こころとからだ

おはようございます。

昨日の「顔面神経」の記事を書いて改めて感じたのですが、
僕が伝えたいのは、特別なことではなく、当たり前の重要性。

当たり前のことを当たり前にやれば、当たり前に心身は喜んでくれます。

身体のことを勉強していけばいくほど、
「原点に帰る」ことこそが唯一重要なことなんだと気付きます。

今持っていない何かを手にするんじゃなくて、
すでに持っていて、だけど寝かせてしまっている能力を起こせばいいだけなのです。

その寝かせている潜在能力を起こすためには、
何も特別なことをやる必要はなく当たり前のことを当たり前にやるだけでいいのです。

それでも何故人は「特別なこと」を求めるのでしょうか。

それは、「自分は特別だ」と思っているから、思いたいからです。

当たり前のことを地味に続けるのは、特別な自分にとっては重要なことではないのです。

もっと即効性のある、劇的な変化を求めているのです。

特別な自分は、特別なことをしたいのです。

そういう人が多いから、「特別なこと」「画期的なこと」「斬新なこと」は流行るんです。

でも、残念ながら、特別な人なんていません。

枝葉は違っても、みんな、根っこは一緒です。

枝葉が違うから見た目はみんな違うように見えますが、見えない根っこの部分は一緒なんです。

僕はセミナーのときによく「木」の絵を描いてもらうんですが、根っこを書くことに意識を向けない方がほとんどです。

でも、根っこがあるから立っていられる・生きていられるんですよ？

それは「木」も「人間」も一緒です。

そしてその「根っこ」は、みんな一緒なんです。

だから、特別な人なんていないんです、本当は。

だから、根っこの部分の当たり前のことを当たり前にやりましょうってことを、伝えたい。

そしてその当たり前のこととは、
お金がかからず、自然で、誰がやっても決してマイナスにはならないことです。


・姿勢をキレイにする
・呼吸を深くする
・表情を豊かに、穏やかにする
・よく噛んで食べる
・心地よく自然に身体を動かす

他にも挙げればキリがありませんが、これらは根っこが喜ぶことなので、もちろん枝葉も喜びます。

たぶん健康になるためなら特別な道具を使って運動する必要なんてないんですよ。

不自然ですから、そういうのって。



シンプルさの中に、奥深さがあるのです。

根っこはみんな一緒なので、抱えている根本のテーマも一緒なんです。

違った枝葉として出てきているだけで。

「自分は特別だ」と思っているから、他人を評価してしまうのです。

「自分はみんなと違う」と思っているから、他人の評価が気になるのです。

でも本当はみんな根っこは一緒なんだから、上も下も良いも悪いもないのです。


意味がわからないですか？

でも、それならそれでいいんです（笑）

たぶん半年前の僕が読んでも、意味がわからなかったと思います。

読んでくれた中の１人でも何か大切なことに気付いてくれたら、
または気付くきっかけになってくれればいいと思います。

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今月から「こころとからだ塾」をスタートしました。
次回は１／２６に開講します！（１／１９はセミナーのためお休みします。）

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来月１８日（水）に花音さん主催の「食」セミナーを行います。

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同じく今月３１日（土）に
「この世に聞いた、あの世のしくみ」ｉｎ沖縄　～阿部敏郎　ｖｓ　雲黒斎～が開催されます。
根拠はないですが、この御二方が話されていることは、おそらく真実です。

阿部敏郎「いまここ塾」