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2014年10月28日

誰かの犠牲によって成り立つものではない。と思う。

昨日、今日と、美容師さん向けのセミナーを担当してきました。

こんばんは、こんばんは、こんばんは。

元氣サポートルームkokokaraの、照喜名です。

沖縄代替医療委員会さんにお招きいただき、
美容師・理容師さん向けのセミナー講師を担当してきました。

お招きいただきっていうか、僕も委員会のメンバーに入れてもらえているみたいです(笑)

美容室や理容室でのシャンプーやマッサージを楽しみにしているお客さんは多いと思うので、
そこのレベルを上げれば顧客満足度のUPに繋がるのではないかと。

たぶん多くの美容師・理容師さんは、
日々提供しているマッサージについて本格的に学んだことがないと思うんですね。

自己流とか、先輩に教えてもらったとか。

カットやカラー、パーマなどのようにメインのサービスではないのでそれでいいのかもしれませんが、
その「おまけ」のような形で提供しているサービスのレベルも上がると、
すごく喜ばれるのではないのかな?と思うのです。

で、kokokaraにも美容師さんにお客さんとしてセッションにお越しいただくことがあるのですが、
皆さん「職業病」といってもいいくらい、カラダに不調を抱えているですね。

不調を抱えているからうちに来るのでしょうけど。。。

ではなくて、同業者仲間でもカラダに不調を抱えている方が多いという話を聴くんですね。

特に腰痛で悩まれている方が多い印象です。

カラダがきつそうな職業ランキング(kokokara調べ)の上位に、美容師さんはいます。

トップは看護師さんですかね。

もちろん、個人差はあると思いますが。

ということで、今回。

前半は「美容師さんのためのカラダコンディショニング法」

カラダの使い方が偏ってしまい、それが蓄積することによって不調が出てくるのだと思うんですね。

なのでその偏ったバランスを調えるための身体意識やエクササイズをご紹介しました。

後半が、マッサージ。

小手先テクニックだけじゃなくて、カラダの使い方、意識の持ち方などから入りました。

リラクゼーションマッサージって、提供する側もどんどんリラックスしていくのが、本質だと思うんです。

マッサージっていうか、癒しの本質って、そうだと思うんです。

マッサージを提供する側が、どんどん疲れたり腰が痛くなったり指が痛くなったり・・・。

自身を消耗させて、お客さんだけリラックスしてもらう。

そういうマッサージ(癒し)って、
表面的には気持ちよく感じる人もいるのかもしれませんが、
本質的な癒しにはなってないような気がするんです。

施術者とお客さん。

施術者の犠牲(消耗)によって、お客さんが癒される。

そんなんじゃないと、思うんですね。

一体感が生まれ、共に癒されていく。

それが本質だと思うんです。

言葉で説明するのは難しいんですが。

セミナーでご紹介した実例を挙げると。

側頭部を緩める手技をご紹介したんですね。

そのときに、

「私がお客さんの側頭部を緩めてあげよう!」

という意識と、

「お客さんの側頭部が緩んでいくと、私の側頭部も緩んでいくわぁ・・・」

という意識。

同じ手技でも、後者の意識の方が、お客さんも緩みやすいんです。

同調出来ていればの話ですが。

もっというと、

「わたしの側頭部、どんどん緩んでいくわぁ~。側頭部が緩んでいく私に触れられてるんだから、そりゃあなたも緩むよねぇ~。」

みたいな感覚だともっといいかもしれません(笑)

同調した上でそういう感覚をもって手技を施すと、より緩んでくるんです。

僕もこの業界に入りたてのころは、リラクゼーションマッサージからスタートしました。

その時は、母指を痛めて当たり前と、周りに言われていました。

いかに母指で強い圧をかけられるかを、自慢げに語っている先輩もいました。

僕もそれに触発されて、「母指立て伏せ(腕立て伏せを親指だけついてやること)」をやったりしてました。

まぁそういう経験もしてきたからこそ、今の気づきがあるのだと思います。

で、母指を酷使するようなマッサージがダメだとも思いません。

そういうマッサージのニーズもあるのでしょうし、それで受ける側も提供する側も満足なら、それでいいと思います。

が、今の僕の感覚は、そうじゃないのです。

正しいとか間違えているとか、そういう話をしているのではないですよ。

これまでいろいろ経験してきた中で、今のところ行き着いた、僕の感覚の話をしているのです。

今回のセミナーでは、その感覚を体感していただきました。

こうやってグダグダ長文を書くよりも、実際に体感していただいた方が早いですからね。

まず同調し、一体感をつくる。

何をもって同調したかという基準ですが、僕には明確な基準があります。

それは「肌が合う」という感覚になることです。

ただ触れるだけで肌同志が吸盤のように吸い付くような感覚。

その感覚をどうやってつくるかというと、それは内緒です。

出し惜しみじゃなくて、わかったようなつもりになられるのがイヤだからです。

この先は、実際に体感していただきたい。

興味のある方は、ぜひセミナーにお越しください。

マッサージの概念が変わるかもしれません。

マッサージも人間関係ですから。

もしからしたら、人間関係の概念まで、変わるかもしれません。

自身の在り方とか、他人との関わり方とかね。

12月にも同じ内容でセミナーを開催されるそうなので、
ご興味のある方は、是非!

美容師さんや理容師さんじゃなくても参加可能ですし、
あなたの担当スタイリストさんにもっとマッサージが上手くなって欲しかったら、
このセミナーをオススメしてください(笑)

詳細→2014年12月16日(火)「整体師によるスタイリスト向けセミナー」

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

初の試みでしたが、参加者の皆様に恵まれ、2日間とも終始和やかな雰囲気で進めることができました。

心より感謝します。

是非現場でご活用くださいね。

誰かの犠牲によって成り立つものではない。と思う。
誰かの犠牲によって成り立つものではない。と思う。

ではでは。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:59