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2013年08月20日
感情>理屈
こんばんは。
元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。
第7期水曜早朝勉強会「経絡コンディショング」、来月からスタートです!
ということで、本題です。
僕の尊敬する方のひとりである「岩本貴久さん」が、
先程facebookにこんな投稿をされていました。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【ネガティブなことを感じた時の対処法】
自分が期待していることと異なることが起ると、私たちはネガティブな感情を抱きます。
それはごく自然なことなので何も悪いことはないのですが、ただ、そのネガティブな感情を持ち続けるのは、氣持ちのよいものではありませんよね。
やはり、ネガティブな感情はできるだけ早く解消してニュートラルな状態に戻りたいものです。
こんなとき、嫌な出来事を話せる相手がいると、手っ取り早くニュートラルな状態に戻れます。
ただし、条件があります。
それは相手が、自分のネガティブな感情に賛同してくれるだけでなく、ある意味自分以上にネガティブな反応を示してくれることです。
例えば、私が「ねぇ、聞いてくれる?信じられないようなことがあったんだけど。実はさっきさぁ、XXXXXなことがあったんだ。ひどいよね」と言ったとします。
このとき私の妻が「えぇ、本当に!?それは相手が悪いよ。酷い人だね。その人っておかしいよ。許せないね。そんな人、もう相手にしないことよ。もう縁を切ったら!」と私以上にネガティブな感情を示してくれると。
「いやいや、確かにそうなんだけど、そこまで言わなくても。。。まぁ、起ったことは取り返しがつかないし、相手も反省してくれるだろうしね」と、私の中のネガティブ感情は消え、冷静に考えるようになるわけです。
むろん、これは真の意味でニュートラルになったわけではありません。なぜなら、起ったことに対しては、今もネガティブな出来事という認識を持っているからです。
ただ、心の状態はネガティブな状態からニュートラルに戻っています。
つまり何が言いたいかというと、パートナーというのは、自分のバランスをとってくれるありがたい存在なのだということなのです。
ここでポイントがあります。自分がパートナーのバランスをとる役割を担う場合、相手と反対のスタンスを取らないことです。
例えば、奥さんが近所の人の悪口を言ったとき、それに反論して近所の人のかたを持たないこと←これをやっちゃうと大変なことになります。
このときは、奥さんと同じ立場「なんて酷いお隣さんなんだ!もう金輪際、近所付き合いはやめたらいい!よし、僕が乗り込んで文句を言ってやる!」と奥さん以上に怒ってあげると、奥さんは平静を取り戻します。
わかります? ネガティブな状態のバランスをとるのは、相手と正反対のことをするのではなく、逆に相手以上にこちらがネガティブになることなんです。
逆説的ですが、これがバランスを取る秘訣です。参考になれば幸いです(^^)
::::::::::::::::::::::::::::::::::
納得です。
ネガティブな感情に支配されているとき、
そしてそれを誰かに愚痴ったときに、
きついリアクションの代表的なものが、
ポジティブに返されることです。
「今日●●●なことがあってさ、イヤな気分なんだよ」
その返しとして、
「でも起こることには全て意味があるから」
とか、
「その出来事からの気づきは?」
とか。
メンタルコーチングを単なるテクニックとして使ってしまうと、
そういう返しになりがちな気がします。
わかるよ。
わかりますよ。
確かに大事ですよ、その質問は。
前を向くために。
起こる出来事に解釈を加えているのは、自分自身。
だから自分自身の捉え方が変わるだけで、印象も変わる。
一見ネガティブな出来事も、
捉えようによってはポジティブに変わる。
わかります。
でもね、それを理屈でわかってても、感情がついてこれないときって、あるじゃないですか。
そんなときは、まず感情を鎮めることが優先だと思うんです。
感情がリセットされて冷静になれてからの、
「その出来事からの気づきは?」
だと、受け入れやすい。
なんでもかんでもポジティブに返してくる人は、疲れます。
慢性的に感情に蓋をしていると、カラダの不調として出てくることもあります。
怒り・悲しみ・寂しさ・・・いいじゃないですか。
素直に味わい尽くせば。
気が済むまで味わい尽くして、ちょっとスッキリしたら、その次のステップで、前を向く。
それでいいと思います。
なんでもかんでもアタマでポジティブに変換してしまう習慣が、
逆に自分を苦しめることになりかねません。
大人なんだから、感情に振り回されないようにする。
社会生活を営む上で、大事なことです。
でも、あまりに感情に蓋をする習慣が身についてしまうと、
それが無意識的に自動的におこなわれてしまうようになり、
行き場のなくなった感情は、
やがて心身の不調として蓄積していきます。
例えば筋肉には「コリ」といった形で出現してきます。
でもそういう感情って、
なかなか身近な人には出しづらかったりすることもあると思います。
そういうときは、適度に距離のある人、詳しい事情を知らない人の方が、出しやすいこともあると思います。
僕はセッションのお客様の感情の解放にお付き合いすることも少なくありません。
愚痴りたいときは、どんどん愚痴っていただきます。
むしろ、煽ります(笑)
中途半端に止めるようなことは、しません。
感情が解放されることで、カラダが整っていくことも多いですから。
しっかり解放されると、自然に前を向きます。
前を向き、進もうという状態になったときに、背中を押すような質問を投げかけてあげる。
それもまた僕の仕事だと思います。
正しいか間違えているかの前に、まずは楽になりましょう♪
そのお手伝いが出来れば嬉しいです。
元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。
第7期水曜早朝勉強会「経絡コンディショング」、来月からスタートです!
ということで、本題です。
僕の尊敬する方のひとりである「岩本貴久さん」が、
先程facebookにこんな投稿をされていました。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【ネガティブなことを感じた時の対処法】
自分が期待していることと異なることが起ると、私たちはネガティブな感情を抱きます。
それはごく自然なことなので何も悪いことはないのですが、ただ、そのネガティブな感情を持ち続けるのは、氣持ちのよいものではありませんよね。
やはり、ネガティブな感情はできるだけ早く解消してニュートラルな状態に戻りたいものです。
こんなとき、嫌な出来事を話せる相手がいると、手っ取り早くニュートラルな状態に戻れます。
ただし、条件があります。
それは相手が、自分のネガティブな感情に賛同してくれるだけでなく、ある意味自分以上にネガティブな反応を示してくれることです。
例えば、私が「ねぇ、聞いてくれる?信じられないようなことがあったんだけど。実はさっきさぁ、XXXXXなことがあったんだ。ひどいよね」と言ったとします。
このとき私の妻が「えぇ、本当に!?それは相手が悪いよ。酷い人だね。その人っておかしいよ。許せないね。そんな人、もう相手にしないことよ。もう縁を切ったら!」と私以上にネガティブな感情を示してくれると。
「いやいや、確かにそうなんだけど、そこまで言わなくても。。。まぁ、起ったことは取り返しがつかないし、相手も反省してくれるだろうしね」と、私の中のネガティブ感情は消え、冷静に考えるようになるわけです。
むろん、これは真の意味でニュートラルになったわけではありません。なぜなら、起ったことに対しては、今もネガティブな出来事という認識を持っているからです。
ただ、心の状態はネガティブな状態からニュートラルに戻っています。
つまり何が言いたいかというと、パートナーというのは、自分のバランスをとってくれるありがたい存在なのだということなのです。
ここでポイントがあります。自分がパートナーのバランスをとる役割を担う場合、相手と反対のスタンスを取らないことです。
例えば、奥さんが近所の人の悪口を言ったとき、それに反論して近所の人のかたを持たないこと←これをやっちゃうと大変なことになります。
このときは、奥さんと同じ立場「なんて酷いお隣さんなんだ!もう金輪際、近所付き合いはやめたらいい!よし、僕が乗り込んで文句を言ってやる!」と奥さん以上に怒ってあげると、奥さんは平静を取り戻します。
わかります? ネガティブな状態のバランスをとるのは、相手と正反対のことをするのではなく、逆に相手以上にこちらがネガティブになることなんです。
逆説的ですが、これがバランスを取る秘訣です。参考になれば幸いです(^^)
::::::::::::::::::::::::::::::::::
納得です。
ネガティブな感情に支配されているとき、
そしてそれを誰かに愚痴ったときに、
きついリアクションの代表的なものが、
ポジティブに返されることです。
「今日●●●なことがあってさ、イヤな気分なんだよ」
その返しとして、
「でも起こることには全て意味があるから」
とか、
「その出来事からの気づきは?」
とか。
メンタルコーチングを単なるテクニックとして使ってしまうと、
そういう返しになりがちな気がします。
わかるよ。
わかりますよ。
確かに大事ですよ、その質問は。
前を向くために。
起こる出来事に解釈を加えているのは、自分自身。
だから自分自身の捉え方が変わるだけで、印象も変わる。
一見ネガティブな出来事も、
捉えようによってはポジティブに変わる。
わかります。
でもね、それを理屈でわかってても、感情がついてこれないときって、あるじゃないですか。
そんなときは、まず感情を鎮めることが優先だと思うんです。
感情がリセットされて冷静になれてからの、
「その出来事からの気づきは?」
だと、受け入れやすい。
なんでもかんでもポジティブに返してくる人は、疲れます。
慢性的に感情に蓋をしていると、カラダの不調として出てくることもあります。
怒り・悲しみ・寂しさ・・・いいじゃないですか。
素直に味わい尽くせば。
気が済むまで味わい尽くして、ちょっとスッキリしたら、その次のステップで、前を向く。
それでいいと思います。
なんでもかんでもアタマでポジティブに変換してしまう習慣が、
逆に自分を苦しめることになりかねません。
大人なんだから、感情に振り回されないようにする。
社会生活を営む上で、大事なことです。
でも、あまりに感情に蓋をする習慣が身についてしまうと、
それが無意識的に自動的におこなわれてしまうようになり、
行き場のなくなった感情は、
やがて心身の不調として蓄積していきます。
例えば筋肉には「コリ」といった形で出現してきます。
でもそういう感情って、
なかなか身近な人には出しづらかったりすることもあると思います。
そういうときは、適度に距離のある人、詳しい事情を知らない人の方が、出しやすいこともあると思います。
僕はセッションのお客様の感情の解放にお付き合いすることも少なくありません。
愚痴りたいときは、どんどん愚痴っていただきます。
むしろ、煽ります(笑)
中途半端に止めるようなことは、しません。
感情が解放されることで、カラダが整っていくことも多いですから。
しっかり解放されると、自然に前を向きます。
前を向き、進もうという状態になったときに、背中を押すような質問を投げかけてあげる。
それもまた僕の仕事だと思います。
正しいか間違えているかの前に、まずは楽になりましょう♪
そのお手伝いが出来れば嬉しいです。
Posted by 照喜名 弘彦 at 19:36