2022年11月01日
こめかみトントン療法
************
~前回のまとめ~
・「食いしばり」によって側頭部がかたくなるのは、
「食いしばり=筋肉を緊張させっぱなし」だから
・「咀嚼」によっての筋肉の「収縮⇔弛緩(ポンプ運動)」を繰り返せば、
側頭部の血流を促し、
蝶形骨の自己調整力を引き出すことができる
・蝶形骨の安定⇒下垂体のストレス軽減⇒副腎機能の回復
(その他、女性ホルモン・成長ホルモン・甲状腺ホルモン・オキシトシンなどにも好影響)
**************
いきなり花を咲かせようと、
焦らないでください。
カチカチ・カラカラの土では、
花を咲かせることはできません。
咲いたとしても、
すぐに枯れてしまいます。
アトピーに限らず、
慢性化・深刻化してしまった心身の不調は、
なにか特別な方法だけで一気に改善する、
というのは難しいことが多いです。
「即効性・特別な方法」を求めたくなる気持ちは、
よくわかります。
でも、
「即効性・特別な方法」を求めるような在り方は、
「交感神経的」なのです。
結果、余計に副腎が疲弊します。
焦らずじっくり土台から再構築していきましょう。
まずはじっくり土を耕すところから。
・・・ということで、
「咀嚼が側頭骨のこわばりを緩め、
蝶形骨⇒下垂体のストレスを軽減する(かも)」
という話でした。
咀嚼はついでに「セロトニン活性」も高めてくれるので、
こころの安定にも繋がります。
食事の際に、よく噛んで食べる。
ひとくち30回。
可能なら、50回でも100回でも。
「そんなの無理。めんどくさい。」
だからといって全く変えようとしないのは、
「0⇔100(白か黒か)」思考です。
完璧主義の方ほど、
自らハードルを高くし、
そしてそのハードルが高すぎて、
挫折します。
つねに「よく噛んで食べる」のが大変なら、
例えば「最初のひとくちだけ」でもいいのです。
普段の習慣がほんの少しでも良くなれば、
あとはそれを地道に積み重ねていくだけ。
「いや、それでもたくさん噛んで食べるのは、めんどくさい」
あるいは、
「食事以外の時にも、できることはないか」
そういう方にオススメの方法があります。
その名も「こめかみトントン療法」
こめかみをトントンするだけ。
そのまま笑
こめかみは側頭部の中でも、
特に重要なポイントです。
僕の場合は、
左右の手それぞれの人差し指と中指の2本の指をくっつけて、
その指たちで左右のこめかみをトントンします。
大切なポイントが、2つあります。
1⇒「1秒に2回の規則的なリズムで」
前回の投稿で書いたように、
それが咀嚼のリズムであり、
セロトニン活性を高めるリズムでもあります。
2⇒「優しく柔らかい圧で」
強く雑にたたくと、逆にストレスになります。
「ちょっと物足りないなぁ」くらいの優しい圧にしてください。
この2つのポイントを守りながら、
こめかみトントンを繰り返してみてください。
何回くらい?
飽きるまで笑
1秒に2回のリズムなので、
100回トントンしても50秒しかかかりません。
この刺激が入ると、
脳が「咀嚼をしている」と勘違いするのか、
あるいは単純にリラックスしてくるからかわかりませんが、
唾液の分泌が増えます。
唾液は副交感神経が優位になった時に、
分泌が増えます。
こめかみトントンをしばらく続けて、
唾液の量が増えた感じがしたら、
トントン成功です!
習慣にできれば、
少しずつ食いしばりが軽減し、
セロトニン活性によってこころも安定し、
蝶形骨の安定によって下垂体⇒ホルモン系の働きにも好影響があるかもしれません。
気が向いたら試してみてくださいね。
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~前回のまとめ~
・「食いしばり」によって側頭部がかたくなるのは、
「食いしばり=筋肉を緊張させっぱなし」だから
・「咀嚼」によっての筋肉の「収縮⇔弛緩(ポンプ運動)」を繰り返せば、
側頭部の血流を促し、
蝶形骨の自己調整力を引き出すことができる
・蝶形骨の安定⇒下垂体のストレス軽減⇒副腎機能の回復
(その他、女性ホルモン・成長ホルモン・甲状腺ホルモン・オキシトシンなどにも好影響)
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いきなり花を咲かせようと、
焦らないでください。
カチカチ・カラカラの土では、
花を咲かせることはできません。
咲いたとしても、
すぐに枯れてしまいます。
アトピーに限らず、
慢性化・深刻化してしまった心身の不調は、
なにか特別な方法だけで一気に改善する、
というのは難しいことが多いです。
「即効性・特別な方法」を求めたくなる気持ちは、
よくわかります。
でも、
「即効性・特別な方法」を求めるような在り方は、
「交感神経的」なのです。
結果、余計に副腎が疲弊します。
焦らずじっくり土台から再構築していきましょう。
まずはじっくり土を耕すところから。
・・・ということで、
「咀嚼が側頭骨のこわばりを緩め、
蝶形骨⇒下垂体のストレスを軽減する(かも)」
という話でした。
咀嚼はついでに「セロトニン活性」も高めてくれるので、
こころの安定にも繋がります。
食事の際に、よく噛んで食べる。
ひとくち30回。
可能なら、50回でも100回でも。
「そんなの無理。めんどくさい。」
だからといって全く変えようとしないのは、
「0⇔100(白か黒か)」思考です。
完璧主義の方ほど、
自らハードルを高くし、
そしてそのハードルが高すぎて、
挫折します。
つねに「よく噛んで食べる」のが大変なら、
例えば「最初のひとくちだけ」でもいいのです。
普段の習慣がほんの少しでも良くなれば、
あとはそれを地道に積み重ねていくだけ。
「いや、それでもたくさん噛んで食べるのは、めんどくさい」
あるいは、
「食事以外の時にも、できることはないか」
そういう方にオススメの方法があります。
その名も「こめかみトントン療法」
こめかみをトントンするだけ。
そのまま笑
こめかみは側頭部の中でも、
特に重要なポイントです。
僕の場合は、
左右の手それぞれの人差し指と中指の2本の指をくっつけて、
その指たちで左右のこめかみをトントンします。
大切なポイントが、2つあります。
1⇒「1秒に2回の規則的なリズムで」
前回の投稿で書いたように、
それが咀嚼のリズムであり、
セロトニン活性を高めるリズムでもあります。
2⇒「優しく柔らかい圧で」
強く雑にたたくと、逆にストレスになります。
「ちょっと物足りないなぁ」くらいの優しい圧にしてください。
この2つのポイントを守りながら、
こめかみトントンを繰り返してみてください。
何回くらい?
飽きるまで笑
1秒に2回のリズムなので、
100回トントンしても50秒しかかかりません。
この刺激が入ると、
脳が「咀嚼をしている」と勘違いするのか、
あるいは単純にリラックスしてくるからかわかりませんが、
唾液の分泌が増えます。
唾液は副交感神経が優位になった時に、
分泌が増えます。
こめかみトントンをしばらく続けて、
唾液の量が増えた感じがしたら、
トントン成功です!
習慣にできれば、
少しずつ食いしばりが軽減し、
セロトニン活性によってこころも安定し、
蝶形骨の安定によって下垂体⇒ホルモン系の働きにも好影響があるかもしれません。
気が向いたら試してみてくださいね。
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Posted by 照喜名 弘彦 at 09:45
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