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2014年01月06日

人が本性を垣間見せる時 Ⅱ

おはようございます。

元氣サポートルームkokokaraの照喜名です。

昨日の記事「人が本性を垣間見せる時」は、
タイトルがキャッチーだったのか、
どなたかが紹介してくれたのか、
理由は定かではありませんが、
アクセスがビューンと伸びていました。

とにかく、ありがとうございます。

たぶん、タイトルが

「どれどれ、ちょっと読んでみようかな」

って感じだったんですかね。

タイトルって大事ですね。

もしかしたら、内容以上に。

例え内容が良かったとしても、
タイトルが平凡で見向きもされなかったら、
読んでもらえないんですもんね。

ってことで、タイトルを昨日の続編にしました。

安易ですねぇ(笑)

ちなみに昨日の記事は

「筋肉に負荷をかけるトレーニングの必要性」

をお伝えしたくて書いたつもりだったんですが、
facebookのリアクションなどをみると、
例えとして使った部分(結婚前のカップルは云々。。。)の方に喰いついてこられた方が多かったですねぇ。

まぁいいんですけど。

で、その昨日の記事で、

「膝が内側に入ってしまう」

ってことを例に挙げたんですが、
今回はそれの原因などをちょっと具体的に書いてみようかなーなんて思っております。

膝を伸ばしているときも膝頭が内側を向いていることも少なくないですが、
特に膝を曲げたときに、内側に入ってしまう。

女性に多いです。非常に。

ちょっと専門的には、

「ニーイン・トゥアウト」

などと呼んだりします。

ニーって、膝ですね。

ジャンボ鶴田の「ジャンピングニー」、懐かしいですね。

人が本性を垣間見せる時 Ⅱ

トゥは、つま先ですね。

サッカーでつま先で蹴ることを「トゥキック」などと言いますね。

沖縄の人はグラスにお酒を注がれるときに、
良い頃合いになると、

「とぅとぅとぅ」

って言いますが、
それとは関係ありません。

ニー(膝)がイン(内側)⇔トゥ(つま先)がアウト(外側)

人が本性を垣間見せる時 Ⅱ

↑この画像のような感じですね。

ニーイン・トゥアウトの説明が、くどすぎますね(笑)

まぁそういう膝の使い方になってることが、
特に女性には多いってことです。

その状態だと、
膝の内側を痛めやすかったり、
膝の靭帯でいうと前十字靭帯(ACL)や内側側副靭帯(MCL)なども痛めやすかったり、
股関節が内旋(内ねじり)の状態になっているのでお尻の筋肉(大臀筋)の働きが低下しやすかったり、
(大臀筋は股関節を外旋させる働きがありますからね)
ほっとくとその他いろいろ弊害が起こってくる可能性があるんです。

簡単に書き直すと、
プリプリのお尻から遠ざかって膝も痛くなっちゃうかもよ?ってことですね。

だからね、その癖は直しておいて損はありません。

じゃあその「ニーイントゥアウト」が起こってしまう原因なんですが。

膝周りでいうと、
まず「内側広筋(ないそくこうきん)」という筋肉の弱化がみられることが多いです。

太ももの前の筋肉を「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」といいます。

四頭筋っていうくらいなので、4つの筋肉の集合体なんですけど。

その4つのうち、内側にあるのが、内側広筋です。

↓の図を参照。

人が本性を垣間見せる時 Ⅱ

いやぁ丁寧な説明ですねぇ。

わかる人(同業者)にはくどいとおもいますけど。

そんな感じでわかりやすく解剖学を学びたい・学びなおしたいあなたには、
このDVDがオススメです。

と、宣伝も挟みつつ。

内側広筋が弱くなってると、ニーインしやすいぜ!ってことです。

「じゃあどうやって内側広筋を強くするの?」

の前に。

「なんで内側広筋が弱くなっちゃったの?」

から。

今回は「経絡(けいらく)」から考えてみます。

「経絡ってなに?」という方は、コチラをご参照ください。

ここでウィキペディア(笑)

大腿四頭筋は経絡でいうと「胃経」の通り道になりますが、
内側広筋に限っていうと「脾経」に近いです。

人が本性を垣間見せる時 Ⅱ

↑これ脾経。

まぁ胃経の親分みたいな存在が脾経ですし、
どっちにしても「消化器系」と深く関わります。

僕は内側広筋を活性化させるなら、脾経を使います。

脾経が流れると、内側広筋は活性化します。

脾経が滞ると、内側広筋は弱化します。

(断言口調で書いてますが、「そういう傾向がある」と解釈してください。今までも、これからも。)

ニーインは内側広筋の弱化で起こる⇒内側広筋の弱化は脾経の滞りで起こる

ここまでは大丈夫ですね。

次に、「じゃあなんで脾経が滞るの?」ってことなんですが。

「その原因は、人によって違います」

まぁそうなんですが、それじゃあんまりですよね(笑)

ので、代表的な例を。

さっき、脾経は「消化器系」と書きました。

そこから連想されるシンプルな結論としては、

「食い過ぎ」

です。

もっというと、

「甘いものの食い過ぎ」

です。

特に甘いものの食い過ぎは脾経(胃経)に悪影響があるんです。

甘いものの食い過ぎで脾経がダメージを受け、
その影響で内側広筋が弱化し、
それで膝が内側に入るようなカラダの使い方になり、
膝が痛くなってお尻が垂れるってことですね。

簡潔に書き直すと、

「甘いものの食い過ぎでお尻が垂れる」

ってことです。

いやぁ、それは困りましたね。

どうしましょう。

対策としては、

・甘いものを減らす、止める

・脾経を流す

・内側広筋のトレーニングをする

・ニーインしないように意識して膝を動かす


などが、挙げられます。

まぁ出来るなら全部やった方が良いと思いますけどね。

だって、お尻が垂れるんですよ?

出来れば避けたいですよね。

じゃあ、kokokaraのセッションを受けに来てください!

ありがとうございました。

って終わるとアレなので、自分でも出来ることをちょっと紹介します。

まずは、チェックから。

鏡を脚全体が見えるようにセッティングしてください。

出来たら、膝の屈伸運動をしてみてください。

その時に、膝が内側に入っていかないか、チェックしてみてください。

膝が内側に入ってしまう、かつ、甘いものが大好きな方は、減らす工夫をしてみてください。

あるいは、膝をまっすぐに屈伸できるように、意識して動かすことを続けてください。

お尻プリプリのためですっ!

筋肉って一度落ちてしまったら戻すのは大変ですよ。

だからね、がんばってくださいね。

最後に。

甘いものがどうしてもやめられない。

意志だけではどうにもならないことがあります。

「中毒」になってる可能性も高いですし、
「代償行為」になってしまっている可能性もあります。

代償行為とは、甘いものを摂ることで、欠乏している「何か」を穴埋めしているってことです。

メンタル的なことが多いですね。

kokokaraのセッションでは、ご希望であれば、そこらへんの解決までサポートします。

(「とにかく気合いで減らしてください」って言う場合もありますが♪)

甘いもの。スウィーツ。魅力的ですよね。

ただ、摂りすぎてしまうと、いろいろ弊害もあるんです。

長々と書いてきましたが、
膝の動きに限定し、
さらにその一部にだけフォーカスしたのが、
今回の記事です。

例えば全身のトレーニングとして代表的な「スクワット」って、
膝以外にも、
股関節や足関節(足首)、
体幹・胸郭、その他、
いろいろポイントがあるんです。

要は、

「スクワットがちゃんと出来る」

って、相当すごいことだってことです♪

ありがとうございました。

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Posted by 照喜名 弘彦 at 08:37