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2011年05月03日

炭水化物ダイエット4


こんばんは。

「こころとからだ」の照喜名です。

前回の「炭水化物ダイエット3」の続編です。

炭水化物ダイエット1の方で、
「血糖値のコントロール(安定)に膵臓が大きな役割を担っているような気がする」
と書きました。

血糖値の安定は心身の安定につながります。

脳の機能が血糖値に大きく左右されるのですから。

ということは、膵臓のストレス反応を軽減させることで、
心身の安定にもつながってくる可能性があります。

※僕は医者じゃないので、病気を治すとかそういう話をしているわけではありません。

そして、もうひとつ。

前回、糖質の貯蔵が減ってきたら「糖新生」を行うと書きましたが、
それを行う臓器は、肝臓です。

なので、糖質の摂取を制限している人は、肝臓の疲労が可能性として考えられます。

肝臓が疲れると、全身の倦怠感につながります。

朝起きるのが苦痛になってきたり、
目が疲れやすくなってきたり、
些細なことでイライラしやすくなったり。

ということは、膵臓や肝臓のコンディショニングは、
ダイエットに不可欠ということです。

かなりざっくりまとめましたが。

膵臓や肝臓に限らず、
内臓機能が低下している状態は身体が(メンタルも)うまく機能してくれません。

なので僕は、
心身のコンディショニングでは内臓へのアプローチが非常に重要だと思っています。

もちろん、運動や身体の使い方、意識の持ち方などで身体機能が改善されることもあります。

ただ、内臓にアプローチしちゃったほうが「早い」ことが多いように感じているんです。

内臓の働きを頭に入れ、
そして内臓と筋肉と感情などの関係を頭に入れた上で、
コンディショニングを行う。

これはとても役立つと思います。

なので僕の場合は、
ボディケアや運動指導をする上で、
内臓のコンディショニングは非常に重要な位置づけになっています。

(それが絶対だなんて思わないですよ)

これまでの記事の流れとしては、

・糖質制限は体重減に効果的だが、マイナス面も考慮する必要がある

・その主なマイナス面とは、筋量の減少と肝臓の疲労

これは逆にいうと、筋量の減少と肝臓の疲労さえケアしていれば、
糖質制限はダイエットに非常に効果的だという意味でもあります。

もちろん正確にはもっと複雑なメカニズムがあるのですが、
大雑把にいうと、そういっていいと思います。


では、具体的にどうすればいいのか?

・まず、糖質の摂取量を減らす

・筋量を維持するためのエクササイズを継続する

・筋量を維持するための栄養素(タンパク質)を補給する

・タンパク質の吸収率を高めるために、胃や膵臓をケアする
(胃や膵臓はタンパク質分解酵素を出しています)

・血糖値を安定させるために、膵臓のケアをする

・糖質不足で起こる糖新生によって使われる肝臓のケアをする

・糖質制限によるストレス耐性を高めるために、
抗ストレスホルモンを分泌する副腎をケアする

ほかにもいろいろありますが、代表的にはこんなところでしょうか。

以前に体重を落としたいというお客様に、
こういう方法でコンディショニングを継続的に行ったことがありました。

週1ペースで3か月。

そうしたら、3か月で10kgほどの減量に成功しました。

ですが、ダイエットって、体重が落ちて終わりじゃないんです。

「それをどう維持するか」が大事だし、そっちの方が大変です。


ダイエットにしても何にしても、
「変化」を起こすのは難しい。

いや、「変化」を起こすのは割と簡単なんだけど、
「変化」の状態を「維持」して「安定」させるのが難しいんです。

だからリバウンドが起こる。

頭では変化した状態を望んでいて、
そしてその状態を維持することを望んでいるのに、
身体はなかなか変化しないし、
変化したとしても維持することが難しい。

頭(顕在意識)で望んでいるだけでは、難しいんです。

潜在意識から変えないと。

脂肪を蓄えることって、頭で望んでやったことではないですよね。

脂肪を蓄えることが頭で望んだ結果じゃないなら、
脂肪を減らすことも頭で望むだけじゃ無理なんです。

脂肪を蓄えたのは、潜在意識(無意識)です。

潜在意識でそれをやったのなら、元に戻すのも潜在意識です。

なので、潜在意識にアプローチして、
潜在意識から変化させていかないと、
なかなか身体って変えられないんです。

自分の意思(意識)で動かす・変えることが出来るのは、ごくごくわずかです。

これまでの記事で、
ダイエットは(僕のやり方では)内臓機能やホルモン分泌などをケアしていかなくてはならないことがなんとなく伝わったと思いますが、
内臓の働きやホルモン分泌って、意識的に出来ることじゃないですよね。

全部無意識(潜在意識)がやっていることです。

なので、ボディケアや運動指導をする上で、
潜在意識のメカニズムを知ることは、
非常に重要だと思います。

次回はそれについて書いてみたいと思います。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 23:38