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2008年09月06日

体軸

人間の身体には、ストレスチェックセンサーがついています。

瞳孔とか、心拍数とか、脳波とか、いろいろあると思いますが、
僕が施術でよく使うのは、筋力と骨格の歪みです。

ストレスを感じる、心身が不快感を察知する、合わないものに触れると、「反射的に」筋力が低下します。

そして同じくストレスを感じたときに、骨格も「反応として」歪みます。

反応というのは、一時的にという意味です。

そして人間は、自分以外の人間がストレスを抱えていることを察知する能力があります。

実際の例としては、骨格が整った状態の人に、遠くにいる「サンポールを飲もうとしている人」を見せるだけで、歪んでしまいました。

あとは、姿勢を正した状態で肩を揉んでも整ったままだったのが、
猫背の状態で肩もみをすると、歪んでしまったり。

でも、揉まれてる方は、どっちも同じように揉んでるので、どっちも気持ち良いのです(ストレスの自覚がないということです)

でも、一方では骨格が歪む反応が起こりました。

身体にどのような影響があるのかはわかりませんが、歪むという反応が確実に起こりました。


ストレスを抱えている人を見るだけで、触れられるだけで、
ストレスに感じてしまう可能性があるということです。

ストレスは伝染するのかもしれません。


ストレスを抱えている人は、「体軸」が崩れています。

わかりやすく言うと姿勢が崩れているということです。

なので、姿勢が悪い人に触れられるだけで、潜在意識の部分でストレスを感じる可能性があるということです。


スポーツトレーナー、セラピスト、人の身体に触れる仕事をする上で、姿勢はものすごく大事です。


体軸


体軸


上下の画像は同じ筋肉をストレッチしていますが、
与える影響は変わってくるはずです。

みなさんなら上下どっちのトレーナーのストレッチを受けたいですか?


姿勢はとても大事です。

相手の「潜在意識に」影響を与えるかもしれないということです。


疲れてる人の話を聞けば、それがどんなに良い話でも、疲れてしまうし、
輝いている人の話は、その人が輝いているというただそれだけで、元気をもらえるんです。


他人を変えたいのなら、自分が変わることです。

あなたがイライラしてるあの人は、実はあなたにイライラしているかもしれません。





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Posted by 照喜名 弘彦 at 19:22