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2009年11月03日
免疫力と貧血
今日の「こころとからだ塾」のタイトルです。
貧血で悩んでいる方は僕の周りにも多く、
病院に行って処方されるのは、鉄剤とビタミンCだそうです。
赤血球のヘモグロビンの材料となるのが鉄、
鉄の吸収を助けるのがビタミンCです。
なので、鉄欠乏性貧血にこの処方は非常に理にかなっているのですが、
なかなかそれだけでは治らないのが現状のようです。
本当に鉄分が足りないだけの理由であれば、鉄を補給すれば治るはずなのですが・・・。
・・・ここからは僕の個人的な見解として読んでください。
僕は、貧血でお悩みの方への施術アプローチとしては、まず脾臓の働きを強化します。
脾臓の働きに「老化赤血球の破壊」があります。
赤血球は約120日が寿命だと言われていますが、
寿命を終えた赤血球は脾臓で破壊され、
それに合わせてまた新しい赤血球がつくられます。
ということは、古い赤血球が残ったままだと、新しい赤血球がつくりにくくなる可能性があります。
もしかしたら、新しい赤血球をつくるための鉄を補給する前に、
古い赤血球を処分する能力から高める必要があるのではないか・・・
と、僕はそう感じています。
脾臓は筋肉でいうと僧帽筋の中部・下部線維と関連するのですが、
貧血でお悩みの方は例外なくその部分の筋肉が弱っています。
その部分が弱ると・・・肩こりと猫背の状態になりやすくなります。
あと、脾臓の働きとしては「リンパ球の生成」があります。
リンパ球は白血球の1種で、免疫反応にかかわります。
リンパ球は副交感神経優位状態(リラックス状態)で生成が高まるので・・・
リラックス⇒リンパ球生成が高まる⇒リンパ球をつくっている脾臓の働きも高くなっている
・・・と推測できます。
免疫を高めたいときの身体の反応は、どういうものでしょうか?
例えばウイルスに感染したときは免疫反応を高めなきゃいけないですが、
そのときの身体反応は・・・
熱が出ますよね。
体温を高める=免疫力アップ なのです。
ってことは、体温が低くなれば免疫力が落ち、
免疫力が落ちるってことは、リンパ球の生成もおち、脾臓の働きも落ちるってことです。
脾臓の働きが落ちるってことは、
老化赤血球の処理が進まなくなり、
新しい赤血球がつくりにくい状態になるかもしれません。
よく「氷を食べると貧血になる」って言われますが、そういうことです。
もちろん氷だけじゃなくて、アイスクリームやキンキンに冷えた飲み物なども、そうです。
身体を冷やすと脾臓の働きを落とす、その結果が貧血です。
逆に脾臓の働きを高めると、
赤血球とリンパ球の生成が盛んになり、
免疫力と貧血に良い作用を及ぼす可能性があります。
新型インフルエンザを予防したいなら、
手洗いやうがいはもちろん重要かもしれませんが、
身体を冷やさないことも重要だと思います。
予防のためのうがいや手洗いを冷たい水でやって身体を冷やして免疫力を落としちゃった・・・なんて笑い話にもなりません。
あとは、リラックス状態が免疫力をあげるとすれば、ストレスはその逆です。
リラックスして身体を温める・・・そんな当たり前のことを徹底する、これに尽きます。
貧血じゃなくても、赤血球の働きを活発にすることによって細胞への酸素供給能力が上がるので、
若々しく元気な細胞をつくることができ、美容効果も期待できます。
脂肪燃焼効率も上がりますね、からだが温かくて酸素供給能力がいいと。
脂肪燃焼には酸素が必要です。
手足が冷えたままで鉄剤やビタミンCを摂るのは効率が悪いと思います。
外から何かを補う前に、自分の身体を内側から変える方が優先だと思います。
これから「こころとからだ塾」は毎週テーマを決めて、このような話をしていきたいと思います。
ちなみに、僕が脾臓の機能を高めるために行う施術としては・・・
・脾臓と対応する背骨を整える
・手足の脾臓の反射区を刺激する
・関連する筋肉に力が蘇ったところで、エクササイズ!
五行説では脾臓は「胃」と関わるので、同時に胃の機能を高めるのも相乗効果としてアリです。
最後に参加者のみなさんに腹部のセルフヒーリングをやってもらいました。
やっぱりお腹を温めるって、大事です。
これから「こころとからだ塾」では健康になって帰ってもらいます!
ついでに僕も健康になります。
明日は6時間の骨格調整セミナーです。
おかげさまで満員御礼です。
超濃縮版でお届けしますので、参加者のみなさんも気合を入れてきてください!
来週の「こころとからだ塾」のテーマは「炭水化物とダイエット」です。
****************************************
「こころとからだ塾」←クリック☆
毎週月曜19:30~21:00 沖縄整体専門学院コザ校
11/9のテーマは、「炭水化物とダイエット」です。
12月6日(日)「こころとからだ塾in大阪」
※残り3名様(10/27)
施術メニュー←クリック☆
出張セミナー←クリック☆
貧血で悩んでいる方は僕の周りにも多く、
病院に行って処方されるのは、鉄剤とビタミンCだそうです。
赤血球のヘモグロビンの材料となるのが鉄、
鉄の吸収を助けるのがビタミンCです。
なので、鉄欠乏性貧血にこの処方は非常に理にかなっているのですが、
なかなかそれだけでは治らないのが現状のようです。
本当に鉄分が足りないだけの理由であれば、鉄を補給すれば治るはずなのですが・・・。
・・・ここからは僕の個人的な見解として読んでください。
僕は、貧血でお悩みの方への施術アプローチとしては、まず脾臓の働きを強化します。
脾臓の働きに「老化赤血球の破壊」があります。
赤血球は約120日が寿命だと言われていますが、
寿命を終えた赤血球は脾臓で破壊され、
それに合わせてまた新しい赤血球がつくられます。
ということは、古い赤血球が残ったままだと、新しい赤血球がつくりにくくなる可能性があります。
もしかしたら、新しい赤血球をつくるための鉄を補給する前に、
古い赤血球を処分する能力から高める必要があるのではないか・・・
と、僕はそう感じています。
脾臓は筋肉でいうと僧帽筋の中部・下部線維と関連するのですが、
貧血でお悩みの方は例外なくその部分の筋肉が弱っています。
その部分が弱ると・・・肩こりと猫背の状態になりやすくなります。
あと、脾臓の働きとしては「リンパ球の生成」があります。
リンパ球は白血球の1種で、免疫反応にかかわります。
リンパ球は副交感神経優位状態(リラックス状態)で生成が高まるので・・・
リラックス⇒リンパ球生成が高まる⇒リンパ球をつくっている脾臓の働きも高くなっている
・・・と推測できます。
免疫を高めたいときの身体の反応は、どういうものでしょうか?
例えばウイルスに感染したときは免疫反応を高めなきゃいけないですが、
そのときの身体反応は・・・
熱が出ますよね。
体温を高める=免疫力アップ なのです。
ってことは、体温が低くなれば免疫力が落ち、
免疫力が落ちるってことは、リンパ球の生成もおち、脾臓の働きも落ちるってことです。
脾臓の働きが落ちるってことは、
老化赤血球の処理が進まなくなり、
新しい赤血球がつくりにくい状態になるかもしれません。
よく「氷を食べると貧血になる」って言われますが、そういうことです。
もちろん氷だけじゃなくて、アイスクリームやキンキンに冷えた飲み物なども、そうです。
身体を冷やすと脾臓の働きを落とす、その結果が貧血です。
逆に脾臓の働きを高めると、
赤血球とリンパ球の生成が盛んになり、
免疫力と貧血に良い作用を及ぼす可能性があります。
新型インフルエンザを予防したいなら、
手洗いやうがいはもちろん重要かもしれませんが、
身体を冷やさないことも重要だと思います。
予防のためのうがいや手洗いを冷たい水でやって身体を冷やして免疫力を落としちゃった・・・なんて笑い話にもなりません。
あとは、リラックス状態が免疫力をあげるとすれば、ストレスはその逆です。
リラックスして身体を温める・・・そんな当たり前のことを徹底する、これに尽きます。
貧血じゃなくても、赤血球の働きを活発にすることによって細胞への酸素供給能力が上がるので、
若々しく元気な細胞をつくることができ、美容効果も期待できます。
脂肪燃焼効率も上がりますね、からだが温かくて酸素供給能力がいいと。
脂肪燃焼には酸素が必要です。
手足が冷えたままで鉄剤やビタミンCを摂るのは効率が悪いと思います。
外から何かを補う前に、自分の身体を内側から変える方が優先だと思います。
これから「こころとからだ塾」は毎週テーマを決めて、このような話をしていきたいと思います。
ちなみに、僕が脾臓の機能を高めるために行う施術としては・・・
・脾臓と対応する背骨を整える
・手足の脾臓の反射区を刺激する
・関連する筋肉に力が蘇ったところで、エクササイズ!
五行説では脾臓は「胃」と関わるので、同時に胃の機能を高めるのも相乗効果としてアリです。
最後に参加者のみなさんに腹部のセルフヒーリングをやってもらいました。
やっぱりお腹を温めるって、大事です。
これから「こころとからだ塾」では健康になって帰ってもらいます!
ついでに僕も健康になります。
明日は6時間の骨格調整セミナーです。
おかげさまで満員御礼です。
超濃縮版でお届けしますので、参加者のみなさんも気合を入れてきてください!
来週の「こころとからだ塾」のテーマは「炭水化物とダイエット」です。
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毎週月曜19:30~21:00 沖縄整体専門学院コザ校
11/9のテーマは、「炭水化物とダイエット」です。
12月6日(日)「こころとからだ塾in大阪」
※残り3名様(10/27)
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Posted by 照喜名 弘彦 at 00:20