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2019年02月16日

自己紹介を読み返して思い出した、怒り。

昨日投稿した記事。

「◆2019/02/15 3万字の自己紹介」

メールやfacebookのメッセンジャー・コメントなどで、
たくさんのうれしい反響をいただきました。

あんなに長い文なのに、
読んでいただいてありがとうございます。

で!

自分でも読み返してみると、
やはりその流れでいろいろ思い出すことがありました。

過去のことはもうだいぶ受け入れることができたと思っていたのですが、
まだ自分の中で消化できていないこと、
「許せないこと」が残っていることに気づきました。


病院での標準治療に限界を感じ、
自然療法に取り組み始めたのが、
僕が小学校3年生の頃。

ある日を境に生活は激変し、
それまで普通に食べていたもののほとんどが、
食べてはいけないものに変わりました。

給食も禁止になり、
学校に玄米菜食の弁当を持参することになりました。

病院の薬も使わなくなりました。

そうやって病院・薬に頼らない生活がしばらく続いたのですが、
一向に改善の気配はありません。

精神的に限界を迎え、
再度病院に行くことに決めたのは、
中学3年生の頃でした。

某病院の皮膚科。

診察された医師は、
僕の全身の皮膚のひどい状態をみて、

「なんでこんなになるまで、病院に連れてこなかったの!」

一緒にいた母に、きつい口調で。

母は、なにも答えず、うつむいたままでした。

「今まで病院に連れてこないで、なにしてたの!」

続けて、きつい口調で母を問い詰めます。

母は、うつむいたまま

「自然療法をやってました。」

それを聞いた、その医師。

・・・笑ったんですよ。

あきれたように、見下すように。

その医師の後ろにいた看護師らしき女性も一緒に、
僕たち親子をバカにしたように笑っていました。



診察が終わると、母は、

「お母さんは薬をもらって支払いしてくるから、
あんたは車で待ってなさい」

と、僕に車のカギを渡しました。

結構長い時間、車で待っていました。

それでも、母は車に戻ってきません。

おかしいなぁと思って病院の中に戻ると、
母はベンチの片隅でうつむいたままでした。

声をかけられるような雰囲気じゃなかったので、
また車に戻りました。

それからしばらくして、
ようやく母が車に戻ってきました。

明らかに、泣いたあとの顔でした。

医師の前でも、
そして僕の前でも、
涙は見せませんでした。

帰りの車の中でも、
さっきのことがなかったかのように、
あえて明るく話そうとしていました。

その一連の流れ以降、
僕は、しばらく後悔していました。

「あの時、あの医師をぶん殴ればよかった。」

って。


・・・というようなことを、
昨日投稿した10年前の自己紹介を読み返しているときに、
思い出したのです。

思い出して、また怒りが湧いてきました。

あの医師に対する怒りは、
僕の心の奥に残ったままだったんですね。

その医師の顔と名前は、
今でもはっきり覚えています。

で、検索してみたんです。

あの人、今どこでなにやってんだろうって。

そしたら。

その病院の、院長になっていました。

ウェブサイトの院長挨拶のページには、
随分立派なことが書かれていました。

それを読んで、さらに腹が立って。

訴えられてもいいから、
過去の出来事と共に、
病院名とその医師(院長)の名前を、
ネット上に暴露しようかな、
とまで、考えました。

が!

ちょ待てよ!

自己紹介を読み返して思い出した、怒り。

と。

もう1人の冷静な自分が、出てきました。

あれからもう、20年以上経っている。

あの人も、変わったかもしれない。

あの人に助けられた人も、たくさんいるだろう。

そもそもおれは、
個人セッションでお客さんを悲しませたり怒らせたりしたことは、
ないのか?

いや、あるだろう。

自覚しているだけでも何件かあるし、
自覚していないところだともっとあるだろう。

それに、
医師の立場になって考えてみると、
悪化するだけの自然療法に呆れるのもわかる気がするし。

助さん、格さん、もういいでしょう。

自己紹介を読み返して思い出した、怒り。


許すことにしました。

僕の中の中学生の頃の怒りが、
同じく僕の中で少し大人になったキムタクと水戸黄門の存在によって、
鎮められました。


いつまでも被害者意識を持ち続けたところで、
僕自身のためにならない。

いい人生勉強だったと思って、
その経験を、
今後の自分の仕事に活かそう。

自分のお客さんに同じような思いをさせないように、
今まで以上に気をつけよう。

と、素直に思うことができました。

その後もう1度、
その病院のウェブサイトに行き、
院長挨拶のページを開きました。

その嘘くさい笑顔と嘘くさい挨拶文を見ても、
怒りは湧いてきませんでした。
(嘘くさく感じるのは変わりませんでした。)

怒りどころか、応援したい気持ちにまでなりました。

「おまえもあの頃は若かったからな。
今は責任のある立場になっていろいろ大変だと思うけど、
まぁがんばれよ。」


上から目線(笑)

と、昨日の投稿をしたことで、
思わぬところで副産物がありました。

セルフメンタルセラピー、1件完了!

けっこう根深いやつ、片付けました!

あざっした!


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Posted by 照喜名 弘彦 at 21:51