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2022年12月09日

便秘と仙骨

肌-呼吸器-大腸は五行の「金気」で繋がっていて、
肌の乾燥・空気の乾燥が大腸の調子にも影響し、
便秘などの原因になることもある。


という話を前回書きました。


大腸の調子が肌の調子に影響するというのはよく言われていることで、
もちろん食べ物・飲み物・サプリなどで大腸のコンディションを調えることも、
たいせつなことです。


カラダケアで大腸を調える方法も、
たくさんあります。


以前ご紹介した深呼吸(腹式呼吸)もオススメです。


今回オススメしたいのは、仙骨。


骨盤後ろの中心にあって、
背骨の土台でもある骨ですね。


仙骨を調整すると副交感神経にスイッチが入り、
全身がリラックスモードになります。


ストレスが強い方だと、
施術では仙骨の調整だけで15分~20分かけることもあります。


と、
全身のリラックスに関係するのですが、
特に大腸や生殖器・膀胱などの骨盤周りの臓器への影響が大きいです。

便秘と仙骨


さらに細かいことを書きます。


大腸は「盲腸・結腸・直腸」に分かれ、
さらに結腸は「上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸」に分かれます。


そのうち仙骨からの影響が大きいのは「下行結腸・S状結腸・直腸」の方で、
上行結腸や横行結腸は「後頭骨」からの影響が大きいです。


ややこしいですね!


つまり、
大腸の前半部分は後頭骨・後半部分は仙骨からの影響が大きい。


みたいです。


とはいっても。


西洋医学は「細分化する学問」なので、
分けられていますが。


大腸はひとつなので。


仙骨を調整するだけでも大腸全体に良い影響があります。


が!


よりしっかりアプローチをしたければ。


後頭骨の調整も入ると、さらに良い。


という感じです。


が!


仙骨や後頭骨の調整って、
手技療法の専門家じゃないとなかなか難しいです。


そこでオススメの方法があります。


「温める」


仙骨と後頭骨を、温める。


両方が難しければ、片方だけでも。


「カイロを貼る」でもやらないよりはいいのですが、
カイロだと表面的でなかなか芯まで浸透しないんですね。


芯まで緩まない。


そこでオススメしたいのが、
「湯たんぽ」です。


湯たんぽを仙骨や後頭骨にあてる。


そしてさらに推奨したいのが、
湯たんぽのお湯は「弱火」で沸かす。


前に「白湯」がテーマの時に書きましたが、
弱火で沸かしたお湯の方が深部に浸透するのです。


弱火で沸かしたお湯を湯たんぽにいれ、
それを仙骨や後頭骨にあてて温める。


それを習慣化できると、
仙骨・後頭骨から大腸のはたらきを高めることができて、
大腸のトラブルが緩和し、
肌の調子も良くなるかもしれません。

で、
かたい湯たんぽだとカラダにフィットしないし、
特に下に敷くと痛いじゃないですか。


「やわらか湯たんぽ」


で検索してみてください。


文字通りやわらかいので、
体重がかかっても痛くなくてカラダにフィットします。


まとめると。


「弱火で沸かしたお湯をやわらか湯たんぽに入れて、
座っているときや寝ているときに後頭骨や仙骨にあてて温める」


これで大腸の調子⇒肌の調子がよくなるきっかけになるかもしれません。


それだけではなく、全身のリラックス効果があります。


気が向いたら試してみてくださいね。


便秘と仙骨

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Posted by 照喜名 弘彦 at 14:23 │