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2012年01月20日

なぜセミナーでは反応が出やすいのか?


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

なぜセミナーでは反応が出やすいのか?

※画像と本文は全く関係ありません。

では、本題です。

セミナー・ワークショップではだいたい受講者同士でペアを組んでワークをやると思いますが、
講師として、受講者として感じることは、
日常生活や仕事のときよりも良い反応を引き出しやすいということです。

それは何故か?

いろいろあると思いますが、
「イメージを共有しているから」というのが大きな理由の一つだと思います。

ワークに入る前には、
だいたい講師による説明・解説とデモンストレーションがあります。

受講者はそれを見て・聞いて、ワークのアプローチとそのアプローチによる結果をイメージすることが出来ます。

で、実際のワークではお互いがそのイメージを共有しているので、すごく反応しやすいのだと思うんですね。

ということは、仕事でパーソナルセッションをやるときも、
御客様にしっかり説明・解説し効果の出るイメージを持っていただくことが出来れば、
反応を引き出しやすいと思います。

多くの方は、この「説明・解説」が苦手です。

もちろん技術がしっかりしていれば手技だけで良い反応を引き出すことも可能ですが、
それでも御客様とイメージを共有した方がずっと良い反応が出せます。

むしろカラダはイメージだけでも反応しますから。

僕はパーソナルセッションではひとつひとつのアプローチを全て言葉で説明・解説し体感していただいて納得していただくよう心掛けています。

例えばストレッチひとつにしても、

・なぜこの筋肉を伸ばす必要があるのか?
・なぜこの筋肉が硬くなってしまったのか?
・そのままだとどういう弊害があるのか?
・ストレッチをかけることでどういう改善が期待できるのか?

など。

僕は最終的にはセルフケアをお伝えし御客様御自身で良い状態をキープしていただきたいと思っているのですが、
しっかり説明しながらセッションを行うことで御客様は御自身のカラダがどういう状態なのかということが理解できるので、
セルフケアの指導がすんなりと進みやすいんですね。

あとは何より状態と効果を説明することでカラダに起こる反応をイメージしていただける。

御客様の側にイメージがあるのとないのとでは、僕の場合施術効果に雲泥の差が出ます。

ですので、セミナー・ワークショップではアプローチ法だけではなく講師による説明・解説もしっかり頭に入れておき、
セミナー以外の場で実践するときに説明まで真似できるようになっておくと、反応を引き出しやすいと思います。

逆に言うとしっかりイメージが出来ていないままなんとなくアプローチ法だけ出来たつもりになっていても、
いざ実践の場で使うときになかなか良い反応が引き出せない可能性も出てきます。

あとは、セミナーではどんどん組む相手を変えて、いろんな人で試してみると良いと思います。

ずっと同じ人と組んでいると一体感がうまれ、よっぽど変なことをしない限り結構何をやってもうまくいく傾向にあります。

そこはあえてどんどん違う人と組むことによって純粋にアプローチの練習が出来ると思います。

セミナーや授業などでは仲の良い人同士が隣同士に座ってペアを組みたがる傾向がありますが、
それでは本物の実力が身に付きづらいです。

あえて、全く知らない人や知人でも普段あまり喋らない人・ちょっと苦手な人などと組んでいった方が、
純粋な練習になると思います。

メインのアプローチ以外の「ラポール(信頼関係)を築く」というある意味もっとも重要な部分まで一緒に練習出来ますから。

心が打ち解けていると、少々下手なアプローチでも良い反応が引き出せちゃったりします。

逆にいうと、御客様に施術をするときはしっかり心を通い合わせることがとても重要ということでもあります。

そういう意味では、周りに知っている人がいないアウェーの環境にセミナーを受けに行くというのも、
実力を身につける上では非常に役立つということですね。

実際講師をやるときはこういうことまで言わないですけどね。

「めんどくさい」と思われたくないから(笑)

でも講師として時には「めんどくさい」ことも言っていかなきゃいけないなと思うことも少なからずあります。

まずはブログで主張してみました。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:07