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2017年11月20日

ココロにもカラダにも、潤いを。

立ち上がる前には、踏ん張りますよね。

踏ん張って、その反動で立ち上がります。

ジャンプの時も一緒ですね。

高く飛ぼうとすればするほど、
しっかり踏ん張る力が必要。

逆に、踏ん張れないと立ち上がれないんですね。

僕がお客さんの心身を観るときに使う指標のひとつが、
五行(木・火・土・金・水)。

五行でいうと、
踏ん張る力が「水」で、
立ち上がる力が「木」です。

火は拡げる力。
土は繋がる力。
金は引き締める力。

立ち上がる力は、
行動する力・挑戦する力・前進する力・向上する力・・・
などとも言い換えることが出来ます。

行動・挑戦・前進・向上・・・

そういう力が発揮されなくなると、
人はどうなるでしょうか?

ヤル気が出ない、無気力。

そんな感じでしょうか。

で、そんな自分を変えたい、として。

立ち上がる力(五行の木)が発揮されると、
自然に意欲が湧いてきます。

が、立ち上がる力を発揮するためには、
その前に踏ん張る力(五行の水)が必要なんです。

踏ん張る力が出ないから、立ち上がる力も出ないんです。

特にやろうとしていることが自分にとって大きなことであればあるほど、
踏ん張る力もしっかり発揮できることが必要になります。

では、踏ん張る力って、何?

五行でいうと、水のエネルギー。

そして、その水のエネルギーは、
カラダにも流れています。

その水のエネルギーがカラダに流れているルートには、
「腎経」や「膀胱経」という名前がついています。

その人が踏ん張る力が発揮できているかどうかは、
腎経や膀胱経の状態をチェックすればわかります。

例えば腎がヘロヘロな状態では、
下記のような状態がみられる傾向にあります。

◆慢性疲労→常にカラダが重ダルい・やる気が出ない・すぐ横になりたくなる
◆不眠・眠りが浅い・寝ても疲れがとれない・スッキリしない
◆背中の張り
◆足腰の弱り・腰痛・膝痛
◆歯・骨・関節が脆くなる
◆冷え・むくみ
◆白髪・薄毛・抜け毛
◆性機能の減退
◆頻尿・尿漏れ
◆難聴・耳鳴り・めまい
◆肌の乾燥・シワ
◆記憶力・集中力の低下
◆忍耐力・持久力の低下
◆不安症・心配性


心身の調子が優れない方で、
腎は大丈夫という方はほとんどいません。

特に大人は。

もちろん腎だけが原因というわけではないですが、
腎も弱っている方がほとんどです。

なのでうちの個人セッションでは、
慢性的に心身に不調がある方は、
まず腎の元氣を取り戻すサポートから入ることが多いです。

腎が元氣にならないと、
踏ん張る力を取り戻さないと、
立ち上がる力も出ないからです。

腎が元氣になってくると、
潤いが出てきます。

逆に腎の元氣がないと、
パサパサカサカサしてきます。

肌も髪も筋肉も、
そしてココロもです。

ココロに潤いがないと、
どうなると思いますか?

潤いって、弾力性なんです。

弾力がないココロって、
衝撃を弾くことが出来ず、
もろにストレスを食らってしまいます。

なので少しのことで深く傷ついたり、
ちょっとしたことでイライラしたりしやすくなります。

それは性格が悪いとか弱いということではなく、
たぶんココロに潤いがないだけなのです。

ストレスを弾く弾力性がないだけなのです。

腎が元氣になって潤い→弾力を取り戻すと、
同じストレスが降りかかってきても、
自分が食らうダメージが減ります。

弾くことができるから、ですね。

潤い=弾力がなくなると、
自分が打たれ弱いことに気づいているからこそ、
防御反応としてココロもカラダもガチガチに固めていきます。

そして、ガチガチに固めることでより疲れやすくなり、
疲れやすくなることでより腎を消耗し、
さらに潤いを失っていく。

その負のループにはまってしまいます。

では、そのループから脱するには、どうしたらいいのか。

まずは脱力する。

リラックスですね。

そして、腎の気を養っていくことです。

潤いがなくなってカサカサになってしまっている方は、
力の抜き方がわからなくなっています。

自分では力を抜いているつもりでも、
それでも抜けていないんです。

寝ているときでさえ、力が抜けていません。

なので、まずは脱力の感覚をつかむ。

そして、腎の氣を養う。

その方法も、レベル1からレベル10くらいまであります。

腎が消耗していて腎の氣を養いたいのに、
そこで疲労が蓄積してしまっては本末転倒です。

なので腎の疲労度に合わせて、
レベル1~10までの間で、
その時の状態に合う方法をチョイスします。

ということで、この記事を読んで、腎が消耗してるかも?と思われた方。

個人セッションにお申込みをいただければ、
僕が腎復活のサポートをします。

沖縄県外では、
来月に神戸・札幌・名古屋で、
腎の氣を養う方法をご紹介するワークショップを開催します。

2017年12月[神戸・札幌・名古屋]腎の氣を養い巡らせるWS


これからどんどん寒くなっていくと思いますが、
寒さ・冷えも腎を消耗させる原因のひとつです。

逆に、腎が元氣になると、
ココロもカラダもジーンと温まってきます。

ジーンと。。。

まぁ個人セッションやワークショップにお越しいただけるのが一番嬉しいですが、
そんな時間も金もありません!

という方の為に、
これから腎養生シリーズを続けていきたいと思っています。

が、僕は気分屋なのであまりアテにはしないでくださいね。

ではでは、ありがとうございました。


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「対人関係を円滑にするカラダの使い方」
②11/26(日)10:00-17:00 ※手技療法家・ボディワーカー向け
「インナーモードアプローチ/下肢編」

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〒901-2424
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また、出張などで留守にしていることも多いので、
お急ぎの方はメールでお問合せをいただけると助かります。
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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:59