› こころとからだ › 原因は、どこ?
2009年12月16日
原因は、どこ?
結果があれば、必ず原因があります。
原因から改善しないと、なかなか結果を変えることはできません。
一時的によくなったような気がしても、また元に戻ってしまいます。
なんでもそうですが、ボディケアもそうです。
痛みや不快な症状をとってあげたとしても、
その原因を解決できていなければ、
また元に戻ってしまいます。
おとといのお客様の話です。
許可を得たので記事にします。
Kさんは20代の女性。
きつい腰痛と生理痛に悩んでおられました。
お客様にもいろいろなニーズがあります。
お客様が根本原因の解決ではなくて、
とりあえず痛みを緩和させたいとか、
気持ちいいマッサージを受けたいというなら、そうします。
サービス業ですから。
でもKさんは痛みがつらくてなんとか楽になりたい。根っこから絶ちたいとのこと。
で、僕は原因をチェックするのにオーリングテストを使うんですが、
まず大きく3つにわけて、どこに不調の原因があるかを探ります。
1 食
2 その他生活習慣(姿勢・運動など)
3 メンタル
もちろんこの3つは複雑に絡み合っているので1つだけの問題ではないのですが、
根っことなっている部分を探るのです。
例えば「油っこいものを食べ過ぎ」という「食」に問題があって、
それで肝臓が機能低下した結果、関連する筋肉が弱化・緊張し、
姿勢や運動に影響を及ぼす・・・とか。
そういう人に対して筋肉の緊張をほぐすだけで終わったら、
食の問題を改善しなければまたすぐ元に戻るのはおわかりいただけると思います。
で、Kさんの腰痛・生理痛は「メンタル」に問題がありました。
カウンセリングをしながらチェックしていくと、職場の上司に対するストレスが原因になってることがわかりました。
ストレスは副腎に反応として出ることが多いのですが、
副腎の機能低下によって関連する縫工筋(ほうこうきん)という筋肉が弱化し、
骨盤が不安定に。
それによって腰椎や骨盤周りの臓器に悪影響を与え、
それが腰痛や生理痛の引き金になっていたのです。
それを伝え、まず縫工筋の筋力チェックをしました。
弱い・・・。
弱いというか、ほとんど力の入らない状態です。
ストレスで相当副腎がお疲れのようです。
で、副腎に対するアプローチ。
(足裏反射区とかせぼねの調整とか、いろいろ)
そしたら縫工筋に力が戻り、
弱化によって崩れていたバランスを整えると、
骨盤が安定しました。
以前に「AさんとBさん」という記事で書きましたが、
弱化した筋肉があると、どこかがそれの肩代わりをし、そこに疲労が蓄積するのです。
Kさんの場合は副腎の機能低下によって縫工筋が弱化し、
そのせいで大腿筋膜張筋が緊張状態になっていました。
で、マッサージだけで考えると、その大腿筋膜張筋が疲れているので、そこをほぐしましょう!となるわけなんです。
でも・・・その効果は長続きしないことも、なんとなくおわかりいただけると思います。
大腿筋膜張筋を緊張させている縫工筋の弱化を修正する必要があり、
縫工筋弱化の原因になっている副腎の機能低下を修正する必要があり、
副腎機能低下の原因になっている「上司へのストレス」を解放する必要があるのです。
本当に根本から楽になりたければ。
話を元に戻します。
で、いくつかのアプローチによって副腎機能が回復し縫工筋が活性化し、骨盤が安定しました。
腰の痛みもだいぶ楽になり、冷え切っていた足が温かくなってきました。
はい!これにて一件落着・・・ではありません。
「じゃあKさん、その上司のことをイメージしてみてください」
「はい」
「じゃあこの状態で縫工筋のチェックをします」
・・・力抜けました(笑)
いくらベッドの上で整えてあげても、
結局その上司へのストレスを感じた瞬間に副腎の反応が出てしまい、
元に戻ってしまうんです。
「その場はよくなるんだけどすぐ元に戻る」
という症状は、だいたいこんな感じです。
なので、プラスアルファが必要になります。
僕はメンタル面のプロではないので、上司へのストレスをカウンセリングで無くすことはできません。
ですが、一応からだに関してはプロです。
からだへのアプローチで、ストレス反応による身体への悪影響を止めることは、できます。
上司をイメージしても副腎が機能低下しない状況をつくってあげることができるのです。
その施術を施すと、上司をイメージしてもKさんの縫工筋は力が抜けなくなりました!
ビシッ!と入ります。
これで骨盤はしばらく安定した状態が保てます。
で、せっかく縫工筋が活性化したので、これを保つのはKさんご本人の仕事ですよってことで、
自宅でできる縫工筋のエクササイズを教え、終了です。
「Kさん、これは歯磨きと一緒ですよ。せっかく歯医者で虫歯の治療をしても、歯磨きをしないとまた虫歯できちゃうでしょ。虫歯を再発させないために、歯磨きをする。このエクササイズは、歯磨きと一緒です。」
そう話して、施術は終わりました。
また来週もお願い・・・ということだったので、また経過を記事にしてみます♪
「上司をイメージしても「からだの」ストレス反応を出なくする」アプローチの方法は、完全に僕オリジナルです。
「からだ」のストレス反応が出なくなれば、きっと「こころ」のストレス反応も軽減されます。
「こころとからだ」はひとつだから。
その施術方法は有料セミナーで伝授します。
・・・うそうそ(笑)
明日にでも書きますね。
****************************************
「こころとからだ塾」←クリック☆
毎週月曜19:30~21:00 沖縄整体専門学院コザ校
※月曜日が祝日にあたる場合はお休みとさせていただきます。
※年内は12/21までです。(28日は休みます)年明けは1/4からやります!
12/21のテーマは「願望実現~なりたい自分になる」です。
オススメ!「姿勢の師匠」日夏有香先生のポスチュアウォーキングレッスンin那覇
1/17(日)・18(月)
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原因から改善しないと、なかなか結果を変えることはできません。
一時的によくなったような気がしても、また元に戻ってしまいます。
なんでもそうですが、ボディケアもそうです。
痛みや不快な症状をとってあげたとしても、
その原因を解決できていなければ、
また元に戻ってしまいます。
おとといのお客様の話です。
許可を得たので記事にします。
Kさんは20代の女性。
きつい腰痛と生理痛に悩んでおられました。
お客様にもいろいろなニーズがあります。
お客様が根本原因の解決ではなくて、
とりあえず痛みを緩和させたいとか、
気持ちいいマッサージを受けたいというなら、そうします。
サービス業ですから。
でもKさんは痛みがつらくてなんとか楽になりたい。根っこから絶ちたいとのこと。
で、僕は原因をチェックするのにオーリングテストを使うんですが、
まず大きく3つにわけて、どこに不調の原因があるかを探ります。
1 食
2 その他生活習慣(姿勢・運動など)
3 メンタル
もちろんこの3つは複雑に絡み合っているので1つだけの問題ではないのですが、
根っことなっている部分を探るのです。
例えば「油っこいものを食べ過ぎ」という「食」に問題があって、
それで肝臓が機能低下した結果、関連する筋肉が弱化・緊張し、
姿勢や運動に影響を及ぼす・・・とか。
そういう人に対して筋肉の緊張をほぐすだけで終わったら、
食の問題を改善しなければまたすぐ元に戻るのはおわかりいただけると思います。
で、Kさんの腰痛・生理痛は「メンタル」に問題がありました。
カウンセリングをしながらチェックしていくと、職場の上司に対するストレスが原因になってることがわかりました。
ストレスは副腎に反応として出ることが多いのですが、
副腎の機能低下によって関連する縫工筋(ほうこうきん)という筋肉が弱化し、
骨盤が不安定に。
それによって腰椎や骨盤周りの臓器に悪影響を与え、
それが腰痛や生理痛の引き金になっていたのです。
それを伝え、まず縫工筋の筋力チェックをしました。
弱い・・・。
弱いというか、ほとんど力の入らない状態です。
ストレスで相当副腎がお疲れのようです。
で、副腎に対するアプローチ。
(足裏反射区とかせぼねの調整とか、いろいろ)
そしたら縫工筋に力が戻り、
弱化によって崩れていたバランスを整えると、
骨盤が安定しました。
以前に「AさんとBさん」という記事で書きましたが、
弱化した筋肉があると、どこかがそれの肩代わりをし、そこに疲労が蓄積するのです。
Kさんの場合は副腎の機能低下によって縫工筋が弱化し、
そのせいで大腿筋膜張筋が緊張状態になっていました。
で、マッサージだけで考えると、その大腿筋膜張筋が疲れているので、そこをほぐしましょう!となるわけなんです。
でも・・・その効果は長続きしないことも、なんとなくおわかりいただけると思います。
大腿筋膜張筋を緊張させている縫工筋の弱化を修正する必要があり、
縫工筋弱化の原因になっている副腎の機能低下を修正する必要があり、
副腎機能低下の原因になっている「上司へのストレス」を解放する必要があるのです。
本当に根本から楽になりたければ。
話を元に戻します。
で、いくつかのアプローチによって副腎機能が回復し縫工筋が活性化し、骨盤が安定しました。
腰の痛みもだいぶ楽になり、冷え切っていた足が温かくなってきました。
はい!これにて一件落着・・・ではありません。
「じゃあKさん、その上司のことをイメージしてみてください」
「はい」
「じゃあこの状態で縫工筋のチェックをします」
・・・力抜けました(笑)
いくらベッドの上で整えてあげても、
結局その上司へのストレスを感じた瞬間に副腎の反応が出てしまい、
元に戻ってしまうんです。
「その場はよくなるんだけどすぐ元に戻る」
という症状は、だいたいこんな感じです。
なので、プラスアルファが必要になります。
僕はメンタル面のプロではないので、上司へのストレスをカウンセリングで無くすことはできません。
ですが、一応からだに関してはプロです。
からだへのアプローチで、ストレス反応による身体への悪影響を止めることは、できます。
上司をイメージしても副腎が機能低下しない状況をつくってあげることができるのです。
その施術を施すと、上司をイメージしてもKさんの縫工筋は力が抜けなくなりました!
ビシッ!と入ります。
これで骨盤はしばらく安定した状態が保てます。
で、せっかく縫工筋が活性化したので、これを保つのはKさんご本人の仕事ですよってことで、
自宅でできる縫工筋のエクササイズを教え、終了です。
「Kさん、これは歯磨きと一緒ですよ。せっかく歯医者で虫歯の治療をしても、歯磨きをしないとまた虫歯できちゃうでしょ。虫歯を再発させないために、歯磨きをする。このエクササイズは、歯磨きと一緒です。」
そう話して、施術は終わりました。
また来週もお願い・・・ということだったので、また経過を記事にしてみます♪
「上司をイメージしても「からだの」ストレス反応を出なくする」アプローチの方法は、完全に僕オリジナルです。
「からだ」のストレス反応が出なくなれば、きっと「こころ」のストレス反応も軽減されます。
「こころとからだ」はひとつだから。
その施術方法は有料セミナーで伝授します。
・・・うそうそ(笑)
明日にでも書きますね。
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※月曜日が祝日にあたる場合はお休みとさせていただきます。
※年内は12/21までです。(28日は休みます)年明けは1/4からやります!
12/21のテーマは「願望実現~なりたい自分になる」です。
オススメ!「姿勢の師匠」日夏有香先生のポスチュアウォーキングレッスンin那覇
1/17(日)・18(月)
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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:59