆっくり前ならえからバンザイの動きをつくっていきます。

このときのポイントは、
指先の軌道が出来るだけ大きな放物線を描くということです。

大きな大きな放物線を描いて、バンザイのポジションまで持っていきます。

このときにお腹を凹ませる力が抜けてしまうとカラダが後ろに反ってしまい、
腰に負担が来る場合があります。

腰(背骨)は反らないように、しっかりとお腹を凹ませて止めていてください。

足裏全体でしっかり床を押し、
尾てい骨を地球の中心まで伸ばし、
頭頂を天に伸ばすイメージが保てていれば、
大丈夫だと思います。

体幹はそのような状態でキープしながら、
「バンザイ⇒戻す⇒バンザイ⇒戻す」
を繰り返してください。

バンザイのとき(腕を持ち上げていくとき)は、息を吐きながら。

戻すとき(腕をおろしてくるとき)は、息を吸いながら。

指先は大きな放物線ですよ!

体幹はキープですよ!

これ本気でやったら10回くらいでも結構な負荷のエクササイズになります。

気が向いたときに継続していただければ、
姿勢改善にもなりますし、
呼吸が深くなってリラックスできますし、
気分的にもスッキリしてきます。

可能な方はバンザイの動きに合わせて「バンザーイ!」と大声を出してください(笑)

免疫力が上がります。

とりあえず、まずは、やってみましょう!

ありがとうございました。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:05

2012年02月09日

バンザイ!


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

今回はこのブログのタイトルでもある「こころとからだ」の関係について書いてみます。

ところで皆さんは、最近「バンザイ!」したくなるほど嬉しかったことはありましたか?



こころとからだは繋がっています。

なので、こころが「バンザイしたい気分」になれば、
からだも「バンザイ」がしやすくなります。

逆に「バンザイ!」とは程遠いメンタル状態のときは、
からだも「バンザイ!」がしづらくなります。

では、バンザイをする筋肉は、どこでしょうか。

いろいろあるんですが、
主要な筋肉の一つに「下部僧帽筋」があります。



上の画像の、黄緑の○がついているところです。

左手で右側の黄緑の○のところあたりに触れながら、
右腕だけバンザイの動きをしてみてください。

腕が高く上がってくるにつれ、グッと力が入ってきますよね。

あまり力が入らないという方は、僕のパーソナルセッションを受けに来てください(笑)

この部分の筋肉「下部僧帽筋」が「バンザイ!」の動きにすごく関与してきます。

なので、「バンザイ!したくなるような気分」のときは、下部僧帽筋が活性化してきます。

逆にば「バンザイ!とは程遠いメンタル状態」のときは、下部僧帽筋が弱化します。

ってことは、トレーナーの方はフロントレイズ(バンザイの動きのトレーニング)を指導するときは、
御客様のテンションを高めていくと効果的だということですね。

「下部僧帽筋は脾臓と関連が深いから、胸椎8番を修正だ!」

という専門的なアプローチ以前に、御客様のテンションを上げることの方が大事かもしれません。

それくらいメンタルは大事です。

で、この下部僧帽筋は姿勢にも大きく関係しています。

この筋肉は肩甲骨を内側に、そして下の方に引き付けてくれる筋肉です。

ということは、この筋肉が活性化すると肩甲骨は内側に引き付けやすくなる=胸が張れる、
そして、肩甲骨を下に引き付けてくれる=肩の力が抜ける、
という、いかにも「良い姿勢」をつくるために重要な要素を満たしています。

逆にこの筋肉が弱化すると、猫背になり肩がすくんでコリやすくなります。

バンザイ!したくなるような気分の時は自然に姿勢が良くなり、
逆のときは猫背で呼吸が浅くなり、肩がコリやすい状態になるんですね。

だから姿勢改善をするときは、メンタルから変えていくのもひとつの良い方法です。

「そんなこと言われても、なかなかバンザイしたくなるようなことなんてない」

なんて思っちゃう方は、残念ながら運が悪い人です。

ちょっとのことでバンザイしちゃえばいいんですよ。

僕なんて嫁が梅酒を買ってきてくれただけでバンザイしてます(笑)

幸せは自分の心が決める♪

「とてもバンザイなんてする気分になれないよ」という状態は、
免疫力も落としてしまいます。

上にちょろっと書きましたが、
この「バンザイ筋(下部僧帽筋)」は「脾臓(ひぞう)」という臓器と関わりが深いとされています。

で、この脾臓ですが、免疫系とすごく関連しているんですね。

「脾臓の働き」でググってみてください。

なので、

バンザイする気分じゃない
⇒バンザイ筋(下部僧帽筋)が弱化するかもしれない
⇒関連する脾臓の働きに影響するかもしれない
⇒免疫力が落ちるかもしれない

・・・と繋がっていくかもしれないです(笑)

ということで、免疫力を高めて病気の予防をするためには、
1日10回の「本気バンザイ!」をオススメします。

不思議なことに「本気バンザイ!」をしていると、自然にテンションが上がってきます。

しばらく続けて普通のバンザイでは物足りなくなった方は、
「ベントオーバーフロントレイズ」
というエクササイズをしてください。

このページに紹介されています。

しっかりしたフォームでやらないと腰や肩を痛める可能性があるので、
心配な方は僕のパーソナルセ・・・

ありがとうございました!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 19:00

2012年02月07日

施術者・トレーナーの思い込み


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

前回の記事「アトピーと薬」という記事の中にもちょろっと書きましたが、
御客様の身体の反応が、
施術者・トレーナーの価値観や思い込みによって影響されることがあります。

されることがあるというか、結構されます。

施術者が「こうすればこうなる!」と得た知識を元に強い思い込みを持っていると、
「その場では」その反応が出ちゃったりするのです。

例えば足首の方に「距骨(きょこつ)」という骨があるのですが、
その距骨の変位(歪み)を修正すると大腰筋の筋出力が上がる・・・とセミナーなどで習ったとします。

セミナーでの講師のデモンストレーションでも距骨の修正だけで大腰筋に力が入るようになっていて、
受講者同士のワークでも、そのようになりました。

だから「距骨の修正=大腰筋の出力UP」とインプットされます。

このとき気をつけなければいけないのは、

「距骨の修正をすれば必ず大腰筋の出力が上がる」と決めつけない、思い込まないようにすることです。

確かに距骨の修正で大腰筋の出力が上がる方は多いのですが、
100%かというとそうではありません。

でも、距骨の修正で大腰筋の機能が回復すると思い込んでいる(期待している)施術者の手技を受けると、
その「念」のようなものが相手の身体に伝わり、
「一時的に」施術者の思い通りの結果が出ることがあります。

「それで身体機能が上がるならいいじゃないか」

と思われる方もいるかもしれません。

でも、距骨の変位以外の問題で大腰筋の弱化が出ている方にそういう手技をやっても、
まさに「その場しのぎ」にしかならず、
結局「本当の原因」が修正出来ないままになってしまうんです。

なので、そういう場合はフラットな立ち位置で「距骨を修正したら大腰筋が活性化するかな?」と御客様の身体に問いかける感じでチェックしていくことが必要です。

人の身体に「絶対」はないので、「こうすれば、こうなる」という方程式のようなものはありません。

「こうすれば、こうなることもある」というのが本当のところだと思います。

こういう思い込みって、実はたくさんあります。

例えば、サプリメント。

化学合成されたサプリメントと、天然成分からつくられたサプリメント。

この2つがあったときに、「化学合成がダメで天然成分は良い」と思い込みを持っている方も少なからずいます。

そしてその理由・根拠を延々と語ることが出来る方もいます。

ですが、理由・根拠というのは、いわば「後出しじゃんけん」のようなもので、
「自分はこう思う!」という思い込みを正当化するための理屈はあとからなんとでも付け加えることができるのです。

自分の思い込みに合う都合の良い情報だけを集めればいいわけですから。

結論としては、天然成分より化学合成されたものの方が合うという場合もあります。

「化学合成じゃ命は育めない。人は自然から命をいただいている」

それはごもっともです。

ですが、合う・合わないとなると、話は別です。

僕も化学合成されたものよりは天然成分の方がいいという印象はあります。

が、それはあくまでも「印象」であって、
実際どっちが身体に合うかというのは、別の話です。

化学合成されたサプリだから絶対身体に悪いということはありえないし、
どんなに作物から無農薬などのこだわりをもってつくられた天然成分のサプリでも万人に良いわけではありません。

以前にも書いたことがあるのですが、
「糖質を摂ると太る」ということを理屈でそれらしく説明することも出来るし、
「糖質を摂らないと太る」ということを同じくそれらしい理屈で説明することもできます。

facebookの書き込みで、あるエステ経営者の方が「ダイエットサプリ」を試飲していると書いていました。

それで、自分の身体で試してみて、効果が出たら御客様に勧めると書いてました。

僕が不思議に思うのは、

「なぜ自分の身体で結果が出たら、それが御客様にも合う」という自信が持てるのか・・・ということです。

たまたまその経営者の方に合っても、それが合わない御客様もいるかもしれないですよね。

もしかしたら

「自分の身体で試して効果が出たら、御客様にも合うかどうかチェックした上で、合う御客様にはオススメする」

ということなのかもしれませんが、その方はそこまでは書いていませんでした。

・・・こうやって書くと随分ひねくれ者ですね、僕。

でも、それが真実だと思ってます。

商品を売りたい人からすれば、売るために効果・効能・体験談をとことんアピールします。

が、その商品が万人に合うとは限らないわけです。

知識や経験が増えてくるほど気をつけなければいけないのは、「思い込み」の数が増えていくことです。

「こうやって勉強したから」「自分がこういう経験をしたから」「以前の御客様がこうだったから」

・・・などの理由で、「こうすればこうなる!」という思い込みを御客様に押し付けるのは施術者のエゴです。

そういう情報はあくまでも「参考程度」にしておいた上で、
常に「例外がある」ということを頭に入れた上でフラットな状態でチェック・施術をしていく方が良いと思います。

人の思い込みというのは相当強力なエネルギーなので、
信頼する施術者の思い込みだと御客様もそれを受け入れてしまって一緒に思い込んでしまって、
それで本当にカラダが良くなることもあります。

それはそれで結果オーライなのかもしれません。

が、どうせなら本当に御客様に合う方法で施術をした方が、より効果が出るはずだと思うのです。

ヒトの身体をみる上で、
知識や経験を積むことは、
絶対に大事です。

それと同時に「自分は何も知らないのだ」という謙虚な姿勢もまた、大事だと思います。

その謙虚さを失うと、
わかったつもりになってしまって、
自分の中にあるパターンに御客様を当てはめようとしてしまいます。

自分の思い込みを押し付ける整体師・トレーナーにはなりたくないなと、
常に自分に言い聞かせています。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:37

2012年02月06日

アトピーと薬


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

先程facebookにこんな書き込みをしました

::::::::::::::::
‎2月から週1で劇症アトピーの方のパーソナルセッションをしています。

自分の経験(主に失敗)も踏まえてのセッションなので、
かなり良い効果が出ています。

お客様の表情も明るくなってきました。

僕は西洋医学に対してポジティブイメージもネガティブイメージもなく可能な限りフラットな状態でチェックした上で、
薬が必要なら使ってもらってます。

筋反射は、チェックする側の価値観にかなり影響されます。

「西洋医学否定派」の方の筋反射チェックでは、
薬はほぼ全てマイナス反応になります。

... それは純粋な身体反応ではなく、
施術者・トレーナーのエゴが反映されているだけです。

以前は僕も「薬は絶対悪」という洗脳にかかっていた時期があったのですが、
今はほとんどフラットに考えることが出来ます。

薬が良いか悪いかじゃなくて、
必要なら使えばいいし、
必要ないなら使わなきゃいいんです。

ただそれだけ。
変な固定観念は持たない方が良い。

必要だったら使ってもらって、
その上で副作用が出づらいカラダ(脳)をつくってあげれば良いと思います。

:::::::::::::

慢性的にアトピー性皮膚炎を患っている方の中には、
薬(ステロイド)に対して強烈な嫌悪感を持っている方が少なからずいます。

以前の僕もそうでした。

病院に行って処方通りに薬を使い続けても治らない。

治らないから自然療法に頼る。

そこではほとんど

「ステロイドは毒だ。そんなものはすぐに止めなさい。その代わりウチの製品を試しなさい」

そこで言うとおりにすると、だいたいの場合、症状が悪化します。

そこで、こういいます。

「今まで溜め込んでいた毒が排出されているんだ。ステロイドで毒をカラダの中に押し込めていたんだ。これは好転反応だ。しばらくすれば、良くなるから」

で、僕のこれまでの長年のアトピー人生から得た経験と今の整体の知識・感性を合わせて総合的に判断すると、
そういう場合(自然療法家が「好転反応だ」という症状が悪化した状態)のほとんどは、
好転反応ではなく単純なカラダのストレス反応です。

自然療法というか反西洋医学的なアプローチでは必ずといっていいほど出てくる「好転反応」というキーワード。

そうとうきついんですよ。好転反応(っていわれるもの)って。

死にたくなる辛さです。

じゃあ病院に全部任せれば良いかというと、残念ながらそうでもありません。

薬が処方されているなら、使っていただく。

医師以外の健康産業に従事する者に出来ることは、
医師の処方どおりに薬を使ってもらった上で、
薬の効果を最大限に引き出しつつ副作用を最小限に抑えるカラダづくりです。

セッションではそのようなアプローチをしています。

その方は劇症アトピーなのに薬を全く使っていませんでした。

それで家に引きこもらざるを得ないほど、きつい症状でした。

そしてその症状は良くなる気配がありません。

まず僕が言ったのは、「とりあえず薬を使いましょう」でした。

薬を使ってもらった上で、カラダを整える。

そうしていくと、順調に薬の強度・使用頻度が減ってきました。

もちろん、症状も改善しながら。

最初は毎日塗っていたのが、2日に1回・3日に1回と使用頻度を落としても症状が楽になっていき、
使っている薬のランクも徐々に落とせています。

症状が酷かった首に関して言えば、
症状が落ち着いた状態で薬が要らなくなり保湿剤だけで大丈夫になりました。

こういうやり方だと、御客様に心身の負担をかけずに症状が楽になります。

もう1度書きますが、症状が酷い段階での「好転反応(と言われるもの)」は、
死にたくなる辛さです。

僕はそれをとことん味わってきました。

だから、同じような思いを他の人にはさせたくないんです。

西洋医学に、薬に、良いも悪いもないんです。

西洋医学を悪だと決め付けている自然療法家は、
なんだかんだキレイ事を並べても、
西洋医学に反対することで自分のやってることを肯定したいだけです。

もちろん、ずっと西洋医学に頼ればいいと言っているわけではありません。

西洋医学は西洋医学の短所もあります。

状況によっては西洋医学に頼った方がいいときもありますと言いたいだけです。

バランスです。バランス。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:03

2012年02月05日

重い荷物を持っても腰は痛めない


こんにちは。

「こころとからだ」の照喜名です。

腰を痛めてしまった原因に、
「重い荷物を持ったから」
などという理由が挙げられることがあります。

本当でしょうか?

僕は、

「腰に負担のくるカラダの使い方で重い荷物を持ったから」

が、正解だと思います。

仮に全身バランスよくカラダが使えていたら、
急に重い荷物を持ったからといって「腰だけを」痛めることはないはずです。

痛めたとしても、全身がバランスよく痛むはずです。

「ウォーキングをしたら、膝が痛くなった」も同様です。

ウォーキングが悪いんじゃなくて、膝に負担がかかる歩き方をしちゃったのです。

僕がパーソナルセッションでおこなうのは、
心身のバランスを整え、全身がバランスよく協調して働くからだづくりです。

皮肉なことに、美容や健康のためにはじめた運動でカラダを痛めてしまう方は少なくありません。

筋トレやウォーキング・ジョギング、エアロビクス・ダンス、球技など・・・
スポーツは楽しいものです。

が、その楽しいスポーツでカラダを痛めてしまう方が多いのも事実。

僕はそういう「楽しいスポーツ」をやる前段階のカラダづくりのサポートをしています。

基盤を整えてからスポーツをすると、楽しいですよ~♪

単純にカラダがよく動くからパフォーマンスが上がって楽しいし、
ケガをしづらくなるからその楽しいことが長く続けられます。

今日のセッションのお客様は、ウォーキングをしたら膝が痛くなってしまったそうです。

チェックしてみると、
仙腸関節の変位や膀胱経の滞りが主原因としてみられました。

そういう根本原因に近い部分を修正すると、一気にカラダが整います。

整うんですが、これで終わりではありません。

ここから「脳の再教育」をおこないます。

脳は今までの情報がインプットされています。

要は、これまでカラダのバランスが崩れていたのだとすれば、
そのバランスが崩れた状態でのカラダの使い方をインプットしているのです。

なので、カラダが整ったら、整った状態でカラダを効率よく使ってあげて、
新たな情報を上書き保存しなければなりません。

僕は手技などでカラダを整えた後にエクササイズをしてもらいますが、
それは「鍛える」などの目的よりはむしろ「脳の再教育」という意味合いの方が強いです。

自分自身で筋肉を使ってあげることで脳により刺激が入り、
手技で整えたカラダの状態が長続きします。

だから僕は、手技だけでは終わりません。

せっかく整ったのに、もったいない!!!

そしてその場で「その方に合ったエクササイズ」をお教えして、
自宅でも継続していただけます。

その状態をキープしていただくのは、お客様の仕事です。

ここでもうひとつのポイントが「その方に合ったエクササイズ」というところです。

「なんとかエクササイズ」みたいなことが万人に合うとは限りません。

というか、そういうものはカラダの基盤をしっかりつくって、その次の段階でやるものです。

カーヴィーダンスにしてもコアリズムにしてもヨガにしてもなんにしても、
根本の基盤が整ってからやったほうが、より効果が高まります。

普段全く運動していない方はもちろんですが、
日常的に運動をされている方にもセッションを試していただきたいです。

日常的に運動をされている方のほうが、カラダの変化がより感じられると思いますよ!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 18:21

2012年02月04日

元氣の器


こんにちは。

「こころとからだ」の照喜名です。



僕は多くの方の「元氣」を取り戻すサポートがしたいと思っています。

それが仕事の目的です。

その目的が達成されるのであれば手段は何でも良いのですが、
たまたま僕が本気になれることが整体とか運動指導、その他「身体の健康」からのアプローチなので、
そうしています。

「からだ」が健康じゃなくても「こころ」が元氣な人はいると思います。

そもそもからだが健康かどうかという基準も曖昧ですけどね。

結局は、こころの元氣を取り戻すサポートがしたいのだと思います。

こころの元氣を取り戻す、あるいは維持するためには、
どっちかというとからだが健康な方が良いと思います。

体調が優れないとかどこか痛いところがあるとか、
そういう状況だとなかなか元氣になりづらいですよね。

そしてこころとからだは一つですから、
からだを整えることでこころを元氣にしていくことも可能です。

ということで、目的は「こころの元氣を取り戻すサポート」なので、
今やっている仕事以外にそれを達成できる手段が見つかり、
その手段の方がより僕に適していて楽しいと感じられるものが見つかったら、
仕事を変えると思います。

僕にとって、手技や運動指導はあくまでも手段です。

手段が目的化してしまうことは避けたいと、いつも思っています。

「なんのためにそれをやるのか?」

本質を忘れないようにしたいです。

生かされていることに感謝しこころが満たされているのなら、
太っていようが腰が痛かろうが、
そんなことは取るに足らない問題だと思います。

ただ!

身体機能が低下していると、メンタル的にも抑制がかかることが多いです。

・・・ということで、本題です。

「元氣」というものに、器があるとします。

10の大きさの器だとします。

その器の中に、8の邪気(心身の疲労・ストレス)が入ってしまっているとします。

そういう人は、元氣が2しかないのです。

せっかく10の器があるのに2しか元氣がないのは、もったいないです。

なので、邪気を抜いてあげる方がよいと思います。

この邪気を抜くという部分・・・これが僕らの業界で言う「リラクゼーション」だと思います。

僕らの業界じゃなくても、リラックス・休息というのは、そういうものだと思います。

それはとても重要なことです。

たまった邪気を抜かないと、元氣が出ません。

だからしっかり休息をとって、
自力で休息が足りなければ人の手(ボディケアのセラピストなど)を借りて、
邪気を抜くことも大事なことです。

が、溜まった邪気を抜くだけで充分なのでしょうか?

その「元氣の器」は、ほっとくとどんどん小さくなっていきます。

歳を重ねると体力が衰えてきますね。

それは邪気が溜まっているだけではなく、元氣の器が小さくなっていっているんです。

その他悪しき生活習慣によっても、邪気が溜まるだけでなく、元氣の器が小さくなっていきます。

リラックス・休息は、溜まった邪気を抜くことは出来ても、
元氣の器が小さくならないように維持したり、大きくしたりすることは出来ません。

加齢だけはどうしても止められないですが、
生活習慣を変えることは、出来ます。

心身が喜ぶ生活習慣に変えていく事で、
元氣の器が小さくなっていくのを食い止める・あるいは大きくしていくことも可能です。

僕は、リラクゼーションで終わるのではなく、そこまでやりたいのです。

例えば、5の器を持っているAさんと10の器を持っているBさんがいるとします。

AさんとBさんに、同じように4の邪気が入りました。

Aさんは5の中の4が邪気です。

80%が邪気です。

Bさんは10の中の4が邪気です。

40%が邪気です。

Aさんの元氣は20%です。

Bさんは60%元氣です。

同じストレスがかかっても、Bさんの方が元氣です。

僕はAさんのような御客様がセッションを受けにきてくださったら、
器にたまった4の邪気を抜くだけではなく、
5の器を6・7・8と大きくしていきたいのです。

そうすることによって、
同じストレスがかかっても、
疲れにくくなります。

溜まった邪気を抜くのは、誰かに抜いてもらう・・・依存だけでも可能です。

でも、元氣の器を大きくするには、自分自身で能動的に変わる必要があります。

身体機能で言えば、「運動」が必要になります。

しかも、適度な負荷が必要です。

現状維持は、機能低下を招きます。

身体機能を維持するためには、適度な負荷をかけ続ける必要があります。

だから僕は、運動を習慣に取り入れていただきたいのです。

ただ、上手な身体の使い方が出来ない状態で負荷をかけるのは、
逆にストレスになる場合があります。

なので、身体を上手く使いこなせるように、ちょっとテコ入れする必要があります。

それは僕の仕事です。

ですが、身体が動きやすくなったら、その身体を動かすのは、御客様御自身です。

パーソナルセッションの御客様全てに運動処方をしているわけではありません。

それぞれ段階があるので、
運動よりも食生活やその他生活習慣から整えた方が良い場合もあります。

チェックをしてそういう反応が出たら、それをご提案します。

例えば最近のセッションの御客様では、

「塩でうがいをする」

とか

「調味料を変える」

とか

「寝室の模様替えをする」

などということをご提案しました。

もちろん、その方に合う塩や調味料、
寝室の配置もしっかりチェックします。

が、身体機能を維持・向上するためには、
最終的には運動が必要になってきます。

運動嫌いな人でも、
僕のセッションを受けていただければ運動を楽しく感じていただける自信があります。

なぜなら、僕はカラダが嫌がることは一切しないからです。

カラダが喜ぶことの先に、運動があります。

マッサージだけで終わるのが良い場合もあります。

そういう場合はそうします。

けど、多くの方は運動を取り入れた方がカラダが喜ぶことが多いです。

僕は運動指導を目的にしているわけではありません。

元氣になってもらうことが目的です。

運動指導は、手段です。

だから運動をさせることにこだわっているわけでもありません。

ただ、カラダが喜ぶから、運動をしてもらいます。

カラダが喜ぶと、ココロも喜びます。

運動やその他生活習慣の改善がカラダの元氣の器を大きくすることだとすれば、
ココロの元氣の器を大きくするのは、「チャレンジ」です。

「感謝」は邪気を浄化する作用はありますが、器を大きくする作用はないと思います。

適度な負荷をかけて効果的な運動をすると、チャレンジ精神が湧いてきます。

目標を失うと、ココロは一気に老化します。

ココロの元氣の器は、前向きな目標によって大きくなります。

僕はセッションによって心身の元氣の器を大きくするサポートをしています。

ただマッサージをしてほしいだけ、自分で自分を変えようとしない方は、お断りです。

ただマッサージをするだけが悪いとも思いません。

良いことだと思います。

疲れをとることも大事です。

ただ、それをやる人はたくさんいるので、僕がやる必要もないかなと思ってます。

次回から、具体的に僕がどういうセッションをしているのか、書いてみますね。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 13:23

2012年02月03日

顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~7


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

このシリーズも今回の記事で最後です。

「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~1」

「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~2」

「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~3」

「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~4」

「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~5」

「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~6」

・・・ふぅ。

最終回なので、今までのリンクを全部貼りました(笑)

よかったら最初から全部読んでみてください。

あくまでも僕の自論なので、「いいかも」と思ったところだけでも早速明日から使ってみてください。

御客様の反応、施術や運動指導の効果がより引き出せると思います。

そしてこのコミュニケーション法は整体師やパーソナルトレーナー以外でも人と関わる職業をされている方、
またプライベートでの人間関係にも使える要素がたくさんあると思います。

施術前の問診・コミュニケーションにおける重要なポイントとして、

・目線の高さ
・立ち位置
・距離感
・目
・声
・姿勢(体軸)
・自己紹介
・説明
・あいづち
・おうむ返し

を挙げました。

本当はもっとたくさんあるし、
それぞれをもっと細かく解説することもできます。

もしかしたらこのテーマだけで本1冊書けるかもしれないです。

(売れるかどうかは別として笑)

前回までで「説明」まで解説したので、
今回の最終回では残りの「あいづち」と「おうむ返し」についてです。

この2つを効果的に使うことで、御客様は話しやすくなります。

あいづちがあると「聴いてくれている」という安心感につながりますし、
おうむ返しをすると「自分の話に関心を持ってくれている!」という気分になります。

「腰が痛いんです」⇒「そうですか」

ではなく、

「腰が痛いんです」⇒「腰が痛いんですね。つらいですよね。どういう動きをすると痛みますか?」

です。

あ、後者には「共感」も入ってますね。

「つらいですよね」は、共感ですね。

共感も重要な要素です。

付け加えといてください。

定期的に那覇のスポーツクラブスカイスポーツさんのジムスタッフの皆様の講習会を担当させていただいています。

先日は「上肢のストレッチング」がメインテーマだったのですが、
「セッションの流れも紹介してほしい」
というリクエストもあったので、
問診・カウンセリングから入りました。

まずいきなり身体のことに入る前に、

「最近楽しかった出来事」

をペアワークでそれぞれの相手に質問してもらうというワークをやりました。

で、出来るだけ具体的な情報を引き出せるようにうまくコミュニケーションをとってみてくださいと。

例えば、

「最近楽しかったことはなんですか?」

「先週●●のライブに行ってきました」

「そうですか」

・・・これで終わったらそれ以上情報も引き出せないし、ラポールを築くどころではありません。

そしてこれを無表情で棒読み口調で話してしまったら・・・。

「楽しかったこと」を訊くなら、ワクワクするような表情や口調で訊いた方が相手もその感情を思い出しやすいですよね。

で、この「最近楽しかった出来事」などという日常会話のようなテーマなら、
割とスムーズに情報収集が出来、会話も盛り上がります。

「はい、そろそろ終わりましょう」と僕が声をかけるまで、盛り上がっていました。

じゃあこれが「腰が痛いんです」となると、どうでしょうか。

基本は一緒なんです。

「最近楽しかった出来事」を訊くときと。

相手に「関心」があれば、
どんどん質問が出てくるはずだし、
あいづちやおうむ返しも自然にやるはずなんです。

そうやって情報を集めることで施術の具体的な方向性が見えてきますし、
何よりも信頼関係が築けることによって施術効果が高まります。

よく言われることですが、
会話が上手い人とは、
「話し上手」ではなくて「聴き上手」の人です。

「どうすれば相手が話しやすい環境をつくれるか」

それを意識すれば、自然にあいづちやおうむ返し、
NLPなどでいわれるミラーリングやペーシングなどは出来るはずです。

顧客満足度を高めるカウンセリングが出来るようになるには、
日常生活から「相手の話を聴く」練習をすることだと思います。

ほとんどの人は、自分の話を関心を持って聴いてくれる人に、好意を抱くと思います。

大切に想ってくれていると感じ、自己重要感が満たされると思います。

話を聴くのが上手い人と一緒にいるのは、とても楽しいし、安心感があります。

それはプライベートでも仕事でも一緒です。

ただ、自分が溜め込んでしまっていると、
相手の話をじっくり聴く前に自分が喋りたくなってしまいます。

なので、溜め込んだものはブログやSNSに書いたり動画配信をすればいいのです(笑)

僕はしばらくブログ更新をサボッていましたが、
ここ数日更新を再開したことで、
なんだかメンタル的にすっきりしてきました(笑)

単純ですね~。

なんかブログを更新する楽しさを久しぶりに思い出してきました。

これから今までの遅れを取り戻すべく、ドンドン更新していきますね。

伝えたいことはたくさんあるんですが、
それを学校の講座ではなかなか出すことが出来ません。

僕の伝えたいことはマニアックで、
学生はそこまで求めていないんですよね。

なので、これからどんどんこのブログでアウトプットしまくっていきますよ!(笑)

人間関係を円滑にし、
仕事でも御客様と信頼関係を築く最高の方法が、
「聴き上手」になることだと思います。

前回の記事にも書きましたが、
この「顧客満足度を高めるコミュニケーションシリーズ」は、
この問診編のほかに、施術編とアフター編もあります。

それぞれ、長くなります。

ので、それはおいおい気が向いたときに更新しますね。

いずれセラピストや運動指導者のコミュニケーションに特化したセミナーもやりたいと思います。

私たちが関わるのは筋肉や骨格という物体ではなく、
感情を持った人間です。

なので、コミュニケーションが施術効果に占める割合は、非常に大きいと感じています。

今回のシリーズはこれで最終回ですが、
何かひとつでも使えるネタを提供できたならうれしく思います。

ありがとうございました!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 12:00

2012年02月02日

顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~6


おはようございます。

「こころとからだ」の照喜名です。

年始に「今年は毎日ブログ記事を更新する」という目標を立てました。

その他にもいろいろ目標を立てましたが、
達成に向かっているもの、既に挫折したもの、様々です。

が、この「ブログ毎日更新!」はクリアします。

「その日のうちに」はとっくに無理になってしまったので、
日付を操作して大晦日までに366記事を書き終えます。

ちなみにこの記事は2月2日の分になります。。。

2か月以上遅れてます。

やるしかない!

ということで、
「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~5」
の続きです。

こんなに長くシリーズ化してきた割には当たり前のことしか書いてないですが、
当たり前のことを当たり前にやることが最も大事なのかもしれません。

問診・カウンセリングで重要なこととして、

・目線の高さ
・立ち位置
・距離感
・目
・声
・姿勢(体軸)
・自己紹介
・説明
・あいづち
・おうむ返し

以上のキーワードを挙げました。

前回の記事までで「自己紹介」までを解説したので、
今回は「説明」からです。

施術や運動指導をする際に、
「何のために何をやるのか」ということをしっかり説明することが大事です。

「何をされるのかわからない」という状態は、不安を感じます。

単に「ベッドにうつ伏せになってください」と言うだけで寝ていただくのと、
「骨盤や脚の長さ、筋肉の張り具合などをチェックさせていただきたいので、うつ伏せに寝ていただけますか?」
と言って寝ていただくのとでは、
それだけで身体の緊張度が変わってきます。

「これからこういうことをやるよ」ということを、事前に言葉やジャスチャーでお伝えします。

それだけで警戒心は薄れます。

そして「お願い」よりも「提案」をするようにしています。

特に最初の段階では。

「ベッドにうつ伏せになってください」

ではなく、

「ベッドにうつ伏せになっていただけますか?」

です。

提案の方が、ソフトな印象だからです。

「そんな些細なこと」と思うかもしれませんが、
「そんな些細なこと」の積み重ねこそが重要だと思っています。

斎藤一人さんの著書に「微差力」というタイトルの本がありますが、
まさにそれです。

どんどん新しい手技・新しいアプローチを身につけたくなる気持ちもわかりますが、
今出来ることを深く深く突き詰めていくこともとても大事です。

例えば整体やマッサージなどで手技の前に「軽擦(けいさつ)」といって全身を擦る手技があります。

僕はこの軽擦だけで2時間の講習会をやれと言われたら、出来ます。

シンプルなことって、実はものすごく奥深いんです。

というか、軽擦もろくに出来ない人が特殊なテクニックを覚えてもねぇ・・・というのが率直な想いです。

話がそれました。

問診・カウンセリングの段階で、
ある程度の流れを説明することは、
御客様に安心していただくうえでとても重要な要素だと感じています。

・・・いよいよ次の記事がこのシリーズの最終回となります!!!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 09:00

2012年02月01日

顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~5


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

とても間があいてしまいましたが、
「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~」の続編です。

前回までの内容は、

「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~4」←こちらをご覧ください。

問診編がもうちょっと続いたら、実は続きに「施術編」と「アフター編」があるのですが(笑)

まぁボチボチということで。

前回までの記事に書いてきましたが、
「戻って読むのはめんどくせぇ!」という方のために、
ざっとここまでの流れを御紹介します。

整体やパーソナルトレーニング等の際、
施術・セッションに入る前のコミュニケーションの質で
その後の施術・セッションの効果が大きく変わります。

問診・カウンセリングの段階でいかに「安心感・信頼感」を持ってもらえるかが非常に重要。

そして、カラダの反応を効果的に引き出すには、潜在意識の特性を知ることが重要です。

脳には「意識(顕在意識)」と「無意識(潜在意識)」があり、
カラダの反応は「無意識(潜在意識)」からの影響の方が圧倒的に大きいからです。

で、無意識(潜在意識)に安心してもらうためのコミュニケーション法として、

・目線の高さ
・立ち位置
・距離感
・目
・声
・姿勢(体軸)
・自己紹介
・説明
・あいづち
・おうむ返し

などがあるという話で、
前回の記事までで「姿勢(体軸)」までを御紹介しました。

ので、今回は「自己紹介」からいきますね。

ちなみにこういう紹介の仕方だとカウンセリングの「テクニック」をお伝えしている感じですが、
僕ははじめからこういうテクニックを知識として知った上で実践したのではなく、

「どうすればもっと施術効果を高めることが出来るか?」

ということを常に考えてきた結果、
潜在意識に働きかける重要性に気づき、
カウンセリングの重要性に気づき、
そして具体的な方法論を編み出しました。

なので、テクニックの前に「心」が大事です。

・・・ということを付け加えさせていただいた上で、本題に入ります。

カウンセリングの上で「自己紹介」が大事・・・というのは、
まずこちらから御客様に「手の内をあかす」ことが重要だということです。

カウンセリングで心身の悩みを伝えるというのは、
御客様にとっては「自分の弱点を晒す」ということでもあります。

動物的本能の部分でいえば、「敵」に自分の弱点を晒すことは、致命的です。

だから潜在意識レベルで「敵」だと認識されている・・・信頼関係が築けていなければ、
御客様は本音中の本音をさらけ出してくれることはありません。

みなさんは、自分のことを何も語らない相手に根掘り葉掘り質問されたら、どう感じますか?

何も知らない相手に、自分の大切なことを話すことが出来ますか?

相手に心を開いてほしかったら、まず自分から心を開くことが大事です。

僕の場合はセッションの御客様はほとんどがブログの読者か講座の受講者です。

ということは、既に僕のことを知ってくれている方が御客様なのです。

なので、積極的に自己開示をしなくても、最初の段階からある程度のラポール(信頼関係)は築かれています。

が、そうではない場合。

あまりこちら(施術者・トレーナー側)の情報(人間性)を、御客様が知らない場合・・・ですね。

そういう場合は、積極的に自分から心を開いていく必要があります。

こちらが警戒心を持っているうちは、当然御客様はそれ以上の警戒心を持ちます。

御客様には全てさらけ出すくらいの気持ちで接した方がいいと思います。

(もちろん相手と状況にもよります)

かっこつけてちゃダメです。

どんどん、自分の人間性を知ってもらいましょう。

もちろん、こちらが一方的に話すということではなく、
会話の中でそれをやっていきます。

自己開示していきながら、御客様との「共通点」を探します。

「共通点」があると、人は一気に親近感を持ちます。

前に居酒屋に行ったときに「お!良い接客だな!」と思ったことがありました。

普通オーダーを取りに来るときに、店員さんが自己紹介をしてくることはないですよね。

ですが、その居酒屋の店員さんは、オーダーをとる前に、

「こんばんは!バイトの○○です!わからないことがあれば何でもお気軽に訊いてくださいね!ご注文はお決まりですか?」

みたいな感じで、きました。

そう言ってくれると、メニューのこととかいろいろ訊きやすいんですよ。

「これとこれはどう違うの?」

「どっちがオススメ?」

とか。

飲食店って、入店からオーダーまでの接客で、
そのあとの飲み物や食べ物の味が変わってくると思いませんか?

「なんか感じの良い店員さんだな」

って印象を持つと、その方が運んできてくれる飲み物や食べ物って、美味しく感じませんか?

同じものを飲食するにしても、気分よく飲食が出来ますよね。

それは整体やパーソナルトレーニングでも全く一緒だと思います。

「どうすればもっと顧客満足度を高めることが出来るだろう?」

常にそのテーマを自分に投げかけ続けることで、
何も本やセミナーなどで勉強しなくても、
日常生活の中にヒントはたくさん転がっていると思います。

同業種だとどうしても技術的なポイントをチェックしてしまいがちです。

ですが他業種だと完全に「客目線」で観ることが出来るので、
他業種のサービス業の方をチェックすると良い部分も悪い部分も、たくさんヒントをもらえますよ。

客目線でみたときに、満足度につながるのが必ずしも商品だけではないこと、
商品以外の接客面などがかなり重要なポイントを占めることがわかるはずです。

長くなったので、続きはまた次回に!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:00