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2012年03月14日

リラクゼーションボディケア

こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

最近は店舗やセミナーなどの告知ばかりだったので、
たまには記事らしい記事を。

来月からの店舗開業にあたり、
専門学校で社員として働くのは、
今月いっぱいまでとなりました。

あと10日くらいですかね。

8月以降も非常勤講師として関わらせていただくんですが、
整体科の学科やカルチャー講座などを担当するのは、
今月までです。

今日は「問診・コミュニケーション」という90分の講座を担当しました。

この講座も、
那覇校で担当するのは今日が最後。

来週木曜日にコザ校で担当したら、最後になります。

最後なので楽しい時間にしようと思ってたんですが、
いざ蓋を開けてみると、
クソ熱く語りすぎてしまいました。

これは僕の悪い癖です。

ただ、
悪い癖だと言いながらも一向に直そうとしないあたり、
本当は悪いと思っていないのかもしれません(笑)

タイトルの通り「コミュニケーション」についての講義だったのですが、
このテーマで90分は短すぎます。

なので、
“テクニック”ではなくて“価値観”のお話しをしました。

専門学校の整体科では
「リラクゼーションボディケア」
のスキルを習得するのがメインのカリキュラムになっています。

そこで、
「リラクゼーションボディケア」
とはなんなのか?

そもそも自分は何のためにこの学校に入学したのか?

そういうことを改めて問い直す機会になればいいと思いました。

・・・ね、暑苦しいでしょ(笑)

「リラクゼーションボディケア」

もちろんセラピストによってその定義は様々だとは思いますが、
共通している認識として、

「気持ちよく・上手な手技でカラダをほぐし、心身を癒し、疲労を軽減する」

というような感じだと思います。

手技系のアプローチでも
「治療系」と「リラクゼーション系」
という風に分けて言われることが多いです。

(そもそも民間資格では治療は出来ませんが)

で、
この2つだと、
「リラクゼーション系」の方がよりサービス的な要素が強いことが多いと思います。

が、
僕はこれまでたくさん(確実に100人以上)の“プロ”の「リラクゼーション系手技」を受けてきましたが、
「素晴らしい!」と感じたことは数パーセントしかありません。

技術的に「うまい!」と感じたことは、たくさんあります。

というか僕はマッサージの細かい技術に関してはそんなにうるさくないので、
割合でいうと4~5割くらいの方は「うまい!」と感じます。

じゃあなんで技術的には「うまい!」と感じる人は多いのに、
「素晴らしい!」と感じることはほとんどないのか。

それが、“コミュニケーション力”です。

結論から挙げると、

「僕(客)がやってほしいと思うことをやってくれない」

のです。

僕は数年前のある事故以来、
首がウィークポイントです。

なので、
心身に疲労がたまってくると、
首に疲れが出てきます。

それがピークに達すると、

「その場しのぎでもいいから、とにかく首を楽にしてほしい!」

と思います。

それで「リラクゼーション系」の手技を受けに行きます。

(半分は勉強のために・・・ですけど)

で、受けに行って、満足したことがほとんどありません。

理由は上に書いたように、
「とにかく首を楽にしてほしい」
という僕のニーズに応えてくれるボディケアセラピストが、
経験上本当に少ないのです。

僕はとにかく、満足いくまで首をほぐしてほしいんです。

だけど、そこまでやってくれる人はほとんどいません。

僕がほぐしてほしい量の半分もいかないくらいで、
ほとんどのセラピストは他の部位にうつります。

むしろ、
「首がつらい」といっているのに、
首以外の部分をほぐす時間の方が長い人がほとんどです。

何の説明もなしに。


なぜ僕(客)は「もっと首をほぐしてほしい」と思っているのに、
それに応えてくれる人は少ないのか。

僕なりに思い当たる可能性を挙げてみます。

①もう充分ほぐれたと感じている(セラピストが)

②首の疲れは、他の部位も関連しているから。

③たくさんほぐしすぎると揉み返しなどをおこす恐れがあるから、
リスクを回避している。

④そもそも手技の流れがパターン化しているから、
パターン通りの施術しか出来ない。

⑤首の手技が苦手(笑)


・・・細かく挙げれば他にもあるでしょうけど、
だいたいこんなところかと思います。

じゃあひとつずつ考察(ダメ出し)していきましょうか。
 
・・・それはまた次回。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:47