こころとからだ

こんばんは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

手技療法や運動指導の業界にはいろいろなメソッドがあります。

それはいいんです。

で、それぞれのメソッドの発案者、
あるいはそのメソッドを習得した方たちが、

「このメソッドは素晴らしいぞ」

とあの手この手で訴えてきます。

それもいいんです。

本当に素晴らしいのでしょうから。

それはいいんですけど、
他のメソッドを否定的に書いていることも、
たまにあるんですね。

まぁそれもその人の勝手なので、いいんですけど。

なら書くなよ（笑）

それぞれ書きたいことを書けばいいと思います。

で、僕も書きたいことを書きます。

メソッドの優劣を競い合うって、
縄張り争いみたいで、
違和感を感じることもあります。

うちのやり方はすごい。

あのやり方はレベルが低い。

僕は、
どっちが優れているとか劣っているとか、
そういうことじゃないような気がしているのです。

ハサミとナイフはどっちが優れているか？くらいの、しょーもないレベルに感じます。

大事なのは、サービスを提供するお客さんに合っているかどうか。

お客さんの価値観、感性、ニーズ、カラダの状態。

その他いろいろな前提条件によって、
何が良いのか悪いのか、
いや良い悪いじゃないな。

何が合うのか合わないのか。

変わってくると思うんですね。

僕も多少マニアックなことを学んで、
自分が優れた整体師・スポーツトレーナーになったような痛い錯覚に陥っていた時期がありました。

マニアックなところまで突き詰めたいという純粋な探求心を持つのはいいことだと思うのですが、
それを自分の虚栄心を満たすために使うとおかしなことになってしまうなぁと思うんですね。

過去の自分を客観的に振り返ってみても。

自分が身に付けたのは、特別なスキルだ。

特別なスキルが身に付いた自分は、特別なんだ。

それに比べて、他はどうだ。

そんなレベルの低いことをやっている。

そんなんじゃダメだ。

・・・みたいな。

ホント、しょーもない。

もうさ、縄張り争いなんてやめて、本当にお客さんのためになることにエネルギーを注げばいいのに。

って、思います。

沖縄と北海道は、どちらが観光地として優れているか？

みたいな、
そんないろんな前提条件によって答えが変わるものに優劣をつけようなんて、
バカバカしいですよ。

それでもどうしても
「ウチのメソッドが優れていて他が劣っている」
と言い張りたいなら、
信じ込みたいなら、
それはもうその人の自由だと思いますが、
それはもう完全に思い込みというか洗脳だと思いますね。



セラピストやトレーナーの理想にお客さんを近づけるのではないと思うのですよ。

お客さんがご自身の理想に近づくのをサポートするのがセラピストやトレーナーなのだと思うのですよ。

・・・とfacebookを眺めていて、感じたことを書いてみました。

そういう系の投稿をされる人のフォローは外しましたけどね。

フォローを外すと投稿が表示されなくなります。

でも、友達解除まではしてません。

人間関係的にアレなので（←ヘタレ）

たまには黒い部分も出してみようかと思って書き始めたこの記事ですが、
いろいろ躊躇して黒さを出し切れないところがヘタレだなぁと思いましたし、
そんな自分もちょっとかわいいなと思いました（笑）

ありがとうございました。


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