こころとからだ

前回の記事の続編です。


タバコ屋さんに足を踏み入れた僕は、そこですべてを悟りました。


「まなブログ」で読んで潜在意識にイメージとして蓄積されていた「Ｙさんのタバコ屋さん」が、
谷田先生の描写そのままにリアルな映像として飛び込んできたのです。


文字だけでここまでリアルに表現できる先生もすごいなと改めて思いました。


ただのタバコ屋さんじゃないんです。


まなブログの「Ｙさん伝説」をお読みになっている方は、
谷田先生の店内の描写を読んで、こう思っている方が多いはずです。


「おもしろい店だなぁ。おもしろいけど、きっとウケ狙いでいろいろ脚色して書いてるんだろうなぁ」


僕もそう思っていました。


その時まで。


でも、あまりにもそのまんまなんです！


宮崎県知事もかすむほどの、「そのまんま具合」です。


そのまんまどころか、リアルに肌で感じると、より迫力が・・・

迫力じゃないな、威厳の方が近いかもしれません。


ラブホの看板のように強烈な自己主張をするわけでもなく、
店内の商品ひとつひとつが静かに威厳を放っているのです。


まず目についたのが、「ビスコ」






僕の印象では、タバコの次の主力商品が、「ビスコ」でした。


ラブホ街の中にあるタバコ屋さんに、大量のビスコ。


そんなとこにタバコを買いにきた人が、たまたま見つけたビスコを一緒に買おうなんて思うのでしょうか？


でも、谷田先生いわく、確実に減っていくらしいのです。


あまりの猛アピールぶりにお客さんもついつい手を伸ばしてしまうのか、
それともＹさんがお店の商品に手を出して・・・


ビスコの箱には

「おいしくてつよくなる」

と書かれています。


まなブログで最近のＹさんの生態を観察していると、
間違いなく「つよくなる」の効能が発揮されて・・・・。


ってことは・・・。


ドリンクコーナーに目を移すと、
目に飛び込むのが、
「ポカリ」「オロナミンＣ」「牛乳」・・・そして「ネクター」






みなさんがタバコ屋さんを経営するとしたら、どんなドリンクを置きますか？


僕だったら、コーヒーとお茶を主力にします。


でもそんなつまらない世間の常識なんかに囚われないからＹさんなんです。


あとは、サインペンとボールペンも置いていました。


これはまなブログの「Ｙさん伝説」でもお馴染みなんですが、
手書きの商品札の表記が・・・

「サインベン」

と

「ポールベン」

になっているんですね。

サインベン・・・はまだいいですよ（よくないけど）

でも、ポールベンですよ？！


ポール・ベン！


その他にも１分ほど店内を見渡しただけで、
わずか２～３畳ほどの店内スペースにも関わらず、
突っ込み所は満載でした。


是非Ｙさんのタバコ屋さんを、研修施設としてご活用いただきたい。

吉本の若手お笑い芸人の突っ込み養成研修施設として。

でも静かに威厳を放って並ぶまるでコーディネートされていない商品の数々は、
とても「ボケ」と呼ぶには恐れ多い気もします。



・・・まぁ導入はこれくらいにして・・・次回からＹさん本人にお会いした感想をまとめます。


続く。



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