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2011年04月28日

炭水化物ダイエット2

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こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

今朝の早朝USTREAM配信のテーマは、
「肩こりのスポーツコンディショニング2」
でした。

今朝もまた嫁にモデルとして出てもらいました。

お役立ていただければ幸いです。



ではでは、昨日の「炭水化物ダイエット1」の続きです。

まずは昨日の概要。

・炭水化物(糖質)とダイエットの関係を知るには、
インスリンというホルモンの働きを知ることが大事

・インスリンは正常値より高くなった血糖値を下げる働きがある

・具体的には、余剰分を筋肉と肝臓の糖質貯蔵庫に貯める役割がある

・血糖値は高すぎても低すぎてもよろしくない

・逆に下がった血糖値はグルカゴンというホルモンなどにより調節される

・インスリンもグルカゴンも膵臓から分泌される

・だから、血糖値の安定には膵臓の働きが重要な気がする

・血糖は脳のエネルギー源として使われる

・脳へのエネルギーとして供給する血糖は、
インスリンによって溜め込まれた肝グリコーゲンより使われる

・筋グリコーゲンは、運動で筋肉を使う際に使われる

・・・みたいなことでした。

糖質を食べたり飲んだりしたら血糖値が上がり、
上がった分をインスリンが筋肉と肝臓に貯める。

肝臓に貯まった分は血糖の維持に使われ、
筋肉に貯まった分は運動で使われるということです。

はい、復習終わり。

では、続きです。

肝臓と筋肉に糖の貯蔵庫があるということでしたが、
貯蔵量をオーバーした糖分はどうなると思いますか?

貯蔵庫なので、容量に限りがあるんです。

容量オーバーで入りきらなかった糖分は、脂肪に変換されます!

ショック!

だから貯蔵庫をオーバーするほどの糖質摂取は、
脂肪量の増加につながります。

でも、それにもちゃんと肯定的意図があるんです。

糖質のカロリー(エネルギー)は、1グラムあたり4kcalです。

脂質は1gあたり9kcalです。

同じ重さでも、脂質の方が倍以上のエネルギーがあるんですね!

脂っこいものを食べるとオーバーカロリーになりやすい所以です。

ちなみに体脂肪として蓄積されているものは、1gあたり約7kcalです。

これは、体脂肪には純粋な脂肪以外に水分的なものが含まれるからです。

例えば、2,800kcalのエネルギーを体内に蓄えたいとします。

糖質として蓄えるのであれば、2,800÷4=700g

脂質ならば、2,800÷7=400g

同じカロリー量を蓄えるのであれば、
余分な糖質は脂質に変換しちゃったほうが軽く済むんですね!

これが、余分な糖質が脂質に変化される肯定的意図です。

ありがたいですね!

筋肉や肝臓の糖質貯蔵庫から溢れるほどの糖質が入ってくると、
脂肪に変換される。

それを防ぐためのポイントは、2つ!

1、溢れないように糖質の摂取量を制限する

2、溢れにくくなるように、貯蔵庫の容量を出来るだけ空けておく


1は、読んだまま。

2の貯蔵庫容量を空けるには、、、

肝臓の貯蔵庫を空ける⇒空腹

筋肉の貯蔵庫を空ける⇒運動

要は、同じ量の糖質を摂取するにしても、
空腹時や運動後などに摂取すれば脂肪に変わりづらいということです。

なので、甘いものが好きな人で脂肪を増やしたくない方は、
空腹になるまで待つか、
運動をして貯蔵庫を空けてからにしましょう。

ちなみに運動にも無酸素運動と有酸素運動がありますが、
筋グリコーゲンをよく使うのは無酸素運動の方です。

ウォーキングやジョギングではなく、筋トレです。

筋肉に負荷をかける方が、糖質をエネルギーとして使ってくれやすい状況ができます。

しかも糖質をエネルギーに使って運動をすると乳酸がたまり、
効果的に乳酸を蓄積することで成長ホルモンの分泌を促します。

成長ホルモンは「若返りホルモン」とも呼ばれ、
細胞代謝に大きく貢献します。

ではどういう運動が成長ホルモンの分泌を促しやすいかということですが、
これ以上は文字だけではなかなか難しいので、
いずれ早朝USTREAMでネタにしますね。

なので、どうしても甘いものが止められない方は、
甘いものを食べる前に効果的なスクワットをすれば太りにくくなるということです!!!

ちなみに有酸素運動の方は、蓄積した体脂肪を燃焼する効果に秀でています。

ちなみに成長ホルモンは体脂肪を分解する働きがありますし、
血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンにも同じく体脂肪を分解する働きがあります。

体脂肪が分解された状態で有酸素運動をおこなうと、
より脂肪燃焼効率が高まります。

しっかり乳酸をためるような負荷のかかった筋トレをして、
成長ホルモンをだし、
その運動によって血糖値も下がるのでグルカゴンも分泌されます。

そういった効果によって、脂肪が分解され血中に放出され、
その血中の脂肪(遊離脂肪酸)が多い状態で脂肪燃焼のための有酸素運動をすると、
脂肪が燃えやすいですよということです。


・・・これ絶対文字だけじゃなくて図とか絵もあった方がわかりやすいですよね。

すいません。

各自でノートにまとめてみてください(授業かよ)

はい、では今日はここまで。

明日は「じゃあ貯蔵庫のグリコーゲンが空っぽになりそうになったらどうなるのか?」です。

今回は貯蔵庫が溢れたらどうなるか?

また溢れないようにするにはどうすればいいのか?

という話でしたが、
次回は逆に「貯蔵庫が底を尽きかけたらどうなるのか?」

ということについて、書きます。

極端な糖質制限をしている人は、貯蔵されている糖分がかなり少なくなってきます。

それによって身体に何が起こるのか?

次回も楽しみに待っていただける方は、
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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:29