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2009年06月23日

神様はケチじゃない。

今回はちょっとぶっ飛んだ話を書きますね。


僕の身体には約60兆個もの細胞があり、
その1つ1つが生死を繰り返すことによって、
僕という一つの大きな命をはぐくんでいる。

だから、僕は細胞だし、細胞は僕。

同じように、
この世の全ての生命は「宇宙」という大きな命(意識)の一部として生死を繰り返している。

だから、宇宙は僕だし、僕は宇宙。


そして僕の身体の細胞1つからこの宇宙すべてまでをコントロールする存在(意識)がある。

からだの働きを突き詰めて追求していくと、
イヤでも「偶然ではなく完璧にコントロールされている」ということに気付かされます。

偶然でも奇跡でもなくて、間違いなく、コントロールされているのです。

まぁそのとてつもない存在を、この記事では「神」と呼ぶことにしますね。


僕が神の存在を感じたのは、去年の9月でした。

ある神社に行って、そこのおばあちゃんの話を聴いて。

「大自然の生命の根源となる神が存在していて、その神が私に降臨している」

あーそういうことか!・・・と思いました。

全ての生命の根源、大自然をコントロールしている存在が、確かにいる。

もちろんそれは僕を生かしている存在であり、宇宙を動かしている存在でもある。

だから、すべての生命は、同じ存在によって生かされている。

神社に行く前から、なんとなくそんなイメージは出来ていました。

でもそれを言葉としてはっきり聴くことで、はっきり確信することができたのです。

頭で理解したのではなく、感覚としての確信です。

その存在を確信することは、
僕にとっては人生が大きく変わるような、
とても貴重な経験でした。


そして、
その存在がそのおばあちゃんに本当に降臨しているかどうかは重要なことではなく、
全く興味がありませんでした(笑)


でも、大切なことに気付かせてくれたおばあちゃんなのは間違いないし、
その神社が大切なことに気づくことの出来た場所なのは間違いないので、
それから毎週参拝にいきました。


(その「あーそうだったのか!」っていう経験を言葉でわかりやすく説明してくれたのが阿部さんでした。)


毎週月曜日行ってたんですけど、
それもついに先週で終止符を打ちました(笑)


話を9月に戻して・・・。


毎週通ってるとおばあちゃんがいろんな話を聴かせてくれるのはありがたいんですけど、
儀式を受けろって勧めてくるんですね。

「天命を開く儀式」らしいんですけど。

有料だったので(しかも結構高い金額)ちょっと迷ったのですが、
大切なことに気づいた場所で、ずっと毎週来る場所だと思っていたので、受けました。


でもその儀式を受けたあとに、気づきました。

わざわざそんなの受けなくてもよかったなって。

天命は、誰に、何に頼らなくても、自分の力だけで開くことができるって。

だって、自分も神に生かされているし、神はいつでも自分の味方なんだから。

ま、それに気づくきっかけになったと思えばいいかな・・・と思ってました。

で、それからも大切な場所として毎週行ってたんですけど、
おばあちゃんがおかしなことを言うんですね。

毎月ある儀式を受けないと、神をつなぎとめておけないって。

んなアホな。

んなアホなって思いながら、適当に流していました。

そしたら、先週行った時もまた言われたんです。

んなアホな。

それ聞いたときに思いました。

もうここに来るのも最後だなって。

確かにとても大切なことに気付かせてくれた人・場所なのは事実だし、
そこに毎週行きつづけることで、確信を深めることができたのも事実です。

でも逆に、確信が深まったからこそ、わかるのです。

神様はそんなケチじゃないって(笑)

特別な儀式や拝みやお布施を出さないと幸せにしてあげない・・・

神様がそんなケチなわけないじゃないですか。

だって、神様ですよ?神様。

ちょっと拝み忘れたからって呪ったりしないですって。

なにやったって罰なんか与えないですって。

地獄になんて落ちないですって。

そんな器のちっちゃい存在が「神」であるわけないじゃないですか。

そもそもそんな「神の仕事」に過不足や善悪はなく、
そこに勝手に人間の思考が意味を見出しているだけです。


「神」がどういう仕事をしてくれているかをちょっと考えればわかることですよ。

わたしたちの身体の60兆個の細胞の代謝をコントロールしてくれているんですよ。

1日だけ自分の身体を自分の意思でコントロールしなきゃいけなくなったとしたら、どうですか?

常に心臓に命令を送り続けて、
呼吸のときは肺が膨らんだりしぼんだりしやすいように周りの筋肉を動かして、
食べ物が入ってきたら胃腸を動かし、
必要なものは肝臓に運び不要なものは大腸で便にしあげ、
必要なホルモンを分泌し熱がこもったら汗をだし、
老化した細胞を老廃物として排泄し、その代わりの新しい細胞をつくり・・・


あーキリがない!!

そんなの絶対自分の意思でコントロールできないですよね。

自分1人でもできないのに、
それを60億人の人間だけじゃなくて、
全ての動物・植物・大地・海・空・空気・・・

地球だけじゃなくて、太陽も、月も、宇宙全部・・・


全部コントロールしてるんですよ?

ここまで出来るから「神」なんですよ。

しかもその人知を超えた想像を絶する働きを、損得でやってると思いますか?

損得なんか考えないですよ。だって神ですから(笑)

無償の愛。

無償ですべてを与え、無償ですべてを受け入れ許してくれる・・・それが神です。

そんな人間の思考レベルではありえないことができるから、神なんですよ。


それを・・・毎月の儀式をこなさないとつなぎとめられないなんて・・・ありえないッスヨ。


神社にも教会にも行く必要はないし、宗教も必要ないと思います。(あくまでも僕の価値観です)


だって、いつも自分とともにいて、自分を生かしてくれている存在ですから。


だから、そんな自分を信頼し、好きになるだけでいいんですよ。

僕が「いまの自分で充分だ」としつこく書いているのは、こういう理由です。

神に生かされているのに、何が足りないんですかってことです。

あなたはあなたのままでいいんですよ。

だって、神に生かされているんですから。

何も恐れることはありません。

自分を信頼し、自分を好きになるってことは、神を信頼し、神を愛することと同じです。


表面的な文字情報としてではなく、感性でとらえてもらえると嬉しいです。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:21