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2016年01月25日

目が泳ぐ⇒カラダがブレる

個人セッションで、
スクワットなどの立位のトレーニングの前に、
バランストレーニングを入れています。

バランスがとれるようになってからトレーニングをした方が、
やはり効果がUPするからですね。

バランストレーニングにもいろいろあるのですが、
最近よく宿題に出しているのが、
↓のポーズ。

目が泳ぐ⇒カラダがブレる

ヨガで「木のポーズ」などと言われますね。

まず両足で立ち、
ふんわり柔らかく深い「インナー合掌」でインナー意識をつくり、
インナー意識を保ったまま片足を上げます。

↑の画像では胸の前で合掌をしていますが、
可能であれば合掌したままで高く上げていきます。

天井にカンチョーするように(笑)

やはり胸の前よりも高く上げた合掌の方が、
バランスがとりづらくなります。

どうしても意識・重心が上がっちゃいますからね。

で、目をあけたままでそれができたら、
今度は目を瞑ってそれをやります。

目を瞑ってこのポーズが30秒維持できたら、
バランストレーニング初級編クリア!って感じです。

その後にスクワットなどをやると、
足底がピタッと床に吸いつくような感じになり、
インナーも深まっているので安定し余計な力みも入りづらくなり、
効果が出やすいんですね。

で!

目を開けて行う時に、大事なポイント。

それが、

「視線を一点に集中する」

ことです。

ある一点を見つめ続けると、
思考が静かになり、
インナーモードに入りやすいんです。

ただ、「凝視」ではないです。

凝視すると力んでくるので。

ぼやっーっと、1点を眺める感覚です。

逆に、視点が定まらないと、体軸も定まりにくくなります。

目が泳ぐと、カラダもブレやすくなるんですね。

カラダがブレると、ココロもブレます(動揺)。

逆に、動揺するとカラダもブレ、目も泳いできます。

目はココロが剥き出しになっている部位だとも言われるので、
目は嘘がつけないんですね。

目をみればなんとなくわかりますよね、心理状態が。

ってことで、
1点をぼやーっと見ることは、
ココロの動揺を落ち着ける効果もあります。

カラダの緊張を解き、安定させる効果も。

思考をストップさせることも出来ます。

1点をぼやーっとみつめながら考え事をすることは、
難しいんです。

目をつむっての瞑想がうまく入れない方は、
視線一点集中をぼやーっとしておくだけでも、
瞑想に近い感じになっていきますよ。

話を戻しますが、
バランストレーニングのときは、
視点を1点に定めてぼやーっと見続ける。

バランストレーニングじゃなくても、
例えばスクワットのときでも、
それをやると過剰な力みが入らず軸が安定して、
いい感じでできますよ。

お試しあれ。

ではでは、ありがとうございました。


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Posted by 照喜名 弘彦 at 22:17