てぃーだブログ › こころとからだ › 2013年08月

2013年08月28日

「産科・婦人科手技テクニックセミナー」終わりました!

こんばんは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

8/25(日)に、
鎌倉・大船の徳元整体院長徳元修一先生をkokokaraにお招きして、
「産科・婦人科手技テクニックセミナー」を開催しました。

徳元先生(以下、トクさん)とは数年前の僕の東京でのワークショップにご参加いただいた縁で、
知り合いました。

懇親会でトクさんの施術理論をお聴きし、
そして技術の素晴らしさを体感し、
その後大船の整体院に出向いて勉強させていただいたり、
飲みの席でアドバイスをいただいたり(笑)、
僕の尊敬する施術家の1人です。

で、今回は「家族旅行」で沖縄に来られるということ。

「せっかく沖縄にお越しなら、是非セミナーを!」

と思いまして、
家族の貴重な時間を1日いただき(笑)、
お願いすることになりました。

沖縄の皆さんに是非広めたかったですし、
僕も勉強したかったですし。

全身様々な症状に対応できる先生なのですが、
最近は特に「婦人科系」で顕著な実績をあげておられるのは知っていましたので、
その内容になりました。

地元では、産婦人科医や助産師さんからの患者さんの紹介、
そしてセミナー依頼が殺到中らしいです。。。(すごい!)

今回は妊婦のモニターさんにもご協力いただけたので、
婦人科系の中でも

「妊娠中の切迫早産の予防と逆子の矯正」

をメインテーマとした1日セミナーとなりました。

来月出産予定の妊婦さんをモデルに、スタート!


赤ちゃん(子宮)に直接触れるのは、リスクがある。

そこでポイントになるのは、小腸・大腸などの「消化器系」

消化器系のコンディションを整えることで、
赤ちゃんをストレスフリーにします♪



結腸(上行・横行・下行)や小腸の緩め方、
そしてそれに関連する腰椎や骨盤へのアプローチなどをしっかり実践を通して学びました。

個人的には「尾骨の修正」と「骨盤底へのアプローチ」が特に大ヒットでした!




そして、懇親会でもいろいろと技術を披露していただきました。

この画像は「なんまいだー療法(笑)」



僕は個人的に腱鞘炎のアプローチを教えていただきました♪

しっかり働いたあとは、しっかり飲んで、しっかり食べるトクさん(笑)


いやぁ非常に素晴らしいセミナーでした。

妊婦のモデルさんも、セミナー最後には

「赤ちゃんが元氣に動いてるっ!」

と大喜びでした♪

この技術をしっかり自分のものとして定着するために、
10月には復習会も開催することになりました。

参加者の皆様からの強い希望もあり、
(トクさんがまた沖縄で泡盛を飲みたいという強い希望もあり笑)、
また来年度・・・4月か5月頃に、沖縄にお越しいただく予定です。

次回は、
生理痛、生理不順、不妊、子宮筋腫、子宮内膜症、排卵痛や卵巣のトラブルなど、
子宮や卵巣に直接アプローチをするテクニックを伝授していただきます。

トクさん、
ご参加いただいた皆様、
ありがとうございました!








  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:16

2013年08月22日

需要と供給と認知度

こんばんは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

昨日はウークイ

ご先祖様に改めて感謝を伝えるのはもちろんのこと、
親戚の皆さんと会える貴重な機会です。

で、親戚のおじさん・おばさん方の話題といえば、健康関連がメイン。

肩が、腰が、膝が痛いにはじまり、
人間ドックの結果やらなんやら。

で、テレビや雑誌や口コミや自身の経験などから得た健康情報を、
これでもか!というばかりに披露しあうという(笑)

結論としては、「健康って大事だよね~」

で、僕が健康づくりの仕事をしているのは知っているので、
それなりに興味を持ってくれます。

「あんたの店は、マッサージやってるの?」

「はい、マッサージみたいなこともやってます」

「運動を教えてるの?」

「はい、運動も教えてます」

・・・うーん、おじさんおばさんたちに一言で「何屋」か説明するのが、難しい。

「整体と運動をお客さんの状態によって組み合わせて、元氣になってもらう仕事です」

と説明してみたら、わかったようなわからないような顔をしていました。。。

でもなんか興味は持ってくれたみたいで、
来週の定休日に照喜名家の親族がうちの店に集まってくれて、
おじさん・おばさんたちに、
うちの店のサービスの説明会をひらくことになりました(笑)

奥さん側の親戚では、
肩痛で困っているおじさんがいました。

「どうすれば治るの?」

「肩の痛みも、人によって原因が様々ですからね。」

「あんたの店に行けば治るの?」

「やってみないとわからないです。」

「保険は使えるの?」

「使えないです。」

「じゃあ高いんだな」

「病院や整骨院よりは高いですね。」

どうですか、このヤル気のなさそうな返し(笑)

ヤル気がないのではなく、正直なだけですけど。

「明日時間あるから、行ってみるさ」

そう言ってくれたんですが、
酒も結構入ってましたし、
社交辞令だろうなと思ってました。

が、本当に今日来てくれました(笑)

で、これからしばらく通ってもらえることになりました。

「高いと思ったけど、これだったら、いいな。」

そう言ってもらえました。

ありがとうございます!

そうなんですよ。

保険が使えないのに保険が使える病院・治療院と同じ満足度だったら、
うちの店は潰れてしまうんです。

僕だって、同じ商品なら安い方がいいですもん。

「これ、もっといろんな人に知ってもらった方がいいよ」

そうも言ってもらえました。

ありがとうございます。

そうですね、必要としている方に届くように。。。

これは開業以来ずっとテーマです。

ちなみにこのブログは、セッションの集客には全くといっていいほど役立ってません(笑)

今月の予約表を見てみましたが、今月はゼロですね、ゼロ。

ブログからの来客は。

ちなみに広告も全く打ってませんから、全て口コミです。

でも、今月のセッション本数はこれまでの最高を更新しますよ。
(もう既にしたかも♪)

ありがとうございます。

確かに、マニアックな長文ばかり書いていたら、
一般の方は読む気しないですよね。

それはこれまで多くの方からもご指摘を受けています。

そして、誇大広告みたいなこともやりたくなんですよね。

「どんな症状でもうちの店がなんとかします!」

みたいなね。

どんな症状でもなんとかできるわけでもないですからね。。。

バカ正直なんですね。

良いことしか書いてないブログって、つまんなくないですか?(笑)

当たり障りのないことばかり書いてても、つまんないです。

だからといってこの記事のように内容がないブログもどうかと思いますが。。。

このブログは集客第一というよりは、僕の楽しみとして続けていこうと思ってます。

もう、一般ウケを狙うのは、諦めました(笑)

僕には、合わない。

1年間いろいろ経験して、気づきました。

自分が楽しいことをやっていく方がいい。

ということで、これからは(も?)楽しく記事を更新していくので、
それでもし

「なんかこの人の店に行ってみたい」

と思っていただけたら、お越しいただけると嬉しいです♪

かなりグダグダですが、
結論としては、
うちの店に限らず、
ボディワーク(手技療法)や運動指導など同業の皆さんには、
ものすごく潜在的な需要があると言いたかったのです。

そんなの知ってるよ!って声が聞こえそうですが。。。

潜在的な顧客は、山ほどいます。

ただ、知らないだけなんです。

それをどうやって、知ってもらうか。

そしてどうやって、体験してもらうか。

「体験してもらえれば、充分良さは伝わる」

もちろんそのレベルまでサービスの質を高めておく必要はあります。

ただ、質が高くても、知ってもらわないと、体験してもらわないと、伝わらない。

商売として当たり前のことを改めて実感した、お盆休みでした。

ではでは。


  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:49

2013年08月20日

感情>理屈

こんばんは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

第7期水曜早朝勉強会「経絡コンディショング」、来月からスタートです!

ということで、本題です。

僕の尊敬する方のひとりである「岩本貴久さん」が、
先程facebookにこんな投稿をされていました。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

【ネガティブなことを感じた時の対処法】

自分が期待していることと異なることが起ると、私たちはネガティブな感情を抱きます。

それはごく自然なことなので何も悪いことはないのですが、ただ、そのネガティブな感情を持ち続けるのは、氣持ちのよいものではありませんよね。

やはり、ネガティブな感情はできるだけ早く解消してニュートラルな状態に戻りたいものです。

こんなとき、嫌な出来事を話せる相手がいると、手っ取り早くニュートラルな状態に戻れます。

ただし、条件があります。

それは相手が、自分のネガティブな感情に賛同してくれるだけでなく、ある意味自分以上にネガティブな反応を示してくれることです。

例えば、私が「ねぇ、聞いてくれる?信じられないようなことがあったんだけど。実はさっきさぁ、XXXXXなことがあったんだ。ひどいよね」と言ったとします。

このとき私の妻が「えぇ、本当に!?それは相手が悪いよ。酷い人だね。その人っておかしいよ。許せないね。そんな人、もう相手にしないことよ。もう縁を切ったら!」と私以上にネガティブな感情を示してくれると。

「いやいや、確かにそうなんだけど、そこまで言わなくても。。。まぁ、起ったことは取り返しがつかないし、相手も反省してくれるだろうしね」と、私の中のネガティブ感情は消え、冷静に考えるようになるわけです。

むろん、これは真の意味でニュートラルになったわけではありません。なぜなら、起ったことに対しては、今もネガティブな出来事という認識を持っているからです。

ただ、心の状態はネガティブな状態からニュートラルに戻っています。

つまり何が言いたいかというと、パートナーというのは、自分のバランスをとってくれるありがたい存在なのだということなのです。

ここでポイントがあります。自分がパートナーのバランスをとる役割を担う場合、相手と反対のスタンスを取らないことです。

例えば、奥さんが近所の人の悪口を言ったとき、それに反論して近所の人のかたを持たないこと←これをやっちゃうと大変なことになります。

このときは、奥さんと同じ立場「なんて酷いお隣さんなんだ!もう金輪際、近所付き合いはやめたらいい!よし、僕が乗り込んで文句を言ってやる!」と奥さん以上に怒ってあげると、奥さんは平静を取り戻します。

わかります? ネガティブな状態のバランスをとるのは、相手と正反対のことをするのではなく、逆に相手以上にこちらがネガティブになることなんです。

逆説的ですが、これがバランスを取る秘訣です。参考になれば幸いです(^^)

::::::::::::::::::::::::::::::::::

納得です。

ネガティブな感情に支配されているとき、
そしてそれを誰かに愚痴ったときに、
きついリアクションの代表的なものが、
ポジティブに返されることです。

「今日●●●なことがあってさ、イヤな気分なんだよ」

その返しとして、

「でも起こることには全て意味があるから」

とか、

その出来事からの気づきは?

とか。

メンタルコーチングを単なるテクニックとして使ってしまうと、
そういう返しになりがちな気がします。

わかるよ。

わかりますよ。

確かに大事ですよ、その質問は。

前を向くために。

起こる出来事に解釈を加えているのは、自分自身。

だから自分自身の捉え方が変わるだけで、印象も変わる。

一見ネガティブな出来事も、
捉えようによってはポジティブに変わる。

わかります。

でもね、それを理屈でわかってても、感情がついてこれないときって、あるじゃないですか。

そんなときは、まず感情を鎮めることが優先だと思うんです。

感情がリセットされて冷静になれてからの、

「その出来事からの気づきは?」

だと、受け入れやすい。

なんでもかんでもポジティブに返してくる人は、疲れます。

慢性的に感情に蓋をしていると、カラダの不調として出てくることもあります。

怒り・悲しみ・寂しさ・・・いいじゃないですか。

素直に味わい尽くせば。

気が済むまで味わい尽くして、ちょっとスッキリしたら、その次のステップで、前を向く。

それでいいと思います。

なんでもかんでもアタマでポジティブに変換してしまう習慣が、
逆に自分を苦しめることになりかねません。

大人なんだから、感情に振り回されないようにする。

社会生活を営む上で、大事なことです。

でも、あまりに感情に蓋をする習慣が身についてしまうと、
それが無意識的に自動的におこなわれてしまうようになり、
行き場のなくなった感情は、
やがて心身の不調として蓄積していきます。

例えば筋肉には「コリ」といった形で出現してきます。

でもそういう感情って、
なかなか身近な人には出しづらかったりすることもあると思います。

そういうときは、適度に距離のある人、詳しい事情を知らない人の方が、出しやすいこともあると思います。

僕はセッションのお客様の感情の解放にお付き合いすることも少なくありません。

愚痴りたいときは、どんどん愚痴っていただきます。

むしろ、煽ります(笑)

中途半端に止めるようなことは、しません。

感情が解放されることで、カラダが整っていくことも多いですから。

しっかり解放されると、自然に前を向きます。

前を向き、進もうという状態になったときに、背中を押すような質問を投げかけてあげる。

それもまた僕の仕事だと思います。

正しいか間違えているかの前に、まずは楽になりましょう♪

そのお手伝いが出来れば嬉しいです。

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 19:36

2013年08月17日

待つ。とにかく待つ。結果に執着せずに。

こんばんは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

8月8日に1周年を迎え、
おかげさまで2年目は忙しいスタートになりました。

セッション、DVD販売、そして県外出張。

県外出張は自己主催ではなく、
MPP協会さん主催「フィジカル&メンタルセミナー」の、
フィジカル編講師を担当させていただきました。

東京・大阪と週末2連発!

とても楽しく貴重な経験をさせていただきました。

セミナーの様子⇒ 

上のリンク先をご覧いただくと、盛り上がった様子が伝わると思います!

ご参加いただいた皆様、
そしてMPP協会のみかさん、チャーリーさん、りえ子さん、
本当にありがとうございました!

そしてkokokara的には会員様限定の1周年キャンペーンが予想外にヒットし、
嬉しい悲鳴でした!

キャンペーンをご利用いただいた皆様、ありがとうございました!

今後も皆様にお役立ていただけるような情報を発信していけるよう、
日々努力していきます。

・・・このブログも更新頑張ります。。。

ということで、本題です。

セッションの、特に手技を使うときに心がけていて、はっきりと効果の違いを実感していること。

それが、「待つ」です。

仕事やプライベートでの人間関係にもこの気づきを活かさればいいのですが、
そこまでまだ人間が出来ていません。。。

が、手技のときは、バッチリです。

「待つ」方が、うまくいくことが多いなぁと感じます。

もちろん、全てじゃないですが。

例えば、骨格調整。

以前の僕なら、正常な関節の動きを取り戻すべく、
「僕が動かす」という意識でやっていました。

お客様のカラダからしたら、
「この人(照喜名)に動かしてもらう」
ということですよね。

それでもまぁうまくやれば関節の動きは良くなるんですけど、
でもそれって、
お客様のカラダが自発的にそうなったわけじゃないんですよね、当然ですけど。

じゃあ「待つ」っていうのはどういうことかというと、
文字通り、待つんですね。

説明になってないですね。

お客様のカラダが自発的に動くのを、待つんです。

でも、ただ待つだけじゃないですよ。

「ヒント・きっかけを与える」ことは、します。

例えば股関節を曲げる動きに制限がかかっているとします。

その制限が外れれば、本来の動きを取り戻せる。

以前の僕なら、僕の手技によって制限を外し、動きを取り戻すということを、していました。

が、今は、待ってるんです。

股関節が、自発的に本来の動きに取り戻すのを。

でもね、ただ待ってるだけだと、変わりにくいかもしれません。

本来の動きを忘れてしまっているから、制限がかかった状態になっているんです。

忘れているのを、思い出させてあげたい。

だから、「こう動いたらいいんじゃないかなー」って、ヒントを与えます。

ヒントを与えたら、カラダが答えを思い出すのを、ひたすら待ちます。

待って、待って、待ち続けます。

で、カラダが答えを思い出したら、本来の動きを取り戻すことになります。

そんなまわりくどいやり方をしないで、僕の手技で制限を外すことも出来ます。

時間的には、そっちの方が早いかもしれません。

じゃあなぜ、いちいち「待つ」というまわりくどいやり方をするのか。

それは、どっちのやり方にするかで、その後のカラダの機能に差が出るからです。

僕が制限を外す⇒自発性がない

ヒントを与えて待つ⇒自発的

お客様のカラダが自発的に本来の動きを取り戻すことで、大きく変わること。

そのひとつは、「筋出力」です。

関節を動かすのは、筋力です。

誰かに動かされた関節と、自分で動きを学習した関節。

力の入り方が、格段に変わります。

カラダ的には、ほっといても誰かに動かしてもらえるなら、
いちいち自分で動くために筋出力を高めるなんてエネルギーの無駄使い、
したくないと思うんです。

でも、いくら外力で動きがスムーズになったとしても、
結局日常生活やスポーツ動作で関節を動かすのは、
その人自身の筋力です。

だから、筋肉の出力がしっかり高まってくれないと、
関節がスムーズに動く状態は、長く持続できないんですね。

だから僕は、効果を持続させてカラダが楽な状態が長持ちするために、
何よりその人本来の状態に戻っていただくために、
「僕が動かす」のではなく「お客様のカラダが動くのを待つ」という方法を選択しています。

結果的にね、「待つ」方が、やっぱり身体機能は上がりますよ。

日頃のセッションでもお客様に実感していただいていますし、
大阪や福岡でやって骨格調整のセミナーでも参加者の皆様に体感していただきました。

来月東京でもこの骨格調整の方法を1日かけて具体的にお伝えしますので、
興味があれば体感しにきてくださいね!


で、この「待つ」というのは、骨格調整に限らずなんです。

経絡アプローチでも、ストレッチでも、マッサージ的なことでも。

僕が「流す・伸ばす・ほぐす」のではなく、
「流れる・伸びる・ほぐれる」のを「待つ」んです。

その方が結果的によく流れるし、伸びるし、ほぐれるし、効果も持続します。

ただ、ひとつめっちゃ大事なことがあります。

それは、結果を焦らないことです。

むしろ、結果が出なくてもいいくらいの気持ちで、相手のカラダに委ねる。

これが大事です。

というか、これが出来ないと、結果は出ないかもしれないです。

例えば関節にアプローチするとき。

「動け!動け!」って強く念じると、その熱意に対してカラダが無意識に警戒心を抱きます。

プレッシャーを与えちゃダメなんですね。

イメージとしては、

「こうやって動いてくれたら楽だよ~。動きたくないなら、動かなくてもいいけどね~」

みたいな感じです。

あくまでもカラダの自発性に「任せる」わけですから、
プレッシャーをかけてやらせるでもなく、
結果に執着するわけでもないんですね。

その方が、結果が出ます(笑)

でも、ただ放任するわけではなくて、必要最小限のヒントを与える。

ヒントを与えすぎても、自発性が萎えてしまいますからね。

逆にヒントがなさすぎると、どうしていいかわからない。

絶妙なヒントの出し方が、あるんですね。

まぁこれって、人間関係、とくに教育でも一緒かもしれませんね。

残念ながら僕はまだそこに活かすことは出来ていませんが。。。

セッションの手技では出来ても、
いざ人と関わる・人を育てるとなると、
どうしてもエゴが介入してしまい、
言いすぎてしまったり、
逆に放置しすぎてしまったりしてしまいがちです。

手技の感覚が人間関係にも活かされるようになると、
僕は人としてステージが上がる気がします。

最後に。

手技療法の世界にも「●●式」「●●テクニック」「●●メソッド」とかいろいろありますが、
結局は「何を使うか」よりも「誰かどういう意識で使うか」の方がずっとずっと重要な気がしています。

もちろん知識や技術はどんどん深め、広げていった方がいいのは大前提です。

で、もっというと、

「その手技を使って、お客様とどう関わりたいのか」
「その手技を使う自分は、どういう自分で在りたいのか」

そこなんじゃないかなーって。

関わっている筋肉も、関節も、経絡も、神経も、リンパも、あくまでもお客様の一部なわけです。

結局関わっているのは、「ヒト」であるわけです。

だから、テクニックはあくまでも一手段であって、
「ヒトとヒト」としての関わり方を追求するのが、手技療法・ボディワークなのかな~なんて思ってます。

運動指導も一緒かな。

金さえ払えば自分が努力しなくても、この人が全部問題を解決してくれる。

それはそれでサービスとしてはアリだと思います。

が、僕個人としては、お客様とそういう関わり方はしたくないかなぁ。

急性期だったり、その他いろいろで、とにかく痛みから解放してあげた方が良いときとか、
状況によって答えも変わってくるでしょうけど、根っこにはそういう想いがあります。

ではでは、長文を最後までお読みいただきありがとうございました♪

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 20:14

2013年08月08日

1周年です。

こんばんは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

今日、8月8日はkokokaraの1周年でした。

まだ1年、されど1年。

たくさんの貴重な経験が出来ました。

想いと勢いだけで独立開業し、試行錯誤の日々でした。

自分の未熟さ、
多くの方に支えていただいている実感、
結果が出ない悔しさ、
お客様に喜んでいただける嬉しさ、
これまでも味わっていただろうそういう感情が、
開業後は何倍にも増幅したように感じられました。

たった1年ですが、相当濃い開業1年目でした。

反省するところは反省し、
でも自分のココロに正直に、
熱く本気で日々を過ごし、
2年目はさらに多くの方の元氣サポートが出来るようにがんばります!

2年目も宜しくお願い致します。

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:41

2013年08月07日

こわいお客様

こんばんは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

本題に入る前に、ちょっとお知らせをさせてください。

まず、
今週はkokokara1周年記念キャンペーン中です。

kokokaraパーソナルセッション、
沖縄県外でのセミナー・ワークショップ、
DVD購入などをご検討されている方には、
お得なキャンペーンです。

DVDはおかげさまでたくさんのご注文をいただきまして、
今週中の発送は難しいかもしれませんが、
その旨ご了承ください。

もうひとつは、
来月の大阪こころとからだ塾変更のお知らせ。

9/15(日)にワークショップ開催予定でしたが、
諸事情によりパーソナルセッションに変更します。

詳細⇒9/13(金)・15(日)大阪パーソナルセッション

13日(金)は残2枠、15日(日)は残5枠です。

16日(月・祝)の手技コンディショニングセミナー「経絡コンディショニング」は予定通り開催です。

こちらもお申込み受付中です。

宜しくお願い致します。


ということで、本題です。

正直、セッションに入るのがこわいお客様がいます。

割合としては、だいたい1~2割くらいでしょうか。

それはお客様が威圧的でこわい・・・などということではありません。

効果が思うように出ないお客様のセッションに入るがこわい・・・ということです。

それで1回で見切ってもらえたらまだ楽なんですけど(もちろん悔しいし申し訳ないと思います)、
思うように効果が出てないのに、
通っていただいているお客様。

そういうお客様のセッションに入るのは、
やはりプレッシャーを感じます。

最近だと、

「大丈夫。良くなるまでずっと通うから、焦らずにいきましょう」

ってお客様に逆に励まされたりとか(情けねー)

もちろん「全く変化がない」というほどではないんですが、
自分がイメージしているような反応をなかなか引き出せないというか。

そんなときに自分の無力さを感じ、
だからこそ日々勉強を積み重ねていく必要を感じさせてもらえるんですけどね。

で、勉強や経験を積むと、それ相応のお客様にお越しいただいて、
また新たな課題が出来る。

その繰り返しです。

なぜだか、そういうことになっている気がします。

そして同じようなことを話す同業者は僕の周りには多いです。

ブログやウェブサイト、facebookなどでは集客のために強がってカッコいいことばかり書いてても、
実際は悩んでる人も少なからずいるんです。

はっはっは!バラしちゃった!!

・・・結局、お客様に育てられているんですね。

で、その時々では常に未熟さを感じつつも、
過去を振り返ってみたら成長していることにも気づく。

「数年前に全く歯が立たなかったお客様、
今なら何とか出来るかもしれないのになー」

なんて負け惜しみが頭によぎることもあります(笑)


で、先程も「こわいお客様」のセッションに入りました。

膝痛で悩まれているんですが、
なかなか思うように改善していかない。

でも続けて通っていただいているんですね。

が!

今日、光が射しました。

今までで一番良い反応が。

もちろん嬉しかったんですが、同時に自分の未熟さにも気づかされました。

ひとつのやり方に固執していたんですね。

もちろんひとつのやり方をとことん突き詰めてその道の達人になるのも素晴らしいと思います。

が、僕は達人クラスの深みはないものの広くいろんなアプローチを持っていて、
お客様のその時々の状態に合うものをチョイスするスタイルです。

今のところ、それを変えるつもりもありません。

で、経絡。

経絡のアプローチを取り入れるようにしてから、
そして少しずつ深めていくようにしてから、
セッションの質が確実に高まりました。

これはもう、自信を持って言えます。

で、最近のアプローチでは経絡がメインになりつつあります。

手技だけじゃなくて、運動もね。

経絡って、運動からでもアプローチできますからね。

で、今日の「こわいお客様」にも経絡からアプローチをかけてたんです。

でも、なかなかイメージ通りの反応が出ない。

それを数回続けて、行き詰ってました。

ので、思い切って今日はアプローチを変えてみたんですね。

リンパ。

リンパ系のアプローチに変えました。

経絡とリンパって、あれなんですよ。

流れが逆になる部分もあるんですよ。

例えば今日の「こわいお客様」は膝裏がガッチガチに硬くなってたんですが、
膝裏って経絡だと膀胱経で遠心性の流れで、
リンパだと求心性になります。

流す向きが逆なんです。

どっちが正しいか間違えているかでは、ないと思います。

東洋医学の先生の施術(セミナー)では遠心性で良い反応が出る傾向にあるだろうし、
リンパの先生の施術(セミナー)では求心性で良い反応が出る傾向にあると思います。

要は、

「誰がどういう価値観・イメージで何を対象にどんな施術をするか」

によって、カラダの反応は真逆にもなる可能性があるってことです。

これだからカラダはおもしろいし、難しい。

で、結論としては、リンパ系のアプローチに変えたら、めっちゃ良い反応が出たんですよ。

ひとつのアプローチで道を極めるタイプではない僕が、
いつのまにかひとつのアプローチに固執していた。

そりゃ自分本来の実力も出せないですよね。

もちろん、そのお客様は経絡じゃ良くならないって言ってるわけじゃないです。

今の僕のスキルだと、経絡じゃ思うような反応が出せなかったというだけです。

経絡のスペシャリストの先生(この方とか)だと、
また違うと思うんですよね。

ただ、セッションっていうのは、お客様と僕の相対的な関係なわけですから。

その時の僕がその時のお客様に使うアプローチとしては、リンパ系がベターだったのかもしれません。

そういえば、開業当初はトレーニングに固執してた時期もありました。

あれで随分お客様が離れていった気がします。

もちろんトレーニングはとても大事だと思います。

が、僕はトレーニングをやってもらいたくてこの仕事をしているわけではないんです。

心身の元氣を引き出すサポートをしたいだけ。

極論としては、手段はなんだっていい。

でもそれだとあまりに曖昧すぎるので、
僕の好きで得意な手技や運動系のアプローチを手段として使っているだけなんですね。

こういうことって自分自身の中では充分腑に落ちているはずなんですが、
やっぱりたまに忘れてしょーもない頑なさが出てきてしまいますね。

また原点に戻れる機会をいただけたのも、「こわいお客様」のおかげです。

感謝!!!

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 19:29

2013年08月02日

心のバンダナ

こんにちは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

今日の夕方から東京出張です。

明日・あさってと、
森西美香さんとのコラボセミナーです。

来週末には同じ内容が大阪で開催されます。

先週末は福岡、先々週末は東京・・・これで週末は4週連続で県外に出ています。

そうやってバタバタしつつも・・・

いよいよ来週の木曜日がアノ日です。

何の日かご存知でしょうか?

2013/08/08(木)に元氣サポートルームkokokaraはOPEN1周年を迎えます。

ということで、1周年キャンペーンをやらせていただきます。

kokokara1周年キャンペーンのお知らせ

会員様限定のキャンペーンです。

これを機に入会!なんていかがでしょうか♪

あ、kokokara2013年8月スケジュール
(パーソナルセッション・セミナー・会員限定講座等)
もアップしております。

チェック宜しくお願いします。

と、お知らせはここまでです。

・・・ということで、本題です。

先週末、福岡出張に行ってたんですね。

金・土・日と、セッション・ワークショップ・セミナー。

で、日曜夜に、福岡在住の同級生2人と呑みに行きました。

そこに、同級生が友人を連れてきたんですね。

その彼(Mくん)の話なんですが。

Mくん、高校3年間ずっと、頭にバンダナを巻いていたらしいんですよ。



もちろん授業中もですよ。

卒業式に初めて外して、周りがざわめいたそうです(笑)

理由を訊いたんですね。

気になるじゃないですか。

そしたら・・・

「最初の二か月くらいは、カッコイイと思って巻いてた。でもそしたら引くに引けなくなって。。。」

2か月で外したくなったのに、
引くに引けなくなって卒業式までの3年弱、巻き続けた。

それ聞いて、大爆笑ですよ。

何か信念があってやってたのかと思ったら、
単に「収拾がつかなくなった」だけっていう。

大爆笑したんですけど。

したんですけど、
誰もが「心のバンダナ」があるんじゃないかなって、
ふと思ったんです。

本心とは違うのに、
なかなか手放せずにいること。。。

僕にもあります。

すいません、
もっとしっかり書きたかったんですけど、
時間オーバーです。

ありがとうございました。

  
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Posted by 照喜名 弘彦 at 14:30