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2011年05月16日

なぜピアノをならいはじめたのか


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

先程の記事で告知させていただいた「6/6(月)第8回大阪こころとからだ塾」は、
おかげさまで一部・二部ともに満席になりました!

ありがとうございます。

地元沖縄よりも大阪の方が数倍集客力があるという。

今後の課題は、地元沖縄の集客です。

ということで、本題です。

僕は1年半前くらいから、ピアノを習っています。

月に2回、1時間ずつの個人レッスンです。

なぜピアノを習っているのか、よく訊かれます。

めんどくさいので「モテたいから」と答えていましたが、
結婚をした今、その答えも微妙です。

ピアノを始めた理由。

理由はありません。

なんとなくやりたくなったからやっただけです。

僕の原動力は、ほとんどが「好奇心」です。

このブログを始めたのも、
個人でセミナー活動を始めたのも、
県外に進出したのも、
全部「好奇心」です。

とりあえず興味があるから、やってみたいからやってみて、
おもしろかったら続ける。

子供のような理由です。

だいたい僕は自分に甘く飽きっぽい性格なので、
使命感や信念で何かをやろうとしても、続きません。

ただ、好奇心ではじめたことをやり続けているうちに、
使命感や信念が後からついてくることはあります。

で、ピアノ。

ピアノも最初のきっかけは、なんとなく楽しそうだったからです。

でも続けていると、たくさんの気づきがあります。

やり続けているうちに「あーこれに気づくためにピアノを習っているんだな」と感じることが、
たくさんあります。

たくさんあるのですが、その中のひとつ。

「メリハリ」です。

音の強弱やスピードの変化などをつけずに、
ただ淡々と楽譜通り弾いていても、
あまり上手く聞こえません。

というか、感情が揺すぶられません。

ですが、楽譜を「感じ」、
その感性の元に強弱やスピードの変化などのメリハリをつけると、
その曲が生きてきます。

感情をこめる⇒自然にメリハリがつく⇒曲が生命として生きてくる

で、このメリハリって、理論的に考えてつくるものじゃないんです。

その曲を感じ、表現するものです。

これって整体のほぐしの手技にも共通しているんですね。

学生さんのほとんどは、この「メリハリ」が苦手です。

どうしても単調になってしまう。

メリハリをつけようと意識すると、ぎこちなくなってしまう。

それは受けている人と「同調」できていないからです。

ピアノ演奏が曲によってメリハリのつけ方が違うように、
筋肉のほぐしも受ける人によってメリハリのつけ方が違うんです。

それは理論的にどうということではなく、感覚の世界です。

その人に触れて、「この人はこういう刺激が心地よいだろうな」というのを感覚で感じ、表現する。

筋肉のほぐしって、施術者の「表現」なんです。

もっというと、セミナー講師も受講者に対する表現です。

同じテーマでも、受講者や場所などが違えば、表現は変わってきます。

僕の授業は同じテーマでもいつも内容が違うと言われるのですが、
それは環境が毎回違うのだから当然です。

その場、その人に合わせた「表現」があるのです。

これは理屈で身に着けるものではありません。

で、そういう感覚を養うのに、楽器の練習はすごく役立つと思うのです。

例えば歌でも「Aメロ」「Bメロ」「サビ」というのがあって、
それぞれの表現は違うはずです。

そしてその歌が情熱的な歌なのか、寂しい歌なのか、愛なのか、孤独なのか。

そういうことで、声の出し方や表情などまで変わってくると思うんですね。

これも施術やセミナーでも同じことが言えます。

施術者は、表現者なんです。

もちろん楽譜通りに弾けない段階で表現もなにもありません。

でも楽譜通りに弾けるようになってきたら、
その次は表現者として感性を磨いていく必要があります。

このブログでは整体の施術について、
リラクゼーション系よりもコンディショニング系を中心に書いていますが、
実は僕はリラクゼーションの施術にもすごくこだわりがあります。

次回の記事では「リラクゼーション施術へのこだわり」について書きたいと思います。

ただ僕は好奇心優先なので、気が変わったら別の内容になるかもしれませんが。

最後に。

「なんでピアノをならいはじめたのか?」

なんて訊かないでください。

立派な答えがないので。

やりたいからやっているだけです。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:04