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2012年02月05日

重い荷物を持っても腰は痛めない


こんにちは。

「こころとからだ」の照喜名です。

腰を痛めてしまった原因に、
「重い荷物を持ったから」
などという理由が挙げられることがあります。

本当でしょうか?

僕は、

「腰に負担のくるカラダの使い方で重い荷物を持ったから」

が、正解だと思います。

仮に全身バランスよくカラダが使えていたら、
急に重い荷物を持ったからといって「腰だけを」痛めることはないはずです。

痛めたとしても、全身がバランスよく痛むはずです。

「ウォーキングをしたら、膝が痛くなった」も同様です。

ウォーキングが悪いんじゃなくて、膝に負担がかかる歩き方をしちゃったのです。

僕がパーソナルセッションでおこなうのは、
心身のバランスを整え、全身がバランスよく協調して働くからだづくりです。

皮肉なことに、美容や健康のためにはじめた運動でカラダを痛めてしまう方は少なくありません。

筋トレやウォーキング・ジョギング、エアロビクス・ダンス、球技など・・・
スポーツは楽しいものです。

が、その楽しいスポーツでカラダを痛めてしまう方が多いのも事実。

僕はそういう「楽しいスポーツ」をやる前段階のカラダづくりのサポートをしています。

基盤を整えてからスポーツをすると、楽しいですよ~♪

単純にカラダがよく動くからパフォーマンスが上がって楽しいし、
ケガをしづらくなるからその楽しいことが長く続けられます。

今日のセッションのお客様は、ウォーキングをしたら膝が痛くなってしまったそうです。

チェックしてみると、
仙腸関節の変位や膀胱経の滞りが主原因としてみられました。

そういう根本原因に近い部分を修正すると、一気にカラダが整います。

整うんですが、これで終わりではありません。

ここから「脳の再教育」をおこないます。

脳は今までの情報がインプットされています。

要は、これまでカラダのバランスが崩れていたのだとすれば、
そのバランスが崩れた状態でのカラダの使い方をインプットしているのです。

なので、カラダが整ったら、整った状態でカラダを効率よく使ってあげて、
新たな情報を上書き保存しなければなりません。

僕は手技などでカラダを整えた後にエクササイズをしてもらいますが、
それは「鍛える」などの目的よりはむしろ「脳の再教育」という意味合いの方が強いです。

自分自身で筋肉を使ってあげることで脳により刺激が入り、
手技で整えたカラダの状態が長続きします。

だから僕は、手技だけでは終わりません。

せっかく整ったのに、もったいない!!!

そしてその場で「その方に合ったエクササイズ」をお教えして、
自宅でも継続していただけます。

その状態をキープしていただくのは、お客様の仕事です。

ここでもうひとつのポイントが「その方に合ったエクササイズ」というところです。

「なんとかエクササイズ」みたいなことが万人に合うとは限りません。

というか、そういうものはカラダの基盤をしっかりつくって、その次の段階でやるものです。

カーヴィーダンスにしてもコアリズムにしてもヨガにしてもなんにしても、
根本の基盤が整ってからやったほうが、より効果が高まります。

普段全く運動していない方はもちろんですが、
日常的に運動をされている方にもセッションを試していただきたいです。

日常的に運動をされている方のほうが、カラダの変化がより感じられると思いますよ!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 18:21