てぃーだブログ › こころとからだ › 「やりたいこと、好きなこと」はわからなくてもいい。

2017年07月10日

「やりたいこと、好きなこと」はわからなくてもいい。

好きなことをやろう。やりたいことをやろう。

意識高い系の発信でよく見かけます。

で、
実際にやりたいことをやって、
充実の日々を過ごされている方もいると思います。

そういう方はそのまま人生を謳歌していただきたいのですが。

中には、「自分がやりたいことがわからない」という方もいます。

しかも、僕の経験上、少なからずいます。

そして、やりたいことがわからないことが、苦しいんです。

なんで苦しいのか。

「やりたいことをやろう」ってアチラコチラでよく見かけるからです。

「やりたいことをやるのが良い人生なんだ。
なのに自分は何がやりたいのかわからない。
やりたいことがわからない自分はダメなんじゃないか。」

みたいな感じになってしまう人もいるんですね。

僕の感覚だと、
その「やりたいこと」も3つのパターンがあるんですね。

①アタマ的やりたいこと

②ハート的やりたいこと

③ハラ的やりたいこと


まずは①のアタマ的やりたいことというのは、
簡単にいうと損得勘定です。
仕事でいうと、
その仕事をすることで、
その会社を選ぶことで、
しっかり収入が稼げる・安定するとか、
社会的評価が上がるとか。

そして②のハート的やりたいことですが、
ハートというのか感情です。
「やりたいことをやろう」と同じくらい「好きなことをやろう」って、
よく見かけます。
好きか嫌いかというのは、感情です。
楽しそう・おもしろそうとか、
好きとかワクワクとか。

そして③のハラ的やりたいこととは、
天命とかミッション系です。
損得とか好き嫌いとかそういうことではなく。

で!

僕がこれまで話してきた「やりたいことがわからない人」たちは、
僕の感覚だと、
①とか②のレベルで「やりたいことがわからない」って言っている人が多いんですね。

アタマ的にうまくいきそうなことを探してたりとか、
ハート的に楽しそうなことを探してたりとか。

で、うまくいきそうとか楽しそうなものがみつからないと、
「やりたいことがない」って言っちゃうんです。

でも、ハラ的やりたいことがない人なんて、1人もいないはずなんです。

たぶんですけど、人は何か役割があってこの世に生まれてきた。

必ずしも仕事(お金を稼ぐこと)だとは限らないです。

でも、今回は仕事に絞りますね。

ハラ的にはね、あるんですよ。

「やりたいこと、好きなこと」はわからなくてもいい。

でもそれをアタマで考えると「うまくいきそうにない」になったり、
ハートで感じると「こわい」とか「憂鬱」とかになったりするんですね。

で、アタマやハートがストレスを感じるから、
ハラがやりたいとサインを送ってくることは、
やりたいことだと認知できないんです。

僕は個人セッションでお客さんのハラの声を聴くのですが、
「あなたのハラの声はこう言ってますよ」
と伝えても、受け入れられない人が多いです。

それを受け入れられるように伝えるのは、
僕の仕事なのですが。

ハラはこう言ってる。

でも、受け入れられない。

受け入れたくない。

なぜなら、
今の安定した収入を手放したくないから(アタマ)
それをやるのは怖いから(ハート)
とか、そういう理由です。

アタマで選んでもハートで選んでもいいんですよ。

みんながみんな、ハラで生きるべきだとも思わないです。

これまた僕の感覚ですが、
人にはアタマタイプ・ハートタイプ・ハラタイプの3タイプの人がいます。

アタマタイプの人は、アタマで考えて結論を導き出せばいい。

ハートタイプの人は、感情のままに動けばいい。

が、
ハラタイプの人は、
ハラの声を聞いてあげたいんです。

で、ハラの声って、結構無茶ぶりしてきたりします。

でもね、そのハラの声って、
実は自分でも薄々気づいていることがほとんどなんですよ。

薄々気づいているんだけど、
それをやると効率が悪そうだからとか(アタマ)、
不安で自信がないからとか(ハート)、
アタマとかハートで蓋をしてしまっていることが多いんですね。

でも、勇気を出してハラの声に従う決断をすると、
なぜか決断した瞬間から目の輝きが変わるんです。

生命力に満ち溢れたようになる。

そりゃそうです。

それが使命だから。

それに気づいて決断した瞬間から、
本来の生命力が発揮されてくるんです。

で、自分のハラの声がわからないって方もいますよね。

そういう方は僕のセッションを受けにきてくだされば、
僕がハラの声を通訳できますが。

てめぇのセッションなんか受けたくねーよという方は。

まずは、損得(アタマ)とか好き嫌い(ハート)は一旦脇に置いといて。

自分が何をすると人の役に立てるのか、
社会に貢献できるのか、
それを考えてみてください。

ハラの声で生きているとね、
結果的に人の役に立ったり社会に貢献できるように、
なっているんですね。

結果的にですよ。

だって、
ハラの声って、
天命・ミッションですから。

天に授かった才能が、
誰にでもあるのです。

もちろんそれは、人それぞれ違う。

それが見つかって、
勇気を出してそれを生きていくことで、
結果的に自分も満たされてくると思います。

特にハラタイプの人は。

で、何をしたらいいかわからないなら、
とりあえず人の役に立ちそうなこと、
人に喜んでもらえそうなことを、
やってみればいいんですよ。

とことん。

仕事(お金)になるかならないか(アタマ)は、置いといて。

「自分が満たされないと他人を満たすことが出来ない」
ってよく言われますが、、それはハートレベルの話。

ハラレベルだと、
他人を満たすことで自分も満たされてきます。

が、
アタマタイプやハートタイプの人が、
無理にハラで生きようとしてもつらいだけだと思います。

安定した収入や社会的地位で仕事を選ぶのもアリ。

好きなこと・やりたいことを仕事にするのもアリ。

ミッションを仕事にするのもアリ。

僕は自分では今の仕事はミッションだと感じています。

儲かると思ってやっているわけではなく、
好きだからやっているわけでもなく、
なんていうか、
僕はこれをやるべきだと思うからやってるという感じです。

好きとかやりたいとか、そういうことじゃないんです。

どちらかというと、やらされている感の方が強いかもしれない。

誰に?

自分のハラの声に。

ハラ感覚で仕事をしている人って、
その仕事が好きだからとかやりたいからとか、
そういう理由じゃない気がするのですが、
いかがでしょうか?

好きとかやりたいとかじゃなくて、
自分はこれをやるために生まれてきたとか、
これをやる以外の選択肢がないとか、
そういう感じなんじゃないかなぁと思うのですが。

僕だけかな(笑)

好きとかやりたいって、ハート的ですからね。

もちろんそれが悪いというわけではなく。

ハラの声に気づく方法、
もう1度書きますね。

①アタマやハートの声に惑わされない

②人の役に立つ、社会に貢献できることをやってみる。
今仕事をしている人は、
その仕事でどうすればもっと人の役に立てて社会貢献ができるかを考え、
それを実行する

③なんとなくハラに意識を向けている時間を増やし、
メッセージを感じようとしてみる

④僕の個人セッションを受ける

最近の個人セッションでは、
ハラの声に従って来年度から県外に移住することが決まった人がいました(笑)

憑き物がとれたような、スッキリした顔をされてましたよ。

何度も書きますが、
別にハラの声で生きることだけが幸せとも限りません。

まずは自分がアタマタイプなのかハートタイプなのかハラタイプなのかを見極めることが大事かもしれませんね。

ハラタイプの人がアタマやハート基準で生きてると、
ずっと悶々とした状態が続きますよ。たぶん。

ではでは、ありがとうございました。


  • LINEで送る


Posted by 照喜名 弘彦 at 00:50