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2014年10月15日

目と運動

全てのサービス業で共通することかもしれません。

こんばんは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

毎週水曜の午前はヒューマンアカデミー那覇校スポーツカレッジで、
解剖生理学と機能解剖学の講座を担当しております。

1コマ目の解剖生理学では今週・来週と「頭頸部」がテーマなのですが、
今週は「目」をテーマにしました。

目と運動

目がカラダ全体の動きに与える影響は、実はすごく大きいのです。

簡単に書くと「目のこわばりを解放」し、「目の動きを改善する」ことによって、
カラダ全体の動きに大きく影響します。

どうしても学生のうちは、

「どうやって目のこわばりを解放するのか」

「どうやって目の動きを改善するのか」

などというテクニックの部分に興味を持ちがちです。

が、それ以前に、上に貼った板書の左下にある、

「なぜ目が疲れている(目の動きが悪い)と良くないのか」=「目の機能を改善することが運動を行う上でどれほど重要なのか」

を、しっかりお客さんに実感していただく必要があります。

理論的な説明に合わせて、体感していただく。

アタマで納得し、カラダで感じることで、腑に落ちます。

「あぁ、目って大事なんだな。。。」

と腑に落ちたあとに、
目のこわばりを解放したり、
目の動きを改善するようなアプローチを入れる。

そういう流れをつくることが、非常に大事なんですね。

「目の機能改善テクニック」

以前に、

「なぜ『わたし(お客さん)にとって』目の機能改善が必要なのか?」

を、お客さんの腑に落とすことの方が、大事だったりします。

それが出来ないのに知識やテクニックばっかり集めても、
お客さんは置いてけぼりになってしまい、
トレーナーの独りよがりになってしまう可能性もあるのですね。

別にこれは運動指導に限ったことでは、ないでしょう。

サービス業全般で共通することだと思います。

お客さんの方がその商品の必要性を既に知っているのなら、
その過程は省いてもいいのかもしれません。

が、そうじゃないのなら。

どんなに素晴らしい商品でも

「なぜわたし(お客さん)にとって、それが必要なのか」

が腑に落ちてないと、素晴らしさが伝わりません。

なので、買いません。

もっというと、

「あなた(お客さん)にとってこれが必要ですよ」

とお伝えするためには、
お客さんが何を求めているのかを知っておく必要があります。

1.お客さんは、こうなりたいのですね

2.そのためにはこういう理由で、こういうことをした方がいいです

3.では、やりましょう


「目のこわばりを解放するテクニック」や「目の動きを改善するテクニック」は、
あくまでも「3」を満たすものなのです。

その前に、1→2というステップを踏むことが大切。

もちろん商品力(3)を磨くことは大事ですよ。

でも、それ以前に大事なことがあるよね・・・という話です。

「なに当たり前のこと書いてんの」

と思われるかもしれませんが、
特に学生のうちはその「当たり前」の重要性に気付けないことが多いと思うんですね。

売れている人は、その当たり前のことを当たり前にやっています。

技術のセミナーに出て商品力を高めるのも素晴らしい営業努力ですが、
他にも大事にした方がいいこともあるんじゃないかな?と思います。

何のためにそのテクニックを学ぶのか。

何のためにその知識を習得するのか。

そこを徹底的に府に落とさないと、現場で活用することは難しいです。

なので僕は授業のなかでそこをしつこく伝えています。

あ、もちろんテクニックもちゃんと教えましたよ。

「眼球の動かしやすさ」は「全身の動きやすさ」とリンクします。

ちょうど明日の木曜勉強会でもご紹介する内容ですので、お楽しみに♪

ということで、ありがとうございました。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 17:39