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2022年11月12日

<胃とメンタル>

呼吸によって横隔膜が動き、
横隔膜の動きによって腸が動く。

腸の状態と皮ふの状態は関連性が高い。

横隔膜と腸の間には胃や肝臓などがあり、
胃や肝臓にストレスがあると、
横隔膜⇔腸の連動の抑制になってしまうかもしれない。


胃のはたらきを高めるためには、
「よく噛んで食べる」や「こめかみトントン」などがオススメ。


・・・という感じが、前回の投稿でした。


そもそも胃と腸は「消化管」というひとつの管で繋がっているので、
横隔膜どうこうを抜きにしても、
もともと繋がっています。
(それを言ったら結局全身繋がっているのですが)


「胃腸」とひとくくりの単語にもされるくらいですからね。



今回は「胃とメンタル」について。


「胃」は、日本では「メンタルストレスの象徴」みたいになっていますね。


それは、「日本人気質」が「胃っぽい」からです。


気質が胃っぽいって、なんか変ですね笑


<胃とメンタル>


東洋医学(陰陽五行)的に、です。


胃は五行(木・火・土・金・水)だと「土」のグループなのですが。


土の特性のひとつとして「協調性」があります。


「いいことじゃないか」


と思われるかもしれません。


そうです、いいことです。


が、物事にはすべて陰陽があります。


長所を裏返すと短所になり、
短所を裏返すと長所になります。


「協調性」の短所は?


「同調圧力」です。


「みんなと同じ」に固執する。


「協調性」って「空気を読む力」でもあるんですね。


それが自分にとって心地よい感じで発揮されていればストレスにはならないのですが、
それ以上に使いすぎてしまうと、
胃にストレスがかかります。


必要以上に他人の目を気にしてしまう。
必要以上に周りに合わせようとしすぎてしまう。


「土(胃)」のエネルギーが過剰だと、
「自分不在」で「周りの人や空気感を優先」させてしまいます。


日本人っぽいでしょ。


もちろん良いところでもあるんですよ。


自分にとって心地よい範囲を超えるとストレスになる、というだけで。


さっきも書きましたが、物事には陰陽があるので。


「職場や学校(外・陽)で周りに気を遣いすぎて、家・プライベート(内・陰)では自己中になる」


という方法で陰陽を調和させることもあります。


「それで調和するならいいじゃないか」


と思われるかもしれませんが、
陰と陽のアップダウンの幅が「自分の快適な範囲内」を超えてしまうと、
ストレスになってしまいます。


外面をよくした反動で自己中をくらう家族や友人にとっては迷惑ですしね。


本音と建前を使い分けるのが上手な日本人。


でも本音と建前の乖離が大きくなりすぎると、
胃にストレスが蓄積しちゃうかもしれません。


「自分のバランスはどうかな?」


胃に手あてをしながら、胃に訊いてみてください。


<胃とメンタル>

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Posted by 照喜名 弘彦 at 17:13 │こころ胃腸