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2009年01月18日
目の疲れと首のコリと呼吸
みなさん、視線を右に向けながら顔を左に向けることが出来ますか?
視線を下に向けながら、アゴを上げていくことが出来ますか?
出来なくもないと思いますが、難しいですよね。
不自然なんです。
視線と顔の向きは一緒に動くのが自然なんですね。
視線が動く方向に、顔も動くようになっているんです。
では、今みなさんはパソコンか携帯からこの文を読んでいると思いますが、
目で文字を追うときに顔も一緒に動いていますか?
動いてないですよね。
テレビやパソコンや携帯の画面を見たり本を読んだりという目の細かい動きのときは、
顔は固定したまま視線だけ動いています。
これって実は結構ストレスなんですよね。
目が動いて顔が動かないということが、不自然だからです。
このように顔を固定しておく筋肉は「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」といって、
後頭部の下・首の一番上の部分にあるのですが、
目を酷使するとその部分の筋肉が凝り固まってくるのですね。
そこが凝ってくると脳への血流が阻害され、
偏頭痛の原因になったり、
昼間なのに横になって休みたいとか、
夜寝ているのに眠りが浅くすぐ眼が醒めてしまう、
目覚めの時にスッキリした心地よさがない、
・・・などなどの大きな原因になります。
そしてその部分(上部頚椎)は「横隔神経」といって横隔膜を動かしている神経の出口になっているのですが、
そこが凝ることによってその神経の伝達が阻害され、
横隔膜の働きに悪影響が出る可能性があります。
横隔膜は呼吸の際に使われるので、その働きが弱くなる=呼吸が浅くなるということなんですね。
呼吸が浅くなることで酸素摂取量が減り細胞の新陳代謝が不活性化するだけでなく、
自律神経の働きが悪くなったり、
腹圧が弱くなることで腰の負担が増えてしまったりします。
じゃあどうすればいいかということなんですが、
首の付け根を温めたりほぐしたりして筋肉を緩めればいいんです。
おそらく慢性的なコリになってしまっている方がほとんどなので、
時間をかけてしっかりじっくり緩めていきましょう。
セルフケアが難しければ、プロの手に委ねるのもいいかもしれません。
で、ケアでせっかく筋肉が緩んでも、
普段の姿勢で首に負担をかけてしまっていては、
もったいないですね。
目を酷使に気を付けるとか、
酷使しちゃったら首のケアをするとか、
もちろん大事なのですが、
普段の姿勢も大事です。
では、どういう姿勢だと首に負担がかからないのでしょうか。
続きは気が向いたときに。
視線を下に向けながら、アゴを上げていくことが出来ますか?
出来なくもないと思いますが、難しいですよね。
不自然なんです。
視線と顔の向きは一緒に動くのが自然なんですね。
視線が動く方向に、顔も動くようになっているんです。
では、今みなさんはパソコンか携帯からこの文を読んでいると思いますが、
目で文字を追うときに顔も一緒に動いていますか?
動いてないですよね。
テレビやパソコンや携帯の画面を見たり本を読んだりという目の細かい動きのときは、
顔は固定したまま視線だけ動いています。
これって実は結構ストレスなんですよね。
目が動いて顔が動かないということが、不自然だからです。
このように顔を固定しておく筋肉は「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」といって、
後頭部の下・首の一番上の部分にあるのですが、
目を酷使するとその部分の筋肉が凝り固まってくるのですね。
そこが凝ってくると脳への血流が阻害され、
偏頭痛の原因になったり、
昼間なのに横になって休みたいとか、
夜寝ているのに眠りが浅くすぐ眼が醒めてしまう、
目覚めの時にスッキリした心地よさがない、
・・・などなどの大きな原因になります。
そしてその部分(上部頚椎)は「横隔神経」といって横隔膜を動かしている神経の出口になっているのですが、
そこが凝ることによってその神経の伝達が阻害され、
横隔膜の働きに悪影響が出る可能性があります。
横隔膜は呼吸の際に使われるので、その働きが弱くなる=呼吸が浅くなるということなんですね。
呼吸が浅くなることで酸素摂取量が減り細胞の新陳代謝が不活性化するだけでなく、
自律神経の働きが悪くなったり、
腹圧が弱くなることで腰の負担が増えてしまったりします。
じゃあどうすればいいかということなんですが、
首の付け根を温めたりほぐしたりして筋肉を緩めればいいんです。
おそらく慢性的なコリになってしまっている方がほとんどなので、
時間をかけてしっかりじっくり緩めていきましょう。
セルフケアが難しければ、プロの手に委ねるのもいいかもしれません。
で、ケアでせっかく筋肉が緩んでも、
普段の姿勢で首に負担をかけてしまっていては、
もったいないですね。
目を酷使に気を付けるとか、
酷使しちゃったら首のケアをするとか、
もちろん大事なのですが、
普段の姿勢も大事です。
では、どういう姿勢だと首に負担がかからないのでしょうか。
続きは気が向いたときに。
Posted by 照喜名 弘彦 at 10:02