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2022年10月31日

<側頭部のこわばりを緩める方法>

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前回のまとめ~

・側頭部のこわばりから「蝶形骨⇒下垂体⇒副腎」と悪影響が連鎖する

・側頭部がこわばる原因としては「食いしばり」や「耳のかたさ」などがある

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ちなみに下垂体ストレスは副腎皮質ホルモンだけではなく、
女性ホルモンや成長ホルモン、甲状腺ホルモンなどにも影響します。


ということで
側頭部のこわばりを緩めることも心身を調える上でとても大切なのですが。


では、側頭部のこわばりを緩めるのはどうしたらいいのか。


僕の中の王道は「手あて」なのですが、
手あてを語ると長くなってしまう(手あてだけで6時間講座をやることもあります笑)ので、
もっとシンプルにできる方法をご紹介します。


食いしばると、こわばる。


それは食いしばりっぱなしだから、良くないわけで。


「食いしばったり、緩んだり」


を交互に繰り返せば、
筋肉がポンプのように動き、
血流がよくなります。


つまり「咀嚼(そしゃく)」です。


「よく噛んで食べる」


昔から言われ続けている、定番の健康法のひとつです。


そういう「誰でも知っている当たり前のこと」って、
やっぱり当たり前に大事なことなのです。


特別な方法ばかりが注目されて、
軽く見られがちですが。


咀嚼運動の繰り返しによる筋肉のポンプ運動によって、
側頭部まわりの血流が促され、
蝶形骨の「自己調整能力」が高まります。


ただ、「片噛み(右だけ、左だけで噛む)」の癖があると、
余計にバランスを崩してしまう原因にもなりますが。


そして咀嚼運動には、こんな効果もあります。


「セロトニン活性」


「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンには、
こころを安定させる働きもあります。

<側頭部のこわばりを緩める方法>


こころの安定⇒ストレスの軽減も、
副腎機能の回復に繋がります。


咀嚼運動はだいたい「1秒に2回ペースの規則的なリズム」で行われますが、
そのリズムはセロトニンの働きを活性化させるともいわれています。


「よく噛んで食べる」
そんな単純なことが、
側頭部のこわばりを緩め、
蝶形骨の自己調整力を引き出し、
下垂体ストレスを軽減し、
副腎機能回復に繋がる、
かもしれない。


「ひとくちで30回噛みましょう」


とよく言われますが、
「体質改善」のためには、
ひとくち50回でも100回でも噛んだ方がいい、
という方もいるほどです。


それでも。


「よく噛んだ方がいいという理屈はわかったけど、それでもめんどくさい」


という方もいるかもしれません笑


そんなあなたのために。


「よく噛んで食べる」


ことの代わりになる方法をシェアします。


続きはまた次回!


<側頭部のこわばりを緩める方法>

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Posted by 照喜名 弘彦 at 09:37 │副腎