
2009年12月23日
スポーツセミナー終了!
「下肢のスポーツコンディショニング」セミナー終了しました!
10人の方にお集まりいただき、がっつり6時間。
6時間で2つの筋肉のコンディショニング法しかお伝えできませんでした。
が!実技を入れてしっかり伝えるなら、6時間でも足りないくらいです。
それくらい奥が深いというか、しっかり効果を出すならやらなきゃいけないことはたくさんあるわけです。
で、その6時間の中でお伝えしたことは手技のテクニックだけじゃなくて僕の考え方・価値観も多々含んだわけなんですが、
それが伝わらないと手技の重要性が伝わらない。
僕の手技は、手技自体はとてもシンプルです。
なので、ちょっと練習すればすぐできます。
ですが、効果はしっかり出ます。
手技による刺激だけでも効果は出ますが、
もっと効果を引き出すためには、
お客さんに必要性を伝え納得してもらったうえで、効果を「具体的に」体感してもらうことです。
これが出来るか出来ないかで、大きな違いがあります。
「なんでその筋肉をほぐすことが「あなたにとって」必要なのか」
「なんでその骨の動きを修正することが「あなたにとって」必要なのか」
「なんでマッサージだけじゃなくて自分で動かす必要があなたに」あるのか」
「そこから得られる「あなたへの」メリットは何なのか」
「一般的に」じゃ弱いです。
なぜ「あなたにとって」必要なのかを、伝える必要があります。
例えば同じ筋肉を起こすにしても、
高齢者への説明と若い人への説明の仕方は違うし、
女性か男性かでも違うし、
競技力向上が目的なのか美・健康の増進が目的なのかでも違うし、
競技でも何のスポーツをやっているかによっても違うし・・・
当たり前のことなんですが、お客さん本人にとってそれがなぜ必要なのか・・・
こういうことを説明出来るかどうかで、満足度は大きく変わると思ってます。
「なぜあなたにとって必要なのか」を頭で理解してもらうだけではなくて体感していただくことで、
お客さんの満足・喜びにつながり、
それがわたしたちへの信頼につながり、
さらに効果が出やすくなるのです。
そしてこれもセミナー中にお話ししたのですが、
僕は施術中だけが施術だとは思ってません。
日本語おかしいですね(笑)
60分の施術時間をいただいたとして、
その60分の中「だけ」でどれだけ効果を引き出せるか・・・ではなく、
その後の生活の中でいかにそれを持続し高めることが出来るか・・・そこまで考えます。
60分の中だけで効果を最大に出すなら、
余計な説明は省いて手技に専念した方がいいです。
でも、それだとお客さんのカラダの状態がどうなってて、
その原因がどこにあって、だから普段どういうことに気をつければいいか・・・
そこが伝わらないままで終わってしまいます。
伝わるというのは、理屈じゃなくて体感として、です。
お客さんに対する腸腰筋のコンディショニングで例を挙げます。
手技によって腸腰筋を活性化させ、股関節の動きを改善するのは、簡単です。
でも、なんで腸腰筋の力が弱いとまずいのか。
逆にいうと腸腰筋が活性化することによって、「その人に」どういうメリットがあるのか。
それを知ってもらい納得してもらった上でのアプローチは、
単に手技で刺激を入れるだけよりも、大きく効果が変わります。
で、せっかく腸腰筋に力が入るようになったところで、わざと冷たい水を飲んでもらったりします。
すると、すぐに弱化しちゃいます。
これって施術時間のことを考えれば、遠回りじゃないですか。
また修正しなおさなきゃいけなくなりますから。
でも、遠回りなんですけど、体感してほしいんです。
いくら最後に「冷たいものは控えてくださいね」って言葉だけで説明したところで、
冷たいものがカラダにどう悪影響を及ぼすかを体感していないので、インパクトは弱いです。
でも実際冷たいものをカラダに入れてあっさり腸腰筋が弱化するのを体感すると、
「あ、これまずいな」
と「感じる」わけです。
「思う」と「感じる」にはすごく大きな差があります。
「冷たいものはカラダに悪いと思う」という知識だけで理解した状態と、
「冷たいものはカラダに悪い」という反応を体感した状態。
全然違います。
で、腸腰筋の重要性と弱化によるデメリットは先に説明してあるので、
カラダを冷やすとどうなるか・・・ということが、リアルにインパクトを持ってイメージできるのです。
施術中に冷たい水をとってカラダのマイナス変化を体感してもらうのは、
遠回りのようですごく重要なことだと思ってます。
結局御本人で意識を変えて行動を変えてもらわないと、よくならないですから。
僕はそこまで考えて施術しています。
だから、60分の中でいかに効果を出すかももちろん大事ですが、
その後の行動の変化を起こすきっかけを提供することの方が、
もっと大事だと思います。
腸腰筋が活性化すると運動パフォーマンスや生活動作の質が改善し、
腰痛や膝痛の予防になり、
冷え性やむくみなどの改善にもつながります。
で、その腸腰筋にもっとも強い影響を与えている臓器は、腎臓です。
となると腸腰筋云々に合わせて腎臓のケアが必要になってきます。
そしたら食やメンタルなどに踏み込まざるをえないのです。
僕はあくまでもスポーツトレーナーなので、最終的にやりたいのは姿勢や運動動作の改善です。
でも僕に出来ることは、お客さん本人が「自分で変わる」ためのきっかけづくりだけです。
・・・って別にこんな話ばっかりしてたわけじゃなくて、手技もしっかり教えましたよ(笑)
でも伝えたいことの本質は、そこです。
「カラダを変えよう」という小さな変化がやがて生き方全般の変化につながると、僕は信じています。
生き方の前向きな変化は、幸せを感じることにつながると思っています。
人様に幸せを提供することで自らが幸せを感じることが僕の生きる目的で、
そのために僕が出来ること、僕が得意で楽しいことは、スポーツトレーナーという今の職です。
本当にやりがいのある仕事に就けて、僕はなんて運がいいんだろうと思います。
たいした努力もせずに楽しいことをやっているだけなのに、
それをお金を払って聴いてくれる方々がいる。
これは運がいい以外の何物でもありません。
そういう生き方が出来ていることに感謝します♪
ありがとうございます。
****************************************
「こころとからだ塾」←クリック☆
毎週月曜19:30~21:00 沖縄整体専門学院コザ校
※月曜日が祝日にあたる場合はお休みとさせていただきます。
※年内は終了しました!年明けは1/4からやります!
1/4のテーマは「目標設定」です。
オススメ!「姿勢の師匠」日夏有香先生のポスチュアウォーキングレッスンin那覇
1/17(日)・18(月)
施術メニュー←クリック☆
出張セミナー←クリック☆
mixiでくだらない日常を書いてます。本名で登録しているので、よかったら探してみてください♪
10人の方にお集まりいただき、がっつり6時間。
6時間で2つの筋肉のコンディショニング法しかお伝えできませんでした。
が!実技を入れてしっかり伝えるなら、6時間でも足りないくらいです。
それくらい奥が深いというか、しっかり効果を出すならやらなきゃいけないことはたくさんあるわけです。
で、その6時間の中でお伝えしたことは手技のテクニックだけじゃなくて僕の考え方・価値観も多々含んだわけなんですが、
それが伝わらないと手技の重要性が伝わらない。
僕の手技は、手技自体はとてもシンプルです。
なので、ちょっと練習すればすぐできます。
ですが、効果はしっかり出ます。
手技による刺激だけでも効果は出ますが、
もっと効果を引き出すためには、
お客さんに必要性を伝え納得してもらったうえで、効果を「具体的に」体感してもらうことです。
これが出来るか出来ないかで、大きな違いがあります。
「なんでその筋肉をほぐすことが「あなたにとって」必要なのか」
「なんでその骨の動きを修正することが「あなたにとって」必要なのか」
「なんでマッサージだけじゃなくて自分で動かす必要があなたに」あるのか」
「そこから得られる「あなたへの」メリットは何なのか」
「一般的に」じゃ弱いです。
なぜ「あなたにとって」必要なのかを、伝える必要があります。
例えば同じ筋肉を起こすにしても、
高齢者への説明と若い人への説明の仕方は違うし、
女性か男性かでも違うし、
競技力向上が目的なのか美・健康の増進が目的なのかでも違うし、
競技でも何のスポーツをやっているかによっても違うし・・・
当たり前のことなんですが、お客さん本人にとってそれがなぜ必要なのか・・・
こういうことを説明出来るかどうかで、満足度は大きく変わると思ってます。
「なぜあなたにとって必要なのか」を頭で理解してもらうだけではなくて体感していただくことで、
お客さんの満足・喜びにつながり、
それがわたしたちへの信頼につながり、
さらに効果が出やすくなるのです。
そしてこれもセミナー中にお話ししたのですが、
僕は施術中だけが施術だとは思ってません。
日本語おかしいですね(笑)
60分の施術時間をいただいたとして、
その60分の中「だけ」でどれだけ効果を引き出せるか・・・ではなく、
その後の生活の中でいかにそれを持続し高めることが出来るか・・・そこまで考えます。
60分の中だけで効果を最大に出すなら、
余計な説明は省いて手技に専念した方がいいです。
でも、それだとお客さんのカラダの状態がどうなってて、
その原因がどこにあって、だから普段どういうことに気をつければいいか・・・
そこが伝わらないままで終わってしまいます。
伝わるというのは、理屈じゃなくて体感として、です。
お客さんに対する腸腰筋のコンディショニングで例を挙げます。
手技によって腸腰筋を活性化させ、股関節の動きを改善するのは、簡単です。
でも、なんで腸腰筋の力が弱いとまずいのか。
逆にいうと腸腰筋が活性化することによって、「その人に」どういうメリットがあるのか。
それを知ってもらい納得してもらった上でのアプローチは、
単に手技で刺激を入れるだけよりも、大きく効果が変わります。
で、せっかく腸腰筋に力が入るようになったところで、わざと冷たい水を飲んでもらったりします。
すると、すぐに弱化しちゃいます。
これって施術時間のことを考えれば、遠回りじゃないですか。
また修正しなおさなきゃいけなくなりますから。
でも、遠回りなんですけど、体感してほしいんです。
いくら最後に「冷たいものは控えてくださいね」って言葉だけで説明したところで、
冷たいものがカラダにどう悪影響を及ぼすかを体感していないので、インパクトは弱いです。
でも実際冷たいものをカラダに入れてあっさり腸腰筋が弱化するのを体感すると、
「あ、これまずいな」
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その後の行動の変化を起こすきっかけを提供することの方が、
もっと大事だと思います。
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でも僕に出来ることは、お客さん本人が「自分で変わる」ためのきっかけづくりだけです。
・・・って別にこんな話ばっかりしてたわけじゃなくて、手技もしっかり教えましたよ(笑)
でも伝えたいことの本質は、そこです。
「カラダを変えよう」という小さな変化がやがて生き方全般の変化につながると、僕は信じています。
生き方の前向きな変化は、幸せを感じることにつながると思っています。
人様に幸せを提供することで自らが幸せを感じることが僕の生きる目的で、
そのために僕が出来ること、僕が得意で楽しいことは、スポーツトレーナーという今の職です。
本当にやりがいのある仕事に就けて、僕はなんて運がいいんだろうと思います。
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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:38