てぃーだブログ › こころとからだ › まずは「わかってあげる」ことから。

2013年09月20日

まずは「わかってあげる」ことから。

こんにちは。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

今日のセッションが終わり、
掃除と洗濯をしたら、
プリンタを修理に出し、
会員様へのニュースレターを出したら、
那覇空港に向かいます。

そんな細かい情報は要らないですか(笑)

そう、また出張なんです。

これで3週連続で、週末は県外出張です。

いろいろ事情があり、同じ月に重なってしまいました。。。

出張が多すぎて沖縄のお客様にご迷惑をおかけしています。

申し訳ありません。。。

その前はプライベートで宮古島に行ったので、
4週連続で飛行機に乗ってます。

今夜から東京です。

明日が一般向けのワークショップ。
明後日がパーソナルセッション。
月曜が同業者向けの手技セミナーです。

で、この記事は、
明日のワークショップの予習用です。

ご参加いただける皆さん、是非読んでください。

明日は今から書くような価値観をベースに置いて、
いろいろ具体的なワークをご紹介していきます。

もちろん、それ以外の方にもカラダをいたわる・カラダを向き合う上で少しでも参考になればと思って、書きます。

・・・ということで、本題です。

カラダの慢性的な不調には、いろいろな原因の可能性があります。

・普段の姿勢、動きなど、カラダの使い方の癖で負担をかけている

・内臓の不調が影響している

・メンタルストレス(感情)の蓄積

・食生活

・環境


などなど。

そしてそれらは、複合的に影響し合っていることが多いです。

複合的に影響し合っている場合、
全部を一気に改善していくのはなかなか難しいので、
優先順位をつけてひとつずつ改善を目指していくんですけどね。

で、改善の第一歩。

それは、

「まず、自分のカラダに起こっていることをわかってあげる」

これはとても重要だと思います。

ただ単に腰が痛いとか脚が重いとか冷えているとか表面的なことだけではなく、

「なぜそうなっているのか」

を、わかってあげるんです。

もっと言うと、わかってあげて、それに感謝できれば、最高です。

昨日の記事でも書いたように、僕はカラダを擬人化してアプローチします。

そしてこれは、セルフケアでも大いに効果を発揮します。

では、実際に「擬人化」の例を挙げてみます。

皆さんが、ある会社・組織に属しているとします。

家庭でもいいです。

会社・組織や家庭のために、一生懸命働いています。

で、頑張って働きすぎたせいで、疲れがたまっているとします。

一生懸命頑張っていて、そして疲れがたまっているんだけど、
会社・組織のリーダーや家族は、
あなたの頑張りに、そして疲れに、全く気付いていません。

そしてあなたの想いを、全く理解しようとしてくれません。

そしたら、どうですか。

切ないですよね。

切なくなったあと、どうしましょう?

「自分を理解してくれないなら、やめてしまえ!」

会社・組織を抜けたり、
家庭だったら離婚したり家出したり。

辞めるまでいかなくても、仕事を放棄したくなるかもしれませんね。

それか、

「自分はこんなに頑張ってます!」

って、アピールをしたくなるかもしれません。

そんなときに、会社・組織のリーダーや家族から、

「あなた、いつもみんなのために頑張ってくれてるよね。ありがとう。」

って、心のこもったその一言があれば、
それだけでも救われるし、
新たなモチベーションになると思いませんか?

あなたが頑張りすぎて疲れているとき、
その疲れを改善する具体案を出す前に、
まず頑張っていることを認めてもらいたいと思いませんか?

想いを無視して、

「じゃあこうしようね」

って解決策だけ出されても、どこか寂しく感じるかもしれません。

それは、カラダの中で起こっていることも、同じだと思うんです。

何か不調があるのなら、なぜそこに負担がかかってしまったのか、その理由に耳を傾けてみる。

「そうか、こういう理由で、ここはこうなっていたんだ」

それがわかったら、自然に感謝の想いが湧いてくると思います。

そして、わかってあげると、カラダもそれだけで少し回復します。

だから、まずはカラダの訴えをわかってあげることがまず大事。

わかってあげて、感謝する。

そのあとに、解決策なんです。

会社・組織のスタッフは手を抜いたり自分の利益を優先に考えることもあるかもしれないですけど(笑)、
カラダの組織は常にカラダ全体のことを最優先に働いてくれています。

そんなありえないことが、カラダの中では常に起こっているのです。

いやぁこれは、すごいことですよ。

奇跡です。

だからカラダって、存在がもう、愛の結晶のようなものなんです。

それがね、不調を訴えているというのなら、何らかの意味があるはずなんです。

だからそれに、真摯に耳を傾ける。

理由が分かったら、感謝をする。

そして、具体的な解決法。

明日のワークショップではこういう感じでワークを進めていきます。

・まずカラダに起こっていることをカラダで実感し、アタマで理解する

・感謝

・その問題を解決するための、具体的なワーク



・・・って、カラダのことなら僕も純粋にそう想えるんですけどね、
いざ実際の人間関係となるとエゴが介入してきますけどね。

まだまだ人生は修行中です。

が、カラダのアプローチはこういう段階を踏むと、うまくいくことが多いです。

ただ痛みをとろうとするだけではなく、その理由に耳を傾ける。

自分のカラダに、何が起こっているのかを知る。

これってとても大事なことだと思うんです。

だから、いろいろカラダのことを知っておくのは、とても大事。

それは、ボディワークや運動指導などのお仕事をしてるしてないは関係ないと思います。

自分のカラダに何が起こっているのかを知って、
感謝し、労わる。

この習慣がつけば、カラダを大切にしようと想えるようになるはずです。

他人任せで治してもらうのが悪いとは思いませんが、
本人にも気付いてもらったほうが、
カラダも嬉しいと思いますよ。

単に「このツボを押せばこの症状が治りますよ」っていうセルフケアではなくて、
本当の意味でカラダを大切にするためのセルフケア。

それを明日はお伝えしますね。

参加者の方数人から、

「最近体調が悪くて。。。」

というメールをいただいています。

1日使って、深くカラダを癒しましょう♪

宜しくお願い致します。

まずは「わかってあげる」ことから。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 15:16