こころとからだ

先週水曜日から4泊5日で沖縄でした。

水曜日は日中に済ませたい用事があったため、
午前中に那覇につく便に搭乗。

朝5時起きでした。

用事を済ませ、夜9時ごろに実家へ。

父が翌日から出張だったため、
この日は父だけ整体施術。

の予定だったのです。

が！

「今日5時起きで眠いから、お母さんは明日ね。」

と言った僕の言葉を完全スルーし、
父のあとに母も施術ベッドに横になりました。

しょうがないので、母も施術。

結局、4泊すべて母に施術をしました。

まぁ、ささやかな恩返しです。

小学生の頃、
かゆくてかゆくて眠れないとき。

深夜でも母を起こしに行って、
背中をさすってもらっていました。

母に背中をさすってもらうと、
不思議とかゆみが落ち着き、
眠れるのです。

ただ、当時正社員としてフルで働いていた母によっては、
たびたび夜中に起こされるのは体力的にかなり堪えたと思います。

「今日5時起きだったから眠い」

とは、比べ物にならないほど。

そうやって貴重な睡眠を削られてもイヤな顔ひとつせず、
息子の要望に応えてくれていました。

ほんとごめん。

そして、ありがとう。

かゆくて眠れないと、イライラします。

イライラのエネルギーは、
五行だと「木」のエネルギーです。
（イライラにもいろいろありますが、単純化します）

「木」のエネルギーを鎮めてくれるのが、
「金」のエネルギー（相剋関係）



前にも書いたことがありますが、
「皮ふ」は主に「金」の守備範囲なんです。

なので、
例えば「心地よいスキンシップ」というのは、
いい意味で「金」のエネルギーを高めてくれます。

「背中をさすってもらう」という「スキンシップ」が「金」のエネルギーを高め、
「木」の「かゆみ（イライラ）」を落ち着かせてくれた。

それだけではなく、
「背中をさすってもらう」ことで母に「甘える」ことで、
「土」のエネルギーを満たすことにもなります。

「甘」は「土」のエネルギーと関わります。

「土」のエネルギーは「金」のエネルギーをサポートするはたらきもある（相生関係）ので、
「甘える」ことによって「土生金」になり、
より「金」が満たされ、
「木」を抑制できた、
のかもしれません。

「甘える」ことができないと、
飲食物から「甘味」を欲するようになることもあります。

「触れ合い」は、とても大切です。

もし周りの人と触れ合う機会がなければ、
自分で自分を優しく丁寧に触れてあげる。

そうすることで金のエネルギーが満たされ、
かゆみ（イライラ）もすこし落ち着くかもしれません。



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