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2012年01月28日

顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~4


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

だいぶ間が開いてしまいましたが・・・

「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~1」
「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~2」
「顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~3」

の、続編です。

施術・セッションに入る前のコミュニケーションの質で
その後の施術・セッションの効果は大きく変わります。

問診・カウンセリングの段階でいかに「安心感・信頼感」を持ってもらえるかが非常に重要なのです。

ですが、
「私を信頼してください」
「安心してください」
「リラックスしてください」
と言葉で言うだけでは、そうはならないですよね。

脳には「意識(顕在意識)」と「無意識(潜在意識)」があり、
カラダの反応は「無意識(潜在意識)」からの影響の方が圧倒的に大きいのです。

で、無意識(潜在意識)に安心してもらうためのコミュニケーション法として、

・目線の高さ
・立ち位置
・距離感
・目
・声
・姿勢(体軸)
・自己紹介
・説明
・あいづち
・おうむ返し

を挙げました。
(もちろんほかにもたくさんあります)

前回までの記事で「声」まで書いたので、
今回は「姿勢(体軸)」からいきたいと思います。

施術者・パーソナルトレーナーの姿勢・体軸が、
御客様の身体反応に影響してきます。

悪い姿勢でコミュニケーションをとった後の身体と、
良い姿勢でコミュニケーションをとった後の身体。

全然変わってきます。

これは授業や講座などで「実験」だとわかっていてチェックしても、そうです。

「実験」だとわかっているのは「意識(顕在意識)」の方で、
「無意識(潜在意識)」は頭での判断とは別で本能的に無意識に身体をコントロールしているからです。

ですので、どういう姿勢でコミュニケーションをとるのか(もちろん施術・運動指導中も)が、
とても重要です。

姿勢のことを書くと長くなるので、簡単な良い姿勢のつくり方をひとつ御紹介します。

今回のキーワードは、脊柱(せぼね)です。

せぼねの状態ひとつで、身体から発せられるエネルギーが随分変わってきます。

そしてそのエネルギーは自分自身だけではなく、目の前の御客様にも伝わります。

そして自分のせぼねの状態を知る方法のひとつが、呼吸です。

当然、呼吸がしやすい(深い・楽)状態の方が、良いエネルギー状態です。

まずは、せぼねを思いっきり前にそってみてください。

お腹を前に突出し、限界まで胸を張ります。
(腰などが痛くなる方は、痛くならない範囲内で)

オードリー春日のような状態です。

顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~4

その状態では、たぶん呼吸がきついと思います。

次に、真逆で出来るだけせぼねを後ろに丸くします。

いわゆる猫背です。

顧客満足度を高めるコミュニケーション~問診編~4

出来るだけせぼねを後ろに丸くした状態で呼吸をしてみると、
やはり呼吸がきついと思います。

呼吸が楽=良い姿勢・エネルギー状態は、
その間にあります。

前にそってるでもなく、後ろに丸くなっているでもなく。

その間で、御自身が一番楽に(深く)呼吸が出来るせぼねのポジションを、探してみてください。

探せましたか?

その背骨の状態をキープしたまま、御客様とコミュニケーションをとります。

が、その状態をキープするために力んでいては元も子もありません。

せぼねのその状態をキープしつつ、
長~く息を吐いて、肩の力を少しずつ抜いていき、表情筋を緩めていってください。

自分で力を抜こうとするのではなく、息を吐いていけば自然に力が抜けてくるというイメージです。

ほどよいせぼねラインをキープしつつ肩と表情筋の緊張がとれたら、OKです♪

姿勢・体軸はものすごく奥深い世界なので「これだけでいい!」ということではありませんが、
これだけでも出来ていないよりは全然違います。

ちなみにこのコミュニケーション法は何も僕と同業の皆さんの接客だけではなく、
人間関係すべてのコミュニケーションに通ずる部分があります。

続きはまた後日・・・。

あと2回くらいでこのシリーズは終わると思います。

しばしお付き合いください!

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:23