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2012年02月04日

元氣の器


こんにちは。

「こころとからだ」の照喜名です。

元氣の器

僕は多くの方の「元氣」を取り戻すサポートがしたいと思っています。

それが仕事の目的です。

その目的が達成されるのであれば手段は何でも良いのですが、
たまたま僕が本気になれることが整体とか運動指導、その他「身体の健康」からのアプローチなので、
そうしています。

「からだ」が健康じゃなくても「こころ」が元氣な人はいると思います。

そもそもからだが健康かどうかという基準も曖昧ですけどね。

結局は、こころの元氣を取り戻すサポートがしたいのだと思います。

こころの元氣を取り戻す、あるいは維持するためには、
どっちかというとからだが健康な方が良いと思います。

体調が優れないとかどこか痛いところがあるとか、
そういう状況だとなかなか元氣になりづらいですよね。

そしてこころとからだは一つですから、
からだを整えることでこころを元氣にしていくことも可能です。

ということで、目的は「こころの元氣を取り戻すサポート」なので、
今やっている仕事以外にそれを達成できる手段が見つかり、
その手段の方がより僕に適していて楽しいと感じられるものが見つかったら、
仕事を変えると思います。

僕にとって、手技や運動指導はあくまでも手段です。

手段が目的化してしまうことは避けたいと、いつも思っています。

「なんのためにそれをやるのか?」

本質を忘れないようにしたいです。

生かされていることに感謝しこころが満たされているのなら、
太っていようが腰が痛かろうが、
そんなことは取るに足らない問題だと思います。

ただ!

身体機能が低下していると、メンタル的にも抑制がかかることが多いです。

・・・ということで、本題です。

「元氣」というものに、器があるとします。

10の大きさの器だとします。

その器の中に、8の邪気(心身の疲労・ストレス)が入ってしまっているとします。

そういう人は、元氣が2しかないのです。

せっかく10の器があるのに2しか元氣がないのは、もったいないです。

なので、邪気を抜いてあげる方がよいと思います。

この邪気を抜くという部分・・・これが僕らの業界で言う「リラクゼーション」だと思います。

僕らの業界じゃなくても、リラックス・休息というのは、そういうものだと思います。

それはとても重要なことです。

たまった邪気を抜かないと、元氣が出ません。

だからしっかり休息をとって、
自力で休息が足りなければ人の手(ボディケアのセラピストなど)を借りて、
邪気を抜くことも大事なことです。

が、溜まった邪気を抜くだけで充分なのでしょうか?

その「元氣の器」は、ほっとくとどんどん小さくなっていきます。

歳を重ねると体力が衰えてきますね。

それは邪気が溜まっているだけではなく、元氣の器が小さくなっていっているんです。

その他悪しき生活習慣によっても、邪気が溜まるだけでなく、元氣の器が小さくなっていきます。

リラックス・休息は、溜まった邪気を抜くことは出来ても、
元氣の器が小さくならないように維持したり、大きくしたりすることは出来ません。

加齢だけはどうしても止められないですが、
生活習慣を変えることは、出来ます。

心身が喜ぶ生活習慣に変えていく事で、
元氣の器が小さくなっていくのを食い止める・あるいは大きくしていくことも可能です。

僕は、リラクゼーションで終わるのではなく、そこまでやりたいのです。

例えば、5の器を持っているAさんと10の器を持っているBさんがいるとします。

AさんとBさんに、同じように4の邪気が入りました。

Aさんは5の中の4が邪気です。

80%が邪気です。

Bさんは10の中の4が邪気です。

40%が邪気です。

Aさんの元氣は20%です。

Bさんは60%元氣です。

同じストレスがかかっても、Bさんの方が元氣です。

僕はAさんのような御客様がセッションを受けにきてくださったら、
器にたまった4の邪気を抜くだけではなく、
5の器を6・7・8と大きくしていきたいのです。

そうすることによって、
同じストレスがかかっても、
疲れにくくなります。

溜まった邪気を抜くのは、誰かに抜いてもらう・・・依存だけでも可能です。

でも、元氣の器を大きくするには、自分自身で能動的に変わる必要があります。

身体機能で言えば、「運動」が必要になります。

しかも、適度な負荷が必要です。

現状維持は、機能低下を招きます。

身体機能を維持するためには、適度な負荷をかけ続ける必要があります。

だから僕は、運動を習慣に取り入れていただきたいのです。

ただ、上手な身体の使い方が出来ない状態で負荷をかけるのは、
逆にストレスになる場合があります。

なので、身体を上手く使いこなせるように、ちょっとテコ入れする必要があります。

それは僕の仕事です。

ですが、身体が動きやすくなったら、その身体を動かすのは、御客様御自身です。

パーソナルセッションの御客様全てに運動処方をしているわけではありません。

それぞれ段階があるので、
運動よりも食生活やその他生活習慣から整えた方が良い場合もあります。

チェックをしてそういう反応が出たら、それをご提案します。

例えば最近のセッションの御客様では、

「塩でうがいをする」

とか

「調味料を変える」

とか

「寝室の模様替えをする」

などということをご提案しました。

もちろん、その方に合う塩や調味料、
寝室の配置もしっかりチェックします。

が、身体機能を維持・向上するためには、
最終的には運動が必要になってきます。

運動嫌いな人でも、
僕のセッションを受けていただければ運動を楽しく感じていただける自信があります。

なぜなら、僕はカラダが嫌がることは一切しないからです。

カラダが喜ぶことの先に、運動があります。

マッサージだけで終わるのが良い場合もあります。

そういう場合はそうします。

けど、多くの方は運動を取り入れた方がカラダが喜ぶことが多いです。

僕は運動指導を目的にしているわけではありません。

元氣になってもらうことが目的です。

運動指導は、手段です。

だから運動をさせることにこだわっているわけでもありません。

ただ、カラダが喜ぶから、運動をしてもらいます。

カラダが喜ぶと、ココロも喜びます。

運動やその他生活習慣の改善がカラダの元氣の器を大きくすることだとすれば、
ココロの元氣の器を大きくするのは、「チャレンジ」です。

「感謝」は邪気を浄化する作用はありますが、器を大きくする作用はないと思います。

適度な負荷をかけて効果的な運動をすると、チャレンジ精神が湧いてきます。

目標を失うと、ココロは一気に老化します。

ココロの元氣の器は、前向きな目標によって大きくなります。

僕はセッションによって心身の元氣の器を大きくするサポートをしています。

ただマッサージをしてほしいだけ、自分で自分を変えようとしない方は、お断りです。

ただマッサージをするだけが悪いとも思いません。

良いことだと思います。

疲れをとることも大事です。

ただ、それをやる人はたくさんいるので、僕がやる必要もないかなと思ってます。

次回から、具体的に僕がどういうセッションをしているのか、書いてみますね。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 13:23